dカードとdカード GOLDはドコモユーザーならぜひ持っておきたいクレジットカードですね。
しかしクレジットカードは安定した収入がある方でなければ作れないため、未成年や学生が持つのは難しいイメージがあります。
そこでこの記事では、dカード/dカード GOLDへの入会審査や必要な条件について解説し、未成年や学生でも申し込めるのかどうかを調査しました。
dカード/dカード GOLDに入会したい方は、最後までしっかりチェックしてください。
項目 | ![]() | ![]() |
年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) |
還元率 | 1% | 1% ドコモ料金:10% |
ケータイ補償 | 購入後1年間1万円 | 購入後3年間10万円 |
入会特典 | 最大4,000P | 最大21,000P |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |

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dカードとdカード GOLDは未成年・学生でもOK?必要な条件とは?

一般的にクレジットカードを持つためには、申し込み後の入会審査に通過しなければなりません。
また、申し込むための条件が定められているため、そもそもその条件を満たしていなければ、申し込むことさえできないのです。
まずはdカードとdカード GOLDの入会条件をそれぞれ挙げますので、ご覧ください
dカードの入会条件

- 個人名義であること(法人名義は不可)
- 満18歳以上であること(高校生を除く。未成年者は親権者の同意が必要)
- 本人名義の口座を支払口座として設定すること
- その他NTTドコモが定める条件を満たすこと
dカード GOLDの入会条件

- 個人名義であること(法人名義は不可)
- 満20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入があること
- 本人名義の口座を支払口座として設定すること
- その他NTTドコモが定める条件を満たすこと
dカード GOLDへの入会は未成年・学生だと不可?
dカードとdカード GOLDの入会条件はほぼ同じですが、2番目の条件が異なります。
- dカード:満18歳以上であること(高校生を除く。未成年者は親権者の同意が必要)
- dカード GOLD:満20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入があること
dカードは高校卒業以上ならOKで、未成年の場合でも親権者の同意があれば入会可能です。
けれどもdカード GOLDでは、未成年の方の場合には働いていても入会できず、満20歳以上であっても学生は不可となっています。
したがって、dカード GOLDを未成年や学生が作ることはできないのです。
dカードとdカード GOLDの審査とは?

クレジットカードを持つためには入会審査に通過しなければなりません。
審査の内容や通過基準などは、先に挙げた「その他NTTドコモが定める条件を満たすこと」にあるのですが、内容は明らかにされていません。
けれども一般的なクレジットカードでの審査を通過しやすい条件があり、dカードでもそれに準じています。
主なものとしては、以下のようなものが挙げられています。
dカードの審査での通過条件

dカードの審査条件は、入会条件を満たしていればほぼクリアできます。
一般的にクレジットカードの審査に通らないおそれがあるとされているものは、過去にケータイ料金の滞納履歴があるケースです。
また、カードローンなどの債務返済で滞納履歴がある方も審査に通らないおそれがあります。
未成年の方は、そもそもカードローンの申し込みができないのでこの点についての問題はありませんが、満20歳以上の方なら要注意です。
また、奨学金の返済をしている方でこれまでに滞納したことがある方も、審査を通過することは難しくなります。
dカードに限らずクレジットカードやカードローンの審査においては、信用情報機関に問い合わせを行います。
信用情報機関には、申請者のクレジット利用履歴や信用情報の問合せ履歴などが、過去5年分にわたって管理されているのです。
他社の滞納履歴だけでなく、カードの申し込み履歴についてもドコモが閲覧できるようになっていますが、これまで滞納履歴がなかったり、カード入会の申し込みを頻繁に行ったりしていなければ、心配しすぎる必要はありません。

dカード GOLDでの審査通過条件
dカード GOLDでもdカードと同様に、各種の支払いにおいて滞納履歴があると審査に通ることは難しくなります。
それに以上に、2番目の「安定した継続収入がある方」という条件をクリアしなければ、審査対象にさえなれません。
とはいえ、特に高収入でなければならないというわけではないのでご安心を。参考までに以下のような職業の方ならほぼ大丈夫です。
- 会社員・会社役員
- 自由業・自営業
- 年金受給者
- アルバイト・パート・派遣社員・契約社員
- 公務員
- 医師・弁護士・司法書士・税理士などの士業
- お勤めでない方・専業主婦の方

やはり未成年・学生の方はdカード GOLDを持てない?

最後の「お勤めでない方・専業主婦の方」をみると、学生でもOKという気がします。
しかし、お勤めでない方というのは、家賃収入などの不労所得がある方という意味です。
また専業主婦の方の場合、本人は無収入ですが夫がしっかり稼いでいるためです。
審査では収入の多さより「安定かつ継続的」であることが重視されるため、年金受給者や公務員は審査に通りやすくなっています。
アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方でも1年以上勤務していれば、審査対象となるようです。
なお、勤務先について嘘の申告をすることは絶対にやめてください。
クレジットカードの審査では、「在籍確認」というものが行われます。
これは電話で勤務先に申込者が在籍しているかどうかを確認するもので、もし嘘をついていればドコモだけでなく、他のクレジットカードやカードローンなどの審査に通らなくなってしまうからです。
未成年や学生でガッツリ稼いでいる方は、dカード GOLDを作れないことに不満を感じられると思いますが、dカード GOLDに限らずそもそもゴールドカードのほとんどが未成年と学生は不可となっているのです。
未成年や学生の方は、dカードできちんと支払い履歴を作り、月給をもらえるようになるまでお待ち下さい。
また、dカードで信用がついたらdカード GOLDにアップグレードすることもできます。
なお、未成年や学生の方がdカード GOLDを作ることはできませんが、あきらめないでください。
後ほど、dカード GOLDを未成年・学生が持てる裏技をこっそりご紹介します。
dカードを未成年・学生が申し込むための必要書類と情報

dカードに入会するためには、以下の書類や情報が必要となります。
- 支払いに指定される口座情報を確認できるもの(キャッシュカード・口座通帳など)
- 本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)
- 勤務先情報(勤務先社名・住所・電話番号など)
なお、高校生以上でも未成年者の場合は、上記のものに加えて親権者同意欄への記入が必要になります。
必要書類についての注意点
本人確認書類
本人確認書類として認められているのは、以下のものです。
- 運転免許証または経歴証明証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 写真付き住民基本台帳カード
- 健康保険証
- 住民票の写し
住民票の写しとは役所で発行してもらったもののことで、原本が必要となります(コピーではダメ)。
また、上記の確認書類と住所や申込現住所が違う場合には、以下の書類が追加で必要となります。
なお、運転免許証または経歴証明証で住所変更している場合は両面のコピーが必要です。
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道・NHK受信料など)
- 社会保険料の領収書
- 国税、地方税の領収書又は納税証明書
年収証明書類
dカードでは、以下の場合に収入証明書の提出が必要になります。
なお、個人事業主の方はキャッシング希望額にかかわらず年収を証明する書類を提出しなければなりません。
- キャッシングの希望額が50万円の場合
- キャッシングの希望額と他社からの借り入れ金額の合計が100万円以上の場合
以下に挙げる書類が年収証明書類として認められているので、いずれか1点のコピーを提出してください。
- 源泉徴収票
- 給与明細書(直近2カ月分)
- 確定申告書および青色申告決裁書または収支内訳書(税務署の受領印のあるもの)
- 納税通知書(年収もしくは所得金額の記載のあるもの)
- 年金証書(年金額の記載があるもの)
- 年金通知書(年金額の記載があるもの)
早くdカードを入手したい方は、キャッシング希望枠を「なし」にしておくことをおすすめします。
キャッシングは無担保ローンとなるため、与信審査において慎重にならざるを得ず、どうしても時間が掛かってしまうからです。
なお、キャッシング枠はあとから付けることも可能です。

dカードを未成年・学生が申し込むための手続き

dカードを未成年や学生の方が申し込む場合、webで行うことはできないため、郵送か店頭での申し込みに限定されます。
入会申込みからカード発行までの流れを、郵送・店頭それぞれについて解説していきましょう。
郵送で申し込む場合
入会申込書を郵送する
郵送でdカードに入会申込みを行う場合、まず入会申込書を手に入れなければなりません。
入会申込書はドコモショップか、dカード公式webサイトから請求してください。必要事項を記入し、本人確認書類と口座振替依頼書を同封して郵送すればOKです。
未成年者の場合は、親権者同意欄に記入漏れがあると受け付けてもらえませんので、忘れずに記入してください。
よくある失敗が口座振替依頼書の印鑑についてです。
捺し忘れや捺し間違いがあれば差し戻しとなりますので、しっかり確認してから郵送しましょう。
ドコモで審査が行われる
郵送されてきた申込書と添付書類をもとに、ドコモが入会審査を行います。このとき、勤務先やアルバイト先の電話番号宛てに在籍確認の電話が掛かってくることもあります。
未成年者がdカードを申し込む場合、親権者が申し込みに同意しているかどうかを確認するために、親権者宛てに電話が掛かってきます。
スムーズに手続きを進めるため、親権者に黙ってdカードを申し込んだりせずに、きちんと同意を得ておきましょう。
カードが発行される
無事審査に通過すると、申し込みの際に申告した自宅住所宛てにカードが送られてきます。
なお、申し込みからカードが発送されてくるまでの期間は、おおむね2週間から4週間となっています。
郵送で申し込む場合、書類に記入漏れなどの不備があってもそのままドコモに届いてしまいます。
書類の再提出が必要になると、カードを手にするまでの期間はさらに長くなってしまうので、書類を郵送する前に申込書への記入漏れや添付書類の不足がないかどうかよく確認されることをおすすめします。
店頭で申し込む場合
店頭で申し込むメリットは少ない
申し込みからの流れは郵送の場合と変わりませんが、ドコモショップではその場で申込書をもらって記入することができるので、郵送の場合のように入会申込書の請求を行う手間は不要です。
けれども実のところ、dカードの申し込みをドコモショップの店頭で行うことは、あまりおすすめできません。
ドコモショップで申し込む場合、わからないことは店員さんに尋ねることができるというメリットがあります。
けれどもドコモショップはいつも混雑しているうえ、営業時間内に店舗に赴かなければならないからです。
店頭でdカードは発行されない
わざわざ忙しい時間を割いて店舗に出向き、長い間待たされてやっと申し込みをしても、その場でdカードがもらえるわけではありません。
店頭で申し込んでも郵送での申し込みと同じように、ドコモ側で審査が行われたあと郵送で自宅まで届けられることに変わりはないのです。
店頭での申し込みは事前予約がおすすめ
それでもやはり店頭で申し込みたいという方に向けて、待ち時間を少しでも短くできる方法をお知らせしましょう。
それは「来店予約」をしてからドコモショップに出掛けるという方法。
ドコモのwebサイトからお目当てのショップを選択し、右側にある「この店舗の来店予約をする」をクリックすると別ウィンドウが開きます。
ここからdアカウントでログインすればOKです。
なお、dアカウントは無料で作成でき、ドコモユーザーでなくても大丈夫です。
dアカウントの新規作成には「メールアドレスの登録」と「ID・基本情報の登録」が必要です。
まず、dアカウントwebサイトトップ画面にある「無料のdアカウントを作成>」ボタンをクリックすると次の画面に移動しますので、メールアドレスを登録してください。
画像引用元:dアカウント – dアカウント発行 – メールアドレス登録
- SNSに登録してあるメールアドレス
- ドコモのメールアドレス
- 手入力によるメールアドレス
- 空メールでの登録
のいずれかの方法でメールアドレスを登録後、「ID・基本情報の登録」を行うだけで完了です。
未成年者は親権者同伴で申し込みを
未成年者の場合、申し込みをその場で終えたいなら親権者といっしょに店頭へ出掛ける必要があります。
親権者同意欄には親権者の自署による署名が必要なため、同伴していなければその場で申し込みを完了できないためです。
もし親権者の同伴が難しい場合は、申込書を持ち帰って親権者に記入してもらったうえで郵送することができますが、二度手間になるうえ、後日親権者宛に電話での同意確認があります。

dカード GOLDを未成年・学生が持てる裏技とは

dカード GOLDを未成年や学生の方が作ることはできませんが、自分のdカード GOLDを持つことができる裏技があります。
それはdカード GOLDで家族カードを作るという方法です。
dカード GOLD家族カードはカード会員と生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)の配偶者・子供。
両親が作ることができ、1枚目は年会費無料です。
家族カードでも以下に挙げるように、「dカードケータイ補償」、「お買物あんしん保険」のほか、海外・国内旅行保険などにおいて、dカード GOLD本会員とほぼ同様のサービスが利用できます。
【dカード GOLD家族カードの詳細】
dカード GOLD 家族カード | |
---|---|
年会費 | 1枚目無料 2枚目以降1,000円(税抜)/枚2枚目以降のdカード GOLD 家族カードは、利用の有無にかかわらず、初年度から1,000円(税抜)/枚がかかります。 |
お支払い方法 | 家族カード(家族ETCカードを含みます)の利用代金もすべて本会員の口座からまとめて引落しとなります。※家族カードでの利用分でもdポイントがたまります。 |
ポイントサービス | 100円のご利用につきdポイントが1ポイントたまります。 ※ポイントは本会員に集約され、本会員のみがご利用できます。 |
優遇サービス | 便利なサービスが充実しています。紛失・盗難・修理不能などの場合に最高10万円を補償するdカードケータイ補償もあります。 |
【dカード GOLDの特典比較】
dカード GOLD | dカード GOLD 家族カード | |
---|---|---|
dポイントクラブご優待(10%ポイント還元) | ○ | ○ |
dカードケータイ補償 | 最大10万円補償 | 最大10万円補償 |
dカード GOLDデスク | ○ | ○ |
dカード GOLD年間ご利用額特典 | ○ | × |
【dカード GOLDの保険】
dカード GOLD | dカード GOLD 家族カード | |
---|---|---|
海外旅行保険 | 最大1億円 | 最大1億円 |
海外航空便遅延費用特約、家族特約 | ○ | ○ |
国内旅行保険 | 最大5,000万円 | 最大5,000万円 |
国内航空便遅延費用特約 | ○ | ○ |
お買物あんしん保険 | 年間300万円まで | 年間300万円まで |
【dカード GOLDのトラベルサービス】
dカード GOLD | dカード GOLD 家族カード | |
---|---|---|
ラウンジ(空港・その他) | ○ | ○ |
VJデスク(旅のサポート) | ○ | ○ |
海外レンタカー | ○ | ○ |
海外緊急サービス | ○(無料) | ○(無料) |
dカード GOLDの家族カードならdポイントもみんなで貯められて最大限dカードの特徴を活かせるといえます!
dポイントを貯めるならやはりキャンペーンを見逃さないようにするのが一番です。定期的に変化するキャンペーン情報を更新しているので、こちらの記事もチェックしてみてください。
未成年や学生だってdカードやdカード GOLDを活用したい!

ここまで「dカードとdカード GOLDを未成年・学生が申し込みするには?必要書類と店頭手続き」と題して、未成年・学生の方に向けてさまざまに解説してきました。
dカードとdカード GOLDは、ドコモユーザーならぜひ持っておきたいクレジットカードです。
未成年や学生の方も、dカードやdカード GOLDのメリットを享受したいことでしょう。
記事を参考になさって、上手にdカードやdカード GOLDを手に入れてください。