機種変更や買い替えの機会に他社の乗り換えキャンペーンに乗っかるのも良いですが、MNP引き止めクーポンというものが存在することはご存じでしょうか。
これはショップやdメニューからではなく、151から他社乗り換えのためのMNP予約番号を取得する際にドコモから引き止めのために発行されるものです。
条件はあるため、確かに必ず発行されるものではありませんが、発行された場合にはdポイントが10000ポイント、もしくはそれ以上貰える可能性がありますので見逃せません。
今回はこのドコモの151クーポンと言われるMNP引き止めクーポンについての取得方法と注意点につてご紹介していきたいと思います。
割引クーポンを含むドコモの機種変更がお得になる最新情報と契約手順は、こちらでまとめてご紹介しています。
ドコモのMNP引き止めクーポンの割引額

- 5,000円~30,000円と差がある
- 契約年数によって違う可能性
- 乗り換え先キャリアによっても差がある
ドコモのこのMNP引き止めクーポン、具体的な金額についてですが、一定のポイントと決まっていません。金額については10000円分から30000円分とかなり高額です。
しかし一方では5000円分程度とかなり安価なユーザーも存在した様子でした。人によって大きく変動する特徴があります。
この金額の変動については具体的な情報は出ていないものの、ドコモでの契約年数や乗り換え先のキャリアで差があるという噂もあります。
当然、MNP引き止めクーポンについてはドコモもこのどういった方が対象になっているかの情報を公表していません。そうなると実際に利用した方の体験談から推測するほかありません。
実際に利用した方の感想などを調べてみると、長年利用していても付与されなかったり金額が低かったりなどもある様子です。
乗り換え先が格安SIMだとMNP引き止めクーポンでもらえるポイントが少なくなってしまう、もしくは付与されないといった声もあります。
151クーポンを含むドコモの機種変更クーポンのまとめもあるので、是非チェックしてみてください。
151クーポンの取得方法

それではこのドコモのMNP引き止めクーポンとも呼ばれる151クーポンの取得方法についてです。
ここで取得できる高額なポイントについては151クーポンと呼ばれているだけあって、151に電話をするだけでオペレーターから案内されます。
このとき重要なポイントがあります。
- MNPのために電話をしたと明確に伝える
- 転出先のキャリアは明確にしておく
- 転出理由は他社の方が料金面が安くなりそうという方が有効な可能性あり
特に転出先については、格安SIMよりもauやソフトバンクといった大手キャリアの方がMNP引き止めクーポンの金額が大きくなる可能性があります。
格安SIMの場合ですとこのMNP引き止めクーポンの提案が無い場合もあるらしいので、大手キャリアで回答しておいた方が無難とも言えます。
また、転出理由についても他キャリアで発売されている機種目的というよりも「他社の方が料金も安くなる可能性があるため」といった理由の方が提案される可能性は高いという声もあります。
ドコモから他社の大手キャリアで、そして他社の料金プランがドコモよりも魅力的に見えるからと回答することでMNP引き止めクーポンの対象になる可能性は高くなりそうです。
また、MNP引き止めクーポンについてはMydocomoから付与対象かどうかの確認は可能です。
MydocomoからMNPの手続きを行うと「これまでのご愛顧に感謝をこめて、お客様に今だけのお得なお知らせがございます。ぜひ下記までお問い合わせください」というメッセージが表示される場合があります。
このメッセージが出た場合については、MNP引き止めクーポン付与の対象になっている可能性が高いため151に問い合わせてみましょう。
クーポン利用の注意点

取得した151クーポン、利用をする際には注意も必要です。
主な注意点としては
- ポイントには有効期限があり、再発行は出来ない
- ポイントが適応できる対象機種が決まっている
- オンラインショップでは利用が出来ない
- 他のサービスと併用ができないことが多い
この151クーポン、利用期限が1カ月と短いためタイミングを気を付けないと利用できなくなってしまいます。
また機種変更時に利用できる対象機種も決まっています。
自分の機種変更したいモデルにポイントの利用が出来るかどうかは、案内を受けたタイミングで確認することができますのでオペレーターにしっかりと確認をしましょう。
対象機種が人気モデルなら、機種変更が可能だがショップに在庫が無く入荷待ちということも発生します。
有効期限の延長も可能な場合があるため、案内があった際に期限の延長が可能か確認しておくことをおすすめします。
151クーポンについてはオンラインショップでの利用が出来ないため、利用するには実際にドコモショップなどの店頭に向かう必要もあります。
また、他のサービスとの併用ができないことも多いため、機種変更時に利用しようとしていたサービスがあるのでしたら、151クーポン提案時に併用できるかの確認もしておきましょう。
151クーポン廃止の可能性
2020年10月23日に総務省の有識者会議では、このMNPの引き止め行為を禁止する方針が議論されました。
これはMNPを希望するという明確な意思があるユーザーに対して、ポイントの付与や料金の優遇などの利益供与による引き止め行為が禁止されるというものです。
つまり、151でMNPを行う際に151クーポン MNP引き止めクーポンの提案自体が無くなる可能性があります。
導入については、この秋ともいわれているため廃止されてしまうのも早いかもしれません。
特に乗り換えと引き止めクーポンを比較して購入を検討しているという方には、少し決断を急いだほうが良いのかもしれません。
この151クーポン MNP引き止めクーポンについては一人1回限りですので、検討されているのでしたらこうした情報もこまめにチェックして有効活用しましょう。
ドコモのクーポンでよくある質問

ドコモ 151クーポンに関するよくある質問をまとめました。
151クーポンって今でも貰えるの?
TwitterなどのSNSで「ドコモ 引き止め」と検索してみると、現在でも151クーポンが付与されそうになった方の呟きが確認できます。
151クーポンが貰える基準は?
ユーザー離れを防ぐための引き止めです。ドコモとしても悪用は避けたいため、基準について公表されていません。
151クーポンの利用方法は?
MNP引き止めクーポン、151クーポンについてはオンラインショップでの利用が出来ません。
オンラインショップでは端末の分割支払い時に頭金がかからないので、実店舗でかかる頭金や手数料と天秤にかけて選びましょう。
対象機種の確認方法
対象機種が一覧で確認できるページが存在していないため、対象機種はしっかりと確認しメモしておきましょう。
使えるチャンスは最大限に活かす

ドコモの151クーポン、MNP引き止めクーポンの対象であったにも関わらず見逃してしまっては、10000円から30000円程度損をしてしまう可能性があります。
特にこうしたクーポンは新作iPhoneや発表の新しい機種が対象になっていることが多く、もし利用対象に発売されたばかりのiPhone12が入っているのであれば利用しない手はありません。
iPhone12を少しでも安く購入しようと考えている方にとっても使えるチャンスです。
乗り換えの割引と151クーポン MNP引き止めクーポンの割引とで安い方を利用して購入してみるのも良さそうです。