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スマホを操作している時に、突然「無効なSIMです」「SIMカードが挿入されていません」といったエラーが表示されることがあります。しまいには通知バーのアンテナ部分に×マークがついてしまい、通話やモバイルデータ通信が出来なくなってしまった…。なんてことになると焦ってしまいますよね。

すぐに直ってくれればいいのですが、再起動しても直らなかったり、対処法を調べたくてもネットに接続できなかったりすると本当に困ってしまいます。

今回はそんな「Android端末(スマホ)でSIMカードを認識しなくなってしまった時の原因と対処法」について、スマホ初心者から上級者の方まで、誰でも分かりやすいように易しく解説していきたいと思います!

そもそもSIMカードとはなんなのか?


そもそも、“SIMカード”とは何なのかいまいち分からない…。という方も多いと思います。

「格安SIM」といった単語はよく聞くけども、SIMカードとはなんなのか、端末のどこに入っているのか、何のためにあるかなど、ご存知ない方も多いのではないかと思います。まずは原因や対処法を知る前に、SIMカードについて理解を深めておきましょう。

SIMカードとは


SIMカードとは、各通信事業者(例えばドコモ、au、ソフトバンクなど)の回線を使用し、通話やモバイルデータ通信を利用するために必要なICチップのことです。

SIMカードにはあらかじめ電話番号を書き込むための専用ID番号が記録されており、通信事業者がこのID番号と電話番号を紐付ける=契約情報をSIMカードに書き込むことにより、これらの機能を可能にしています。

そのため、通常スマホはこのSIMカードが挿入されていないと電話番号が認識されず、通話をすることが出来ません。また、インターネット接続においても、モバイルデータ通信をすることが出来ず、Wi-Fi環境が必要となります。

SIMカードは簡単に取り外すことができる


SIMカードを滅多に取り出すこともないため、意外と知らない方も多いですが、実はSIMカードは自分で取り外すことが可能です。

Android端末の場合、だいたいはスマホの側面に差し込み口があったり、SDカードスロットの横にSIMカードを差し込んだりする仕様になっています。

取り出し方も機種によって変わってきますが、細いピンを差し込んでトレイを取り出すタイプや、爪で引っ掛けてトレイを引き出すタイプが多いです。

最近では防水が当たり前になってきているため、簡単には取り外しできないようになっていることがほとんどです。一度、自分の機種のSIMカード差し込み口がどこにあるのか確認してみるといいでしょう。

SIMカードを取り出すときには、紛失盗難にはくれぐれも注意をしなければなりません。上記にも述べたように、SIMカードには電話番号メールアドレス契約プランなどの個人を特定できる情報が書き込まれています。

もし、第三者の手に渡ってしまった場合、あなたの大切な個人情報を悪用される恐れがあります。

SIMカードにも様々な種類があった!


画像引用元:サービス/用途:NECモバイルサービス
SIMカードにはいくつか種類があります。

  1. SIMカード
  2. Micro SIMカード
  3. Nano SIMカード

MicroNanoSIMカードの大きさを示しています。ガラケーの時代ではSIMカードが主流でしたが、スマホブームが到来し、いろいろな端末がより薄くより軽くなるのに従って、SIMカードもその形をどんどん小さくしていきました。

今のAndroid端末は、そのほとんどがNano SIMカードが主流となっています。

また大きさだけでなく、通信方式によってもSIMカードの種類が異なります。通信方式とは、3G・LTE・VoLTEなどです。例えば、少し前のLTE対応機種にVoLTEのSIMカードを挿入しても、対応していないため使用することが出来ません。

このように、SIMカード自体の大きさや、通信方式によっても種類があるため注意が必要です。

SIMカードが認識しなくなった!その原因とは?


SIMカードを認識できない時の原因はさまざまあります。それでは1つ1つ見ていきましょう。

原因①端末とSIMカードの接続不良


SIMカードが認識できなくなる原因で一番多いものが”接続不良”です。接続不良とは、単純にスマホとSIMカード間なんらかの不具合が発生し、うまく接続できなくなってしまった状態を言います。

ほとんどは一過性のものなので、故障ではありません。

接続不良になる要因としては、スマホを落としてしまった衝撃でSIMカードが接続部分からずれてしまったり、細かなホコリなどが挟まったりすることで発生します。また何もしていなくても突如起こってしまう時もあります。

こういった場合、だいたいは電源の再投入やSIMカードを抜き差しすることで改善する場合が多いです。

原因②SIMカード自体が故障していた


SIMカードも精密機器のため、故障する可能性は十分にあります。水濡れ・汚損・折損などといった外的な故障理由もあれば、初期不良や経年劣化などの自然故障が原因の場合もあります。

SIMカード自体が初期不良だった場合は、スマホに挿入してから比較的すぐに認識不良が起こり、エラー表示が頻発する、ということが多いようです。しかしそれ以外の故障理由が要因だった場合は、少しずつ症状が出ることが多いです。

1度目のエラーでは、電源の再起動やSIMカードの抜き差しを行うと、いったんは症状が改善されるため、接続不良と誤解しやすいです。

その後、しばらくしてからまた同じようなエラーがではじめ、だんだんと頻度が多くなり、最終的に完全にSIMカードが認識されなくなってしまいます

このような場合、出来れば早い段階で、SIMカードの交換や修理をしたいところですが、症状がでるのがまちまちなため、「調子が悪いだけかな?」と放置してしまいがちです。

油断<しているうちに、完全にSIMカードが認識できなくなってしまった…なんてこともありえるので、短いスパンで2~3度このような症状が出た場合には、早めに契約している通信会社に相談することをオススメします。

原因③端末自体が故障していた


SIMカード側でなく、スマホ側の故障が原因だった、という場合もあります。スマホもSIMカード同様、水濡れ・破損・紆曲などのハードウェアの故障と、初期不良などのソフトウェアの不具合と種類が分かれます。

症状が出る時は分かりやすく、SIMカード側の故障の時より短時間通信が出来なくなることが多いようです。スマホ自体の故障だった場合は修理する他ないため、早めに手を打ちましょう。

またスマホを修理に出す場合は、データを一度オールリセットしなければいけません。いざという時に慌ててしなくてもいいように、アドレス帳や写真などの大切なデータは、日頃からバックアップをとっておくことをオススメします。

原因④対応SIMカードが相違している


これは格安SIMを契約する際に起こりやすいケースになりますが、手持ちのスマホ対応しているSIMカードを間違って認識していた、というものです。

前述したとおり、SIMカードにもいろいろな種類があります。格安SIMを契約する場合、まずは手持ちのスマホに対応しているSIMカードを調べ、それから契約するかと思いますが、その際、SIMカードの大きさ通信方式を誤って選択してしまい、いざスマホに挿入したところSIMカードが認識されなかった、ということがあるようです。

格安SIMでは、契約すべてを自分で行うのが主流となっているため、SIMカードの注文間違いであっても、契約者の責任となります。そのため、正しいSIMカードに変更するためであっても、SIMカードの交換手数料が発生します。

さらに回線の切り替えも、カスタマーセンターに連絡したり、自分でホームページから申し込みしたりと容易ではないため、かなりの手間と負担がかかります。

こういったミスを避けるためにも、格安SIMを契約する場合は何度も確認を怠らないようにしましょう。

原因⑤SIMロック解除がされていない


SIMカードが認識されない原因は、SIMカードだけにあるわけではありません。もしかすると、端末側でSIMロック解除がされていないという可能性も考えられます。

SIMロック解除とは、Aの通信会社で購入したスマホに、Bの通信会社のSIMカードを挿入して利用したいときに行う手続きのことです。通常、Aの通信会社で購入した端末には、Aの通信会社のSIMカードでしか対応しないようにロックがかかっています。

これを解除することを”SIMロック解除”と言います。

上記の例でいうと、Bの通信会社のSIMを挿入する前に、あらかじめSIMロック解除の手続きしておく必要があります。このSIMロック解除があらかじめされていないと、SIMカードはちっとも認識されないのです。

現在、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3社から発売されているAndroid端末にはほとんどの場合SIMロックがかかっています。一定の条件を満たせばSIMロック解除は容易に出来ますので、事前に必ず行いましょう。

ドコモのスマホをSIMロック解除する前にデメリットと注意点を紹介

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