Android スマホの使い方
Pocket

読了時間:約 2

新しいスマホを手にするのはうれしいものです。けれども古いスマホからのデータ移行が面倒だからと、乗り換えをためらっているという方もおられます。とはいえ、同じスマホをいつまでも使い続けられるものではありません。ここからは、新しいAndroidスマホから簡単にデータ移行する方法について、詳しくみてゆきたいと思います。

iPhoneのデータ移行・バックアップ方法は別記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。

Androidスマホのデータを移行するのは難しい?

スマホのデータ移行は、かつてのガラケーみたいにショップに丸投げできなくなっています。自分でデータ移行するなんて、難しくないのでしょうか。

ガラケーみたいにショップでやってくれないの?


ガラケー時代は機種変更すると、ショップで連絡帳からメール、写真など必要なデータはその場で転送してくれていました。つまり自分は何もしなくても新しい端末をそのまま使うことができたのです。

その流れで、スマホでもショップに頼めばその場でデータの移行をやってもらえると思っている方もおられるように見受けられます。

ところがデータの移行は個人情報保護の問題や、データが消えてしまった場合の責任問題から、ショップではアドバイスするに留めて基本的にユーザー自身にやってもらうことになっています。

スマホのデータ移行は自分でできる


ガラケー時代にショップでデータ移行サービスを行っていたのは、ガラケーの機種に互換性が無かったためです。つまり、ユーザーにできないからショップがやっていたわけで、決して昔のショップはサービスがよかったというものではありません。

また、スマホではキャリアが提供しているサービスより、個人がインストールしたアプリを利用したデータの方が多くなっています。

キャリアショップとしては、自社が提供したものではないアプリまで把握できないため、アプリそのものや付随するデータの移行は請け負えないのです。

けれどもご心配には及びません。スマホのデータ移行はそんなに難しいものではなく、ユーザー個人が自力で行えるようになっています。

Androidスマホならなおさら簡単


Androidは元々携帯電話向けソフトウェアを開発している会社でした。それを米Google社が2005年に買収した後、無償で利用できる携帯電話用のプラットフォームとしての開放したのです。

Android の特徴はGoogleサービスと連携しているところで、そのため、AndroidスマホのデータをGoogleのアカウントで管理できるようになっています。

多くのAndroidスマホのユーザーは、写真をGoogle photoに保存したりGoogle playでアプリを入手したりしているでしょう。この仕組みをそのまま活用することで、Androidスマホのユーザーは簡単にデータ移行ができるのです。

データ移行前の準備をしよう

Androidスマホのデータ移行の前にやっておくべき準備がありますので、順番にみてゆきたいと思います。

乗り換えの前にやっておくべきこと

おサイフケータイ・ポイントサービスのアプリの移行

おサイフケータイやポイントサービスのアプリを使っている場合は要注意です。スマホの乗り換え前に移行手続きをしておかないと、残金やポイントが利用できなくなってしまいます。

アプリごとに移行方法が異なるため、利用しているサービスの公式webサイトを参照して移行手続きを行いましょう。

メールアドレスの変更

スマホを乗り換えてキャリアを変更するとこれまでのキャリアメールが使えなくなるため、登録していたアドレスも使えなくなります。乗り換え前にGmailアドレスに変更しておきましょう。

アプリのID・パスワードの確認

スマホのアプリは自動ログインできるようになっていることが多いものです。けれども端末を変更してアプリを再びインストールしたあとにログインするには、登録済のIDとパスワードを入力しなければなりません。

このときあわてずにすむように、登録IDとパスワードを確認しておきましょう。

データの同期とバックアップ

Wi-Fiなどのインターネット接続環境を利用できる場合なら大丈夫ですが、端末の通信回線だけを使用している場合、データによっては移行できなくなるものもあります。キャリアを解約する前に、忘れずにデータのバックアップをしておきましょう。

Googleサービスの同期とデータのバックアップも必須で、AndroidスマホとGoogle アカウントを同期することで、端末内の情報を随時バックアップすることができるようになります。

何らかのトラブルや初期化などによって端末内のデータが消えてしまっても、同期しておいたデータを端末に戻すことができるのです。同期の手順はおおむね以下のようになります。

  1. アプリ一覧から「設定」を選択
  2. 「アカウント」→「Google」のアカウントをタップ
  3. 「アカウントの同期」をタップし、項目ごとにオン/オフを設定

※手順2でGoogleアカウントがない場合は、「アカウントを追加」からGoogleアカウントを追加します。

同期の設定をしておけば、手動でデータを転送したり情報を登録したりする必要はありません。たとえば「Googleカレンダー」や「Gmail」と、スマホの「カレンダー」アプリや「電話帳」を使っていた場合。

それぞれのデータは別々に保存されるのですが、Googleアカウントで同期すると「Googleカレンダー」とスマホの「カレンダー」アプリ、「Gmail」の連絡先とスマホの「電話帳」の中身が一元化されて、ネット上とスマホ上で情報を共有できるようになります。

移行しなければならないデータは?


スマホの中にはたくさんのデータが保存されています。利用しているアプリなどによってデータは違ってきますが、一般的にAndroidスマホのなかにあるのは以下のようなものです。

Googleのデータ

GmailをはじめGoogle Play MusicやGoogle フォトなど、Googleアカウントで使用するアプリについては、あらかじめAndroidスマホとGoogle アカウントを同期しておけばバックアップの必要はありません

Androidスマホを使うなら、可能な限りGoogleのサービスを利用するか、Googleアカウントにデータを紐づけておくと後々便利です。

Google Playからインストールしたアプリ

Android6以降、Google Playからインストールしたアプリのデータは、「設定」→「バックアップとリセット」で有効にしておくことで、インストールしたアプリだけでなくアプリデータもバックアップできるようになりました。

アプリはGoogle Playの「マイアプリ」に記録されているので、そこから選んで新しい端末にインストールし直すことで同じアプリを使うことができます。

Google Playで購入した有料アプリについても、課金なしで新しい端末にインストールし直すことができ、新しい端末にアプリを再インストールすれば、アプリデータも自動的に復元されます。

キャリアのサービスを利用したデータ

ガラケーから移行してきた連絡先などは端末本体に保存されています。また、スマホの乗り換えでキャリアを解約するとアドレスが使えなくなるだけでなく、過去のメールを見ることもできなくなってしまうのです。

スマホの乗り換えでキャリアが変わる前に、他のアプリにデータを移しておきましょう。

自分でインストールしたアプリのデータ

後から自分でインストールしたアプリのデータは、自動的にバックアップされないものがほとんどなので、個別にバックアップしておく必要があります

データがクラウド上に保存されているアプリについては、アカウント情報だけあれば大丈夫ですが、端末本体に保存している場合にはバックアップが不可欠です。

次のページではGoogle以外のデータ移行方法を解説します。

1 2 3