ahamoでeSIMが使えるようになりました。オンライン契約が中心のahamoですから、eSIM申し込みもWeb上でできます。
ですが、SIMカードに比べるとeSIM申し込みは少しハードルが高いです。
そこでこの記事では、eSIMへの変更から開通までの手順をわかりやすく紹介していきます。
新規やのりかえ、ahamo契約中でeSIMへ変更する方など、それぞれのケースをお伝えしていますので、ぜひ参考にして下さい。
本体 | Galaxy A22 5G![]() | Xperia 1 II![]() | Galaxy S20 5G![]() |
---|---|---|---|
価格 | 5,500円~ | 60,170円~ | 52,800円~ |
特徴 | 日常使いにピッタリ 低価格の人気コスパ機種 | 重たいゲームでも快適 ハイスペックスマホ | ハイスペックでも安い カメラの性能が良い |
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ahamoでeSIMを使うメリット・SIMカードとの違い

まずはahamoでeSIMを使うメリットを、SIMカードとの違いを含めて以下の2つ紹介していきす。
- 開通までの時短になる
- 手間が省け、破損の心配がない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
開通までの時短になる
eSIMを使う最大のメリットは、開通までの時間が大幅に短縮できることです。
eSIMとはスマホ本体に組み込まれたSIMを指し、SIMカードはスマホに差し入れして使うSIMを指します。
申込後SIMカード到着までに時間がかかるSIMカードと比べて、eSIMは配送不要のためahamo申し込みから最短1時間で利用可能です。
MNP以外なら24時間受け付けているahamoですから時間を選ばず申し込め、そのうえ配送で何日も待つ必要がありません。
手間が省け、破損の心配がない
物理SIMを使う場合、スマホへSIMカードを抜き差しする必要があります。
手間がかかるうえ万が一破損してしまったら、スマホ本体にも影響があるかもしれません。
抜き差し以外にも契約先ごとにSIMカードが異なるため、保管する際の紛失や破損も考えられます。
eSIMならばスマホ本体に内蔵されているため、このような心配をすることはありません。
ahamoでeSIMを使うデメリット

時短などのメリットがある一方で、ahamoでeSIMを使うデメリットは以下の2つが挙げられます。
- 申込時の難易度が高い
- 対応機種が少ない
こちらも詳しく見ていきましょう。
eSIM開通時の難易度が高い
ahamoはオンラインで手続きが可能なことから、ユーザー自身の操作が必須です。
特にeSIMの開通手続きはSIMカードに比べて難易度が高く、ahamo公式サイトでも注意喚起がされています。
普段からスマホ操作に慣れている方にとってはハードルが低いかもしれませんが、あまり自信が無い方はチャットでの問い合わせが可能です。ぜひ利用しましょう。
- 受付時間:年中無休・AM9:00〜PM8:00
- 問い合わせ先→ahamoチャット
問い合わせは無料ですから、手続きが不安な方は受付時間内に開通手続きをすることをおすすめします。
eSIM対応機種が少ない
ahamoのeSIM対応機種は、iPhoneの比較的新しい端末に限られ、今のところAndroidには対応していません。
ahamoでのeSIM利用は始まったばかりですから、今後対応機種が増加することを期待しましょう。
ahamoのeSIM対応機種一覧

ahamoのeSIMが対応しているiPhoneでも、全シリーズが使えるわけではありません。
対応機種を紹介しますので、以下を参考にして下さい。
- iPhone13 Pro Max
- iPhone13 Pro
- iPhone13
- iPhone13 mini
- iPhone12 Pro Max
- iPhone12 Pro
- iPhone12
- iPhone12 mini
- iPhone11 Pro Max
- iPhone11 Pro
- iPhone11
- iPhone XS Max
- iPhone XS
- iPhone XR
- iPhone SE(第2世代)
新端末を購入予定の方でiPhone12、13シリーズを希望する人は、ドコモオンラインショップで購入できます。
ahamoを契約中の方は問題なく購入可能ですが、新規や乗り換えの場合、ドコモオンラインショップでahamoの申し込みはできません。
ドコモオンラインショップで端末購入してから、料金プランをahamoへ変更しましょう。
その際には以下の点に注意して下さい。
- 端末購入時の料金プランは「5Gギガライト」または「ギガライト2」で申し込む
- 端末が届いたらahamoへプラン変更する
ahamo(アハモ)公式を見る
「5Gギガライト」または「ギガライト2」で申し込むことで、ahamoへプラン変更した月の料金がahamo料金に適用されます。
ahamoはデュアルSIMに非対応

ahamoではデュアルSIMには対応していません。
デュアルSIMとはeSIM回線を併用することを言い、一つの端末で2つの電話番号や料金プランが利用可能です。
契約方法によっては費用を抑えられるなどのメリットがありますが、ahamoではデュアルSIMには非対応です。
動作保証の対象外ですから、通話やネットがつながりにくいなど不具合が発生する可能性があるので注意して下さい。
ahamoでeSIMを使う際の費用

ここでは、ahamoでeSIMを利用する際に発生する費用について触れていきます。
- 新規の発行は無料
- 再発行には費用がかかる
ahamoの新規契約時に、eSIMを新規で発行する場合は費用はかかりません。
ただしeSIMを削除した場合の再発行は有償ですから、注意して下さい。
現在はキャンペーン中で再発行も無料で行えますが、ドコモショップの手続きは2,200円(税込)の手数料がかかる場合もあります。
ahamoでeSIMを申し込む前の申し込み準備

ahamoでeSIM変更をする前にここで紹介する内容を準備して、発行から開通までをスムーズに行いましょう。
ahamoへの申し込み状況によって、4種類に分けて表で紹介していきます。
準備するもの | 新規 のりかえ | ドコモから ahamoへ | ahamo契約中で 機種変更する | ahamo契約中で eSIMへ変更する |
---|---|---|---|---|
eSIM対応端末の確認 | ○ | ○ | ○ | ○ |
EIDの確認 | ○ | ○ | ☓ | ○ |
SIMロック解除 | ○ | ☓ | ☓ | ☓ |
Wi-Fi環境 | ○ | ○ | ○ | ○ |
VoLTEオン設定の確認 | ○ | ○ | ○ | ○ |
オンライン本人確認(eKYC) | ○ | ☓ | ☓ | ☓ |
それぞれの準備内容を詳しく見ていきます。
対応端末かどうかを確認する
すでにお伝えしましたが、ahamoではeSIM対応機種が今のところiPhoneの6シリーズに限定されています。
申し込む前に、これからahamoで使う端末が対応機種かを確認しましょう。
EIDの確認
「ahamo契約中で機種変更」以外の3種類の申し込み状況で、ahamoのeSIMを申し込む際に32桁のEIDが必要です。
EIDを確認する方法は、スマホからと端末が入っていた箱からの2つを紹介します。
iPhoneからEIDを確認する方法
- 「設定」を開き、「一般」をタップする
- 「情報」画面から「32桁のEID」がコピーできます
ahamoEID確認iPhone
AndroidからEIDを確認する方法
- 「設定」を開き、「デバイス情報」をタップする
- 「SIMのステータス」画面から「32桁のEID」が確認できます
ahamoEID確認Android
端末包装箱からEIDを確認する
端末が入っていた箱をまだお持ちの場合には、側面のEIDラベルから確認できます。

SIMロック解除
ドコモ以外で購入した端末を利用する方は、SIMロックの解除を行っておきましょう。
Wi-Fi環境の準備
eSIMを申し込む前に、必ずWi-Fi環境を用意して下さい。
ドコモはもちろん他キャリアで契約中の電話回線も利用できませんので、Wi-Fi環境は必須となります。
VoLTEオン設定の確認
eSIMの変更をする際には「VoLTEオン設定となっているか」を確認してください。
これはahamo開通後に圏外にならないためですから、忘れずに行いましょう。
オンライン本人確認(eKYC)で契約
「新規・のりかえ」でahamo契約をする方でeSIMを希望する場合は、オンライン本人確認(eKYC)を利用する必要があります。
スマホのカメラ機能を使ってオンライン本人確認(eKYC)をして下さい。
ahamoのeSIM発行から開通までの手順【新規・のりかえ】

ここで紹介する手順は、必ずSIMカード到着後の開通手続きをしてから行いましょう。
では新規・のりかえにおける手順の流れを見ていきます。
Wi-Fi接続とVoLTEオン設定の確認をする
まずはWi-Fiの接続とVoLTEオン設定の確認をしましょう。
VoLTEオン設定確認手順(iPhone)
- 「設定」から「モバイル通信」をタップ
- 「通信のオプション」をタップ
- 「音声通話とデータ」をタップ
- 「4G,VoLTEオン」に「チェック」、または「VoLTE」を「オン」に切り替える
その後以下を参考にして、eSIMの発行手続きをして下さい。
eSIMの発行手続きをする
eSIMの発行手続きの方法を解説していきますが、ahamoアプリとdアカウントが必要になるので、前もって準備をしておきましょう。
- ahamoアプリからdアカウントでログインする
ahamo eSIM発行 - メニューから「その他の手続き」をタップする
ahamo eSIM発行 - 移行先の画面で「eSIM発行・再発行のお手続き」をタップする
- 「新しい機種(持ち込み)でeSIM発行」をタップし32桁のEIDを入力する
ahamo eSIM発行 - 入力内容を確認すれば完了です
eSIM発行手続き後「eSIM利用開始手続きのご案内」メールの受信を確認してから、次へ進みます。
MNPの方はeSIMの切り替え手続きをし、プロファイルのダウンロードをして下さい。
新規の方はメール到着後すぐにプロファイルのダウンロードができます。
eSIM切り替え手続き(MNPの方のみ必要)
ahamo(アハモ)へ乗り換え・MNPの方は下記の手順でeSIMの切り替えが必要です。
- ahamoアプリのログインページを開き「配送状況・開通へ」をタップする
ahamoアプリログインページ - 入力画面を開き必要事項を入力する
- 開通手続きに必要な手順を2つ確認し「回線切り替えへ」を開く
- 開通情報を確認し、問題なければ「回線切り替えを行う」をタップすれば完了です
ahamoアプリ回線切り替え
eSIMプロファイルのダウンロードをして再起動する
プロファイルのダウンロード方法はiPhoneとAndroidの両方を紹介しますが、Androidはahamoにおける動作保証外ですのでご注意下さい。
iPhoneの手順
- Wi-Fiの接続をする
- 「設定」を開き「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」の順にタップする
- SM-DP+アドレスのQRコードを読み取る
読み取れない場合は「詳細情報を手動で入力」をタップしSM-DP+アドレスを入力する
※SM-DP+アドレスはahamo公式サイトから取得して下さいahamo eSIM設定 iPhone - 「モバイル通信プランを追加」をタップし追加した回線の状態が「アクティベート中」から「オン」になることを確認すれば完了です
ahamo eSIM設定 iPhone
Androidの手順
- Wi-Fiを接続する
- 「設定」を開き「ネットワークとインターネット」を選び「モバイルネットワーク」をタップする
- SIMをダウンロード(eSIMを追加)する
ahamo eSIM設定 Android - 「次へ」をタップし、SM-DP+アドレスのQRコードを読み取る
読み取れない場合は「ヘルプ」を開く
※SM-DP+アドレスはahamo公式サイトから取得して下さいahamo eSIM設定 Android - 読み取れない場合に「ヘルプ」を開いた後「自分で入力」をタップし「ネットワークプロバイダの追加」でSM-DP+アドレスを入力し「続行」をタップする
ahamo eSIM設定 Android - 移行先の画面で「有効化」をタップし、次の画面で「完了」をタップする
- ユーザーによって「eSIMのOFF/ON(本番番号への書き換え)」操作が必要な場合は
設定から「ネットワークとインターネット」を選び、設定したeSIMをタップし「SIMを使用」をOFF/ONするahamo eSIM設定 Android
ダウンロードが終わったら再起動し、発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をして正常利用できることを確認すれば完了です。
ahamoのeSIM発行から開通までの手順【新規・のりかえ以外】

ここで紹介する手順は、必ずSIMカード到着後の開通手続きをしてから行いましょう。
以下に該当する方の手順を紹介していきます。
- ドコモからahamoへ
- ahamo契約中で機種変更
- ahamo契約中でeSIMへ変更する
手順の流れは次の通りです。
Wi-Fi接続とVoLTEオン設定の確認をする
まずはWi-Fiの接続とVoLTEオン設定の確認をしましょう。
VoLTEオン設定確認手順(iPhone)
- 「設定」から「モバイル通信」をタップ
- 「通信のオプション」をタップ
- 「音声通話とデータ」をタップ
- 「4G,VoLTEオン」に「チェック」、または「VoLTE」を「オン」に切り替える
その後以下を参考にして、eSIMの発行手続きをして下さい。
eSIM発行の手続きをする
- ahamoアプリからdアカウントでログインする
ahamo eSIM発行 - メニューから「その他の手続き」をタップする
ahamo eSIM発行 - 移行先の画面で「eSIM発行・再発行のお手続き」をタップする
- 「新しい機種(持ち込み)でeSIM発行」をタップし32桁のEIDを入力する
ahamo eSIM発行 - 入力内容を確認すれば完了です
現在ahamo契約中の方は「お申し込み受付のご連絡」メールを確認してから、プロファイルのダウンロードをしていきます。
eSIMプロファイルをダウンロードして再起動をする
ダウンロード方法はiPhoneとAndroidの両方を紹介しますが、Androidはahamoにおける動作保証外ですのでご注意下さい。
iPhone
- Wi-Fiの接続をする
- 「設定」を開き「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」の順にタップする
- SM-DP+アドレスのQRコードを読み取る
読み取れない場合は「詳細情報を手動で入力」をタップしSM-DP+アドレスを入力する
※SM-DP+アドレスはahamo公式サイトから取得して下さいahamo eSIM設定 iPhone - 「モバイル通信プランを追加」をタップし追加した回線の状態が「アクティベート中」から「オン」になることを確認すれば完了です
ahamo eSIM設定 iPhone
Android
- Wi-Fiを接続する
- 「設定」を開き「ネットワークとインターネット」を選び「モバイルネットワーク」をタップする
- SIMをダウンロード(eSIMを追加)する
ahamo eSIM設定 Android - 「次へ」をタップし、SM-DP+アドレスのQRコードを読み取る
読み取れない場合は「ヘルプ」を開く
※SM-DP+アドレスはahamo公式サイトから取得して下さいahamo eSIM設定 Android - 読み取れない場合に「ヘルプ」を開いた後「自分で入力」をタップし「ネットワークプロバイダの追加」でSM-DP+アドレスを入力し「続行」をタップする
ahamo eSIM設定 Android - 移行先の画面で「有効化」をタップし、次の画面で「完了」をタップする
- ユーザーによって「eSIMのOFF/ON(本番番号への書き換え)」操作が必要な場合は
「ネットワークとインターネット」で設定したeSIMをタップし「SIMを使用」をOFF/ONするahamo eSIM設定 Android
ダウンロードが終わったら再起動し、発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をして正常利用できることを確認すれば完了です。
ahamoでeSIMを申し込む際によくある質問
最後にahamoでeSIMを申し込む際によくある質問を紹介しますので、参考にして下さい。
eSIMの開通可能時間はいつですか?
MNPはAM9:00〜PM8:00です。
SIMカードからeSIMへの手続き中に圏外になった時の対応方法を教えて下さい。
eSIMの発行手数料を教えて下さい。
ahamoのeSIM利用で時短になる

オンラインで契約が完結するahamoでは、eSIM利用が可能になったことで、さらに便利になりました。
開通手続きはSIMカードよりも大変ですが、SIMカードの到着を待たずに利用でき時短になります。
ahamoのeSIM対応端末は今のところiPhoneだけですが、拡大すればAndroidでの利用も可能ですから、今後に期待です。