シャープは毎年ハイエンドスマホのAQUOS Rシリーズを発売しています。2022年はAQUOS R7を発売しました。
そこで、本記事ではAQUOS R7の評価・レビューに加え、価格やスペックも解説します。
AQUOS R7の総合レビュー
AQUOS R7のレビュー | |
---|---|
動きの快適さ | ★★★★☆ |
使いやすさ・操作性 | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
バッテリーの持ち | ★★★★★ |
オリジナル性能 | ★★★★★ |
価格 | ★★☆☆☆ |
総合評価 | 4.2 |
AQUOS R7のデザイン
2022年SHARP夏モデル発表会
AQUOS R7の口コミ・評判

まずはSNSで見かけたAQUOS R7の良い口コミや悪い口コミについて確認してみましょう。
AQUOS R7の良い口コミ・評判
- AF機能改善・夜景も綺麗な高性能なカメラ
- ディスプレイがフラットになり持ちやすくなった
- ディスプレイやレスポンスなど全体的に優秀
AQUOS R7は最大の特徴であるカメラに関する良い口コミ・評判が特に多いようでした。
手軽に綺麗な写真を撮影できるのはもちろん、設定を突き詰めることでコンデジに匹敵する写真も撮れると評判のようです。
また、フラットディスプレイを採用したことで持ちやすくなった点、映像美やレスポンスなどを全体的に優秀なスマホであると評価する声もありました。
AQUOS R7のカメラで撮影したスヴァルトピレンめっちゃ綺麗に撮れてる!!#スヴァルトピレン#AQUOSR7#写真 pic.twitter.com/vTYLC2WGY7
— SeaVillage (@mail5522) November 25, 2022
まだ新しいスマホ買うつもりはないけどPixel7 Pro とAQUOS R7を触ってきた。
AQUOS R7がラウンドディスプレイをやめたのは大英断!対してPixel 7 Pro含めてラウンドディスプレイ使ってるメーカーさんよ、誰得だよ?
— イケメンKovaさん@俺の冨安が日本を新たな地平に導く (@Kova2030) October 17, 2022
AQUOS R7の悪い口コミ・評判
- とにかく価格が高い
- 208gで重く、サイズも大きい
- ソフトウェア面で不具合がある
AQUOS R7の悪い口コミ・評判として、特に多かったのは価格に関するものです。
キャリアモデルでは半額プログラムを使っても10万円を超えており、購入を迷ったユーザーも多かったようです。
また、デザインを変更した事で前モデルのような誤作動は無いものの、重量があり携帯性が犠牲になっているとの声も聞かれました。
発売直後という事でソフトウェア面での不具合も少なからずありますが、こちらは他社端末同様に今後のアップデートで改善されるでしょう。
機種変を考えてるんだけど、新しいAQUOSのR7って20万越えるんだよね…
流石に即決できなかった…今使ってるR5も13万ぐらいして高いと思ったのに…
— ☁️ ໒꒱ (@Petoriotto) November 15, 2022
先日AQUOS R7の実機見てみたら、流石にカメラが売りなだけあって上部が重い…片手で長く持ってると手首がだれちゃう。
sence 7 plusは全体に重量がある感じ。— しすたー@ 鴎 (@sisterice) October 12, 2022


AQUOS R7の日本発売日・予約開始日

AQUOS R7はドコモとソフトバンクから発売されました。
- 発売日:ソフトバンクは2022年7月8日、ドコモは2022年7月15日
- 予約開始日:2022年5月9日


ドコモとソフトバンクで発売日に1週間ほど差があり、ソフトバンクでは2022年7月8日、ドコモでは2022年7月15日に販売開始となっています。
AQUOS R7のコンセプトムービー
AQUOS R7の価格をレビュー

AQUOS R7の価格は、2022年12月時点で以下の通りです。
AQUOS R6の価格
AQUOS R7の価格(すべて税込) | 販売価格 | 割賦プログラム適用価格 |
---|---|---|
ドコモ 公式サイト | 198,000円 | 114,840円(いつでもカエドキプログラム) |
ソフトバンク 公式サイト | 189,360円 | 94,680円(新トクするサポート) |
前機種AQUOS R6の価格が11〜13万円と決して安くありませんでしたが、AQUOS R7はさらに手が出しにくい価格になりました。
ただ、キャリアではお得なスマホ割引プログラムを用意しているため半額程度で購入できます。
できるだけ安く購入したい方は、キャリアのプログラムをぜひ利用してみてください。


AQUOS R7のスペックをレビュー

AQUOS R7の基本スペックを確認してみましょう。
AQUOS R7のスペック | |
---|---|
本体サイズ | 約161mm×77mm×9.3mm |
ディスプレイ | 約6.6インチ Pro IGZO OLED |
重量 | 約208g |
カラー | ブラック シルバー(ドコモではドコモオンラインショップのみ取扱) |
メモリ(RAM) | 12GB |
ストレージ(ROM) | 256GB |
CPU | Snapdragon® 8 Gen 1 Mobile Platform 2.9GHz + 1.7GHz オクタコア |
バッテリー | 5,000mAh |
ディスプレイ・サイズ

AQUOS R7も前機種のAQUOS R6(6.6インチ)と同等の大型ディスプレイを採用しています。
「Pro IGZO OLEDディスプレイ」を搭載しており、シャープ独自のIGZOディスプレイと有機ELのいいとこ取りをしています。
240Hz駆動で、臨場感のある滑らかで見やすい動画の視聴やサクサクとしたゲーム操作が可能です。
また、低解像の動画をAIによる超解像で補正して、高精細な動画でより楽しむことができます。
IGZOディスプレイ独自のアイドリングストップ技術があるので、自動で駆動周波数を調整し、電池の消費を抑制してくれます。
カラー

AQUOS R7のカラーは以下の2色展開です。
- ブラック
- シルバー
シンプルなブラックに加えて、クールな印象のシルバーが登場しました。
尚、ドコモではシルバーのみドコモオンラインショップでの取り扱い限定となっています。
ドコモでシルバーがどうしても欲しい方は売り切れになることも想定して予約しておくことをおすすめします。
メモリ・ストレージ

AQUOS R7のメモリ・ストレージはRAM 12GB/ROM 128GBです。
前作のAQUOS R6と同じで、いずれもハイスペックモデルとして十分といえる容量になっています。
また、AQUOS R7でもR6同様、1TBまでのmicroSDXCに対応しています。
内部だけで128GBあるとはいえ、ストレージが足りなくなったらmicroSDXCで増やせるのは嬉しいですね。
CPU
最先端のチップを搭載しているので、AQUOSシリーズの中でも史上最高のパフォーマンスを実現してくれます。
処理が重くなりがちなゲームアプリでも問題なく操作したり、複数アプリを立ち上げることが可能です。
バッテリー
AQUOS R7のバッテリー容量も前作のAQUOS R6同様5,000mAhと大容量です。
本体にはシャープ独自の放熱設計を採用していて、使用中の発熱を抑制することができます。
外での長時間のゲームや動画視聴の際にも安心して使い続けられるでしょう。
AQUOS R7の機能をレビュー

AQUOS R7の各種機能を確認してみましょう。
AQUOS R7の機能 | |
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アウトカメラ | 約4,720万画素 約190万画素 測距用センサー |
インカメラ | 約1,260万画素 |
生体認証 | 顔認証、 指紋認証(3D超音波指紋センサー「Qualcomm® 3D Sonic Max」) |
防水・防塵 | IPX5・IPX8/IP6X |
おサイフケータイ(NFC) | 対応 |
便利機能 | AQUOSトリック My AQUOS など |
カメラ

カメラにはドイツの老舗カメラメーカー、ライカカメラ社が監修した1インチのイメージセンサーが搭載されています。
AQUOS R6と比較して1.8倍の明るさで、人物に素早くピントが合う高速AF機能を搭載しており、誰でも鮮やかな写真撮影を楽しめます。
動画撮影でも8Kビデオを撮影できるので、人物や風景を美しく残すことができます。
オートで人のナチュラルな美しさを引き出すポートレートモードを搭載しているので、思い出に残る写真をいつでも撮影できます。
AQUOS R7でポートレート撮影した写真
AQUOSトリック
AQUOSにはAQUOSトリックと呼ばれる独自の便利機能があります。
- 指紋センサー(Payトリガー)
- スクロールオート
- Clip Now
- ゲーミングメニュー(動作ブロック/通知ブロック/エッジコントロール)
- クイック操作(電源キー長押しでアプリ起動/電源キー2回押しでカメラの起動)
- AQUOS Home
- かんたんモード
- Bright keep(持つだけで画面点灯)
- アシスタントキー
- テザリングオート
また、生体認証では指紋認証を搭載していて、Payトリガー機能を使えば指紋センサーの長押しで素早く決済アプリを起動できます。
複数のアプリが集まるホーム画面から探すよりも、レジ前で手軽に決済対応を済ませることができます。
ゲームアプリを楽しみたい方はゲーミングメニュー機能も便利です。
ゲーム中に他アプリの通知が来ないようブロックしたり、ゲーム中の操作に役立つ機能を使うことができます。
これらの他にも多くの便利機能が使えるAQUOSトリックを活用すれば、スマホの利便性も大きく向上します。
インテリジェントチャージ
今までは電池を経由してCPUやカメラなど内部の機能に給電していた方式でしたが、インテリジェントチャージでは違います。
充電器から直接、ディスプレイなど内部へダイレクト給電を実施し、電池への負荷を軽減しています。
より電池を長持ちさせ、長く使えるスマートフォンを実現してくれます。
サウンド

AQUOS R7から新設計となったスピーカーを搭載していて、低音から高音までAQUOS R6の約1.5倍の広帯域を再現しています。
右と左でスピーカー配置を独立させたBOX構造により、内部での音の混在を防ぎ、より臨場感あるステレオサウンドを体感できます。


AQUOS R7を評価|買うべき?

最後にAQUOS R7は買うべきかどうか解説していきます。
買うべき理由・買わない理由を見た上で、AQUOS R7の購入を検討してみてください。
AQUOS R7を買う理由
- 高性能な最新CPUを搭載
- ライカ監修の1インチセンサーカメラ搭載
- 安心のシャープ製スマホ
AQUOS R7には最新CPUのSnapdragon 8 Gen 1を搭載しています。
ハイスペックなスマホなので、普段使いはもちろん、ゲームなどの趣味も快適に楽しみたいという方に向いています。
また、AQUOS R6に引き続き、ライカ監修の1インチ大型センサーカメラも搭載されました。
AQUOS R6のカメラが好きな方にはAQUOS R7でさらに写真撮影が楽しくなります。
R6より更に明るくなったカメラ性能だけでなく、スピーカーもより音楽や映像を楽しめるよう向上しています。
他にもAQUOS R7は安心のシャープ製スマホだという点も買う理由に挙げられます。
シャープ製のスマホが好きという方は、ぜひAQUOS R7を手にとってみてください。
AQUOS R7を買わない理由
- 大型の機種になる予想で好みが分かれる
- 10万円を超える予想で高い
- 現段階では情報が少ない
AQUOS R7のサイズ・重量は前機種であるAQUOS R6のとほとんど変わりませんでした。
208gという重量は口コミ評価を下げる要因になっており、この点は好みが分かれるかもしれません。
また、AQUOS R7はハイスペックなスマホであることから、18〜19万円の高価格です。
キャリアで購入すればお得な購入支援プログラムを使えるとはいえ、そう簡単に購入できる価格帯とはいえません。
求めるスペックと予算の許容範囲を明確にしたうえで、実機に触れて購入を検討してみてはいかがでしょうか。


AQUOS R7の最新情報を見逃さないようにしよう!

本記事ではAQUOS R7の評価レビューと併せてスペックや機能、買う理由・買わない理由についても触れてきました。
AQUOS R7はAQUOSのお家芸ともいえるディスプレイの美しさに加え、ライカ監修カメラの搭載により、写真愛好家からも高い評価を得ています。
AQUOS R7に興味がある方は、本記事を参考に購入を検討してくださいね。