ドコモショップの完全予約制についてと予約方法、おすすめの購入方法についてご紹介していきます。
ドコモの待ち時間緩和の対策がドコモショップの「完全予約制」です。2019年から順次切り替えを行い、現在では全国のドコモショップが完全予約制に対応しています。
ここでは、ドコモショップの完全予約制に伴い、簡単に予約する方法、待ち時間が解消されたのかを解説します。
また、現在主流になりつつあるドコモオンラインショップと比較して、完全予約制のドコモショップにメリットもご紹介するので最後まで確認してみてくだだい。
完全予約制になったドコモショップは何が変わるのか
ドコモショップが予約なしで利用できた頃と比べ、ドコモショップが完全予約制になったことで何が変わるのかをご紹介します。
事前に予約することで優先的に案内を受けられる
完全予約制の一番のメリットは「優先的に案内を受けられる」という点です。これにより、ドコモショップでの待ち時間は大幅に短縮されます。
これまでは、ドコモショップに来店したあと、受付表をもらったらひたすら待つしかなく、日によっては2〜3時間待つようなときもありました。
もちろんその間、スタッフに声をかければ外出して別の用事を済ますことも可能ですが、時間の約束がないため呼ばれた時に店内に居なければ対応がさらに後回しになります。
しかし、予約制になればあらかじめ自分が希望した時間で予約しているため、その時間で優先的に案内が受けられるのです。
タイミングによっては若干待たされることもありますが、それでも従来に待ち時間に比べれば早く、来店から数分で案内を受けることが可能になるでしょう。
翌日以降の予約でスケジュールが立てやすい
重要なのは、はあくまでも翌日以降の予約が可能という点です。当日予約の受付はドコモショップによって多少対応が異なります。
当日でも予約が空いている時間があれば、予約可能というシステムではないのです。
しかし、だからと言って予約なしの人はドコモショップが利用不可というわけではありません。実は従来通り予約なしでもドコモショップ利用できます。
しかしもちろん予約していないわけなので、先に来店されている他の方々の手続きが終わるまでひたすら待つことになります。
どうしても今日でなければならない用事ならともかく、急ぎでなければ翌日以降の予約にした方が、時間に無駄がありません。
翌日以降の予約に切り替えた方が、待ち時間にその日の状況を左右されないので、スケジュールも立てやすくなるでしょう。
混雑を気にせず来店ができる
年末年始や新生活などの繁忙期は、土日だけではなく平日も混雑することが多くなります。
ドコモショップを利用していて、いつ来ても混雑しているとぐったりしたことありませんか。人混みに何時間も居ると疲れますよね。
しかし、完全予約制だと、店頭に居るのは基本的にはその時間に予約している方のみとなります。また、予約制ですから人混みの中でじっと待つ必要もありません。
混雑した店内にぐったりすることなく、来店ができるのは気が楽です。

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ドコモショップの来店予約をWEBで行う手順
ドコモショップに行くなら予約なしより、予約した方がメリットがあるのではと感じた方は、早速予約方法もチェックしておきましょう。
まず、ドコモショップの予約は基本的に”WEB”から行います。WEBからと言われるとなんだかドコモオンラインショップのようですが、来店予約はとっても簡単です。
- ドコモの来店予約ページで「店舗を指定して予約」をクリック
- 来店予約したい店舗を検索する
- 店舗の一覧から店舗名のリンクをクリック
- 店舗詳細の下にある「この店舗の来店予約をする」をクリック
- 来店予約メニューから目的をクリック
- 4つの質問を選択して日付選択ページへをクリック
- カレンダーが出てくるので、〇または△の日時を選択し、更に時間を指定して、お客様情報入力ページへをクリック
- お客様情報を入力して進むをクリック
- 予約内容・注意事項を確認して、同意して予約するをクリック
1、ドコモのホームページでショップを検索する
まずは、ドコモの公式サイトで、都道府県、フリーワード検索、現在地周辺検索で希望の店舗を指定します。
希望のドコモショップの住所や営業時間など、間違いないかしっかり確認できたらショップ名をタップしましょう。
2、ショップのページで「来店予約」をタップする
ページが切り替わったら「この店舗の来店予約をする」をタップすると、予約手続きへ進みます。
また、予約の際にはdアカウントが必要になります。Wi-Fi接続時やパソコンでドコモの契約や請求内容を見る時に使用するアカウントのことです。
お持ちでない方は事前に登録しておきましょう。スマホからでも簡単に登録することができます。
dアカウントは今後ドコモサービスを利用する上で、登録しておくと非常に便利なのでこの機会に登録をおすすめします。
3、希望の受付内容を選択する
手続きをしたい希望の受付内容を選択します。ここで選択できる項目は下記内容になります。
新規申込、機種変更、ドコモ光受付、故障受付、修理品受取、料金プラン変更、名義変更、オプションサービス変更、解約、付属品購入、その他
4、希望の受付日時を確認し選択する
希望お受付内容を選択すると、すぐにカレンダーが表示されます。カレンダーには「◯・△・✕」で空き状況を確認できるようになっています。
希望の日時を選択したら、表示される自分の名前や連絡先などに間違いがないか、登録情報を確認しましょう。
間違いがなければ「確認する」をタップして予約完了です。
来店時には手続きに必要なもの、とくに本人確認書類などは忘れずに持っていきましょう。
ドコモマイショップ登録で予約がスムーズに
利用するドコモショップが毎回同じ、同じ店をよく予約するということであれば、事前に「ドコモマイショップ」を登録しておくとよりスムーズです。
ドコモマイショップの登録は、ドコモ公式サイトから登録するか、お近くのドコモショップでも登録することができます。
とくに費用もかからないので、マイショップに登録したいと伝えるだけでOKです。また、マイショップに登録してももちろん他のドコモショップも利用できます。
ドコモショップの完全予約制に対する懸念点
ドコモショップが完全予約制に移行するのは、メリットばかりではありません。いくつかの懸念点があります。
予約なしで行く場合はどうなるのか、オンラインショップの注文品の店頭受け取りも予約が必要なのか。気になる点について解説します。
急な対応が難しくなる
完全予約制に移行しても、予約なしでの来店は可能です。しかし、予約のお客様優先のため、予約していない方に対しての急な対応が難しくなります。
何故かというと、完全予約制になれば予約している方が優先されるため、駆け込みでドコモショップに来る方は後回しにされてしまう可能性があるからです。
特に問題になるのはスマホが故障してしまった時でしょう。スマホの故障は予測できるものでは無いため、大抵は急な駆け込みで対応をしてもらうことになります。
しかし、完全予約制だと、急な駆け込みでの修理の対応がこれまでより遅くなってしまう可能性があります。
代替機も受け取れないような事態になってしまえば、日単位でスマホでのやり取りが出来なくなることも考えられます。
ドコモでは「故障等の対応は予約なしでも行えるようにする」と発表しています。
しかし、実際はドコモショップのその日の予約数、来店時間に対応しているお客様の数に左右されているのが現状です。
予約なしでの来店は、来店のタイミングによって従来より待ち時間が必要になる可能性は避けられないでしょう。
閉店間際の来店は受付を断られる可能性がある
以前は、閉店間際に駆け込みの来店も受付してもらえることが多かったのですが、完全予約制になったことで断られるケースが増えています。
断られると言っても、その日の受付ができないというだけなので、翌日以降への日にちで予約するよう勧められます。
何故なら、完全予約制は待ち時間を軽減させる他、駆け込みで来店したお客様の対応が終わるまで帰れない、状態化している残業を減らすための目的もあるからです。
以前は、駅前などの大きなドコモショップだと閉店間際の駆け込みのお客様も多く、酷い時では閉店後3時間以上もの残業ということもありました。
顧客満足度の向上も大切ですが、対応するスタッフがストレスフルでは良い接客は望めません。仕事帰りに寄れないのはやや不便ですが致し方ないでしょう。
オンラインショップ注文品の受取も予約が必要
ドコモオンラインショップでは、自宅への配送以外に注文した商品をドコモショップで受取ることができます。
例えば、配送時間内に帰宅が難しい方が、会社最寄りのドコモショップ(あらかじめマイショップ登録が必要)で商品を受取るということも可能です。
しかし、この受取も来店予約が必要になります。もちろん予約なしで受取ることもできますが、ドコモショップは予約のお客様優先です。
そのため、来店予約をうっかり忘れてしまうと、商品の受取だけであっても予約なしの場合は、待ち時間が出てしまう可能性があります。
手続きも支払いもオンラインショップ上で全て済んでいるのに、待ち時間が出てしまっては店頭受取のメリットに些か問題が出てきます。
受取時にプランや契約内容の変更を相談したいといった理由がない限り、自宅受取で完了させるか、来店予約を忘れないようにしましょう。
手厚いサポートが出来なくなる可能性
完全予約制ということは、つまり「顧客1人あたりに割ける時間が固定される」ということに他なりません。
次の時間に予約が入っていれば、余程イレギュラーな対応でない限り、スタッフの方も時間内に手続きを収めようと対応が簡素になる可能性も考えられます。
今までのように分かるまで何度でもプランやスマホの使い方について説明してくれる、というような手厚いサポートが無くなるのです。
オンラインショップが台頭しつつある現在、ドコモショップを支える魅力は「顔を合わせてスタッフに相談できる」という点にあると言っても過言では無いでしょう。
完全予約制になればその魅力は半減してしまう可能性もあるため、ドコモショップの利便性がこれまでより低下してしまう恐れがあります。
ショップが少なくなってしまう
将来的な話にはなりますが、完全予約制への移行によって立ち行かなくなるドコモショップは増える可能性があります。
何故なら、完全予約制の導入は待ち時間を減らすメリットを持つ一方で、「1日に決まった人数しか対応できない」という問題を生んでしまうからです。
例えば、スタッフ1人につき1日30人のお客さんを捌けるショップがあったとして、「1日に15組までしか対応してはいけない」というルールが出来るとします。
機種変更やプラン変更、新規契約などの売り上げに繋がる接客が出来る機会が減ってしまい、売り上げの低下が予想されます。
ドコモショップの多くは代理店が運営しています。もし売り上げが伴わなければ当然経営状況が悪化し、ショップを畳まなければならなくなります。
ドコモショップの数が少なくなると困るのはユーザーです。特にオンラインショップを使いこなせない方からすると、ショップが無くなるのはかなり痛手でしょう。
- 事前予約で希望の時間に優先的に案内を受けられる
- 翌日以降の日程で希望の日時に予約が可能
- 予約しているからこそ待ち時間がなく混雑が気にならない
- スマホが故障したときなど予約なしの時の待ち時間が増える可能性あり
- 仕事帰りなどに寄りたくても、閉店間際の来店は受付を断られる可能性がある
- オンラインショップの注文品の受取のみでも来店予約がないと待たされる可能性がある
- 今までのような手厚いサポートが受けられなくなる可能性がある
- ショップ運営に必要な収益が落ち最終的に閉店に追い込まれる可能性がある
ドコモショップをWEB以外で予約する方法
ドコモショップの来店予約はWEBからの予約がおすすめですが、ネットが苦手な方はドコモショップで直接予約したいという方もいらっしゃるでしょう。
オンラインショップで新しい機種を購入したくても、スマホが壊れていてネットの利用が難しいという方も、ドコモショップで直接予約が必要になるでしょう。
WEB以外のドコモショップの直接予約は2通りあります。
- 電話で予約する方法
- 店頭に来店し予約する方法
この2つの方法において、とくに小難しいルールや手続きは必要ありません。来店したいドコモショップへ電話し希望の日時を伝えて予約します。
店頭で直接予約する場合も、電話と同じく希望の日時を伝えるだけです。
ただし、ドコモショップによってはWEBから予約が原則として案内される場合があります。店頭に来店してもWEB予約を教えてくれるだけということも。
こればかりは、ドコモショップを運営する代理店の方針や、地域性にもよるので気になる方はまずお近くのドコモショップに問い合わせてみましょう。
ドコモショップのメリット・デメリット
完全予約制を導入したことでドコモショップはドコモオンラインショップよりも使い勝手が良くなるのでしょうか。
ドコモショップとドコモオンラインショップを比較して、どちらを利用した方が良いのか確認してみましょう。
- 予約していれば待ち時間が少ない
- その日のうちに端末を受け取れる
- 予約ししないと気軽に利用できない
- 予約しても若干の待ち時間はある
完全予約制で利用しやすくなる
完全予約制が導入されたことで、ドコモショップがこれまで以上に使い易くなっていくのは枚違いありません。
煩わしい待ち時間が緩和されることで、利用しやすくなるのは大きな魅力と言えるでしょう。
特に手続き自体にかなりの時間が掛かる機種変更、新規契約を待ち時間無しで対応して貰える点はかなり大きなメリットです。
その日のうちに手続きを終えられる
機種変更や新規契約をする際にその場で新しい端末を受け取れるのは、ドコモオンラインショップにはないドコモショップならではのメリットです。
この点に関してはドコモショップが完全予約制に移行しても変わらない独自性の高い魅力のひとつと言えます。
ただ、当日に受け取れるメリットがある反面、オンラインショップ限定の端末割引を受けられなくなる点はデメリットでなるでしょう。
どちらを取るかは人によってそれぞれですが、お得に機種変更・新規契約出来るかどうかで言えば、これまで通りドコモオンラインショップに軍配が上がります。
予約が無ければ気軽に利用出来ない
完全予約制は言い換えれば「予約が出来ない人はすぐに対応してもらえない」ということです。
前述のように予約が出来ない場合は当日に利用出来ない可能性があり、ドコモショップの利便性は今までより落ちてしまうでしょう。
来店予約が徹底周知され認知が高まれば、うまくサービスとして確立するかもしれません。
しかし、現状では予約制になったことを知らない方、知っていてもうっかり忘れて来店される方など入り乱れています。
せっかくドコモショップに来たのに、予約が必要ですと言われれば気軽に利用できないと感じてしまうのは避けられないでしょう。
完全に待ち時間が無くなるわけではない
完全予約制と銘打たれてはいますが、すべてのユーザーが一切待つことなくドコモショップを利用出来るようにはならないでしょう。
というのも、想定以上にユーザーの対応に時間を取られ、次の予約の時間までに対応が完了しないことも考えられるからです。
このケースでは一時中断をするという方法を取ることも考えられますが、どうしても完了させなければならない手続きの場合はやはり予約時間が押してしまうでしょう。
ドコモオンラインショップのメリット・デメリット
- 事務手数料なし
- 頭金なし
- 待ち時間がなし
- 24時間営業中
- 送料なし
- 有料オプション加入の勧誘なし
- 相談は電話またはチャットのみ
- 端末が届くまでに数日かかる
待ち時間がゼロ
ドコモオンラインショップは、無人のオンライン上にあるシステムがショップスタッフに代わって手続きをする仕様であるため、待ち時間が存在しません。
また、人の手による処理を必要としないので、24時間いつでも契約の変更や機種変更等の手続きを行うことが出来ます。
待ち時間に関しては完全予約制によりドコモショップも短くなりましたが、24時間いつでも受付をしているのはオンラインショップならではの魅力です。
事務手数料が無料
ドコモショップで手続きをすると必ずと言ってよいほど請求される「事務手数料」ですが、ドコモオンラインショップではすべての事務手数料が無料となっています。
また、ドコモオンラインショップはドコモショップと違い頭金0円で端末を購入することが可能です。
これはかなり大きなメリットで、場合によっては最新の端末をドコモショップより1~2万円安く購入出来ます。
待ち時間が完全にゼロ、事務手数料が無料であることを加味すれば、オンラインショップの使い勝手はドコモショップ以上と言えるでしょう。
相談がしにくい
前述の通りドコモオンラインショップはオンラインショップという性質上、サポート面ではドコモショップに一歩及びません。
ただ、チャットや電話にて相談できる点を踏まえれば、必ずしもドコモオンラインショップのサポート体制が悪いとは言えないでしょう。
機種変更・新規契約に時間が掛かる
機種変更や新規契約などで新しいスマホを購入した際、新しいスマホを使い始めるまでに少し時間が掛かってしまうのもオンラインショップのデメリットと言えます。
というのも、手続き自体はドコモショップよりドコモオンラインショップの方が簡単であるものの、購入した端末が手元に来るまでに時間が掛かるのです。
限定割引や事務手数料無料等でお得にスマホを購入できるのはオンラインショップの強みですが、スマホを買ってすぐに使えないのはデメリットと言わざるを得ません。
- ドコモショップならその日中に手続きを完了でき、予約制になることで利用し易くなる
- しかし、予約がなければ不便さは変わらぬままで、完全に待ち時間が解消したとは言い難い
- オンラインショップなら待ち時間がなく事務手数料もかからないため快適でお得
- しかし、直接スタッフに相談ができない点と、新規・機種変更の際はその日中にスマホが手に入らないのはデメリット
ドコモショップの完全予約制よりもオンラインショップの方がおすすめ
ドコモショップの完全予約化は、長時間の待ち時間に悩まされてきたユーザーにとってまさに朗報と言えるでしょう。
しかし、やはり利便性・お得さで言えばドコモオンラインショップには劣ってしまいます。
特に事務手数料が無料か、有料かという点は大きく、来店の必要もあるドコモショップの需要が急増することは無いでしょう。
また、懸念点で挙げたように完全予約制のデメリットで、将来的にドコモショップが少なくなる可能性も考えられます。
そうなった時にお近くにドコモショップがなくても、オンライショップで注文などできるように今のうちに慣れておくのもおすすめです。
オンラインショップでの注文しても、自分で行う開通手続きに不安があれば、その時はドコモショップに相談しても問題ありません。
ドコモショップには、一からマンツーマンでサポートしてくれるなどの魅力はありますが、完全予約制になってもまだまだ問題は山積みです。
今後を見据えて基本的には、ドコモオンラインショップの利用をおすすめします。