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家電製品のような大きなものから、日用品まで取り扱っている通販サイトは、もはや現代の生活に欠かせないものになりつつあります。Amazonや楽天市場、ヨドバシドットコムといった大手通販サイトは、誰しも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

そんなネット通販を利用するときに悩むことのひとつは、どのカードを使ったらお得なのか、ということ。本記事では、ドコモユーザーを中心に利用者が多いdカード/dカード GOLDと、2005年の発行開始以来、着実に会員数を増やしている楽天カード/ゴールドカードどちらがネット通販でお得なのか検証していきます。

比較する前にそれぞれのカードの特徴についてもまとめていますので、まだどちらのカードも発行していない方もチェックしてみてください。

dカード/dカード GOLDってどんなカード?


画像引用元:dカード | dカード GOLDのご紹介

dカード/dカード GOLDはドコモが発行しているクレジットカード。通常の買い物で1%のポイント還元に加え、毎月のドコモの利用料金からもポイント還元が受けられるドコモユーザー必携の1枚です。

付与されるポイントは、dポイントと呼ばれるドコモのポイントで、ドコモやドコモ系のサービスへの支払いに使えるほか、ローソンやマクドナルドといった街のdポイント加盟店でも使用することができます。

dカードの会員数は2018年の時点で約1,900万人。ドコモのシェアが高いこともあって会員数も非常に多いです。さらに、dカード GOLDの会員数も400万人を突破しており、ゴールドカードのなかでも発行しやすく、通常のカードよりもゴールドカードが選ぶユーザーが多いということが分かります。

dカード/dカード GOLDの基本情報

dカード dカード GOLD
入会できる年齢 満18歳以上 満20歳以上
年会費(税抜き) 1,250円(初年度無料、2年目以降は1回でも使用すれば無料 10,000円
ポイント還元 100円につき1ポイント(1%還元)
ドコモの支払い 1,000円につき10ポイント 1,000円につき100ポイント
国際ブランド Mastercard / Visa
電子マネー機能 iD
Apple Pay
dカードケータイ補償 購入から1年 / 最大1万円 購入から3年 / 最大10万円
お買い物あんしん保険 年間100万まで 年間300万円まで
年間利用額特典 なし 100万円以上で10,800円相当、200万円以上で21,600円相当のクーポン
国内 / 海外旅行保険 なし 最大5,000万円 / 1億円
空港ラウンジ × 全国28の空港ラウンジが利用可能
VJデスク
(旅行サポート)
家族カード 1枚目:無料
2枚目以降:400円
1枚目:無料
2枚目以降:1,000円
ETCカード 500円(初年度無料、2年目以降1回でも利用すれば無料)
支払い方法 1回払い、2回払い、ボーナス払い、リボ払い、分割払いから選択
支払日 毎月15日締め、翌月10日払い

dカードとdカード GOLDで大きく異なるのは、年会費とドコモ利用料金のポイント還元率

dカードの年会費は初年度無料で、2年目以降も一度でも利用があれば無料です。一方、dカード GOLDの年会費は10,000円で、無料にする方法もありませんので、年会費分を回収できるか見極める必要があります。

通常の買い物で付くポイントは、dカード/dカード GOLDともに1%(100円につき1ポイント)ですが、ドコモの利用料金に対して付与されるポイントは、dカードが1%(1,000円につき10ポイント)に対して、dカード GOLDは10%(1,000円につき100ポイント)と高い還元率が設定されています。

ドコモユーザーなら持っているだけでお得


ドコモユーザーなら、dカードを持っているとドコモケータイおよびドコモ光への支払額の1%(GOLDは10%)のdポイントが還元されます。

これは、実際に支払いにdカードを使わなくても付与されるのが特徴で、そのためdカード/dカード GOLDは、ドコモユーザーなら文字通り持っているだけで得になるカードといえます。支払いには別のカードを利用すれば、ポイントの二重取りも可能です。

どんな人がdカード GOLDでお得になるのか?

dカードは年会費無料にできますので、ドコモユーザー以外でも使い道がありますが、dカード GOLDは年会費を通常の1%の還元率で回収するには100万円以上の買い物が必要になりますので、あまり現実的ではありません。

ドコモユーザーであれば、ポイント還元の対象となる「ドコモケータイ+ドコモ光」の支払い額が毎月9,000円以上であれば、dカード GOLDの年会費分を回収可能です。また、家族カードを発行すれば、1枚目が無料、2枚目以降も年会費1,000円で、特典を受けることができますので、家族でドコモユーザーの方は年会費の回収が容易になります。

利用料金還元の注意点


「ドコモケータイ+ドコモ光」の支払い額が毎月9,000円というと、意外と超えている方も多いと思いますが、利用料金還元の対象となる料金には注意が必要です。

還元の対象となるのは「各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料、ユニバーサルサービス料の金額」と記載されており、機種代金・コンテンツ使用料・ドコモ光の工事料などは含まれません。

機種代金の割引と思われがちな「月々サポート」の割引も、厳密には利用料金からの割引になりますので、還元の対象から除外されます。また、ポイント還元が1,000円単位なので、取りこぼしも若干多くなります。

そうした部分を考慮した上で、各種割引が適用された後の基本使用料、通話料、パケットパック料金、ドコモ光利用料などが9,000円を超えるかどうかをしっかりと計算してから申し込みましょう。

その他の特典も加味してお得かどうか

ドコモへの支払いのポイント還元のほかにも、最大1億円の海外旅行の傷害保険や、国内空港ラウンジが利用可能といったゴールドカードならではの特典が用意されています。

機種購入から3年間のケータイ補償、dカードで購入した商品が盗難、事故による破損に遭った場合のお買物あんしん保険など、付帯する保険・補償も充実していますので、こういった特典も加味した上で年会費分の価値があるかを判断しましょう。

楽天カード/楽天ゴールドカードってどんなカード?


画像引用元:楽天ゴールドカード さらにお得な一枚|楽天カード

楽天カード/楽天ゴールドカードは、通販サイトの楽天市場や格安SIMシェア1位の楽天モバイルなど、幅広い事業を手掛けている楽天が発行しているクレジットカードです。

楽天カードの発行が始まったのは2005年と他社のクレジットカードに比べて後発でしたが、2018年1月時点で会員数は早くも1,500万人を突破。カード取扱高でもメガバンク系に迫っており、今一番伸びているカードです。

躍進の理由は年会費の安さ、ポイントサービスの充実といった利用者のニーズに応えていることが挙げられます。日経新聞によれば、2016年に付与されたポイントはグループで総額2,000億円に及ぶとのこと。

楽天カード/楽天ゴールドカードの基本情報

楽天カード 楽天ゴールドカード
入会できる年齢 満18歳以上 満20歳以上
年会費(税抜き) 無料 2,000円
ポイント還元 100円につき1円分(1%還元)
楽天市場での支払い 通常ポイント+2% 通常ポイント+4%
国際ブランド Mastercard / Visa / JCB
電子マネー機能 楽天Edy
Apple Pay 〇(QUICPay)
楽天あんしんショッピングサービス 年間30万まで
国内 / 海外旅行保険 なし / 最高2,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ × 国内と海外一部のラウンジが利用可能(年2回まで)
家族カード 無料 500円
ETCカード 500円(ダイヤモンド会員・プラチナ会員は無料) 無料
支払い方法 1回払い、2回払い、ボーナス払い、リボ払い、分割払いから選択
支払日 毎月末日締め、翌月27日払い

楽天カードにも上位の楽天ゴールドカードがあります。通常のカードとゴールドカードで異なるのは、年会費と楽天市場で買い物時のポイント還元率です。

年会費は通常の楽天カードが永年無料。対して、楽天ゴールドカードは年会費が2,000円となっています。ゴールドカードとしては割安な年会費です。

続いて、楽天市場・楽天ブックスを利用した際のポイント還元率です。通常1%のポイント還元率が楽天カードでは3%までアップ。一方、楽天ゴールドカードは5%までアップします。

SPUでさらにポイント還元率アップ


楽天市場での買い物をさらにお得にするのが「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」。今回紹介している楽天カードをはじめ、楽天関連サービスを利用すると最大15倍(15%)の高還元率を実現できます。倍率の内訳については以下の通りです。

  • 楽天会員:1倍
  • 楽天カード:+2倍
    ※入会&初回利用時5,000ポイント
  • 楽天プレミアムカードor楽天ゴールドカード:+2倍
  • 楽天銀行+楽天カード:+1倍
  • 楽天証券:+1倍
  • 楽天モバイル:+2倍
  • 楽天トラベル:+1倍
  • 楽天市場アプリ:+1倍
  • 楽天ブックスor楽天Kobo:+1倍
  • 楽天ブランドアベニュー:+1倍
  • 楽天TV:+1倍
  • 楽天ビューティ:+1倍

また、入会キャンペーンなども随時開催されており、こうしたポイント還元の豊富さも楽天カードが人気の理由でしょう。

どんな人が楽天ゴールドカードでお得になるのか?

楽天カードと楽天ゴールドカードで差があるのは、楽天市場利用時のポイント還元率です。楽天カードの3%に対し、楽天ゴールドカードは5%ですので、2%の差があります。

楽天市場で年間100,000円(税抜き)買い物をした場合、楽天カードのポイントが3,000ポイント、楽天ゴールドカードのポイントが5,000ポイントとなりますので、年会費分の2,000円(税抜き)相当のポイントを回収できる計算になります。ということで、1年間で楽天市場を100,000円以上利用する方は楽天ゴールドカードの方がお得になります。

付帯保険はほぼ同等、空港ラウンジはゴールドカードのみ

クレジットカードの付帯保険は、どちらも海外旅行のみ最高2,000万円補償ということで同条件。空港ラウンジは、ゴールドカードのみ国内主要28空港、韓国の仁川空港、ハワイのダニエル・K・イノウエ空港を、年間2回まで利用可能です。

以前は空港ラウンジの使用制限がなかったので、若干メリットが薄まっています。ですが、楽天ゴールドカードは年会費が2,000円とゴールドカードとしては安いので、楽天市場をよく利用する方は気軽に申し込んでも良いのではないでしょうか。

「dカード GOLD vs 楽天ゴールドカード」どちらがお得か?


ここからは、通販サイトを利用する場合、dカード GOLDと楽天ゴールドカードのどちらがお得なのか検証していきます。

大手通販サイトを利用するなら


大手通販サイトを利用するならどちらのカードがお得でしょうか? 日本国内の通販サイトでシェアを分けているのは、楽天市場Amazonです。日本貿易振興機構(ジェトロ)が2017年に公開したデータによると、Amazonが20.2%、楽天が20.1%と2社だけで40%を超えるシェアを獲得しています。

楽天市場を利用するなら、言うまでもなく楽天ゴールドカードがお得です。通常の楽天カードで3%、楽天ゴールドカードで5%と高い還元率になります。一方、dカード/dカード GOLDは、dカードポイントUPモールを経由することで還元率を1.5%まで上げられますが、楽天カードの還元率には及びません。

Amazonを利用するなら、dカード/dカード GOLDがお得です。dカードポイントUPモールを経由することで、ポイント還元率が2%、ファッションカテゴリは5%まで上げることができます。楽天カードで支払う場合は、通常の買い物になりますので、Amazonの買い物の還元率は1%です。

なお、ポイントUPモールの還元率については12月時点のものになります。時期によって異なる可能性がありますので注意してください。

両カードともキャンペーンの還元率の高さが特徴

dカードと楽天カードのどちらも、キャンペーンを利用した際のポイント還元率の高さが特徴的です。楽天カードは、楽天市場を利用する際に「SPU」を活用すれば最大15倍の還元率になることはすでに紹介しましたが、dカードの方でも、還元率アップのキャンペーンが実施されています。

2018年12月時点では、1月6日までの期間限定で最大ポイント50倍のキャンペーンを開催中です。また、dカードは「dカードポイントUPモール」と呼ばれるポイント優待サイトがあります。通販で買い物する前にこのサイトを経由することで1.5倍~10.5倍までのポイントアップを実現可能です。

また、ドコモが提供しているサービスとしてdTVやdアニメストア、dミュージックといったdマーケット系サービスがありますが、こちらもdカードを利用することで3倍~7倍のポイント還元率を期待できます。

利用するネット通販によってお得なカードが違う


ということで、ネット通販に関してはdカード GOLDと楽天ゴールドカードでは、利用する通販サイトによってお得なカードが違うという結論になります。

楽天市場や楽天ブックスなど楽天系の通販サイトを利用するなら楽天ゴールドカード、dショッピングなどのドコモ系通販サイト、dカードポイントUPモールと提携している通販サイトを利用するなら、dカード GOLDの方が高いポイント還元を受けられるでしょう。

dカードポイントUPモールで還元率がアップしているサイトについては、以下の公式ページからも確認できます。利用方法も簡単で、通販サイトにアクセスする際にポイントUPモールを経由してアクセスするだけですので(要dアカウント)、dカードを持っている方は気軽に利用してみてください。

dカード ポイントUPモール

ドコモユーザーなら総合的にはdカードGOLDがお得か!?


今回はdカード GOLDと楽天ゴールドカードを比較して、ネット通販でどちらがお得なのかを検証しました。普段利用しているサイトが楽天市場なら、還元率5%の楽天ゴールドカードの方がお得、Amazonなら還元率2%のdカード GOLDの方がお得です。

また、dカードポイントUPモールを利用すれば、さらに多くの通販サイトでポイントアップを受けられますので、総合的にみるとdカード GOLDの方が優秀ではないでしょうか。

ただし、dカード GOLDは年会費が10,000円となっていますので、利用料金10%還元のドコモユーザー以外が回収するのは難しくなっています。dカードと楽天カードどちらかは通常のカードで運用して、使い分けるのもおすすめです。

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