Sonyは2022年5月11日にXperia 1 IVの発売を発表しました。Xperia 1 IVはドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアより発売される予定です。
そこで、本記事ではXperia 1 IVの発売日、価格・スペックの最新情報をお伝えしていきます。
ソニーの人気のハイエンドスマホ、Xperia 1 IVを購入しようとお考えの方は、本記事をぜひチェックしてみてください。
Xperia 1 IVの総合レビュー
| Xperia 1 IVの総合レビュー | ||
|---|---|---|
| 動きの快適さ | ★★★★★ | 5.0 |
| 使いやすさ・操作性 | ★★★★☆ | 4.0 |
| カメラ | ★★★★★ | 5.0 |
| バッテリーのもち | ★★★★☆ | 4.0 |
| オリジナル性能 | ★★★★☆ | 4.5 |
| 価格 | ★★★☆☆ | 3.5 |
| 総合評価 | 4.3 | |
Xperia 1 IVのデザイン
Xperia 1 IVの口コミ・評判
Xperia 1 IVは6月3日に発売されて間もないですが、人気シリーズのため続々と口コミが挙がっています。
SNSで見かけた良い口コミや悪い口コミについて確認してみましょう。
Xperia 1 IVの良い口コミ・評判
- カメラ性能が素晴らしい
- バッテリー性能が高評価
- 低音サウンドの表現力が抜群
ソニーならではのカメラ性能やサウンド技術はやはり満足の行く声がありました。
また、バッテリー性能についても長時間使用していて減りづらいと評価する声が挙がっています。
急速充電試したくてイヤホンのエージングを兼ねて音源垂れ流してるんだが、一向にバッテリーが減らないXperia 1 IV…やはり5000mAhは伊達じゃない…
— 木琴@AK HC2 Ayaka Ohashi Edition買う (@mokkin_toriko) August 31, 2022
Xperia 1 IVの悪い口コミ・評判
- 本体が発熱しやすい
- 望遠カメラでボケが発生する
- 価格が高い
購入者の中にはCPUチップの影響もあり本体が発熱しやすい現象が起きる方が多いようです。
また、望遠カメラも時折ボケやすくなるため使いづらさを感じる声も。
価格も高いためなかなか手を出しづらいことがデメリットとなっています。
Xperia1 Ⅳ発売してすぐから使ってるけど、容量デカいだけあってバッテリー持ちが良いのはグッド
ただ、すぐ発熱でカメラ使えなくなるし指紋認証でロック解除した直後に画面が真っ暗なまましばらく固まったりと不満点がかなり多い。この端末を20万で…？ってなってる
1Ⅱからの乗り換えは1Ⅲで良い
— パトリック (@shinden_nen) September 5, 2022
Xperia 1 IVの発売日・予約開始日
- 発売日：2022年6月3日
- 予約開始日：2022年5月11日
Xperia 1 IVは2022年6月3日にドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアから発売しました。
発売後すぐの在庫欠品はありませんが、人気カラーは在庫がなくなりやすいので注意して確認するようにしましょう。
Xperia 1 IVの実機レビュー
この章では、Xperia 1 IVを実際に使ってみて気が付いた良い点や悪い点を紹介します。
画像付きで正直にレビューしているので、ぜひ参考にしてみてください。
Xperia 1 IVを使用してみて良かった点
- サクサク動いて操作がしやすい
- 撮影機能が向上している
- 日光直下でも画面が見やすい
- 画面に埃や指紋がつくにくい
- 画質や音質がアップした
Xperia 1 Ⅳを実際に操作してみると、従来のモデルと同様サクサクと画面が動いてアプリの起動などもスムーズにこなせます。
そして、画面の最大輝度が50%向上してるので、屋外などの日光が明るい場所でも画面が格段に見やすくなったと感じました。
またカメラ機能も従来のモデルと比べてもより鮮やかに明るく被写体を写してくれる印象です。
広角も、iPhoneに劣らずとてもきれいな質感で撮影ができました。
そして、背面にガラス素材が使用されていることもあり、質感がサラッとしていて高級感があります。
特に今回使用したパープルのカラーは指紋や埃が目立ちにくいところもいいところだと感じました。
またyoutubeや映画を見ていて、画質や音質も良くなったように感じました。
ディスプレイが画面の縁まであることもあって、映画や音楽を楽しむ時の臨場感が増したように思います。
日常的によく使う機能のスペックが向上したのは嬉しい変化だと思いました。
Xperia 1 IVを使用してみて悪かった点
- アプリやカメラ連続使用での本体の発熱が気になる
- 暗所で撮影するとかなり暗い
- 高性能なカメラ機能などを使い余しそう
やはり、カメラやアプリを連続で使用すると本体が高温になってしまう印象です。
直射日光が強いところで長時間操作すると、強制的にアプリが停止されてしまう可能性があるため注意が必要です。
そして、暗所で撮った場合のカメラ機能にも物足りなさを感じてしまいました。
Xperia 1 ⅣにはBASICモードにナイトモードが搭載されていません。
Photo Proのマニュアルモードであればキレイに撮れるようですが、操作に不慣れだと設定するのに戸惑う印象です。
撮りたいタイミングでサクッと撮れないところが少し不便かもしれません。
またXperia 1 Ⅳは写真の撮影機能に加えて、撮影中にレンズを切り替えられたり動く被写体にピントを合わせて追えたりなど、動画撮影の性能も大幅に向上しています。
プロが撮ったかのような映像が楽しめそうですが、素人が設定をして使いこなすのは中々難しく持て余してしまいました。
基本スペックが向上した分価格が大幅に上がっているので、撮影機能を重視しない方にはもったいなく感じてしまうかもしれません。
Xperia 1 IVの価格を評価レビュー
Xperia 1 IVは2022年5月11日に発表され、ドコモ・auでは販売価格もすでに明らかになっています。
Xperia 1 IVの販売価格はドコモ・auともに19万円を超えており、各キャリアのお得なプログラムを利用しても11万円とかなり高価です。
前機種Xperia 1 Ⅲの販売価格は、auが137,540円、ドコモが154,440円だったので、大幅に値上がりしてしまっています。
Xperia 1 IVには最新CPUが搭載されていることに加え、カメラやディスプレイなどの基本スペックも前機種よりも向上しているため、値上がりは仕方ないのかもしれません。
Xperia 1 IVの最安値はソフトバンクで99,720円となり、10万円をきる良心的な価格となりました。
Xperia 1 IVの価格で購入を躊躇している方は、Xperia 1シリーズよりもスペックは落ちますが、Xperia 5シリーズもチェックしてみてください。
Xperia 1 IVのスペックを評価レビュー
Xperia 1 IVのスペックを評価レビューしていきます。主なスペックを以下表にまとめました。
| Xperia 1 IVの主なスペック | |
|---|---|
| 本体サイズ | 約W71×H165×D8.2mm(最厚部9.7mm) |
| ディスプレイ | 約6.5インチ/4K 有機EL 21:9ワイドディスプレイ(HDR対応) 最大リフレッシュレート120Hz |
| 重量 | 約187g |
| カラー | ブラック アイスホワイト パープル |
| メモリ(RAM) | 12GB |
| ストレージ(ROM) | 256GB |
| CPU | Snapdragon8 Gen1 |
| バッテリー容量 | 5,000mAh |
ディスプレイ・サイズ
Xperia 1 IVのサイズは、ディスプレイサイズが6.5インチ、重量約187gとなっています。
大きめのスマホではありますが、この大きさのハイエンドスマホで重量が200g未満なのは嬉しいですね。
実際に持ってみるとサイズが縦に大きいため、片手で操作するのは難しく感じました。
また、Xperia 1 IVのディスプレイは従来通り21：9のワイドディスプレイを採用。
4K画質と合わせて、映画館にいるような没入感のある圧倒的な映像体験を楽しむことができます。
さらに、前機種Xperia 1 IIIと比べてディスプレイの最大輝度が約50%向上しました。Xperia 1 IIIより画面が明るくなり、見やすくなった点も注目ポイントです。
カラー
Xperia 1 IVのカラー展開は以下の3色です。
- ブラック（ドコモ・au・ソフトバンク）
- アイスホワイト（ドコモ・au）
- パープル（ドコモ）
注意点として、上記3色を全て取り扱っているのはドコモのみとなります。
auではパープルの取り扱いがなく、ソフトバンクではパープルに加えてアイスホワイトの取り扱いもありません。
キャリアによってカラー展開に差があるので、この点はよく確認しておくようにしましょう。
メモリ・ストレージ
Xperia 1 IVのメモリ・ストレージは12GB/256GBです。
RAM12GBは、スマホのメモリとしては最大級の容量となります。
重い3Dゲームをサクサク快適に動かすことができるのはもちろん、マルチタスクも快適にこなせるでしょう。
また、Xperia 1 IVのROM容量は256GBと、Androidスマホとしては大容量です。
写真、動画を撮る機会が多い方や、アプリ、ゲームをたくさんインストールする方もこの容量なら安心ですね。
さらにXperia 1 IVは1TBまでの外部ストレージ（microSDXC）に対応しています。
動画をたくさん撮る方など、使い方によっては256GBでも足りなくなることがあるため、外部ストレージに対応しているのは嬉しいポイントです。
バッテリー
Xperia 1 IVのバッテリー容量は5,000mAhと大容量です。
高性能なスマホなのでその分消費電力も多いですが、5,000mAhもあればバッテリー切れの心配をすること無く、一日中安心して使うことができるでしょう。
また、Xperia 1 IVはバッテリーの負荷を軽減するいたわり充電とXperia独自の充電最適化技術により、3年使っても劣化しにくいバッテリーを実現しています。
高価なスマホなので、長く使えるのは嬉しいですね。
Xperia 1 IVの機能を評価レビュー
Xperia 1 IVの機能を評価レビューしていきます。
主な機能を以下表にまとめました。
| Xperia 1 IVの主な機能 | |
|---|---|
| アウトカメラ | 超広角：約1220万画素/F値2.2 広角：約1220万画素/F値1.7 望遠：約1220万画素/F値2.3-2.8 3D iToFセンサー |
| インカメラ | 約1220万画素/F値2.0 |
| 生体認証 | 指紋認証 |
| 防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X |
| おサイフケータイ | 対応 |
| 便利機能 | ・3.5mmオーディオジャック ・FMラジオ ・ワイヤレス充電/おすそわけ充電 |
カメラ
Xperia 1 IVのカメラは、4K 120fps撮影に対応した超広角・広角・望遠の3眼カメラを搭載しています。
前機種Xperia 1 Ⅲと同様に可変式望遠レンズを搭載しており、世界で初めて85mmから125mm間の光学ズームを実現しました。
カメラ専用機と同じ本格的なレンズ構造で、どんな焦点距離でも高精細でキレイな写真を撮ることができます。
さらに、Xperia 1 IVのフロントカメラが前機種Xperia 1 Ⅲの約800万画素から約1,220万画素にスペックアップしています。
実際にフロントカメラで撮ってみましたが、自然な色味で綺麗な写真が撮れると感じました。
またイメージセンサーが大型化したことで、より明るく、ノイズの少ない写真・動画を撮ることが可能になりました。
食べ物や景色などの日常的に良くあるシーンでも、解像度の高い鮮やかで綺麗な写真が撮れました。
生体認証・防水/防塵
Xperia 1 IVの生体認証は指紋認証に対応しています。
指紋認証のセンサーは本体側面の電源ボタンに搭載されており、使うときにサッと認証しやすいです。
また、防水と防塵はそれぞれIPX5/IPX8とIP6Xに対応。お風呂や台所など水回りでも安心して使える防水性能で、日常生活でも使いやすいです。
おサイフケータイ
Xperia 1 IVはもちろんおサイフケータイにも対応しています。
おサイフケータイはキャッシュレス決済に限らず、その他様々なサービスで利用できる場面があるので、対応しているのは嬉しいですね。
便利機能
Xperia 1 IVは他にも以下の便利機能を搭載しています。
- 3.5mmオーディオジャック
- FMラジオ
- ワイヤレス充電/おすそわけ充電/li>
上記機能で特に注目すべきはFMラジオとおすそわけ充電でしょうか。
FMラジオの機能があればインターネットやテレビとは別の方向から情報を手に入れることができるため災害時にも安心です。
また、おすそわけ充電機能によって、Qi規格のワイヤレス充電に対応しているスマホであればバッテリーのおすそわけもできます。
充電ができない状況下などで家族のスマホにバッテリーをおすそわけするなど、いざというときに役立つ機能です。
Xperia 1 IVを評価｜買うべき？
最後に、Xperia 1 IVを買うべきか、買わないべきかについて評価レビューしていきます。
買う理由・買わない理由をそれぞれ見ていきましょう。
Xperia 1 IVを買う理由
- Snapdragon8 Gen1搭載で超高性能
- カメラ性能が高く、写真や動画を撮る方にもおすすめ
- ゲーミング機能やストリーマー向け機能も充実
Xperia 1 IVは、すべての機能に妥協のないハイスペックなスマホがほしいという方におすすめのスマホです。
超高性能な最新CPU、Snapdragon8 Gen1搭載を搭載しており、日常使いで快適なのはもちろん、最新のゲームや編集アプリ、マルチタスクなども快適にこなすことができます。
また、Xperia 1 IVなら単体でYoutubeの動画配信ができたり、たくさんのゲーミング機能が搭載されているため、ゲーム配信をする方にもおすすめです。
ゲームを中断することなく他のアプリが利用できるマルチタスク機能や、最大リフレッシュレート120Hzの滑らかな画面表示も合わせて存分にゲームを楽しむことができます。
そのうえXperia 1 IVはカメラ性能も高いので、スマホで写真や動画を撮る機会が多いという方にもおすすめです。
前機種Xperia 1 Ⅲよりも進化したカメラで、写真や動画を撮るのがより一層楽しくなりそうです。
Xperia 1 IVを買わない理由
- 価格がとにかく高い
- 高性能ゆえに機能やスペックを持て余しがち
- 顔認証非搭載
Xperia 1 IVを買わない理由として一番に考えられるのは価格がとにかく高いという点でしょう。
割引適用なしの場合はドコモ・auともに19万円台と、ハイスペックなAndroidスマホの中でも頭一つ抜けた価格となってしまっています。
スペックが向上したこともあるのですが、昨今の半導体不足や円安の影響もあると考えられるので、価格が上がってしまうのはある程度仕方ないことなのかもしれません。
また、ハイスペックゆえにそのスペックや機能を持て余してしまうということも考えられます。
スマホを購入する際は、自分に合った機能や性能を持った機種を選択することがとても大事です。
Xperia 1 IVは「全て」を詰め込んだ超ハイスペックスマホ！
本記事ではXperia 1 IVの発売日・予約開始日のご紹介と、スペックや機能、価格を評価レビューしてきました。
Xperia 1 IVはかなり高価なスマホですが、基本スペックはもちろん、カメラ機能やその他の細かい機能まで妥協がありません。
スペック、機能全盛りのロマンスマホがほしいという方はぜひXperia 1 IVの予約・購入を検討してみてはいかがでしょうか。
