dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の違いは?注意点を解説

dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の違いについて詳しく解説していきます。出来ること出来ないことを確認した上で、どちらがおすすめかまとめています。dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償それぞれの注意点を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 23.10.15
  • 本記事には広告が表示されます
  • ※本記事は21.09.01に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の違いは?注意点を解説

ドコモのスマホが故障した際、補償が受けられるサービスとして「dカードケータイ補償」と「ドコモのケータイ補償」があります。

どちらもドコモが提供するサービスですが、dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の補償内容にかなりの違いがあります。

そこで本記事ではそれぞれの利用金額や補償内容、適用条件などについて詳しく解説します。

dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の特徴の違いを理解し、より適切なサービスを利用しましょう!

dカード GOLDの基本情報

dカード GOLD国際ブランド
dカード GOLDmastercardロゴvisacardロゴ
年会費ポイント還元率ポイント名
初年度2年目~
11,000円11,000円1%~4%
ドコモ料金:10%
dポイント
発行スピード限度額ポイント有効期限ETC年会費
最短5日間-4年間無料
ショッピング保険海外旅行保険
死亡・後遺障害疾病治療家族特約
300万円5,000万円(自動付帯)300万円(自動付帯)50万円(自動付帯)
公式HP詳細を見る
dカード GOLDのメリット・デメリット|ドコモユーザーが持つ理由
項目dカード
dカード GOLD
年会費永年無料11,000円(税込)
還元率1%1%
ドコモ料金:10%
ケータイ補償購入後1年間1万円購入後3年間10万円
入会特典最大2,000P最大5,000P
公式サイト詳細を見る詳細を見る
新しくなったdカード GOLDの特長
  • 18歳以上の学生から申込可能に
  • 会員数が1,000万人突破(2023年6月時点)
  • 券面がリニューアル(選べる3デザイン)
  • カード情報の裏面印字でセキュリティ面にも配慮
  • 環境に配慮したリサイクル素材を使用
  • 利用速報通知・利用制限通知が届く
白矢印dカード GOLDの
特典・キャンペーンを見る

dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の違い

ケータイ補償の違い
dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の違い

まずはdカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の違いを確認してみましょう。

項目dカード
ケータイ補償
ドコモ
ケータイ補償
料金年会費のみ
dカード:無料
dカードGOLD:10,000円/年
330円~1,000円/月
利用回数1回/年2回/年
補償期間dカード:1年間
dカード GOLD:3年間
制限無し
修理時の補償金-無料
ただし補償対象外の修理は
iPhone:最大5,000円
iPhone以外:最大3,000円

※自然故障であればメーカー補償期間の1年間は無料
交換時の補償金dカード:最大10,000円
dカードGOLD:最大100,000円
5,000円〜11,000円
※機種によって異なる
dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償は両方とも利用中のスマホに万が一のことがあったときのための補償サービスになります。

dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の違いは上記表のようになります。

dカードケータイ補償は水没や全損など修理が不可能な場合の対応に強くなっています。

dカード会員は最大10,000円、dカード GOLD会員は最大100,000円まで新端末購入金額または頭金および事務手数料を補償してくれます。

一方のドコモのケータイ保証は修理が可能な場合の対応に強く、iPhoneやiPad以外であれば修理受付終了まで無料で修理できます。

それではdカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の違いを理解をしたところで、各サービスの詳細をみていきましょう。

dカードケータイ補償の基本情報

dカード dカード GOLD
dカードケータイ補償の基本情報
dカードケータイ補償のポイント
  • 紛失・盗難・全損の際の補償が手厚い
  • 修理に対応しておらず、機種変更などスマホ購入を伴わないと補償されない
  • dカードに付帯されており補償サービス利用に料金がかからない

dカードケータイ補償の基本情報は以下になります。

dカードケータイ補償
概要dカード/dカード GOLD会員向けの特典
利用中の携帯電話端末が紛失・盗難または修理不能となった場合に、新端末の購入費用の一部を補償
対象端末利用携帯電話番号にかかる携帯電話端末
条件①補償期間内に偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)となる
②新たに同一機種・同一カラーの新端末をドコモショップ等で購入する
③契約中のdカード/dカード GOLDを利用して購入する
補償金額新端末の購入金額のうち以下金額を補償
dカード:最大10,000円
dカード GOLD:最大100,000円
補償期間携帯電話端末購入後、以下期間内が補償対象
dカード:1年以内
dカード GOLD:3年以内
補償方法dカード利用代金の請求額から補償金額を減額
※dカード利用代金が補償金額に満たない場合は、その差額を決済口座へ振り込み
手続き期間事故にあった日を含め60日以内
dカードケータイ補償はdカードに付帯しているので、ケータイ補償自体に料金はかかりません。

利用中の端末が修理不可能で新端末を購入したときに、端末の購入金額または頭金および事務手数料を補償してくれるというサービスになります。

dカード会員とdカード GOLD会員で補償内容が異なり、補償期間はdカード会員で端末購入後1年以内、dカード GOLD会員では3年以内になっています。

また補償金額はdカード会員で最大10,000円、dカード GOLD会員で最大100,000円になっており、dカード GOLD会員の方が補償内容が手厚くなっています。

しかしdカード GOLDは年会費が10,000円かかることを覚えておいてください。

dカード GOLDの基本情報やメリット・デメリットが気になる方はこちらからチェックできます。

\キャンペーン実施中/矢印dカード GOLD公式サイトを見る

ドコモのケータイ補償の基本情報

ドコモのケータイ補償の基本情報
ドコモのケータイ補償の基本情報
ドコモのケータイ補償のポイント
  • 月額料金がかかる
  • 修理に対応している
  • 水没・紛失・盗難・全損時でも交換できるが負担金を払う

ドコモのケータイ補償の基本情報は以下になります。

ドコモのケータイ補償
概要①スマホやタブレットなどの故障・水濡れ・盗難・紛失などあらゆるトラブルをサポート
②トラブルに遭った場合に交換電話機を提供
③故障した機種を修理する場合や、データ復旧をする場合の代金をサポート
月額料金ケータイ:330円
スマホ・タブレット:500~1,000円(機種による)
※初回加入時の1回に限り、月額料金が最大31日間無料
有効期限制限なし
修理対応
(補償額)
【保障対象内の故障の場合】
無料
※iPhoneは2年目以降上限額5,000円

【保障対象外の故障の場合】
iPhone・iPad:上限5,000円
それ以外:上限3,000円
交換対応
(負担額)
ケータイ:5,000円
スマホ・タブレット:7,500円~11,000円(機種による)
※ガラス割れ・破損・故障のほか全損も交換可能
※2回/年まで利用可能
その他サービス・データ復旧代金の割引
・ケータイお探しサービス無料
ドコモのケータイ補償は利用機種によって月額料金が異なりますが、修理と交換の両方に対応しています。

修理は利用中の端末が修理受付終了になるまで何度でも利用でき、iPhone・iPad以外であれば基本無料になります。

また水濡れや紛失、全損など修理不可能な場合も、年2回までリフレッシュ品を受取ることができます。

ただしリフレッシュ品を受取る場合は、利用者に負担金が発生することを覚えておきましょう。

ケータイ補償サービス利用料金とリフレッシュ品を受取るときの負担金は以下になります。

ドコモで販売した
Androidスマホ
ケータイ補償サービス
利用料金
交換時負担金
ドコモケータイ330円/月5,000円/回
2019~2020年に発売されたドコモスマートフォン
(Galaxy Note10+ StarWars Special Editionを除く)
500円/月7,500円/回
2020年に発売された
5G対応スマートフォン
750円/月11,000円/回
iPhoneの場合ケータイ補償サービス
利用料金
交換時負担金
iPhone 12 Pro シリーズ
iPhone 11 Proシリーズ
iPhone XSシリーズ
iPhone X
1,000円/月11,000円/回
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 11
iPhone XR
iPhone 8シリーズ
iPhone 7シリーズ
iPhone 6sシリーズ
750円/月11,000円/回
iPhone SE(第2世代)
iPhone SE
iPhone 6シリーズ
iPhone 5s
iPhone 5c
500円/月7,500円/回
iPhone利用者は月額料金が高く設定されているので、Appleが提供している補償サービスの「Apple Care+」と比較して検討した方がいいでしょう。

なお、ドコモのケータイ保証は端末購入から14日以内に加入しないと加入ができなくなり、一度解約すると新機種購入まで再加入できなくなるので注意してください。

dカードケータイ補償を利用する方法

dカード GOLDケータイ補償
dカードケータイ補償を利用する方法

dカードケータイ補償を利用する方法を確認する前に適用条件を把握しておきましょう。

dカードケータイ補償の適用条件
  • dカードを契約している(家族会員含む)
  • ドコモの電話番号をdカードに紐付けている
  • 紐付けた電話番号にかかるスマホである
  • ドコモで購入したスマホである
  • 補償期間内に紛失・盗難・全損などで同一スマホを再び購入する

dカードケータイ補償を利用するには上記の条件が必須になります。

ドコモの顧客管理システムで購入履歴が確認できない中古品や補償期間が過ぎた場合は補償されないので注意してください。

それではdカードケータイ補償の利用方法をみていきましょう。

dカードケータイ補償の利用まで
  1. 必要な手続き・届け出をする
  2. dカードでスマホを購入する
  3. dカードセンターに補償申請書を送る
  4. 補償の適用の確認をする

①必要な手続き・届け出をする

事故の状況によって手続きや届けが必要になるので確認しておきましょう。

事故状況別必要手続き・届け
紛失・盗難・利用携帯電話番号の利用中断手続き
・dカードの利用中断手続き
・警察署への届け(遺失届、盗難届)
火災による焼失消防署等公的機関への届け(罹災届)
修理不能(水濡れ・全損等) ドコモショップまたはドコモが指定する故障修理受付が可能な販売店舗にて、故障修理窓口担当者による修理不能な状態であることの確認、端末の回収
Apple製品を利用の場合・Apple正規プロバイダまたはAppleStoreで故障修理不能であることを確認し、補償対象外修理サービスで端末交換を行った旨の記載がある書面の写しが必要。
・Apple正規サービスプロバイダまたはAppleStoreで故障修理受付が不可能な場合は、ドコモショップで新しい同一機種・カラーの端末を購入し、代金をdカードで支払。
※故障修理受付が可能な場合は、新しい携帯電話端末を購入しても補償対象外。

水没・全損などの場合はドコモショップ等へ行き、スマホが修理不可能な状態であることを故障修理窓口担当者に確認してもらったうえで端末を回収してもらわなくてはいけません。

紛失・盗難の場合もドコモショップ等に行った方が電話番号・dカード利用中断手続きがスムーズにいくでしょう。

ただしiPhone利用者の場合は、まずAppleStoreまたは正規プロバイダにて補償対象外修理サービスで端末交換を行った旨の記載がある書面の写しをもらう必要があるので注意してください。

②dカードでスマホを購入する

次に、dカードで同一機種・カラーのスマホを購入します。

ここで注意しなくてはいけないことは、機種代金を分割ではなく一括で購入することです。分割では頭金と事務手数料以外ケータイ補償の対象にならないので注意しましょう。

また購入機種は基本同一機種・カラーになりますが、在庫がない場合はドコモショップ等にて指定された機種を購入することになります。

③dカードセンターに補償申請書を送る

新しいスマホを購入後に「事故報告書(兼)補償金請求書」という申請書が送られてきます。

dカードケータイ補償は「事故報告書(兼)補償金請求書」に必要事項を記入して、事故発生から60日以内にdカードセンターヘ送らなくては適用されません。

「事故報告書(兼)補償金請求書」にはdカードの利用控えのほか、必要であれば「り災証明書」や「遺失届・盗難届の受理番号」などの書類を添付しなくてはなりません。

申請書の提出には事故から60日間の猶予がありますが、1日でも過ぎると補償が適用されないので早めに動いた方がいいでしょう。

④補償の適用の確認をする

審査が通ればdカードの請求金額から補償金額分が減額されます。

補償が確認できたら手続きは完了になります。

dカードの減額は補償が決定された翌月になされるので、場合によって数ヶ月間購入したスマホ代金の一時負担がある可能性があることに注意してください。

また補償減額される月のdカード利用料金が補償金額に満たない場合は、差額が引き落とし口座に返還されます。

\キャンペーン実施中/矢印dカード GOLD公式サイトを見る

ドコモのケータイ補償を利用する方法

ドコモのケータイ補償を利用する方法
ドコモのケータイ補償を利用する方法

まずはドコモのケータイ補償に加入するための条件を確認しておきましょう。

ドコモのケータイ補償サービス加入条件
  • 購入日を含めて14日以内に申し込む
  • 対象スマホにトラブルが発生していない

ドコモのケータイ補償はdカードケータイ補償とは違い、別途加入が必要になります。

加入は端末購入後でもできますが、期日や加入前にスマホのトラブルが起こってしまうというリスクを考えると、購入時に加入しておいた方がいいかもしれません。

それではドコモのケータイ補償を利用する基本的な流れをみていきましょう。

ドコモのケータイ補償の利用手順
  1. オンラインまたはドコモショップで申し込みをする
  2. 代替機または交換機の到着を待つ
  3. 修理・交換が必要な端末をドコモに送る
  4. 【修理のみ】検査・修理された端末を受取る
  5. 【修理のみ】代替機を返送する

①オンラインまたはドコモショップで申し込みをする

水没や全損などで端末交換をする場合と、液晶割れなどの端末修理をする場合、どちらも申し込みが必要になります。

オンラインで申し込む方法が最も手間がかからないのでおすすめになりますが、My docomoにアクセスしてdアカウントでログインをしなくてはいけません。

My docomoにアクセスできないという方は、ドコモショップやケータイ補償サービスセンターから手続きをしてください。

②代替機または交換機の到着を待つ

申し込みが完了すると1,2日程度で代替機または交換機が送られてきます。

受け取り場所によっては日数がかかる場合もあるので、トラブルが発生したらできるだけ早く手続きをするようにしましょう。

③修理・交換が必要な端末をドコモに送る

代替機・交換機の到着と同時に返送用の箱が送られてくるので、修理・交換する機種をドコモに送ってください。

配送途中で破損などを起こさないためにも、ドコモに端末を送るときは必ずドコモから送られてくる専用の箱に入れて送るようにしましょう。

端末交換の場合はこれで完了です。修理の場合は続きがあります。

④【修理のみ】検査・修理された端末を受取る

修理申込機種をドコモに送ってから、約1~2週間で修理完了機種が返ってきます。

地域や修理内容によっては返却まで時間がかかる可能性があります。
少々長い期間、自分の端末がない状態になるので、代替機があると安心です。

⑤【修理のみ】代替機を返送する

代替機を利用している場合は修理完了端末を受取ったのち、代替機をドコモに返す必要があります。

代替機の返送は修理完了端末を受け取り後10日以内に、修理完了端末と同時に送られてくる専用の箱に入れてドコモに返送します。

代替機を返送したら修理の手続きは完了です。

dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償どっちがおすすめ?

おすすめ
どっちがおすすめ?

結論から言うと、3年間の補償期間や最大10万円の補償額をみてもある程度の機種交換に対応できるので、dカード GOLD会員の方はdカードケータイ補償で十分といえます。

dカード会員の場合は、dカードケータイ補償だけではトラブル発生時の負担が大きくなってしまうので、ドコモのケータイ補償も加入しておいた方がいいかもしれません。

dカード ゴールドの入会特典キャンペーン

ただしdカードケータイ補償は補償期間が最長3年で修理対応無しになるので、1台のスマホを長く使いたいという方はドコモのケータイ補償サービスに加入した方がいいでしょう。

選ぶポイント
  • dカード GOLD会員で定期的に機種を変えるdカードケータイ補償で十分
  • dカード会員はdカードケータイ補償だけでは不安がある
  • 1台を長く使いたい方はドコモのケータイ補償に加入した方がいい

自分にあったケータイ保証を把握しよう

dカード GOLD 家族カード
自分にあったケータイ保証を把握しよう
dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の違いのまとめ
  • スマホの故障で買い替える方はdカード GOLD会員のケータイ補償がおすすめ!
  • 1台のスマホを長く利用したい方はドコモのケータイ補償がおすすめ!
  • dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償の大きな違いは修理に対応しているか否か!

今回はdカードケータイ補償とドコモのケータイ保証の違いを中心に紹介してきました。

dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償は補償内容が違うので、スマホの利用状況を考慮する必要があります。

紹介した内容を把握してケータイ保証サービスを使い分けてみてください。


この記事を書いた人
加藤 京平
スマホ情報を検索したら分かりやすい記事が出てきてほしい!という想いでスマホの最新情報やお得情報を解説しています。iPhoneもAndroidどちらも好きですが、今はiPhoneユーザーに落ち着いています。猫が好きなので、猫とスマホをなんとか合わせた幸せなコンテンツができなか考え中。