AQUOS R7の後継機となるAQUOS R8は、上位モデルのAQUOS R8 proより機能を抑え、日常的に使いやすく設計されたスマホです。

本記事ではAQUOS R8の実機を用いて評価レビューをまとめました。

基本的なスペックや機能に加え、買う理由・買わない理由についてもあわせて紹介しているので、AQUOS R8の購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

AQUOS R8の総合レビュー

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AQUOS R8の口コミ・評判

発売前から現在に至るまで、SNSにはAQUOS R8に期待を寄せる声が多く見られました。

X(旧Twitter)を参考にAQUOS R8の口コミ・評判にはどのようなものがあるのか紹介します。

AQUOS R8の良い口コミ・評判

AQUOS R8は「Snapdragon 8 Gen 2」搭載端末で、メモリ・ストレージが多い割には価格が抑えられています。

同じCPUを搭載したライバル機と比較して、AQUOS R8を購入の候補に挙げるユーザーも多いようでした。

動作や明るさ、発熱とかは評判みてみないとだけど。
ただキャリア版のRAM8GBのROMが125GBで同じRAM8GBでSnapdragon 8 Gen2使ってるAQUOS R8はROM256GBあって値段もXPERIAよりも若干安い
どうしましょうかね〜
Sens8の実機レビュー待つか(笑)

— ジン (@candlejun16) October 19, 2023

また、約6.4インチのディスプレイを搭載したスマホでありながら重量は約179gとなっており、持ち運びしやすいサイズ感も評価されているようです。

機種変AQUOS R8にしたんやが、大きさ前のとほぼ変わらんのにめっちゃ軽い　助かる

— Akari(朱里)🧬🎛 (@Garnett_HH) March 5, 2024

AQUOS R8の悪い口コミ・評判

AQUOS R8の発売はドコモのみで、au・ソフトバンク・楽天モバイルや格安SIMでの販売予定はありません。

SIMフリーモデルも販売されており格安SIMでも購入できますが、キャリアで手軽に購入したいというユーザーには少し手間かもしれません。

AQUOS R8､R6R7に続きまたauからは販売されへんのか。
キャリア変更しよかな…
GALAXYとかOPPO要らんねん。
AQUOS Rシリーズ出してよ⤵︎

— 蓮華🌞🐉VIP❤︎⃜ (@Rikunana_) July 22, 2023

また、夜間撮影やバーコードの読取りなど、限られた使い方で不満を抱いているユーザーもいるようでした。

なお発売直後はディスプレイの色味の問題があったようですが、アップデートにて改善が図られています。カメラ周りの不満も徐々に解消されるのではないでしょうか。

#SHARP#AQUOSR8
カメラのダメなところ
自販機のバーコード読み込みで自販機の画面が白飛びしてバーコードが読めない。
カメラ起動中の電力消費が多すぎるし、当然発熱する。
画面に表示される画像と現像された絵が違いすぎる。
処理されて見やすくなるのはいいけど、撮影画面もう少し良くできない？

— saku (@kuroneko8823) April 1, 2024

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AQUOS R8の発売日・予約開始日

AQUOS R8は2023年5月9日から予約開始となり、2023年8月10日に発売されました。

上位モデルAQUOS R8 proとともに、発売から最大3回のOSアップデートと最大5年のセキュリティアップデートが提供されることになっています。

そのため今から購入しても長く使っていけるのが魅力です。
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AQUOS R8の価格を評価レビュー

上位モデルのAQUOS R8 proは現金販売で20万円超えと高価なので、AQUOS R8の価格はかなり抑えられているといるでしょう。

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【実機レビュー】AQUOS R8の外観チェック

今回はAQUOS R8の実機を用いて、外観のチェックを行いました

貸与品を用いているためAQUOS R8の写真は本体のみとなりますが、あわせてパッケージや付属品についてもご紹介します。

AQUOS R8の外観・デザイン

AQUOS R8の背面にはアルミフレームを採用しており、さらさらとしたマットな質感です。指紋はもちろんホコリも目立ちにくくなっています。

カメラのインパクトが強い外観ですが、ブラウジングなど通常使用で特に違和感はありませんでした。

またAQUOS R8 proと同じくカメラ周りに「サーモマネジメントシステム」を採用しており、放熱機能が強化されています。

右側面には指紋認証一体型の電源ボタンと音量ボタンがあります。一方、左側面には何もありません。

本体上部にはSIMスロット・イヤホンジャックとともに動画撮影時やスピーカーを利用して話す時に使用するマイクがあります。

本体下部はUSB Type-Cコネクタ・スピーカー、送話口としてマイクを配置。なおAQUOS R8のSIMスロットは指の爪などで簡単に開けられる構造です。

写真や動画の撮影が多く、頻繁にmicroSDカードを入れ替える方でも使いやすいのではないでしょうか。

AQUOS R8のパッケージ・付属品

ドコモのAQUOS R8の製品ページでは同梱品はクイックスイッチアダプター(試供品)のみと紹介されています。

クイックスタートガイドなど簡単な説明書はありますが、充電器は別売りです。

ドコモが推奨している「ACアダプタ 08」または「microUSB変換アダプタ B to C 01」を使い適切に充電しましょう。
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AQUOS R8のスペックを評価レビュー

ここからは実機を用いてAQUOS R8のスペックを評価レビューしていきます。

主なスペックを以下の表にまとめてみました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ディスプレイ

AQUOS R8のディスプレイサイズは6.39インチです。

最大240Hzのリフレッシュレートに対応した有機ELディスプレイを採用しているため、より滑らかな画面表示と鮮やかな映像を楽しめます。

リフレッシュレートは1〜240Hzの可変式ですが、動画視聴やブラウジングだけでなくホームでの操作やアプリ開閉の表示も滑らかだと感じました。

サイズ・重量

AQUOS R8の重量は約179g。6.39インチのディスプレイを採用している割には、非常に軽いのが特徴です。

実際に持ってみると見た目よりもコンパクトで、長時間片手で持っていても問題ありません。

ただし、片手で画面いっぱいに操作するのは手が大きい方でも難しい印象を受けました。ブラウジングはもちろん、コンテンツによっては両手操作が必要でしょう。

カラー

AQUOS R8のカラー展開は以下の2色となっています。

• ブルー
• クリーム

AQUOS R8のカラーには定番色のブラックやホワイトがなく、ブルーとクリームの2色展開です。

今回実機レビューに使用したホワイトは落ち着いたカラーリングでどんなシーンでも使いやすいと感じました。

メモリ・ストレージ

AQUOS R8のメモリ・ストレージは8GB/256GBで、高性能CPU「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しています。

性能のテストとしてスマホゲーム『原神』をプレイしてみましたが、画質はデフォルトで中・フレームレートは30で快適に遊べました。

画質やフレームレートを上げたりプレイ時間が長いと本体裏面のカメラ部の発熱が少し気になりますが、パフォーマンスは安定しているのでゲーム用スマホとしても使えるでしょう。

ゲームプレイ用の設定も用意されているため、快適にプレイすることができるはずです。

バッテリー

AQUOS R8は4,570mAhの大容量バッテリーを搭載しています。AQUOS R8 proより容量は少ないものの、アイドリングストップ機能などによりバッテリー持ちは良好です。

実機を用いて輝度最大、HDR・超エネスイッチオフ、中より少し下の音量でYouTubeを再生してみましたが、1時間で4〜5%程度の減りが確認できました。

ディスプレイ性能が高いためかバッテリー持ちは下位モデルAQUOS sense8に劣るようですが、設定や輝度の調整で持続時間は長くできます。

充電中の温度や電圧などを検出して賢く充電する「インテリジェントチャージ」に対応しているため、電池の劣化を抑えて長く使えるでしょう。

大容量・省エネ機能でバッテリー持ちは良好。ただし、上位モデルAQUOS R8 proとは違いワイヤレス充電には非対応です。

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AQUOS R8の機能を評価レビュー

AQUOS R8の機能を評価レビューしていきます。

カメラは日中・夜間とシーン別に撮影し、レンズの違いについても紹介しています。

カメラ

AQUOS R8は以下のデュアルカメラを搭載しています。

• 標準：約5,030万画素
• 広角：約1,300万画素

メインカメラは約5,030万画素の高画素かつAIエンジンを搭載し、どのようなシーンでも簡単にキレイな写真が撮影できます。

オートフォーカスの性能も高いので「キレイな写真を撮りたいけれど難しいことはわからない」という方にもピッタリ。

またカメラ用レンズフィルターを装着できる専用のケースが販売されているため、本格的に写真を楽しみたい方も満足できるのではないでしょうか。

日中の撮影画像

基本モードである「写真」では、標準(1.0倍)と広角(0.7倍)、ズームを直感的に切り替えることができます。

画素数が高いため、標準では自然な色味で明るく撮影できますが、広角側では色味や解像度に不満を感じることがありました。

光量が十分なら広角でも綺麗に撮影できます。ただし、スナップ感覚で気軽に撮るなら標準を基本にした方が良いと感じました。

建物や風景など被写体を問わず自然に近い色味ですし、撮影した写真をPCなどで確認しても解像度の高さに満足できるでしょう。

なお、ズームは最大8倍まで可能で、記録程度であれば実用的なレベルです。

夜間の撮影画像

AQUOS R8にはAIによる夜景認識機能が備わっており、オンにすることで通常より少し明るい撮影が可能となります。

記録用としては必要十分なレベルだと感じましたが、ユーザーによっては夜景撮影の性能に物足りなさを感じるかもしれません。

なおAIによるオートナイトとは別に「ナイトモード」も備わっており、暗い場面でより明るい撮影が可能となります。

また、ナイトモードでは星空の撮影も可能ですが、かなり時間がかかるのがデメリットです。

ナイトモードで綺麗に撮影したい場合は三脚などを利用するとよいでしょう。

生体認証・おサイフケータイ

AQUOS R8の生体認証は指紋認証と顔認証(マスク対応)のどちらにも対応しています。

指紋認証センサーは電源ボタン一体型となっているため、画面を表示させるのと同時にロックが解除できて便利です。

顔認証はマスクを装着した状態で認証でき、外出先でも快適にロック解除ができるでしょう。

AQUOSシリーズのPayトリガー機能も備えており、コード決済などもスムーズに利用できるのも魅力です。

防水/防塵・耐衝撃性能

AQUOS R8はMIL規格準拠の耐衝撃性と高い防水・防塵性能を持つだけでなく、高温多湿環境での使用試験もクリアしています。

上位モデルのAQUOS R8 proはMIL規格準拠の耐衝撃性が備わっていないため、この点はAQUOS R8の大きなメリットだといえます。

本体も軽く扱いやすいため、外での使用が多い方はAQUOS R8を選んだ方が安心できるかもしれません。

独自機能

AQUOSシリーズで使える「AQUOSトリック」は、スマホの利便性を向上させる優れた機能です。

既にご紹介したゲーミングメニューやPayトリガーをはじめ、用途に合わせて画質を調整できる「リッチカラーテクノロジーモバイル」なども備えています。

ハイスペックスマホながら、日常生活で使いやすい機能が備わっているのもAQUOS R8の魅力ではないでしょうか。
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AQUOS R8を評価｜買うべき？

最後にAQUOS R8を買うべきか、買わないべきかについて評価レビューしていきます。

AQUOS R8を買うかどうか迷っている方はぜひ参考にしてください。

AQUOS R8を買う理由

AQUOS R8は上位モデルと同じCPUを搭載しつつ、日常的に使いやすいコンパクトさが最大のメリットです。

片手でも握りやすいサイズで約179gと軽く、耐衝撃性能も備えているため長く安心して使えます。

またカメラにはAQUOS R8 proと同じAIエンジンを搭載しており、誰でも簡単に綺麗な写真が撮影できるのも魅力です。

ゲームや動画視聴・撮影まで幅広くこなせますし、OS・セキュリティのアップデートも長いためコストパフォーマンスは高いといえるのではないでしょうか。

AQUOS R8を買わない理由

AQUOS R8はAQUOS R8 proよりも機能を抑えているため、一部機能に関しては当然ながらAQUOS R8 proよりも劣ります。

例えば超広角の解像度や夜景での撮影能力は、14chスペクトルセンサーや大型1インチセンサーなどを搭載するAQUOS R8 proの方が優れているでしょう。

またAQUOS R8はワイヤレス充電に非対応のため、有線充電が必要な点もマイナスポイントです

カメラに限らず全体的なスペックの高さを求めるなら、多少価格が高くなってもAQUOS R8 proをオススメします。

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AQUOS R8はちょうどいい高コスパスマホ！

AQUOS R8は上位機種から一部機能をそぎ落として価格を抑えながら、高性能CPU「Snapdragon8 Gen 2」を搭載した高コスパスマホです。

日常使い向けのスマホというと機能がかなり制限されているものも多いのですが、AQUOS R8なら重い作業も難なくこなせます。

このことからAQUOS R8はまさに日常使いにちょうどいいスマホといえるのではないでしょうか。

コンパクトで片手でも使いやすいスマホが欲しい方や、ハイスペックながら価格を抑えた高コスパスマホが欲しい方にはAQUOS R8をオススメします。

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