シンプルなスマートフォンとして人気のシャープの新作「AQUOS wish」が2022年1月14日に発売されました。
多様化していく社会で「あえてモノを持ちすぎない」というコンセプトのもと、5G対応のベーシックモデルとして登場しました。
今回はAQUOS wishの気になる評価レビューをまとめていきます。最後にはAQUOS wishを買う理由・買わない理由も紹介しますね。
AQUOS wish 総合レビュー
AQUOS wishのレビュー | ||
---|---|---|
動きの快適さ | ★★★★☆ | 3.5 |
使いやすさ・操作性 | ★★★★☆ | 3.8 |
カメラ | ★★★☆☆ | 3.0 |
バッテリーのもち | ★★★☆☆ | 3.0 |
オリジナル性能 | ★★★★☆ | 3.5 |
価格 | ★★★☆☆ | 3.0 |
総合評価 | 3.3 |
AQUOS wishの口コミ・評判
まずはAQUOS wishについての口コミや評価を見ていきましょう。
期待できるポイントと不安なポイントをそれぞれ良い口コミ・悪い口コミとして紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
AQUOS wishの良い口コミ・評判
まずは良い口コミ・評価をみていきましょう。
- 防水・防塵だけでなく衝撃にも強い
- 決済アプリを楽に使える機能搭載
- コンパクトなサイズで片手操作しやすい
AQUOS wishには防水・防塵だけでなくあらゆる環境下でも耐えうる規格をクリアしている最強スマートフォンなんです。
詳細は後ほど紹介しますが、どんな場面でも使用でき、落としても故障の心配がないのは期待できますね。
また、近年増加している決済アプリの利用に対応した機能も搭載されています。
シンプルなデザインのAQUOS wishは軽量かつコンパクトなため、片手操作にも向きやすいところが評価できます。
AQUOS Sense 3とか4よりも使える気がするAQUOS Wish😀
デュアルSIMなので、ワイモバイルとpovoで使ってみる。
この素材ならケース要らない気がしてきた(笑) pic.twitter.com/th1akkDost
— パイセン@ND2/19納車 (@miuchan) February 14, 2022
AQUOS wishの悪い口コミ・評判
続いては悪い口コミ・評価です。不安なポイントもしっかり抑えておきましょう。
- ソフトバンクでは一般向けに発売されない
- 内蔵のバッテリーはやや少なめ
悪い口コミとして気になる点は販売キャリアが限られていることです。
auではAQUOS wishの「SHG06」が一般向けに購入できますが、ソフトバンクでは法人向けの販売のみとなります。
ソフトバンクユーザの方はまずこの点がデメリットといえるでしょう。
内蔵のバッテリーは近年3,900mAhが主流ですが、それよりもやや少なめのバッテリー容量となります。
AQUOS wishは買わない方が良いぞwwバッテリー減りが異常に速い😅#めざまし8
— kitanosuiseiZz✨小樽 (@kitanosuisei1) October 3, 2022
AQUOS wishの価格を評価レビュー
AQUOS wishの気になる評価をまとめてみました。まずは価格の評価レビューから紹介します。
AQUOS wishはau(店舗・オンラインショップ)、UQ mobile(店舗)、ワイモバイル、楽天モバイルから購入することができます。
※auは「SHG06」の発売。ソフトバンクは法人向けのみ発売。
AQUOS wishの発売日
キャリア | 発売日 | 予約開始日 |
---|---|---|
au | 2022年1月14日 | 発売中 |
UQモバイル | 2022年1月14日 | 発売中 |
楽天モバイル | 2022年1月21日 | 発売中 |
ワイモバイル | 2022年1月28日 | 発売中 |
AQUOS wishの価格
キャリア | 価格 | 割引適用後の価格 |
---|---|---|
au | 26,180円 | 22,001円 (スマホトクするプログラム適用) |
UQモバイル | 26,180円 | 4,180円 (MNPで最安割引の場合) |
楽天モバイル | 29,800円 | 9,800円 (MNPで最大20,000pt還元) |
ワイモバイル | 31,680円 | 10,080円 (新規で21,600円割引) |
販売中のキャリア・格安SIMでの価格は上記の通りです。
乗り換えの場合、UQモバイルが一番安価で購入することができます。
AQUOS wishのスペックを評価レビュー
続いてはAQUOS wishのスペックに関する評価レビューを見ていきましょう。AQUOS wishのスペック | |
---|---|
ストレージ | ROM 64GB UFS 2.1 RAM 4GB LPDDR4X |
カラー | オリーブグリーン アイボリー チャコール |
ディスプレイ | 約5.7インチ HD+ (720 × 1,520) リッチカラーテクノロジーモバイル アウトドアビュー リラックスビュー |
サイズ | 約147mm×約71mm×約8.9mm |
重量 | 約162g |
バッテリー | 3,730mAh |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platform 2.0GHz×2+1.8GHz×6 オクタコア |
メモリ・ストレージ
AQUOS wishのメモリはROM:64GB RAM:4GBとなります。
ROMは64GBということで、通常使いであれば困らないストレージ容量になっています。
Read Only Memoryの略称。日本のスマホ界隈ではデータの保存領域のことを指しており、ストレージと同義になります。
ただし、近年はスマホを用いて写真撮影をする機会も増えてきているので、写真の枚数を満足に保存できない可能性もあります。
続いてAQUOS wishのRAMは4Gと一般的なスマホ(3~6GB)同等の容量があります。
Random Access Memoryの略称。一時的な記憶容量を持つメモリのことで、スマホの操作性に影響します。
カラー
AQUOS wishのカラーは3色展開となります。
オリーブグリーンは落ち着いたグリーンで使いやすい色使いになっています。
シンプルなアイボリーとチャコールも男女問わず人気のカラーでしょう。
カバーいらずのシンプルな背面なので、どんな場面でも使えるのが魅力ですね。
デザイン
背面はマットな質感で手触りも抜群ですが、実は再生プラスチックを35%使用しているんです。
サステナブルな社会づくりへ取り組む一環として、環境にやさしい素材を使っているのは評価できますね。
デザインもシンプルを極めているため使いやすく、シーンを選ばないスマートフォンです。
ディスプレイ
ディスプレイ上部にはサブカメラのレンズが搭載されていますが、極限まで狭めているため5.7インチを目一杯味わえます。
更に日差しの強い場所でも画面が見やすいアウトドアビューや、ブルーライトを軽減したリラックスビューが搭載されています。
また、液晶テレビAQUOS搭載の「リッチカラーテクノロジーモバイル」によって色再現範囲が更に広がっています。
シンプルなスマホと言いながらもディスプレイに欲しい機能は充分に搭載されているのではないでしょうか。
サイズ・重量
AQUOS wishは約162gと軽いところが魅力のひとつです。
サイズも近年の大きめのスマホに比べると片手で握りやすく、長時間操作でも疲れにくいでしょう。
AQUOS wishの機能を評価レビュー
最後はAQUOS wishの機能について評価レビューをまとめてみました。最低限の機能に絞ったAQUOS wishですが、どんな機能が搭載されているのか確かめてみましょう。
AQUOS wishの機能 | |
---|---|
メインカメラ | 有効画素数 約1,300万画素 CMOS F値 2.0 |
サブカメラ | 有効画素数約800万画素 CMOS F値 2.0 |
カメラ機能 | ポートレートモード 翻訳モード 夜間モード フラッシュ 顔写真加工 タイマー(3秒、10秒) |
防水/防塵/MIL規格 | IPX5/IPX7/IP6X/MIL-STD-810H準拠・ 耐衝撃(落下)など全18項目 |
生体認証 | 指紋 |
ワンセグ | × |
おサイフケータイ | ○ |
AQUOSトリック | 指紋センサー(Payトリガー) スクロールオート Clip Now ゲーミングメニュー (動作ブロック/通知ブロック/エッジコントロール) クイック操作 (電源キー長押しでアプリ起動/電源キー2回押しでカメラの起動) AQUOS Home かんたんモード Bright keep(持つだけで画面点灯) アシスタントキー テザリングオート インテリジェントチャージ |
カメラ
メインカメラはシンプルに広角レンズ1つのみですが、カメラ機能は多様です。
被写体に焦点を当て背景となる後ろの風景はぼかす「ポートレートモード」や夜景が美しい「夜間モード」ももちろん搭載されています。
その他レンズをかざすだけでリアルタイムに日本語に変換される「翻訳モード」も、旅行時に便利ではないでしょうか。
安全性能
近年のスマートフォンには防水・防塵規格を満たしていることが多く、キッチンやお風呂場で使用していても故障しにくいです。
こちらのAQUOS wishの驚くべきポイントは、防水・防塵はもちろんのこと、全18項目のMIL規格があります。
- 防水(浸漬):深さ約1.5mの水中に30分間浸漬させる試験
- 防水(雨滴):高さ1mから15分間雨滴を落とす試験
- 防塵:12時間の粉塵試験
- 防塵(風塵):連続6時間(風速8.9m/sec、濃度10.6g/m³)の粉塵試験
- 耐衝撃(落下):高さ1.22mからラワン材に製品を26方向で落下させる試験
- 耐振動: 上下10Hz~500Hz、加速度1.04G、左右10Hz~500Hz、加速度0.2G、前後10Hz~500Hz、加速度0.74Gでそれぞれ60分の振動試験
- 防湿:連続10日間(湿度95%RH)の高湿度試験
- 高温保管(固定):63℃に固定した72時間の高温保管試験
- 高温保管(変動):28℃~58℃までの温度変化において72時間の高温保管試験
- 高温動作 (固定):55℃に固定した5時間の高温動作試験
- 高温動作 (変動):28℃~39℃/湿度43%~78%までの変化において72時間の高温動作試験
- 低温動作:-20℃に固定した5時間の低温動作試験
- 低温保管:-33℃~-25℃の温度変化において連続72時間の低温保管試験
- 温度耐久(温度衝撃):-21℃~50℃の急激な温度変化において連続3時間の温度耐久試験
- 低圧保管:連続2時間(57.2kPa/高度約4,572m相当)の低圧保管試験
- 低圧動作:連続2時間(57.2kPa/高度約4,572m相当)の低圧動作試験
- 氷結(結露):-10℃で結露や霧を発生させ1時間維持し、25℃、95%RHで動作確認
- 氷結(氷結):-10℃環境下で着氷した氷の厚さが6mmになるまで氷結させる試験
以上18項目についてAQUOS wishの試験が実施されました。
日常使いではまずもって滅多に故障することはないでしょう。
AQUOSトリック
AQUOSには使いやすい機能としてAQUOSトリックなるものが搭載されています。
その中でも注目したいのが、指紋認証センサーに搭載された「Payトリガー」です。
ホーム画面を表示中に指紋センサーを長押しすると、登録している決済アプリを片手で素早く起動できます。
レジでの支払い時にアプリをホーム画面から探して起動して・・・という手間が一切ありません。
その他にもゲーム時に役立つゲーミングメニューや、クイック操作機能もあります。
また、シャープのスマート家電とAQUOS wishを繋げて簡単に家電を操作できる「Smart home HUB」機能も使いやすいです。
AQUOS wishを評価|買う理由と買わない理由
ここまでAQUOS wishの気になる価格やスペック・機能の評価レビューを見ていきました。
最後に総括として、AQUOS wishを買う理由・買わない理由についてそれぞれ3つまとめています。
購入を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
AQUOS wishを買う理由
AQUOS wishを買うべき理由は次の3つになります。
- 充分な機能と安全性能を備えているエントリーモデル
- 片手で操作しやすい軽量サイズ
- 日常シーンで使いやすさを提供してくれるAQUOSトリック搭載
エントリーモデルとしてシンプルな機能に抑えたというコンセプトで発表されたAQUOS wish。
ですがスマホに必要なカメラの機能はもちろんのこと、充分すぎる安全規格を満たしているのが魅力的です。
価格は未発表ですがエントリーモデルのため、コスパは大満足といえることでしょう。
更に片手で操作しやすいサイズ感や、片手で決済アプリを利用できるトリック機能等、とにかく使いやすさを重視されています。
AQUOS wishを買わない理由
AQUOS wishを買わない方が良い理由は次の3つになります。
- 一般向けはauまたはUQ mobileユーザーのみ購入可能
- カメラは単眼レンズでカメラ好きには物足りない印象
- 内蔵バッテリーは少なめ
悪い口コミでも紹介していましたが、AQUOS wishは購入可能なキャリアがauまたはUQ mobileに限られています。
また、カメラは広角レンズのみのため、望遠レンズ等を使いこなしたい!という方は別のスマホを購入することをおすすめします。
内蔵バッテリーは充分といえる容量ですが、近年の大容量バッテリーに比べると少し物足りないかもしれません。
AQUOS wishは利用シーンを選ばない!
ここまでAQUOS wishの評価レビューについて紹介していきました。
AQUOS wishは価格こそ未発表なものの、シャープが「シンプル」を追求したエントリーモデルとして充分期待できます。
デザインや機能・安全性能まであらゆるシーンに対応できるようなスペックが搭載されています。