2021年11月5日にシャオミ製のAndroidスマートフォン「Xiaomi 11T」が発売されました。
Xiaomi 11Tは高性能でありながら手に取りやすい価格のスマートフォンなので、気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事ではXiaomi 11Tの評価レビューをしていきます。買う理由・買わない理由についてもそれぞれ紹介していくので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
Xiaomi 11Tの総合レビュー
| Xiaomi 11Tの総合レビュー | ||
|---|---|---|
| 動きの快適さ | ★★★★☆ | 4.0 |
| 使いやすさ・操作性 | ★★★☆☆ | 3.5 |
| カメラ | ★★★★☆ | 4.0 |
| バッテリーのもち | ★★★★☆ | 4.0 |
| オリジナル性能 | ★★★☆☆ | 3.5 |
| 価格 | ★★★★☆ | 4.5 |
| 総合評価 | 3.9 | |
Xiaomi 11Tの口コミ・評判
Xiaomi 11Tの口コミ・評判を見ていきましょう。
Xiaomi 11Tは低価格ながら、フラッグシップモデルに匹敵するような高スペックが魅力のスマホです。
その性能の高さはもちろん、機能面も評価する声が多く見られました。
Xiaomi 11Tの良い口コミ・評判
- 低価格ながら高性能でコスパが良い
- リフレッシュレート120Hz対応
- 専用充電器同梱で67Wの急速充電が可能
Xiaomi 11Tの良い口コミ・評判としてもっとも多かったのは、コスパがとても良いという点です。
50,000円台で購入することができる端末でありながら、「MediaTek Dimensity 1200-Ultra」というSoCを搭載しており、ハイエンドスマホ並の性能を有しています。
また、リフレッシュレート120Hzに対応しており、画面の動きがなめらかなことも特徴の一つです。
今までリフレッシュレート60Hzのスマホを使っていた方がXiaomi 11Tに機種変更して、その滑らかさに驚いたという口コミもありました。
普段のブラウジングなどでもリフレッシュレート120Hzの恩恵を受けることができるので、この点は体感しやすいメリットの一つだと言えるでしょう。
他にもXiaomi 11T独自の急速充電を評価する声も見られました。
Xiaomi 11Tには専用の充電器が同梱されていて、専用充電器を利用すると67Wの急速充電をすることが可能です。
わずか36分で100％まで充電することが可能なので、充電で待たされるストレスもなくなります。
Xiaomi11Tは結構いいと思うなー。5.8万の性能じゃないと思う。ヤフーショッピングだったかな？では3.8万だったし、コスパがめちゃくちゃいい。
他のスマホよりちょっと重くて大きいかな？裏面に横線がたくさんあって、このデザインが意外と好き。あとイヤホンジャック無いね。そんなとこかな？— ゆー (@yu_taro2514) October 1, 2022
リフレッシュレート120Hz/5Gオン/輝度ほぼMAXでぶん回してるのをものともせず一日余裕で持つXiaomi 11T神端末すぎる。多分Dimensityの5G周りの電力制御が上手いのもある
— バルク@ミュージック🎶 (@BARUKU_Music) October 17, 2022
Xiaomi 11Tの悪い口コミ・評判
- クアルコム社製のSoC「Snapdragon」を搭載していない
- FeliCa・おサイフケータイ機能非搭載
- 重量200g超えでやや重い
Xiaomi 11Tでは多くのスマホに搭載されているクアルコム社製のSoC「Snapdragon」を搭載していません。気になる方にとって、この点はデメリットとなってしまうでしょう。
また、Xiaomi 11TはFeliCa・おサイフケータイ機能非搭載となっています。
日常使いでFeliCa機能やおサイフケータイをよく利用するという方は、購入を控えたほうが良いかもしれません。
さらにXiaomi 11Tの本体重量は203gと、やや重い仕上がりになっています。
重量はそれほど気にならなかったという口コミもありましたが、気になるという方はよく確認しておくようにしましょう。
Xiaomi11Tも重いけど
Pixel6Proも重いよな…— ｼﾞｬﾄﾞｰﾙ ｱｲﾄﾞﾙｦﾀｸソロライダー (@jadore_kaede) October 20, 2022
個人的にはスマホでゲームしないし、近年はmediatekのSOCも性能良いみたいだから出来次第でそっちでも良いなと思うんだけど、ソフトウェアの最適化でQuallcomに政治的に負けてるみたいな話聞くと若干躊躇する
Xiaomi 11T（Proじゃないほう）でも気持ちモッサリしてるような話あったしなあ
— Tanuki (@Tanukirisu_) September 18, 2022
Xiaomi 11Tの価格を評価レビュー
Xiaomi 11Tの価格を評価レビューしていきます。
Xiaomi 11Tの価格
| 販売チャネル | 価格 | |
|---|---|---|
 OCN モバイル ONE | 新規・乗り換え | 32,000円 ※12月9日までセール中 |
| 機種変更 | 48,909円+割引クーポンで最大6,000円OFF | |
 IIJmio | MNP | 37,800円 ※MNP限定特価 11/30まで |
| 通常価格 | 49,800円 | |
 mineo | 通常価格 | 51,480円 |
そのため、Xiaomi 11Tを手に入れるにはMVNOのIIJmioかOCNモバイルONEでの購入、またはXiaomi公式や家電量販店などでSIMフリー端末を購入するに限られます。
SIMフリー版は54,800円という手頃な価格で購入できるので、価格を抑えながらもハイスペックなスマホがほしいという方におすすめです。
また、スマホセットでの販売限定になりますが、OCNモバイルONEであれば2021年12月9日までの期間限定で、Xiaomi 11Tを32,000円で購入することができます。
OCNモバイルONEへの乗り換えを検討している方は、この機会に乗り換えてみるのも良いかもしれません。
Xiaomi 11Tのスペックを評価レビュー
Xiaomi 11Tのスペックを見ていきます。
Xiaomi 11Tの主要なスペックを以下表にまとめました。
| Xiaomi 11Tの主なスペック | |
|---|---|
| ストレージ | RAM 8GB／ROM 128GB |
| カラー | ムーンライトホワイト メテオライトグレー セレスティアルブルー |
| ディスプレイ | 6.67インチ 2,400 x 1,080 (フルHD+) OLED |
| サイズ | 約164.1mm x 約76.9mm x 約8.8mm (高さ x 幅 x 厚さ) |
| 重量 | 約203g |
| バッテリー | 5,000mAh |
メモリ・ストレージ
Xiaomi 11Tのメモリ・ストレージはRAM8GB/ROM128GBとなっています。
これだけのRAM容量があれば、日常使いはもちろん、重い3Dスマホゲームやマルチタスクなども快適に行うことができるでしょう。
また、ROM容量も128GBもあれば普段使いには十分な容量です。
ですが、大量にゲームをダウンロードしたり、動画を撮影する場合には足りなくなる可能性もあります。
Xiaomi 11Tは、外部メモリには対応していないので、その点は注意してください。
カラー
Xiaomi 11Tのカラー展開は以下の3色です。
- ムーンライトホワイト
- メテオライトグレー
- セレスティアルブルー
背面にはヘアライン加工が施され、どのカラーも高級感のあるデザインに仕上がっています。
ディスプレイ・サイズ
Xiaomi 11Tのディスプレイサイズは6.67インチと比較的大型です。大画面で動画やゲームなどを楽しむことができるでしょう。
また、有機ELを採用しているので、発色豊かな映像表現を楽しむことができるのも特徴です。
バッテリー
Xiaomi 11Tは、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
かなりの大容量なので、出先でも電池切れを心配することなく使用することができるでしょう。
Xiaomi 11Tの機能を評価レビュー
スペックに続いてXiaomi 11Tの機能を評価レビューしていきます。
Xiaomi 11Tの主な機能は以下の通りです。
| Xiaomi 11Tの主な機能 | |
|---|---|
| アウトカメラ | 標準：約1億800万画素 超広角：約800万画素 テレマクロ：約500万画素 |
| インカメラ | 約1600万画素 |
| 生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
| 防水・防塵 | IPX3/IP5X |
| FeliCa・おサイフケータイ | 非対応 |
| 便利機能 | ターボチャージ |
カメラ
Xiaomi 11Tはフラッグシップ級のアウトカメラを搭載しており、メインには約1億800万画素のレンズを搭載しています。
明るい場所では超高精細な写真を撮ることができ、暗い場所でも明るくくっきりとした写真を撮影することが可能です。
さらに約800万画素の超広角カメラと約500万画素のテレマクロカメラも備えており、シーンに合わせた様々な写真を撮ることができます。
望遠レンズは備えていませんが、メインカメラが約1億800万画素と高精細なこともあり、ズームをすれば擬似的に望遠レンズのように使うことも可能です。
「魔法のような映像体験を」とキャッチフレーズを打ち出していることもあり、Xiaomi 11Tのカメラ機能はとても満足度の高いものに仕上がっています。
生体認証
Xiaomi 11Tの生体認証は、指紋認証と顔認証両方に対応しています。
指紋認証か顔認証のどちらかにしか対応していないスマホも多い中、両方の認証方法に対応しているのは嬉しいですね。
防水・防塵
Xiaomi 11Tは、IPX3/IP5Xに対応していますが、完全防水ではない点には注意してください。
IPX3等級の防水機能では、垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けないとされています。
降雨に耐えることは可能ですが、いかなる方向からの水の飛沫や水の直接噴流、水没などは防げないため取り扱いには注意しましょう。
FeliCa・おサイフケータイ
Xiaomi 11Tは、FeliCa・おサイフケータイ非対応です。普段使いでFeliCa・おサイフケータイを利用するという方は注意してください。
その他便利機能
Xiaomi 11Tのその他便利機能として、ターボチャージに対応していることが挙げられます。
Xiaomi 11Tでは同梱の専用充電器を使うことで、わずか36分で100％まで充電することが可能です。
充電で待たされるストレスが減るのはとても嬉しいですね。
Xiaomi 11Tを評価｜買うべき？
最後にXiaomi 11Tを買うべきか買わないべきか評価レビューしていきます。
買う理由・買わない理由をそれぞれ見ていきましょう。
Xiaomi 11Tを買う理由
- 低価格なのにハイエンドモデルに迫るスペック
- 約1億800万画素のメインカメラできれいな写真を撮れる
- 最大リフレッシュレート120Hz対応
Xiaomi 11Tは5万円台で購入できるスマホながら、ハイエンドスマホにも迫るスペックが魅力です。
搭載しているSoC「MediaTek Dimensity 1200-Ultra」は、Snapdragon855以上のスペックを有しており、重い3Dゲームなども快適にプレイすることができます。
また、メインカメラには約1億800万画素のカメラを搭載しており、これもまたハイエンドスマホ並みのスペックです。
昼間の撮影はもちろんのこと、夜間撮影も問題なくこなすことができるので、不満なく写真撮影を楽しむことができるでしょう。
さらにXiaomi 11Tは最大リフレッシュレート120Hzに対応しています。
画面をスクロールした際の残像感が薄れ、画面がより滑らかに表示されるため、好きな人にはたまらない動作感を体験することが可能です。
Xiaomi 11Tを買わない理由
- おサイフケータイ・FeliCa非対応
- 防水性能は低め
- 独自UIの「MIUI 12.5」搭載で慣れが必要
Xiaomi 11Tは、おサイフケータイ・FeliCaに非対応です。普段のお買い物や日常でFeliCaやおサイフケータイをよく使うという方は購入はよく検討したほうが良いでしょう。
また、Xiaomi 11Tの防水性能はIPX3相当となっており、これは降雨は防げますが、直接の水の噴流や水没は防げないレベルです。
水回りでの使用、特にお風呂でもスマホを使いたいという方は注意してください。
他にもXiaomi 11Tを買わない理由として、独自UIの「MIUI 12.5」を搭載しているという点が挙げられます。
Android11をベースにしているMIUI 12.5ですが、細かいところの操作感や動作などは、AndroidOSと異なる可能性があるので注意しましょう。
Xiaomi 11Tはハイスペックで低価格なスマホ！
本記事ではXiaomi 11Tのスペックや機能を見てきました。
完全防水ではない点やおサイフケータイに対応していない点などいくつかの注意点はありますが、低価格ながらハイエンドスマホ並みのスペックを有しているのは魅力的です。
この機会にぜひXiaomi 11Tの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
