dカード GOLDユーザーの中には、利用状況や生活スタイルが変わることで、dカード GOLDを使わなくなってしまった方もいるでしょう。
dカード GOLDをあまり使わなくなったらまず初めに「解約」を思い浮かべるかもしれませんが、dカードへのダウングレードがおすすめです!
いきなり解約をしてしまうとクレジットカードの契約が終了してしまいますが、dカードにダウングレードすることで契約自体は継続できます。
今回はそんなdカード GOLDからdカードにダウングレードする方法を詳しくご紹介します。
dカード GOLDからdカードへのダウングレードを迷っている方は、ぜひチェックしてください。
dカードからdカード GOLDへアップグレードする方法と切り替えがお得なタイミングはこちらで確認できます。
項目 | ||
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) |
還元率 | 1% | 1% ドコモ料金:10% |
ケータイ補償 | 購入後1年間1万円 | 購入後3年間10万円 |
入会特典 | 最大2,000P | 最大5,000P |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
- 18歳以上の学生から申込可能に
- 会員数が1,000万人突破(2023年6月時点)
- 券面がリニューアル(選べる3デザイン)
- カード情報の裏面印字でセキュリティ面にも配慮
- 環境に配慮したリサイクル素材を使用
- 利用速報通知・利用制限通知が届く
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dカード GOLDからdカードにダウングレードする方法
それでは早速、dカード GOLDからdカードにダウングレードする方法を見ていきましょう。
ここではダウングレードの具体的な手順と、ダウングレードをする前の確認事項について解説します。
ダウングレードの受付は申し込みで行う
dカード GOLDからdカードへダウングレードする場合、申し込み方法は書面のみです。
ドコモショップ・公式サイト・電話のみではダウングレード手続きはできないので注意しましょう。
ダウングレードの大まかな流れは以下の通りとなります。
- dカードゴールドデスクに問い合わせて、ダウングレードの意向を伝える
- 申込書が送られてくるので必要事項を記載し、返信用封筒に入れて返送する
- dカードが届く
dカードが届いたらすぐに利用することができます。
しかし各種支払いにdカード GOLDを登録していた場合は、カード情報の変更手続きを忘れずに行いましょう。
dカード GOLDデスクの詳細は、以下の通りです。
dカード ゴールドデスク
ドコモの携帯電話から:(局番なし)*9010(無料)
一般電話などから:0120-700-360(無料)
受付時間:午前10:00~午後8:00(年中無休)
dカードへ変更前の利用代金確認について
dカード GOLDからdカードへのダウングレードを行った後でも、過去の利用代金明細を確認することもありますよね。
カードの種類が変わった後も、dカード公式サイトから確認することが可能です。
ただし、確認方法はログイン方法によって異なり、以下のようになります。
- Member’s IDを利用している場合:dカード GOLDの支払金額の確認可能。dカードの支払金額を確認するためには、dカードでdアカウントへの利用登録が必要。
- dアカウントを利用している場合:dカードの支払金額が確認可能。dカード GOLDの支払い金額を確認するためには、dカード GOLDで新たにMember’s IDの利用登録が必要。
簡単に言うと、一度に両方のカードの支払金額を確認するのではなく、それぞれ別のアカウントからログインして確認できるということです。
過去の分を見るだけなのに面倒だと感じる場合は、事前に必要な支払い金額のページを印刷しておくのもおすすめです。
もしもダウングレード前のdカード GOLDが手元になくて、登録手続きができない場合はdカードセンターに問い合わせましょう。
dカードセンター
ドコモの携帯電話から:(局番なし)*8010(無料)
一般電話などから:0120-300-360(無料)
受付時間:午前10:00~午後8:00(年中無休)
dカード GOLDからdカードにダウングレードするデメリット
dカード GOLDからdカードにダウングレードするということは、カードのランクを一つ下げることに繋がります。
ランクが下がるとなると、dカード GOLDで出来ていたことがdカードで出来なくなるのです。
以下では、dカード GOLDからdカードやにダウングレードする詳細なデメリットについて見ていきましょう。
dカード GOLDの特典が利用できなくなる
dカードとdカード GOLDに共通する特典が用意されている一方、dカード GOLDにしか適用されない特典がいくつか存在します。
dカード GOLDからdカードにダウングレードするということは、その手の特典が利用できなくなることに繋がるのです。
ちなみにdカード GOLDにしか適用されない特典として、以下が挙げられます。
- dポイントクラブ優待
- dカード GOLD年間ご利用額特典
- 空港ラウンジ無料
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
特典名を見るだけでも大体の内容は理解できると思われますが、「dポイントクラブ優待」と「dカード GOLD年間ご利用額特典」については分かりづらいので、それぞれ解説します。
まずdポイントクラブ優待とは、ドコモの利用料金1,000円(税抜)につき10%のdポイントが還元される特典です。
例えば年にドコモ料金を120,000円払った場合、その年に貰えるdポイントの合計は12,000ポイントになります。
dポイントは1ポイント=1円として使えるので、還元されたポイントだけでdカード GOLDの年会費をペイすることができますね。
次にdカード GOLD年間ご利用額特典は、前年の年間ご利用累計額が100万円以上、あるいは200万円以上の方に向けた特典です。
前者は11,000円相当のクーポン、後者は22,000円相当のクーポンを手に入れることが出来ます。
またドコモに関する様々なクーポンが用意されており、その中から自分の好きな物を選べるのが魅力です。
このように一つ一つの特典が豪華なdカード GOLDですが、ダウングレードするとそれらの特典が利用できなくなるのがデメリットです。
dカード ゴールドデスクが使えなくなる
dカードGOLDデスクとは、dカードGOLD会員専用のお問い合わせ窓口です。
そんなdカード GOLD専用のdカード ゴールドデスクの受付内容は、以下の通りです。
- ご利用代金明細書など各種ご案内のお届け先ご住所変更
- 各種付帯サービスのお問い合わせ・ご注文
- リボ・分割払いなど、ファイナンスサービスに関するご相談・ご注文
- 各種資料のご注文
dカード GOLDを使っていて「こんな時はどうしたら良いの?」と疑問のお問い合わせは前提として受け付けています。
それにプラスして、サービスの注文や資料請求も電話一つで出来るのがとても便利です。
各種案内のお届け先住所も電話で簡単に変更できるのも嬉しいポイントですね。
しかしdカードにはそういった専用のデスクは用意されておらず、受け付け内容も一般的なものとなっています。
様々な注文・お問い合わせ・変更が簡単にできるdカード ゴールドデスクが使えなくなるのは、デメリットといえるでしょう。
dカード GOLDからdカードのダウングレードする際の注意点
手続き後にダウングレードの取り消しはできないので、必ずチェックしておきましょう。
クレジットカード番号が変わる
dカード GOLDからdカードへのダウングレードでは、クレジットカード番号が変更となります。
そのため、各支払いでクレジットカード払いとしてカード情報を登録していた場合、変更が必要です。
例えば、毎月支払いが必要な携帯電話利用料金や公共料金、スポーツジムなどの会費、他にもネットショッピングサイトなどです。
dカード GOLDのクレジットカード番号のままにしておくと、ダウングレードした後は支払いができません。
支払いができない状態になると、その旨の通知が送られてくる場合が多いですが、うっかり忘れてしまうと延滞となってしまいます。
dカード GOLDのダウングレードを行う場合は、事前に支払い変更の手続き方法を確認しましょう。
必要があれば用紙などを手元に請求・準備をすることをおすすめします。
新しいdカードが届いたら、速やかに支払い方法の変更を行いましょう。
家族カードとETCカードは再申し込み
dカード GOLDは、家族カードでも携帯電話やドコモ光の利用料金へのポイント還元率が10%となります。
その特徴から、家族カードを作っている方も多いです。
さらに有料道路を利用する場合、ETCカードは年会費無料でポイントも貯まるので手軽に利用している方もいるでしょう。
しかし、dカードへダウングレードをすると、家族カードとETCカードは契約終了となり利用できなくなります。
dカードへのダウングレードを行う前に、必ず家族会員の方に各カードが使えなくなることを伝えておきましょう。
dカードでも家族カードとETCカードを使いたい場合は、改めて申し込みが必要です。
iDのカード情報を削除する
電子マネーiDを利用していた場合、dカード GOLDからdカードにダウングレードすると、iDは利用できなくなります。
そのままにしていると、カード情報が残ってしまうのでカード情報の削除が必要です。
新しくdカードが届いたら、再度おサイフケータイの設定を行いましょう。
年会費の引き落としに注意
前述の通り、dカード GOLDの年会費がネックとなり、解約やdカードへのダウングレードを検討する方がいます。
dカード GOLDに入会するときにはほとんどの場合、入会特典として10,000円以上のdポイントが還元されます。
そのため初年度も年会費はかかるのですが、入会特典により年会費分をカバーできることがほとんどです。
しかし2年目以降は、入会特典はあるものの抽選だったり額が少なかったりすることも。
また利用状況によってはポイントが貯まらなかったりと、年会費との兼ね合いが気になります。
ダウングレードを考えている場合はできるだけ、年会費がかかる前に手続きを行うのがおすすめです。
年会費がかからないように、dカード GOLDからダウングレードを行う場合は、必ず年会費の引き落とし日を確認しましょう。
年会費の引き落とし日の確認方法
dカード GOLDの年会費の引き落とし日は、dカード GOLDに加入した日によって決定します。
dカード GOLDは、毎月15日締めの翌月10日引き落としとなっています(dカードも同様)。
年会費の引き落としについても、この考えと同じです。分かりやすく説明すると以下の通りです。
- dカード GOLDに8月14日に加入の場合は、締日が8月15日となるので、年会費11,000円(税込)の支払い日は翌月の9月10日→年会費がかからないようにするためには8月14日までにはダウングレードの手続きが必要
- dカード GOLDに8月16日に加入の場合は、締日が9月15日となるので、年会費11,000円(税込)の支払い日は翌々月の10月10日→年会費がかからないようにするためには9月14日までにはダウングレードの手続きが必要
支払日までにダウングレードすれば年会費がかからないと思いがちです。
しかし支払日にはすでに年会費が発生している状態なので、必ず加入日を確認しておきましょう。
dカード GOLDへの加入日の確認は、以下のいずれかで行えます。
- dカード GOLDが発行された際の用紙
- dカード公式サイトのMember’s Menu
- dカードゴールドデスク
記載用紙をなくしてしまった、ネットでの操作が苦手、という場合は電話での問い合わせがおすすめです。
貯まっているdポイントは残る
dカードへダウングレードしても、今までdカード GOLDや家族カードなどで貯めたdポイントは消えずに残ります。これは解約時も同様です。
dポイントはdカード GOLDやdカードに貯まっていると思われがちですが、dポイントクラブに貯まっています。
dポイントクラブとはドコモユーザーでなくても加入できる、入会費・年会費が無料のポイントプログラムです。
dポイントクラブの退会をしなければ、今までに貯まったdポイントは利用期限までは好きなときに使えるので安心ですね。
ただし、dポイントクラブのdアカウントには分かりやすいように、IDにドコモのメールアドレスを登録している場合があります。
ドコモを解約する場合やメールアドレスを変更する場合は、忘れずにdアカウント公式サイトの管理からIDを変更しておきましょう!
dカード/dカード GOLDの特徴とメリット
dカード GOLDをダウングレードしようか迷っている方は、今一度dカードとdカード GOLDについて確認するのが得策です。
そこでここからは、dカードとdカード GOLDのそれぞれの特徴について見ていきましょう。
特典 | dカード | dカード GOLD |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 11,000円 |
ドコモ利用料金 | 1,000円(税抜)につき0.5%~1% | 1,000円(税抜)につき10%還元 ※eximo・既存プラン |
dカードケータイ補償 | ○(購入後1年/最大1万円) | ○(購入後3年/最大10万円) |
お買物あんしん保険 | ○(年間100万円) | ○(年間300万円) |
トラベルデスク(旅のサポート) | ○ | ○ |
海外レンタカー | ○ | ○ |
海外緊急サービス | ○(有料) | ○(無料) |
空港ラウンジ | × | ○ |
国内旅行保険 | × | ○ |
海外旅行保険 | × | ○ |
dカードゴールドデスク | × | ○ |
dポイントクラブご優待 | × | ○ |
年間ご利用額特典 | × | ○ |
申し込み | dカード公式サイト | dカード GOLD公式サイト |
dカードの特徴とメリット
dカードの基本情報については、以下の通りとなります。
- 入会条件:18歳以上(学生は除く)で安定した継続収入がある方
- 年会費:永年無料
まずdカードは、学生を除く18歳以上から申し込むことが出来ます。
スタンダードカードということもあり、アルバイトなどで継続的な収入があれば審査に通る可能性は高いでしょう。
さらに特筆すべきなのは、年会費が永年無料な点です。
年会費を支払わないことで金銭的に余裕が出来ますし、万が一事情があって「年会費が払えない…」となっても問題ありません。
もちろんドコモのクレジットカードですから、dポイントも利用できます。
ポイント還元率も1%と申し分なく、100円ごとに1ポイントが還元されるので貯めやすいでしょう。
dカード GOLDの特徴とメリット
dカード GOLDの基本情報については、以下の通りとなります。
- 入会条件:20歳以上(学生は除く)で安定した継続収入のある方
- 年会費:11,000円(税込)
まずdカードと違う点として、まずは学生を除く20歳以上からでないと申し込みができない点が挙げられます。
つまり成人済みでないと入会できないので、dカードに比べて入会難易度は少々高めです。
さらに年会費が11,000円(税込)かかる点も大きく違います。
ここまで見ると、「dカードGOLDじゃなくてdカードで良いのでは?」と感じた方もいると思います。
しかしそれらを差し引いて余るほどの、魅力的な特典が豊富にあります。
まずdカード GOLDを持っていれば一部の空港ラウンジが無料になり、さらに海外旅行保険が最大5,000万円~1億円つく特典もがあります。
中でも重宝できるのが、「dポイントクラブご優待」です。
こちらはドコモ料金を支払う度に、利用料金1,000円(税抜)につき10%が還元される特典です。
還元されるポイントで、年会費分をまるごとペイすることもできるでしょう。
dカード GOLDをダウングレードする前に再確認を!
今回はdカード GOLDからdカードにダウングレードする方法について紹介しました。
dカード GOLDをダウングレードすることで、dカード GOLDの年会費を払わなくてよくなります。
しかしその反面、dカード GOLDで利用できた特典や機能が使えなくなるのがネックです。
ダウングレードする際は、カードの機能面などを再確認した上で決断するようにしましょう。