SONYから発表されたXperiaシリーズの最新機種「Xperia 10 IV」。
日本ではドコモ、au、ソフトバンクと大手3キャリアから発売が予定されています。
今回は気になるXperia 10 IVについて、発売日や価格・スペックなどを確認していきましょう。
Xperia 10 IVの総合レビュー
Xperia 10 IVの総合レビュー | ||
---|---|---|
動きの快適さ | ★★★★☆ | 4.0 |
使いやすさ・操作性 | ★★★★☆ | 4.0 |
カメラ | ★★★★☆ | 4.0 |
バッテリーのもち | ★★★★☆ | 4.5 |
オリジナル性能 | ★★★☆☆ | 3.5 |
価格 | ★★★★☆ | 4.0 |
総合評価 | 4.0 |
Xperia Ace IIIのデザイン
Xperia 10 IVの発売日・予約開始日
- 発売日:ドコモ・au・ソフトバンク共に7月上旬以降発売予定
- ドコモの予約開始日:5月12日
- auの予約開始日:5月11日
- ソフトバンクの予約開始日:未発表
国内では大手3キャリアのドコモ・au・ソフトバンクで7月上旬以降に発売が決定しています。
また、ドコモでは5月12日から、auでは5月11日から既に予約受付も始まっています。
ソフトバンクも発売の1ヵ月前から予約が始まることが多いため、5月中には予約開始日が発表されるでしょう。
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Xperia 10 IVの価格を評価レビュー

2022年5月18日時点でXperia 10 IVの価格を発表しているのはドコモのみです。
Xperia 10 IVの価格
発売元 | 容量 | 通常価格 | 実質価格 |
---|---|---|---|
ドコモ 公式サイト | 128GB | 64,152円 | 41,712円 いつでもカエドキプログラム適用 |
au | 未発表 | ||
ソフトバンク 公式サイト |
ドコモでは6万円台の価格なので、auやソフトバンクも同じく6万円台で本体価格を発表するでしょう。
各キャリアでは残価型分割払いの料金割引サービスがあります。
たとえばドコモでは24回目に設定されている分割支払金22,440円が23カ月目に返却すれば支払い不要となります。
これは「いつでもカエドキプログラム」というサービスで、Xperia 10 IVでも適用可能です。
6万円台の本体価格から実質負担額が4万円台まで抑えられるので、購入時には適用を検討してみてください。
Xperia 10 IVのスペックを評価レビュー
Xperia 10 IVのスペックを評価レビューしていきます。
主なスペックを以下表にまとめてみました。
Xperia 10 IVのスペック | |
---|---|
本体サイズ(mm) | 幅67 x 高さ153 x 厚さ8.3 |
重量 | 約161g |
ディスプレイ | 約6.0インチ 有機EL トリルミナス®ディスプレイ for mobile FHD+ |
カラー | 【ドコモ】 ブラック ホワイト ミント ラベンダー(ドコモオンラインショップ限定) 【au】 ブラック ホワイト ミント ラベンダー 【ソフトバンク】 ブラック ホワイト ミント |
メモリ(RAM) | 6GB |
ストレージ(ROM) | 128GB |
CPU | Snapdragon® 695 5G Mobile Platform |
バッテリー | 5000mAh |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
本体サイズ・重量

本体サイズでは幅が約67mm、重量が約161gとハンドフィットサイズです。
片手で操作していても疲れにくいため、撮影やブラウジング、ゲームなど心地よく操作することが可能です。
ディスプレイ

ハンドフィットサイズながら、ディスプレイは6.0インチと極限まで広げられているので、画面いっぱいに映像を楽しめます。
通常環境時の画面の明るさが前作のXperia 10 IIIから約1.5倍明るくなり、有機ELのコントラスト表現が向上しました。
動画再生時には画質最適化機能が働き、高コントラストで美しい映像をいつでも楽しむことができます。
21:9ウィンドウでは画面を2分割させてアプリを同時に起動することも可能です。
縦長ディスプレイで一度に表示される情報量も多く、スクロールする回数が減ります。
カラー

カラーは発売キャリアによって選べるカラーが異なります。
- ブラック
- ホワイト
- ミント
- ラベンダー(ドコモオンラインショップ限定)
ドコモでは通常3色に加え、ドコモオンラインショップでの申し込みに限りラベンダーを注文することができます。
マットな質感で表現されたシンプルなブラック・ホワイトカラーだけでなく、パステルカラー2色も人気が出るでしょう。
- ブラック
- ホワイト
- ミント
- ラベンダー
auではオンラインショップに限らず店舗でもラベンダーを注文することができます。
- ブラック
- ホワイト
- ミント
ソフトバンクではラベンダーは発売されず3色展開です。
どうしてもラベンダーが欲しいと言う場合は、ドコモオンラインショップまたはauで本体のみを購入してソフトバンクでSIM契約しましょう。
バッテリー

内蔵バッテリーは大容量の5000mAhを搭載しています。
これはWi-Fi環境下であればストリーミング動画を最大22時間再生できる程のバッテリー容量です。
Xperia 10 IVには従来搭載されている「いたわり充電」と「充電最適化技術」が引き続き搭載されています。
これらの組み合わせにより、最適な充電方式をタイミングによって切り替えて、3年機種を使ってもバッテリーが劣化しにくくなっています。
更に、本体を節電しながらXperia 10 IVを使用でき、バッテリーが長持ちする「STAMINAモード」も搭載しています。
Xperia 10 IVの機能を評価レビュー

スペックに続いて、Xperia 10 IVの機能を評価レビューしていきます。
主な機能を以下表にまとめました。
Xperia 10 IVの機能 | |
---|---|
アウトカメラ | 超広角:約800万画素 広角:約1200万画素 望遠:約800万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
生体認証 | 指紋 |
防水・防塵 | 防水(IPX5/IPX8) 防塵(IP6X) |
おサイフケータイ | ○ |
便利機能 | ハイレゾ/ハイレゾワイヤレス/DSEE Ultimate 360 Reality Audio Upmix |
カメラ

メインカメラは3眼レンズで超広角・広角・望遠レンズを使うことができます。
被写体や環境に応じて最適な設定を自動で認識し、誰でもかんたんに綺麗な写真撮影を実現できます。
更に夜景をクリアに撮影できるナイトモードも搭載していて、ぼやけてしまいがちな夜景も綺麗に撮影可能です。
インカメラでは人物を撮影する際にAIが画質を選定し、ナチュラルかつ鮮明なポートレートモードの写真撮影を楽しめます。
Xperia 10 IVで撮影した写真




防水・防塵
防水・防塵性能も一定の指標をクリアしています。
また、タッチ感度が抜群なので手や画面が濡れている状態でも快適に操作することが可能です。
充電時に使用するUSBポートもキャップレスですが、防水対応になっています。(濡れている状態ではコードを挿さないでください)
便利機能
オーディオはCDを超える高音質の「ハイレゾ」に対応しています。
3.5mmオーディオジャック搭載のうえ、ワイヤレスでも多くの情報量を伝送できるLDACなので、有線でもワイヤレスでも音質を楽しめます。
また、ストリーミングサービスの音楽などを、ソニー独自のAIが解析して、ハイレゾ相当の高音質に再現してくれます。
ヘッドホンを使う場合は、360 Reality Audio Upmixの設定で音源を立体的なサウンドに変換。
アーテイストの目の前で演奏を聴いているような臨場感を楽しむことができます。
Xperia 10 IVを評価|買うべき?

最後に、Xperia 10 IVを買うべきか、買わないべきかについて評価レビューしていきます。
買う理由・買わない理由をそれぞれ見ていきましょう。
Xperia 10 IVを買う理由
- ハンドフィットサイズのデザインで操作性抜群
- 充電最適機能×大容量バッテリーで電池持ちが素晴らしい
- 価格は6万円台とコスパ◎
- カメラ機能では3眼レンズを採用し、ソニーのカメラ技術を活用できる
Xperia 10 IVのサイズは幅が約67mmと片手に収まりやすく、重量約161gと操作していても重さを感じづらいです。
ハンドフィットサイズなので片手でも楽々操作ができます。
Xperia 10 IVは大容量の5000mAhが搭載されていて、Xperia独自の充電最適化設定も活用すると電池持ちが最強です。
長時間外でXperia 10 IVを持ち歩いて映像やゲームを楽しんでいても、すぐに充電が必要になることはないでしょう。
また、スマホは使い続けると電池が劣化していきますが、Xperia 10 IVでは3年使っても劣化しにくいバッテリーです。
他スマホと比べても電池持ちは群を抜いているので、これだけでもXperia 10 IVを買う理由になります。
Xperia 10 IVはドコモで6万円台の価格帯で発売されることが決まっていて、価格に対しコスパは十分です。
分割支払いを適用すれば実質負担額を4万円台にまで下げることも可能なので、ミドルレンジスマホとして最強のスペック・機能でしょう。
また、ソニーならではのカメラ技術を集結させた3眼レンズでは超広角・広角・望遠と3つの撮影手法を楽しめます。
自分で設定することはもちろん、カメラ初心者の方でも自動でシーンに合わせて設定できます。
Xperia 10 IVを買わない理由
- キャリアによって発売されるカラーが変わる
- 容量は128GBと少なめ
続けてはXperia 10 IVを買わない理由です。
1つ目はカラー展開です。購入できるカラーが限定されるキャリアもあるので、自分の欲しいカラーを選べない場合もあります。
もちろん別キャリアで端末のみ購入をしてから、SIMのみ現キャリアで引き続き継続することも可能になりましたが、手続きに手間がかかります。
できれば全キャリアでオリジナルの4色カラーを選べるようになると良いですよね。
また、ストレージ容量は128GBと少なめです。
近年のストリーミングサービスやダウンロードコンテンツの普及により、ストレージ容量は大容量が望ましくなっています。
外付けで最大1TBの容量を追加することはできますが、内臓ストレージだけでは少々物足りなさを感じるかもしれません。
Xperia 10 IVは高コスパなミッドレンジスマホ!

今回ご紹介したXperia 10 IVは7月上旬以降にドコモ、au、ソフトバンクから発売されます。
価格帯はミドルレンジながらも、大容量のバッテリーや3眼レンズを搭載したカメラ性能は高評価です。
コスパ良くスマホの最新スペックを使いたいという方にはおすすめです。
マットな質感で落ち着いたカラーのデザインや、ハンドフィットサイズながら6.0インチと画面いっぱいに楽しめるディスプレイもあります。
前作のXperia 10 IIIからディスプレイの明るさなど進化した面もあるので、レベルアップしたXperia 10 IVを使ってみてください。