ドコモのガラケーがサービス終了するにあたり、利用できなくなる機種やタイミングをまとめてみした。
とうとうドコモから「FOMA」と「iモード」のサービスを2026年3月31日で終了することが発表されました。
スマホは苦手だからとガラケーを使い続けてきた方にとっては、端末が利用できなくなる困った事態がやってきます。
3Gサービス終了で利用できなくなる端末やタイミングをチェックして今後どうするかを考えましょう。
ガラケーをご利用中のシニア向けにおすすめのスマホランキングもあるので、あわせてチェックしてみてください。
ドコモが3G携帯「FOMA」と「iモード」のサービス終了を発表
「FOMA」と「iモード」のサービス終了は2026年3月31日
画像引用元:はじめてのスマホあんしんガイド | お客様サポート | NTTドコモ
以前からサービス終了が囁かれていた「FOMA」と「iモード」ですが、とうとう2019年10月29日に株式会社NTTドコモからサービス終了が発表されました。
「FOMA」と「iモード」のサービス終了時期は2026年3月31日。
サービス終了理由はスマートフォンの普及により契約数が減ったことと、来春には次世代の5Gサービスが始まるためとなっています。
3Gサービスは2018年11月にいち早くauが「CDMA 1X WIN」を2022年3月末で終了すると発表しており、ソフトバンクでも終了時期を検討中。
既に「FOMA」音声プランおよび「iモード」の新規契約は2019年9月30日で終了済、「FOMAデータプラン」等も2020年3月31日で新規受付終了となっています。
もし現在利用している端末が「FOMA」のみに対応している場合、終了時期までに携帯電話の買い替えや現在契約しているプランの変更が必要となってくるでしょう。
ドコモでは現在もガラケーの利用が多いシニア層の利用者が多いため、約6年半の期間を設けキャンペーン等で4Gへの買い替えを促していくようです。
3Gサービス終了で何が起こるのか?ドコモの通信規格の違い
画像引用元:PREMIUM 4G® | 通信・エリア | NTTドコモ
ドコモでは現在、3G(FOMA)、4G LTE(Xi)、4G(PREMIUM 4G)そして今後提供される5Gがあります。
3Gサービスが終了すると、ドコモでは「FOMA」のみに対応しているガラケーや一部のスマートフォンで通信や音声通話が利用できなくなります。
3GはFOMAブランドのガラケーが中心ですが、初期のスマートフォンで採用している端末も存在するのでスマホだからと安心しないようにしましょう。
また、ガラケーであっても4G LTE(Xi)にも対応している端末も存在します。その場合は「FOMA」が終了してもそのまま使える端末という事になります。
ドコモのガラケーからスマホへ機種変更でかかる費用と必要なもの・手順まとめドコモが発行しているクレジットカード「dカード GOLD」は、ドコモユーザーがお得になる特典が充実しています。
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dカード GOLD公式サイトを見るサービス終了で利用出来なくなる端末の見分け方
画像引用元:機種をさがす | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
既にドコモでは2016年時点でFOMA用のガラケーの生産が終了していますが「ドコモ ケータイ」として折り畳みの端末を販売しています。
現在販売されているのは主に3G+4G LTE(Xi)・PREMIUMU 4Gを採用した機種ですので、現行品であればサービス終了後も引き続き利用する事が出来るでしょう。
しかし現行品以外のガラケー・スマートフォンを使っている場合は、今後利用できなくなる端末なのかどうか通信規格を確認しておくことが必要です。
端末のスペック・特徴を確認しよう
画像引用元:AQUOS ケータイ SH-02L : スペックとサービス・機能 | 製品 | NTTドコモ
利用している携帯電話の通信規格は、公式HPのスペック・特徴を見る事で確認することができます。
通信方式が3Gのみであった場合は、今後のサービス終了に伴い当然使えなくなるという事になるので時期をみて買い替えを検討しましょう。
3G+4G LTE(Xi)を利用した端末の場合は、3Gサービスが終了しても4G LTE(Xi)単体での通信が可能です。
データ通信・通話どちらも4Gに対応しているかどうかをしっかりとチェックし、どちらも対応している場合は心配ありません。
しかしどちらかが3Gのみ利用している場合は、対応していない部分のみ利用できなくなるので注意しましょう。
ドコモとの契約内容を確認しよう
画像引用元:パケ・ホーダイ(パケット定額サービス) | 料金・割引 | NTTドコモ
スペック以外にも現在契約しているプラン内容を確認するという方法もあります。
現在FOMA向けに提供されているドコモのプランには「パケ・ホーダイ ダブル」などがあります。
これらのプランを利用している方は3Gの携帯電話を利用している可能性が高いので、将来的にご利用の機種が使えなくなるかもしれません。
FOMAの料金プランの例 | |
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現在新規受付を 終了している FOMAのプラン | ・バリュープラン ・ベーシックプラン ・パケ・ホーダイ ダブル ・パケ・ホーダイ シンプル ・パケ・ホーダイ フラット ・Biz・ホーダイ |
サービス終了までにドコモからもプラン変更の案内があると思いますので、キャンペーン等を利用してプラン変更や機種変更の準備をしておきましょう。
2015年夏・冬モデルまでに発売されたガラケーは要注意
画像引用元:P-01H サポート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
3Gサービス終了に伴い使えなくなる端末の特徴・スペックの見方や契約内容をご紹介しましたが、それでも今一つピンとこないという方もいらっしゃるでしょう。
具体的な端末名を上げればそれこそキリがありませんが、一つの区切りとして2015年夏・冬モデルまでに発売されたガラケーを使っている方は注意が必要となります。
例えば、FOMA対応ガラケーとして最後に発売されたパナソニックの「P-01H」などは3G(FOMA)での通信しか出来ません。
新規製造や販売の終了は2016年冬に発表されましたが、実質的には2015年発売の上記モデルが最後のFOMAガラケーという事になります。
「P-01H」よりも古い端末を利用している場合は使えなくなる端末の可能性が高いでしょう。
ドコモのガラケーからコスパのいいスマホに機種変更するのにおすすめを紹介しています。是非こちらも確認してみてください。
- 通信方式が3Gのみの場合は利用できなくなる
- 通信方式が3G+4G LTE(Xi)であれば、4G LTE(Xi)単体での通信が可能
- 3G専用のプランを契約している場合は3G携帯電話を利用している可能性が高い
- 目安として、「2015年夏・冬モデルまでに発売されたガラケー」を使っている方は注意
3Gサービス終了までにキャンペーンを利用して端末を買い替えよう
画像引用元:はじめてのスマホあんしんガイド | お客様サポート | NTTドコモ
ドコモの3Gサービス終了までには約6年半の期間がありますが、のんびりしていてはあっという間にサービス終了時期が来てしまいます。
特にシニア層の方は今後使えなくなることをまだ知らない人もいるかもしれません。
ただスマホや4G LTEに買い替えてしまえば良いのですが、中にはなかなか踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。
ご家族にガラケー利用者がいる場合はしっかりと家族で相談して、3Gサービス終了までに対応を検討しておきましょう。
はじめてスマホ割
画像引用元:はじめてスマホ割 | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
「はじめてスマホ割」はフィーチャーフォンからスマートフォンへの変更(MNPポートイン含む)を行うお客さまを対象とした割引サービスです。
初回適用月から最大12か月間、月額1,000円の割引が受けられます。
はじめてスマホ割 | |
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申込み期間 | 2019年5月22日(水曜)~ |
割引内容 | 月額1,000円割引(初回適用月から最大12か月間) |
はじめてスマホ購入サポート
画像引用元:はじめてスマホ購入サポート | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
「はじめてスマホ購入サポート」は対象機種をご購入で、機種代金の最大22,000円(税込)をドコモが負担するキャンペーンです。
はじめてスマホ購入サポート | |
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申込み期間 | 2019年11月1日(金曜)~ |
割引内容 | 対象機種を購入で最大22,000円(税込)を割引 |
※端末によって割引額が違います。 ※ドコモオンラインショップでご購入の場合は、ご購入翌々月に割引金額相当のdポイント(期間・用途限定)での還元となります。 |
おしゃべり割60
画像引用元:おしゃべり割60 | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
「おしゃべり割60」は60歳以上で初めてガラケーからスマホに乗り換える利用者向けの割引サービスで、音声通話のオプションを最大12カ月間、月額700円割引になります。
おしゃべり割60 | |
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申込み期間 | 2019年11月1日(金曜)~2020年3月31日(火曜) |
割引内容 | 最大12か月間音声通話オプションを月額700円割引 |
「はじめてスマホ割」と「おしゃべり割60」を併用すれば、合計で最大1,700円安く利用できるのでスマホに乗り換えるならキャンペーンを利用できる今がお得です。
スマホデビューなら「ガラホ」と「スマホ教室」
ドコモスマホ教室で無料お試し体験
画像引用元:はじめてのスマホあんしんガイド | お客様サポート | NTTドコモ
ずっとガラケーを利用していてスマホへの乗り換えに不安がある方は、ドコモスマホ教室で無料お試し体験を受けてみましょう。
ドコモスマホ教室は、スマートフォンを実際に触りながら、電話のかけ方、写真の撮り方、地図の使い方、調べものなど楽しみ方を体験できる教室です。
全国のドコモショップで開催しているので近くのショップを選んで受けることが可能ですし、スマホがなくても参加できるので購入前に体験することができます。
慣れればスマホのほうが文字も大きく使いやすい場合も多いので、ぜひ事前予約をして参加しましょう。
▼ドコモスマホ教室で無料お試し体験受付はこちら
https://www.nttdocomo.co.jp/support/shop/service/denwa/?icid=CRP_SUP_promotion_migration_to_CRP_SUP_shop_service_denwa
ガラケーの形をしたAndroid機種「ガラホ」へ買い替える
画像引用元:arrows ケータイ F-03L
どうしてもスマホに苦手意識がある人はガラケーの形をしたAndroid機種「ガラホ」への買い替えを検討しましょう。
ガラホであれば見た目や操作方法はガラケーとほぼ変わりません。
ただ、ガラホは操作はガラケーに似ていますが中身はAndroidなので、料金がスマホのように割高になってしまうので注意しましょう。
ガラケーから買い替えるのに適したスマホは?
ガラホもいいけど思い切ってスマホデビューしたい方へ買い替えのポイントを紹介します。
- 文字やアイコンが大きく設定出来る機能
- 通話・写真・検索がワンタッチでできる機能
- 最小限の機能で価格が安いスマホ
上記の3つが揃っていると初めての方やシニアの方には解りやすいでしょう。
ドコモのスマホで初心者におすすめの機能がそろっているスマホをランキングで紹介しているので、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
ドコモユーザーにはdカード GOLDが必須!
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(dポイント、期間用途限定)
- ■ドコモオンラインショップ:2%ポイント還元
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- ■ドコモ料金:1,000円(税抜)につき10%還元
ドコモのガラケーが終了する前に、困らないよう準備しておきましょう
シニア層の方で、ガラケーをずっと利用していてスマホに買い替えるのを躊躇しているという方は案外多いでしょう。
しかし乗り換えてみると、始めは使い方が変わって戸惑うかもしれませんが、次第に「写真が大きくて綺麗」「文字が読みやすい」など良い点にも気付くでしょう。
ドコモの場合はあと約6年半の期間があります。今すぐ使えなくなる訳ではありませんので、落ち着いて無料体験教室やキャンペーンを利用してサービス終了後に備えましょう。
ドコモから現在発売されているガラホはこちらの記事で確認できます。今の操作性を重視したい方はこちらの記事を参考に機種変更をしてみてください。
ドコモでスマホからガラケーに戻す手順と注意点、おすすめの機種