Xperia 10 III Liteの評価レビュー|廉価版モデルは好き嫌いわかれる

Xperia 10 III Liteを評価レビューして、価格・スペック・機能をご紹介していきます。Xperia 10 III Liteは楽天モバイルで高コスパモデルとして登場した人気機種です。Xperia 10 IIIと比較をしながら、買う理由と買わない理由をまとめていきます。

  • 24.04.19
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  • ※本記事は22.11.16に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
Xperia 10 III Liteの評価レビュー|買う理由・買わない理由

楽天モバイルやMVNO各社から発売された「Xperia 10 III Lite」は、Xperia 10 IIIとほぼ同じスペックでXperiaでは初のeSIM対応スマホです。

物理SIMと合わせれば、SIMを切り替えることなく1台のスマートフォンで2つの電話番号の着信を受けられるため、手軽に使い分けが可能です。

今回は「Xperia 10 III Lite」について評価・レビューをしていきたいとおもいます。

Xperia 10 III Liteの総合レビュー

Xperia 10 III Liteのレビュー
動きの快適さ★★★☆☆3.2
使いやすさ・操作性★★★☆☆3.5
カメラ★★★☆☆3.2
バッテリーのもち★★★★☆4.5
デザイン★★★☆☆3.8
価格★★★★☆4.0
総合評価3.7

Xperia 10 III Liteの口コミ・評判

Xperia 10 III Lite
Xperia 10 III Lite

Xperia 10 III Liteは、楽天モバイルやMVNO各社から2021年8月27日に発売されたソニーの5G対応ミドルレンジスマホです。

4月にドコモなどで発売済みのXperia 10 IIIとほぼ同じスペックですが、ストレージが128GBから64GBへと減っているなど、廉価版モデルという位置付けでの発売となっています。

SIMフリーでIIJmio、mineo、goo Simseller、nuroモバイルといったMVNOでも取り扱っており、乗り換えを検討しているならぜひおすすめです。

モデル名Xperia 10 IIIXperia 10 III Lite
発売日2021年6月18日
(ワイモバイルは2021年7月2日)
2021年8月27日
価格ドコモ:51,480円
au:53,985円
ワイモバイル:54,000円
楽天モバイル:46,800円
IIJmio:46,800円
mineo:48,840円
nuroモバイル:44,880円
goo Simseller:40,469円
nuroモバイル: 48,800円
ROM128GB64GB
SIMnanoSIMnanoSIM / eSIM
FMラジオ
SIMロック
対応バンド各キャリアに対応5G:n77, n78
LTE:Band 1, 3, 4, 12, 18, 19, 38, 41
3G:Band 1, 4
GSM:850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz

Xperia 10 III Liteの良い口コミ・評判

良い口コミ・評判
Xperia 10 III Liteの良い口コミ・評判
良い口コミ・評判3つ
  • Xperia 10 IIIとほぼ同スペックなのに価格が安くてお得
  • eSIM対応で仕事とプライベートの使い分けが可能
  • 4,500mAhの大容量バッテリーで長期利用できそう

Xperia 10 III Liteは通常版のXperia 10 IIIとほぼ同スペックですが、価格は数千円安く設定されているためお得です。

ストレージは減っていますがmicroSDカードで拡張が可能なので問題ありませんし、Xperiaでは初のeSIM対応のため、物理SIMと合わせれば2つの電話番号の着信を受けられて便利でしょう。

仕事とプライベートの番号を使い分けたり、海外旅行時に現地のSIMカードを利用することも可能です。

大容量の4,500mAhバッテリーを搭載していますし、独自の省電力設計と「いたわり充電」やXperia独自の「充電最適化技術」により、劣化しにくい長持ちバッテリーとなっています。

Xperia 10 III Liteの悪い口コミ・評判

悪い口コミ・評判
Xperia 10 III Liteの悪い口コミ・評判
悪い口コミ・評判3つ
  • ストレージが64GBと少ない
  • FMラジオに非対応
  • 対応バンドが少なくソフトバンク回線で繋がりにくい

Xperia 10 III Liteは廉価版でストレージが64GBと少なめなので、写真や動画をたくさん撮る方にとっては物足りないでしょう。

これに関してはmicroSDカードで最大1TBまで拡張が可能なため、大したデメリットではありません。

また、Xperia 10 IIIには搭載されていたFMラジオが非搭載となっていますが、利用しない方にとってはあまり重要ではないでしょう。

Xperia 10 III Liteの最大の問題は対応バンドが少なくなっていることです。

特にバンド8に非対応となったので、利用している回線がソフトバンク回線の場合は地下などで繋がりにくくなるかもしれません。

Xperia 10 III Liteの価格を評価レビュー

Xperia10III lite楽天価格
楽天モバイルでは実質26,800円
Xperia 10 III Liteの価格(税込)
取扱い販売価格
楽天モバイル46,800円
mineo48,840円
IIJmio46,800円
OCNモバイルONE
25,500円
goo Simseller40,469円
(SIMセット)
nuroモバイル48,800円

Xperia 10 III Liteの価格は、取り扱っている楽天モバイルやMVNO各社では4万469円~4万8800円と4万円台に統一されています。

Xperia 10 IIIは5万円台で販売されていたので、Xperia 10 III Liteならほぼ同スペックで数千円安く購入できてお得です。

それぞれに割引やポイント還元も行われているので、他社からの乗り換えであれば更にお得に購入できるでしょう。

たとえば楽天モバイルであれば、【Rakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典】だれでも5,000ポイントプレゼントと、乗り換えの方限定のさらに15,000ポイントプレゼントキャンペーンで最大20,000ptが還元されます。

5G対応スマホが実質26,800円で購入できるので、かなりコスパに優れたスマホといえるでしょう。

Xperia 10 III Liteのスペックを評価レビュー

Xperia 10 III Lite
Xperia 10 III Liteのスペック
Xperia 10 III Lite
CPUSnapdragon 690 5G
メモリ6GB
ストレージ64GB
カラーRakutenモバイル:ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク
IIJmio:ブラック、ホワイト
mineo:ブラック、ホワイト
goo Simseller:ブラック、ホワイト
NUROモバイル:ブラック、ホワイト
ディスプレイ約6.0インチ
サイズ約154(H)×約68(W)×約8.3(D)mm
重量約169g
バッテリー4,500mAh
通信方式4G/5G
SIMタイプnanoSIM / eSIM

ここからは、Xperia 10 III Liteのスペックを詳しくチェックしていきましょう。

メモリ・ストレージ

CPU-snapdragon690 5G
Xperia 10 III LiteはSnapdragon 690 5G

Xperia 10 III LiteのCPUには「Snapdragon 690 5G」が搭載されており、5Gモデルとしてはスタンダードな処理能力が搭載されています。

メモリはXperia 10 IIIと同じ6GBとなっていますが、ストレージは64GBに減らされているため物足りない人もいるでしょう。

ただしmicroSDカードで拡張が可能(最大1TB)なため、逆に必要な分だけ拡張できて使い勝手が良くなっていると感じるかもしれません。

カラー

Xperia 10 III Lite
楽天モバイルのみ全4色

Xperia 10 III Liteのカラーは、ブルー、ホワイト、ブラック、ピンクの全4色は楽天モバイルのみ選択可能です。

MVNOの各社はホワイトとブラックの2色のみとなっているので注意しましょう。

ディスプレイ

Xperia 10 III LiteはHDR対応有機ELの約6.0インチディスプレイ

Xperia 10 III Liteは、HDR対応有機ELの約6.0インチディスプレイでくっきりとした鮮やかな映像が特徴です。

多くの映画コンテンツで採用されている21:9ワイドディスプレイになっているので、画面いっぱいの映像を楽しむことができるでしょう。

バッテリー容量

Xperia 10 III Lite
大容量の4500mAhバッテリー

Xperia 10 III Liteのバッテリーは、4500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

「いたわり充電」や「充電最適化技術」により充電時のバッテリーへの負担を軽減してくれるため、3年間使い続けてもバッテリーが劣化しにくく長期利用にもおすすめです。

esim対応(Xperiaでは初)

SIMカード
Xperia 10 III Liteのスペック

Xperia 10 III Liteは、Xperiaでは初となるesimに対応しています。

物理SIMと合わせれば、SIMを切り替えることなく、1台のスマートフォンで2つの電話番号の着信を受けることが可能です。

ただし、スロットはシングルタイプのため、物理SIMで2回線使うことはできないので注意しましょう。

Xperia 10 III Liteの機能を評価レビュー

Xperia 10 III
Xperia 10 III Liteの機能
Xperia 10 III Liteの機能
メインカメラ約800万画素 (超広角) + 約1,200万画素 (広角) + 約800万画素 (望遠)
サブカメラ約800万画素 (広角)
生体認証指紋認証
防水・防塵IPX5 / IPX8 / IP6X
おサイフケータイ対応
FMラジオ非対応

次に、Xperia 10 III Liteの機能を評価レビューしていきます。

カメラ

Xperia 10 III Lite
Xperia 10 III Liteのアウトカメラはトリプルレンズ

Xperia 10 III Liteのアウトカメラは、超広角(約800画素)・広角(約1200画素)・望遠(約800画素)のトリプルレンズとなっています。

インカメラも800画素とあまり画素数は高くありませんが、価格を考えれば納得できるでしょう。

撮影シーンを自動で判断する「プレミアムおまかせオート」や、夜景を美しく撮影できる「ナイトモード」なども利用可能です。

生体認証・防水/防塵

Xperia 10 III Lite
IP68相当の防水/防塵性能

Xperia 10 III Liteは、IP68相当の防水/防塵性能のため水回りでも音楽や動画を楽しめますし、高強度ガラス採用で落としても割れにくいボディとなっています。

生体認証は指紋認証のみですが、マスクをしたままロック解除が可能なのでかえって便利でしょう。

おサイフケータイ

おサイフケータイ
Xperia 10 III Liteの機能

価格の安いスマホではおサイフケータイなどに対応していない機種もありますが、Xperia 10 III Liteの場合はしっかりおサイフケータイやNFCに対応しているので安心です。

Xperia 1 IIIの評価レビュー|5G対応でメモリ12GB&バッテリー持ちも良い

Xperia 10 III Liteを評価|買うべき?

Xperia 10 III Lite
Xperia 10 III Liteはコスパに優れている

最後に、ここまでの内容からXperia 10 III Liteを買う理由と買わない理由について紹介していきましょう。

Xperia 10 III Liteを買う理由

Xperia 10 III Liteを買う理由
  • Xperia 10 IIIとほぼ同スペックで安い
  • バッテリーが4,500mAhと大容量
  • esim対応で使い分けが可能

Xperia 10 III Liteは、スタンダードなスペックの手頃な5G対応スマホが欲しいライトユーザーにおすすめです。

Xperia 10 IIIに比べるとほぼ同スペックで数千円安いですし、バッテリーも大容量で劣化しにくいため長期利用にも最適でしょう。

esim対応なので仕事とプライベートの番号を使い分けたり、各社のお得な通信プランを使い分ける使い方もできるので便利です。

Xperia 10 III Liteを買わない理由

Xperia 10 III Liteを買わない理由
  • 対応バンドが少なくソフトバンク回線では使いにくい
  • コスパだけならもっと安いスマホがある

Xperia 10 III LiteはSIMフリーですが、各キャリアで販売していたXperia 10 IIIに比べると対応バンドが少なくなっています。

特にバンド8非対応のため、ソフトバンク回線を利用している場合は地下や郊外で影響が出やすいでしょう。

また、コスパの面だけで考えればMi 11 Lite 5Gなど、もっと安くてスペックの高いスマホも販売されています。

どうしてもXperiaがいいなどのこだわりが無ければ、他の機種を検討してみてもいいでしょう。

安くてコスパの良いスマホおすすめ10選!選ぶポイントも解説

Xperia 10 III Liteはコスパの良い5Gスマホが欲しいならおすすめ!

Xperia 10 III Liteは楽天モバイルやMVNO各社から販売されているため、乗りかえを検討しているライトユーザーにおすすめです。

そろそろ5Gに対応してみようかなと思っているならぜひXperia 10 III Liteの購入を検討してみてくださいね。


この記事を書いた人
naccya
夫とこどもと猫の3人+2匹家族。スマホはAndroid派。ハイスペックは使いこなせないので安くて使い勝手が良いほうが嬉しいライトユーザー。 猫を常時愛でるために、自宅に籠って仕事しています。