全世界を魅了し続ける『禁断の果実』のマークといえば、やっぱりアップル。デジタルデバイスの苛烈極まる競争が続く今も、確固たるブランドの地位は揺らぐことなく世界中のユーザーを魅了し続けています。
そんなアップルから2019年に新型iPhoneが発売するという噂が出ようものなら、まず最初に気になるのが機種名でしょう。
というわけで今回は、現段階で判明しているリーク情報やネット上の噂、iPhoneの過去シリーズと照らし合わせて、2019年の最新機種名を予想していこうと思います。
トップ画像引用元: https://cashkaro.com/blog/exclusive-iphone-xi-xi-max-comparison-renders/106360
機種 | iPhone15 | iPhone15 Plus | iPhone15 Pro | iPhone15 Pro Max |
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本体 | ||||
価格 | 70,392円~ | 78,384円~ | 89,880円~ | 112,392円~ |
特徴 | iPhone15シリーズを コスパで選ぶならこれ | 低価格で大画面の iPhoneならこれ | ハイスペックかつ コンパクトならこれ | 大画面でサクサク 使いたいならこれ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
2019年新型iPhoneの機種名を、過去シリーズから無難に考えてみる
シンプル、そして機種名もシンプル
iPhoneが今も尚、スマートフォンの代名詞的な存在なのは、やはり、iPhoneの生みの親であり、アップル創業者である故スティーブジョブズ氏の影響が強いからでしょう。
自分自身が公認した自伝の書籍はもちろんのこと、映画や数多くのメディアに残されたエピソードや名言は、iPhoneの価値を高めて続けています。
そして、そのジョブズ氏がシンプルさを非常に重要視していたこと、そして無駄を徹底的に削ぐ姿勢を大切にしていたこと、その逸話については枚挙にいとまがありません。
(真偽の程は定かではありませんが、スティーブジョブズ氏がiPodの試作機を水槽に投げ入れて、出てきた気泡を見て「まだ軽量化できるじゃないか!」と言った話は有名です。)
その影響からか、現在までに登場したiPhoneの機種名もシンプル、簡潔に表現されています。
ともなれば、2019年秋頃に登場する噂のある新型iPhoneも、過去シリーズの数字の流れに倣って、『11(イレブン)』になる可能性が考えられます。
また、現行の最新シリーズが『X』となっていて、10のローマ数字なので、11も『XI』の表記が使われる可能性があるでしょう。
9みたいに数字の飛び越しは無い可能性
iPhone 8から iPhone X(10)においては、9を飛ばすことで技術的な大きな飛躍を機種名でも表現していました。
しかし、今回においては、11を飛ばして12を採用する可能性は非常に低いでしょう。その理由としては、数字の表記にインパクトの強さが無いためです。
現在の最新機種であるXシリーズはアルファベットの『エックス』にも見えることもあって、能力が未知数であるかのような印象を残すことができますが、12にはそれがありません。
また、『11』は数字として整っており、見た目も良く、仮にローマ数字を採用した場合も『XI』となるため、『X』というローマ数字に1を足した形として、見た目の継続性にも違和感はありません。
2019年新型iPhoneの機種名を、ネットの噂から無難に考えてみる
新型iPhoneの機種名の噂にとんでも案無く、平穏そのもの
「嘘も100回言えば本当になる。」誰が言ったかはわかりませんが、アップルの新型iPhoneが登場する噂が流れてくると、ネット界隈もそんな様子が見てとれます。
その裏返しは期待度の現れでもあり、アップルのヘビーユーザーたちはそれを楽しんでいる節があるようです。
なので、有象無象のネット情報から、新型iPhoneの名称を考えるのもまた一興!
というわけで、現在の段階でネットに出回っている噂やリーク情報から機種名の候補をチェックしてみると、あくまで噂の範疇ですが、iPhone 11(XI)ほぼ一択の状況となっています。
新型iPhoneの発売予定日は2019年秋頃である噂が根強く、既に時期が近いこともあって、ネット上ではこの案に収束しつつあるようです。
しかし、表記としては11という数字なのか、それともXIというローマ数字なのかの論争は無く、並列で語られているため、今後もその動向に注目する必要があります。
3種類が登場する噂?Proが付く?
そして、現在の最新機種であるXSの『S』やXRの『R』のような、スペック差を表す名称については『Pro』が採用されるという噂があります。
- iPhone XI Pro
といった具合です。Xシリーズのように、3パターン用意される噂があるため、特に穿った見方をしないのであれば
- iPhone XI
- iPhone XI MAX
- iPhone XI Pro
という予想が一つの形になるでしょう。
このProという名称はアップルのパソコン『Mac』やダブレット『iPad』では既に用いられていて、今後iPhoneにも使われることで、表記がブランド全体で統一されるのではないか?と噂されています。
イレブンの後にくっつくのは、『Pro』か『5G』か
過去の『G』や『S』を考えると、『Pro』は考えにくい
ここまで、2019年に登場する噂の新型iPhoneの機種名の有力候補が『11 イレブン(XI)』、そのスペック差を表すための名称にProが使われるのではないかという噂を書いてきましたが、ここでProの部分についてもう少し掘り下げていきます。
結論から言うと、過去発売されたiPhoneから考えると、やはりProが使われる可能性は低いという噂があります。
例えば、iPhone 3Gシリーズの3Gの部分は通信方式のことを指しています。
- 3Gという通信方式に対応しています!
という意味です。
また、iPhone 4では『S』が付いているものがありました。
このSについては「for Steve [スティーブ(ジョブズ)に捧ぐ] 」の意味なのではないか?という噂があったのですが、後に現アップルCEOのティム・クックが「SiriのSである。」と発表しています。
このSiriは『Speech Interpretation and Recognition Interface』というシステムの略称で、言葉で話しかけることで、こちらの質問の回答を得たり、目的の機能を実行することができます。
以上のように、歴代のiPhoneの名称を振り返ると、iPhoneを開発する上でもっとも意識したこと、力を入れた点を機種名の数字の後にくっつけることで、表現させているように感じます。
一方でXシリーズの『S』や『R』の意味についてはアップルの公式情報として
私は速い車が大好きです。そして、RやSは特別なスポーツカーであることを示すのに使われる文字です。
ワールドワイド・マーケティング担当上級副社長 フィリップ・シラー氏
引用元: https://iphone-mania.jp/news-230810/
これはあくまでシラー氏の個人的な意見で、本当の意味では無いということに留意する必要があります。
そして、言い換えるならば、SとRには何も意味が無いとも取ることができます。
どちらの観点からもProは尚更使われないような印象を受けますが、その噂の真相は如何に。
もしかしたら『5G』が付くかもしれない噂?
3Gという単語が出てきて、ふと思い出すのが、通信方式の最新版として話題となっている『5G(ファイブジー)』の話。
理論値にはなりますが、私たちが今使っている4GやLTEの約100倍近い速さになるということで、大容量のデータのやり取りも圧倒的に快適になるでしょう。
とはいえ、5Gはまだ日本では一般利用として普及していません。
しかし、主要キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が2020年頃より5Gをスタートさせる予定があるという噂があります。
なので、それに伴って、もしかすると2019年に登場する噂の新型iPhoneには5Gという名称が使われるかもしれないという噂があります。
実は5G対応端末は既にいくつかの会社より発売されています。例えばアップルのライバルであるサムスンでは、本社のある韓国で2019年4月に発売されています。
アップルがこの辺りを意識するならば、5Gという単語を使わない手はないでしょう。
機種名ではiPhone 11という噂が色濃いわけですが、果たして続く名称には『Pro』が付くのか、『5G』が付くのか。アップルの公式情報はもちろんのこと、今後のリーク情報やネットの噂にも要注目です。
- 新型iPhone機種名は、現状iPhone 11(XI)ほぼ一択
- イレブンの後にくっつくのは、「Pro」か「5G(ファイブジー)」の可能性も
ネットが作った予想の新機種名を、裏切ってほしい
スマートフォンの生みの親であるアップルだけに、新機種名のリーク情報や予測情報だけでも、気持ちをワクワクさせてしまうのはさすがの一言。
今後登場する新型iPhoneの名称が、少しのブレもなく数字で1から順番に続いていくなら、予想する楽しさも半減してしまいますが、9を飛ばしたように、程良い塩梅で、予測する楽しみが残されているところがまた憎めません。
そして、良い意味でユーザーの期待を裏切ってほしいという気持ちがあります。
2019年発売予定の新型iPhoneは『11(イレブン)(XI)』であるという噂が可能性としてはもっとも濃厚ですが、定番と言えば定番。
まったく違う機種名になってほしいという気持ちも心のどこかにあったりします。
もちろん、裏切ってほしいのは機種名だけではありません。かつて圧倒的に革新的であったiPhoneも、ユーザーが大きく期待する機能は満たしつつあり、本当に新しい何かを求めるようになってきています。
現在の状況が続くならば、アップルも盤石ではいられないでしょう。
もちろん、アップルもその辺りは認識しているはず。もしかしたら、そう遠くない未来にスマートフォンという形自体が変わっている可能性が考えられます。
最近では直接脳にチップを埋め込んで、インターネットと脳をリンクさせる技術が開発されており、究極的にはデバイスという概念すら無いという域に到達するかもしれません。
そのときには、iPhoneの機種名以前にiPhoneという名前自体が無くなる可能性すらあります。
ともあれ、まずはその不確定な未来の前に、2019年に発売される予定の新型iPhoneの機種名、機能の『良い意味で期待を裏切られた』正式な発表を待ちましょう。