dカードは、ドコモが発行するクレジットカードですが、ドコモユーザー以外でも所持できてdポイントを貯めることができます。dカードは利用するたびに何%か還元されるため、自然とdポイントが貯まっていきます。
しかし貯まっているdポイントを自分がしっかり把握していなければ、有効に使うことは難しいでしょう。このページではdカードの残高ポイントと、ポイントの有効期限を確認する方法について紹介していきます。
またdカードについてさらに詳しく知りたい方は、dカードの基本情報とメリット・デメリットまとめをご覧ください。
項目 | ||
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) |
還元率 | 1% | 1% ドコモ料金:10% |
ケータイ補償 | 購入後1年間1万円 | 購入後3年間10万円 |
入会特典 | 最大2,000P | 最大5,000P |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
- 18歳以上の学生から申込可能に
- 会員数が1,000万人突破(2023年6月時点)
- 券面がリニューアル(選べる3デザイン)
- カード情報の裏面印字でセキュリティ面にも配慮
- 環境に配慮したリサイクル素材を使用
- 利用速報通知・利用制限通知が届く
特典・キャンペーンを見る
dカードとは
dカードは、2015年11月19日までは「DCMX」という名称だったものです。決済ブランドはVISA、Mastercardの2種類です。
VISA、Mastercardはクレジットカード売上のシェア率がそれぞれ1位、2位であり、2つ合わせると実に8割を超えるシェア率を誇っています。それなので、世界中で加盟店が多いのがメリットです。
決済ブランド | シェア率 |
---|---|
VISA | 56% |
Mastercard | 26% |
UnionPay | 13% |
Amex | 3% |
JCB | 1% |
DinersClub/DISCOVER | 1% |
これに加えて電子マネー「iD」も使うことができます。つまりdカード1枚あれば、ほとんどの場面で支払いが可能です。
年会費は初年度無料で、2年目以降もショッピングサービスを1度でも利用すれば無料になります。
還元率は基本的に1.0%
dカードを使うたび、支払い1回100円(税込)ごとにdポイントが1ポイント貯まります。dポイントは1ポイント=1円で使うことができます。
また、dカード特約店でdカードを使うと、1.0%以上の還元率となります。例えばドコモオンラインショップも特約店で、2%還元されます。
ローソンなら決済1%+提示0.5~1%還元
ローソンでdカードを使用すると、dカード決済で1%のポイント還元+dカード提示で0.5~1%のポイント還元を受けることができます。
dカード提示で受けられるポイントは【0:00~15:59】が200円(税抜)につき1ポイント、【16:00~23:59】が200円(税抜)につき2ポイントです。
毎日夜にコンビニに立ち寄る方は、それだけで合計2%のdポイントを受け取れますね。
ローソンをたくさん利用している人は、dカードを持っておいて損はないでしょう。
dポイントの残高を確認する方法は?
画像引用元:https://www.nttdocomo.co.jp/?icid=CRP_common_header_to_CRP_TOP
dポイントの確認は、以下から行うことができます。
- dポイントクラブサイト
- dポイントクラブアプリ
dポイントクラブサイトで残高を確認する方法
1. dポイントクラブサイトにアクセスしてください。
2. IDとパスワードを入力してログインしてください。
3. ホーム画面にdポイント合計が表示されます。
4. dポイント合計をクリックすると詳細が表示されます。
dポイントクラブアプリで残高を確認する方法
1. dポイントクラブアプリを起動してください。
2. IDとパスワードを入力してログインしてください。
3. ホーム画面にdポイント合計が表示されます。
4. dポイント合計をタップすると詳細が表示されます。
サイトでもアプリでも基本的な表示は同じです。どちらでも好みのほうを使ってください。
期間・用途限定ポイントって何?
画像引用元:https://www.nttdocomo.co.jp/service/dpoint/index.html
ポイント詳細の画面では、残高ポイントのうち、「期間・用途限定」のものも別に表示されます。期間・用途限定のポイントとは、その名のとおり利用できる期間や用途が限定されているポイントのことです。
キャンペーンなどで手に入れることができるポイントは、期間・用途限定ポイントとして配布されることが多いです。
期間が限定されているポイントの例
画像引用元:https://www.nttdocomo.co.jp/service/dpoint/index.html
例えば、現在キャンペーン中の「dジョブ」お祝いdポイントキャンペーンでは、応募条件を満たした方に30,000ものdポイントがプレゼントされます。
しかしこのキャンペーンでプレゼントされる30,000は期間・用途限定であり、有効期限はポイント進呈月の翌々月末までで、以降は失効してしまいます。受け取ったら、失効の前に急いで使用しないといけません。
期間・用途限定ポイントはどこで使える?
画像引用元:https://dpoint.jp/ctrw/web/index.html
期間・用途限定ポイントは、使える場面が通常ポイントよりも少ないです。
使えるサービス | 通常ポイント | 期間・用途限定ポイント |
---|---|---|
街のお店で使う | 可能 | 可能 |
dマーケットで使う | 可能 | 可能 |
d払い(旧:dケータイ払いプラス)に使う | 可能 | 可能 |
キフトコで使う | 可能 | 可能 |
ドコモ商品に使う | 可能 | 可能 |
メールストア等のドコモサービスに使う | 可能 | 可能 |
ケータイ料金の支払いにつかう | 可能 | 不可能 |
ケータイ料金の支払いにつかう | 可能 | 不可能 |
データ容量の追加に使う | 可能 | 不可能 |
商品が当たる抽選に使う | 可能 | 不可能 |
寄付に使う | 可能 | 不可能 |
交換商品に使う | 可能 | 不可能 |
dポイント投資 | 可能 | 不可能 |
このように、全12項目のうち半分の6項目で使えません。有効期限をしっかり確認して、何に使うのか計画を立てておかないと、うっかりで失効してしまいますのでご注意ください。
ケータイ料金の支払いに使えれば楽に消費できたのですが、それは不可能になっていますね。場合によっては半ば無理やり買い物する必要も出てきそうです。
dカードのお得な使い方はこちらの記事でも紹介しています。受けられる補償やポイントの貯め方・使い方を詳しく紹介しています。
期間・用途限定ポイントをうまく消費する方法
画像引用元:https://dpoint.jp/ctrw/src/store/index.html
期間・用途限定ポイントを手軽に利用できる例をいくつか挙げていきます。
ローソンで使う
ローソンではdポイントでの支払いに対応しています。期間・用途限定ポイントも使えますので、有効期限の前に積極的に使ってみましょう。
ただし、店内のすべての商品がdポイント払いできるわけではありまえん。
[1] 金券類似物(切手、印紙、テレカ、ビール券、ごみ処理券等。)の購入
[2] タバコ、チケット、旅行、プリペイドシート、自動車教習料金、各種検定試験受験料、宅配料、公共料金のお支払い、決済代行、ローソン社で取り扱う各種電子マネーのチャージ及び購入、並びに宝くじの当選金払出しなど
[3] コピー、デジカメプリント機を利用したデジカメプリントの利用
[4] ATMサービスの利用
[5] その他、ローソン社の指定によりポイント進呈対象外とした商品等の購入等引用元: dポイントクラブ特約|ローソン
上記の商品は「買上ポイントは進呈されません」とのことですが、dポイントでの購入も不可能な場合があるそうです。
マツモトキヨシなどドラッグストアに使う
マツモトキヨシでもdポイント払いすることができます。ドラッグストアであれば何かと買う用事があると思いますので、機会があったら忘れず使ってしまいましょう。
サツドラや薬王堂、新生堂薬局のように、ローカル色の強いドラッグストアにも使えるところがあります。
レストランなど飲食店に使う
マクドナルドやペッパーランチ、はなの舞やかっぱ寿司のような飲食店で使えるところもあります。有効期限が迫っていて使い道が浮かばなかったら、外食でぱっと使ってしまうのもいいかもしれませんね。
買い物に使えるお店は他にもたくさん!
画像引用元:https://dpoint.jp/ctrw/src/store/index.html
ここまで挙げてきたものは、本当にあくまでも一例です。期間・用途限定ポイントでも使えるお店はたくさんありますので、公式サイトで是非チェックしてみてください。
メルカリのようなインターネットサービスでも使える場合があります。
→加盟店 | d POINT CLUB
「dショッピング」「dブック」「dファッション」「dデリバリー」「dトラベル」などdマーケットを普段使っていない方も、期間・用途限定ポイントを持っているときはチェックしておくことをオススメします。
→ dマーケット|アプリ・dゲーム・dTVなど100万点以上のコンテンツマーケット
ドコモオンラインでも使える!
画像引用元:https://www.mydocomo.com/onlineshop/home/index.html
期間・用途限定ポイントはドコモオンラインでも使えます。スマホ代にあてることもできますし、アクセサリや周辺機器を買うこともできます。
dポイントは有効期限まで短いものから消費される
期間・用途限定ポイントは有効期限までに真っ先に使いたいものですが、通常のdポイントも持っている場合、消費する順番が気になりますよね。これについては心配いりません。
dポイントは有効期限まで短いものから順に消費されます。ユーザーが自分で何か設定したり工夫したりする必要はありません。
通常のdポイントも48ヶ月間の期限がある
期間・用途限定ポイントだけでなく、通常のdポイントにも48ヶ月間という期限が設けられています。dカード及びdポイントの存在自体を忘れるなどしないように、日常的に使う習慣を身につけておきたいですね。
有効期限の確認方法
画像引用元:https://dpoint.jp/ctrw/web/point_stage_info/point_info.html
ここまで、dポイントの残高と有効期限について紹介してきました。ここからは、dポイントの有効期限の確認方法を見ていきたいと思います。
こちらもdポイントクラブサイトとdポイントクラブアプリから見ることができます。
dポイントクラブサイトで有効期限を確認する方法
1. dポイントクラブサイトにアクセスしてください。
2. IDとパスワードを入力してログインしてください。
3. ホーム画面にdポイント合計が表示されます。
4. dポイント合計をクリックすると詳細を表示します。
5. 下にスクロールするとポイントの有効期限が見られます。
dポイントクラブアプリで有効期限を確認する方法
1. dポイントクラブアプリを起動してください。
2. IDとパスワードを入力してログインしてください。
3. ホーム画面にdポイント合計が表示されます。
4. dポイント合計をタップすると詳細が表示されます。
5. 合計のすぐ下にポイント有効期限も表示されています。
期間・用途限定ポイントの有効期限も一緒に表示される
上記の方法で、通常のdポイントと期間・用途限定ポイントの有効期限の両方を見ることができます。期間・用途限定ポイントのほうは有効期限まで短いものが多いので、特に注意して見てください。
ポイント獲得・利用履歴の確認方法
画像引用元:https://point.smt.docomo.ne.jp/guide/value/gkkcp001.srv
dポイントクラブサイトとdポイントアプリから、ポイント獲得・利用履歴を見ることもできます。
dポイントクラブサイトでポイント獲得・利用履歴を確認する方法
1. dポイントクラブサイトにアクセスしてください。
2. IDとパスワードを入力してログインしてください。
3. ホーム画面にdポイント合計が表示されます。
4. dポイント合計をクリックします。
5. ポイント獲得・利用履歴をクリックすると見ることができます。
dポイントクラブアプリでポイント獲得・利用履歴を確認する方法
1. dポイントクラブアプリを起動してください。
2. IDとパスワードを入力してログインしてください。
3. ホーム画面にdポイント合計が表示されます。
4. dポイント合計をタップします。
5. ポイント獲得・利用履歴をタップすると見ることができます。
ポイント獲得・利用履歴の画面の見方
ポイント獲得・利用履歴の画面は「表示オプション1」「表示オプション2」など一見わかりづらいユーザーインターフェースとなっています。これについてはdポイントクラブに多数の問い合わせがあったのでしょう。
よくある質問の答えとして公式が見方を解説してくれています。
・獲得画面の「利用日」=お客さまがdポイントカード提示やdポイントクラブアンケートなどを回答された日など。
※お客さまの利用とは異なる日時が入る場合や、「‐」で表示される場合もあります。
・獲得画面の「反映日」=実際にポイントを獲得された日。
・「★dポイント」=ステージアップの対象のdポイント。
・「有効期限」=獲得されたポイントの有効期限。
・「表示対象年月」や「表示オプション1」「表示オプション2」で表示条件を変えてみることができます。
「表示オプション1」では「獲得のみ表示」や「dポイント(期間・用途限定)のみ表示」など表示する対象を指定可能です。その中でさらに詳細な表示内容を「表示オプション2」で指定可能です。
・ポイント共有グループ代表会員であれば、子会員の獲得利用の月間の合計ポイント数を確認することができます(合計のみであり、詳細はご確認になれません)。
ポイント獲得・利用履歴を見れば、いつどうしてポイントを獲得したのか、いつどこでポイントを使ったのかを把握することができるので便利です。特に、ちゃんとポイントを使ってなくなったのか、有効期限が切れてなくなってしまったのかは気になるところだと思います。
期間・用途限定ポイントには特に注意してお得に使おう!
画像引用元:https://dpoint.jp/ctrw/web/point_stage_info/point_info.html
以上、dカードの獲得・残高ポイントと有効期限を確認する方法についてでした。確認方法そのものは簡単な操作なので、一度覚えればもう大丈夫だと思います。
やはり注意すべきは、期間・用途限定ポイントでしょう。期間・用途限定ポイントのほとんどは有効期限が短い他、用途も限られてしまうので、うっかりで失効しないように意識して使ってください。
通常のdポイントにも48ヶ月間の有効期限があります。dポイントは貯めるだけでなく、定期的に使う習慣も身に着けておきましょう。
使い道はドコモやdマーケット関連以外にも、ローソンやマクドナルドなど多くの加盟店で使うことができます。普段から意識しておけば、使い道に困ることは滅多にないと思います。
残高ポイントと有効期限をしっかり確認しながら、dカード及びdポイントを有効に使ってください。
dカードは初年度年会費無料で、次年度以降も原則無料です。ただし、次年度以降は前年度に1回もショッピングサービスの利用(携帯電話ご利用代金お支払いやETC・iDショッピングのご利用を含む)がなかった場合、1,250円(税抜)がかかってしまいます(家族会員は400円(税抜))。
そういった意味でも発行したからには忘れずに使っておきましょう。