10月1日から施行される「改正電気通信事業法」により大手キャリアの料金プラン・キャンペーンは大きく変更されます。
大手キャリアの1つドコモでは、料金プランとともに2年定期契約の解約金の引き下げも行われます。
この新たな料金プランをお得に利用するためにはドコモのdカード/dカード GOLDが大きなポイントとなるようです。
ここではドコモの新料金をはじめ、10月1日から始まるdカードお支払割の内容などをご紹介しています。
dカード GOLDのメリット・デメリット|年間4万円得する方法とは?トップ画像引用元:【dカード】dカードお支払割5%還元 | キャンペーン
ドコモの料金プランは10月から値下げ
10月1日から施行される「改正電気通信事業法」には違約金や端末代金の割引などスマホユーザーの気になる変更点が多く盛り込まれています。
例えば違約金は上限1,000円まで引き下げられますし、端末代金の割引も20,000円が上限となります。
この施行に合わせドコモでは料金プランの値下げとともに併用を前提とした「dカードお支払割」が新設されました。
10月から解約金値下げ&月額割引
ドコモでは2019年10月1日(火曜)以降に申し込む方を対象に主要プランである「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」の値下げが行われます。
これまでのドコモの料金プランは2年定期契約=2年縛りを付ける事で月額1,500円(税抜)の割引を受ける事が可能でした。
この価格差を170円まで下げる事で、実質的に2年定期契約を付けない場合の月額料金が値下げとなります。
また、2年定期契約の解約金がこれまでの9,500円(税抜)から1,000円(税抜)まで引き下げられますので他社へののりかえ(MNP)も比較的容易に行えるようになります。
この他に「データプラス」や「キッズケータイプラン」なども同様の値下げが行われる予定となっています。
dカードお支払割でドコモの月額料金がお得に
画像引用元:dカードお支払割 | 料金・割引 | NTTドコモ
定期契約を付けない場合でも、月額料金はこれまでに比べて1,330円(税抜)お得になります。
旧料金プランと比較してかなりお得になったと言えますが、10月1日より開始される「dカードお支払割」を利用する事で更に料金を下げる事ができます。
「dカードお支払割」は10月1日以降に「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」などを契約し、支払い方法にドコモのdカード/dカード GOLDを設定する事が条件です。
これにより2年定期契約を付けた場合と同等の料金になるため解約金1,000円も不要でドコモと契約する事が可能となります。
dカード/dカード GOLDを活用する事で毎月の支払いがお得になるのはもちろん、解約金まで不要となるのは大変魅力的なメリットです。
dカードお支払割を使った場合の料金(ギガホ割・みんなドコモ割適用)
プラン名 | 月額料金 | |||
---|---|---|---|---|
定期契約なし(解約金なし) | 2年定期契約 (解約金1,000円) |
|||
- | dカードお支払割 適用後料金 | - | ||
5Gギガホプレミア | ~無制限 | 6,650円 | 6,480円円 | - |
~3GB | 5,150円 | 4,980円円 | - | |
5Gギガホ | 7,650円 | 7,480円 | - | |
ギガホプレミア | ~60GB | 6,550円 | 6,380円 | - |
~3GB | 5,050円 | 4,880円 | 4,880円 | |
ギガホ | 7,150円 | 6,980円 | 6,980円 | |
5Gギガライト/ギガライト | ステップ4 | 5,150円 | 4,980円 | 4,980円 |
ステップ3 | 4,150円 | 3,980円 | 3,980円 | |
ステップ2 | 3,150円 | 2,980円 | 2,980円 | |
ステップ1 | 2,150円 | 1,980円 | 1,980円 | |
はじめてスマホプラン | 1,650円 | 1,480円 | 1,480円 | |
ケータイプラン | 1,370円 | 1,200円 | 1,200円 | |
データプラス | 1,000円 | - | - | |
キッズケータイプラン | 500円 | - | - |
dカードお支払割を詳しく確認
支払方法にdカード/dカード GOLDを設定する事で、定期契約あり・なしの場合の差額が0円になるというのがdカードお支払割の主な内容です。
シンプルで分かりやすい内容となっていますが利用する前にはいくつか確認しておきたいポイントもあります。
ここではdカードお支払割のより詳しい内容をチェックしてみましょう。
dカードの年会費は永年無料へ
画像引用元:dカード | dカードのご紹介
先ほどもご紹介した通り、dカードお支払割」は10月1日以降に「ギガホ」「ギガライト」などを契約し支払い方法にdカード/dカード GOLDを設定する事が条件です。
9月30日以前にドコモと契約している方でも10月以降の新料金プランを利用できますが、この場合は別途申し込みが必要となります。
「ギガホ割」や「はじめてスマホ割」などは9月30日以前からの適用期間がそのまま引き継がれますので注意が必要です。
また、10月1日以降はdカードの年会費が永年無料へと変更される点も見逃せません。
dカードは初年度無料で利用できますが前年に利用が無い場合2年目以降1,250円(税抜)が必要となっていました。
この料金が無料となる事で、dカードをこれまで以上に利用しやすくなるでしょう。
「ずっとドコモ特典」の還元率は一部下がる
画像引用元:ずっとドコモ特典 | 料金・割引 | NTTドコモ
ドコモでは長期契約者に対してdポイントを還元する「ずっとドコモ特典」というサービスが提供されています。
本サービスではdポイントクラブのステージに応じて「ギガホ」「ギガライト」などの契約者に500pt~3,000ptが誕生日月にプレゼントされます。
しかし10月から1年に1か月分の料金を超える長期契約者への特典が禁止となるため、「ケータイプラン」のみポイント還元率が最大1,200ptまで下げられます。
「ギガホ」「ギガライト」に変更はないためスマホユーザーにはあまり関係ありませんが、念のためdカードお支払割とともに確認しておくのが良いでしょう。
「ずっとドコモ特典」の進呈ポイント数
項目 | 進呈ポイント数 | |
---|---|---|
条件 | ・2019年9月30日までに契約の「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」 ・2019年10月1日以降に契約の「ギガホ」「ギガライト」 | ・2019年10月1日以降に契約の「ケータイプラン」 |
プラチナ | 3,000pt | 1,200pt |
4th | 2,000pt | |
3rd | 1,500pt | |
2nd | 1,000pt | 1,000pt |
1st | 500pt | 500pt |
キャンペーンで更にdポイント還元?
新料金プランやdカードお支払割とともにドコモでは10月1日から始まる新キャンペーンも発表されています。
新キャンペーンはdカードお支払割を利用しているユーザーが対象となるため、dカード/dカード GOLDの支払いをよりお得にできる可能性があります。
ここでは10月1日から提供される「dカードお支払割 5%還元キャンペーン」の内容やその他の情報を確認しておきましょう。
ドコモユーザーなのにdカード / dカード GOLDを持たないと損する10の理由dカードお支払割 5%還元キャンペーン
画像引用元:【dカード】dカードお支払割5%還元 | キャンペーン
dカードお支払割が適用されたユーザーがdカード/dカード GOLDで決済を行うと通常時の1%と合わせて計5%のdポイントが還元されます。
還元されるdポイントは期間・用途限定となっており、ケータイ料金の支払いやデータ量の追加などには使う事ができません。
また、キャンペーンによる月々の付与上限は最大2,000ptまでとなっています。
ただし2020年3月31日までの限定キャンペーンとなっていますし、dカードお支払割を使っているユーザー専用というのも見逃せません。
dカード/dカード GOLDは実店舗はもちろん幅広いネットショップもポイント還元の対象となっていますので積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
dカードお支払割 5%還元キャンペーン/概要
概要 | 「dカードお支払割」適用者がdカード/dカード GOLDで支払いを行うとポイント還元率アップ |
対象者 | 「dカードお支払割」適用者かつキャンペーンエントリーをしたユーザー |
対象決済 | dカードまたはdカード GOLDによる決済(家族カードを含む) |
対象外 | ドコモのケータイ、「ドコモ光」のご利用金額、iD決済、dカードminiでの決済 |
特典 | 毎月の対象決済4%分のdポイントを付与(合計5%) |
dカード/dカード GOLDはキャンペーンが多い
画像引用元:dカード | dカード GOLDのご紹介
dカード/dカード GOLDは「dカードお支払割 5%還元キャンペーン」以外にも様々なキャンペーンがあります。
キャンペーンは常時開催・期間限定に分かれており、還元率アップや抽選でのポイント当選など幅広い種類が提供されています。
更にdカードは入会するだけで6,000円分、dカード GOLDは入会するだけで最大11,000円分のiDキャッシュバックが提供されているのも見逃せません。
また、入会時のiDキャッシュバックはその他のキャンペーンを利用して増額する事も可能です。
dカードお支払割を利用するつもりなら、dカード/dカード GOLDのキャンペーンを積極的に活用するのがおススメです。
今さら聞けないスマホ決済|iDって何?iDで支払う時にどうすればいいの?dカードよりdカード GOLD(ゴールド)の方がお得な理由
dカードとdカード GOLDは年会費はもちろん利用できる特典などに多くの違いがあります。最後にdカードとdカード GOLDの違いについて確認しておきましょう。
dカードとdカード GOLD(ゴールド)の違い
dカードは初年度年会費無料であり2年目以降も前年の利用があれば年会費無料で利用できます
10月1日からは完全に年会費が無料となりますので、これまで以上に利用しやすくなるのは間違いないでしょう。
一方のdカード GOLDは初年度から年会費10,000円(税抜)が必要となります。
どちらを使った場合でもdカードお支払割の割引額に違いはありませんので、これからクレジットカードを作る方はdカードの方が適しているかもしれません。
ただしdカード GOLDは利用金額に応じたクーポンプレゼントなどの他に、ドコモの利用料金に応じたポイント還元がある点は見逃せません。
dカード GOLD ゴールドの方がお得
画像引用元:dカード | dカード GOLDのご紹介
dカードの還元率1%とは違い、dカード GOLDでは毎月のドコモのケータイ/「ドコモ光」のご利用料金から10%のポイント還元が受けられます。
例えば毎月9,000円(税抜)の支払いがある場合、900ポイント×12ヵ月=年間で10,800円分のポイント還元を受ける事ができます。
毎月の支払が一定額あるなら、dカード GOLDの年会費分のポイント還元を受ける事は十分可能ではないでしょうか。
dカードお支払割は「dカード/dカード GOLDでの支払い」が条件となっていますが、家族で加入する場合などはシェアパックを利用して料金をまとめる事も可能です。
シェアパックの代表者にドコモの支払いをまとめるだけでポイントの還元率は高まりますから、料金が値下げされた後でも上手く活用する事ができるはずです。
ドコモでは回線数に応じて割引が発生する「みんなドコモ割」も引き続き提供されますので、家族で加入する場合などはdカード GOLDを使った方がよりお得にできるでしょう。
dカード GOLD公式サイトを見る- ドコモの月々の支払いをdカード/dカード GOLDにすることで月額170円割引に
- 10月1日以降に「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」を契約した方が対象
- ドコモの新料金が適用され、dカードお支払割がつくと2年定期契約を付けた場合と同等の料金になる
- dカードお支払割が適用されたユーザーがdカード/dカード GOLDで決済を行うと通常時の1%と合わせて計5%のdポイントが還元
dカード/dカード GOLDはドコモユーザー必須のクレジット
10月1日から改定されるドコモの新料金は、dカード/dカード GOLDを利用するdカードお支払割が大きなポイントとなります。
定期契約なしで解約金が無料となるのはもちろん、定期契約ありの場合と月額料金の差が無くなるのは魅力的です。
また、dカード/dカード GOLDはdポイントの還元キャンペーンが多いためもはやドコモユーザー必須と言えるのではないでしょうか。
これからドコモと契約する方はもちろん、クレジットカードを検討している方はdカード/dカード GOLDの加入を検討してみてはいかがでしょう。
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