au ソフトバンク MNP ドコモ
読了時間:約 2

ソフトバンクの新プラン「ウルトラギガモンスター+(プラス)」が注目を集めています。50GBというデータ容量に加えて一部動画サイトやSNSではデータを消費しないなど、他社にはないオンリーワンのプランです。

現在ドコモやauのユーザーの中にも、ソフトバンクに乗り換えたい方は多いのではないでしょうか。しかしながら、安易に他社に乗り換えようとしてしまうと、契約解除料を取られてしまうことがあります。

このページでは、現在ドコモ・auをお使いになっている方を対象に、契約解除料を支払わずにソフトバンクへ乗り換え(MNP)する方法について紹介していきます。

トップ画像引用元:ご解約の前に | お客様サポート | NTTドコモ

大半のユーザーが結んでいる2年契約(縛り)

SMARTPHONE STOREで賢くキャッシュバックを手に入れよう
ソフトバンクを含めた大手キャリアでは、2年契約をユーザーに結んでもらうのが基本となっています。最低でも2年間は継続して使ってもらう代わりに、月々の通信料金を安くするという契約です。

そう聞くと特殊な契約のようにも感じるかもしれませんが、現在のキャリアのプラン説明や料金表示は2年契約が前提になっており、大半のユーザーが2年契約を結んでいます。

このページをご覧になっている方の多くも、自分から拒否した覚えがなければ、自然と2年契約を結んでいることでしょう。

確信のない方は、是非ともご自身の契約を確認してみてください。これから説明しますが、2年契約になっていることを認識しておかないと、思わぬ損を被ることになってしまいます。

2年契約(縛り)中の契約解除料は9,500円(税別)

実際に利用して分かったケータイ乗り換え.comのデメリット
キャリアの2年契約は、世間では「縛り」などと称され、ネガティブに捉えられることが一般的です。その大きな原因となっているのが契約解除料です。

契約解除料とは、2年契約中に他社への乗り換えなどで契約を破棄することになった場合に請求されてしまう料金です。違約金や罰金といった意味合いが強く、そう呼ばれることもあります。

その契約解除料ですが、ドコモもauも9,500円(税別)となっています。税込にすると10,260円と、実に1万円を超えてしまいます。

契約解除料を支払わなくていいのは「更新月」のみ


画像引用元:ご利用条件 | 料金・割引 | NTTドコモ

契約解除料を支払わずに契約を解除する方法ですが、たったひとつだけ存在します。それは2年契約の「更新月」に契約を解除することです。

更新月がいつなのかはユーザーによって異なりますが、ドコモもauもソフトバンクも現在、2年契約を結んでから25ヶ月目~26ヶ月目と定めています。その2ヶ月間に解約する場合のみ、契約解除料を回避できます。

例えば2018年1月に2年契約を結んだ場合、2020年2月と3月が更新月です。それ以外で契約を解除しようとすると9,500円(税別)を請求されてしまいます。

2年契約は勝手に更新されるから要注意!


ここまでの説明で、大半のユーザーが自然と2年契約を結んでいることと、一度契約したら2年は使わないと契約解除料を請求されてしまうことはわかったと思います。

しかし、キャリアの2年契約にはもうひとつ大きなポイントがあります。それは、2年契約はユーザーから申し出がなければ、勝手に自動更新されてしまうという点です。

2年契約から25ヶ月目~26ヶ月目は更新月ですが、27ヶ月目からは「新しい2年契約」が確定しています。そうなればカウントもリセットです。

2018年1月に2年契約を結んだ例で言うと、更新月は2020年2月と3月で、4月になったら再び契約解除料を請求されるようになってしまいます。

消費者トラブルから裁判にも発展した


ユーザーが手続きをしなければ、延々と2年契約が続いてしまいます。これを見落としているユーザーが多く、一時期は大きな消費者トラブルにもなりました。

2年以上キャリアを使っていたにも関わらず契約解除料を請求されたユーザーの多くが、困惑と怒りを覚え、行政や司法に訴える事態にもなったのです。

「とっくに2年以上使っているのに――」「もう縛りは終わっているはずなのに――」すべて、2年契約が自動更新されて新たに2年契約が結ばれていたことが原因でした。

この契約解除料自体が消費者契約法などに反した違法行為ではないかと裁判になった例もあります。

現在は更新月の延長などが検討されている


裁判の結果としては、契約解除料は違法ではないという判決が出されており、それなので今も契約解除料は有効となっています。

ただ、2年契約の複雑さや、税込で10,260円にも及ぶ高額な契約解除料に世間が納得したわけではなく、行政も重く受け止めてキャリアに睨みを利かせています。

しかしキャリア側としては、2年契約による縛りや契約解除料は絶対にやめたくありません。そこで妥協案として、「更新月の延長」が検討されています。

実際、ドコモでは年度内にも更新月を25ヶ月目~26ヶ月目の2ヶ月間から、24ヶ月目~26ヶ月目の3ヶ月間に延長すると発表しています。auも同様に3ヶ月間に延長することが決定しています。

これがどこまでユーザーの利益になるのかは疑問ですが、頑固な大手キャリアが変更せざるを得ないほど2年契約と契約解除料によるユーザーの「被害」が尋常でなかったことが想像できますね。

契約解除料とは別に「MNP転出料」と「MNP新規契約手数料」もかかる


ここまで、2年契約による縛りと、契約解除料、そして自動更新について記述してきました。他社に乗り換える際は、事前にご自身の契約内容と更新月を確認して、契約解除料を取られないように気をつけてください。

ただ、契約解除料を回避したとしても、他社への乗り換えの際には別の費用もかかってしまいます。それが「MNP転出料」と「MNP新規契約手数料」です。

この2つだけは回避する手段はありません。契約解除料の有無に関わらず支払わなくてはいけないものです。以下からは、実際にドコモ・auからソフトバンクにMNPで乗り換えることをシミュレートして、かかる金額を算出します。

ドコモからソフトバンクにMNP


ドコモでは、MNP転出料として2,000円(税別)かかります。そしてソフトバンクに乗り換える際には、今度はソフトバンクに支払うMNP新規契約手数料が3,000円(税別)かかります。

これを整理すると、以下のようになります。

  • ドコモにMNP転出料:2,000円(税別)
  • ソフトバンクにMNP新規契約手数料:3,000円(税別)
  • 合計費用:5,000円(税別)

繰り返しますが、この費用は契約解除料とは別のものです。もし契約解除料も払うことになってしまったら、5,000円+9,500円=14,500円(税別)となってしまうわけですね。

auからソフトバンクにMNP


auでは、MNP転出料として3,000円(税別)かかります。そしてソフトバンクに乗り換える際には、今度はソフトバンクに支払うMNP新規契約手数料が3,000円(税別)かかります。

これを整理すると、以下のようになります。

  • auにMNP転出料:3,000円(税別)
  • ソフトバンクにMNP新規契約手数料:3,000円(税別)
  • 合計費用:6,000円(税別)

この費用ももちろん契約解除料とは別のものです。もし契約解除料も払うことになってしまったら、6,000円+9,500円=15,500円(税別)となってしまうわけですね。

乗り換えるだけでもお金がかかる……

SMARTPHONE STOREの評判は?
ドコモからソフトバンクに乗り換える場合は5,000円(税別)、auからソフトバンクに乗り換える場合は6,000円(税別)と、ただ乗り換えるだけでも結構な費用がかかってしまいます。

これに契約解除料の9,500円(税別)まで加わることになってしまったらとんでもないですよね。だからこそ契約解除料だけは絶対に回避したいものです。

ソフトバンクの注目プラン「ウルトラギガモンスター+(プラス)」とは


画像引用元:ウルトラギガモンスター+(プラス) | モバイル | ソフトバンク

ソフトバンクに乗り移るなら、新たにプランを選ばなくてはいけません。ここでは、ソフトバンク独自の注目プラン「ウルトラギガモンスター+(プラス)」について説明します。

ウルトラギガモンスター+(プラス)は、なんと50GBの大容量プランとなっています。ここまでの大容量プランは現在のauやドコモにはありませんね。

しかも、一部の動画サービスやSNSならデータが消費されないという大きなおまけがついています。データ消費なしの対象となっているサービスは以下となります。

  • YouTube
  • abemaTV
  • TVer
  • GYAO!
  • Hulu
  • LINE
  • Instagram
  • Facebook

YouTube含む動画サービスと、主要SNSがデータ消費なしで使い放題となっているわけですね。ただし、対象サービス内の一部機能についてはデータ通信量を消費します。

例えば、YouTubeに流れている広告をクリックしてそのサイトに飛んだ場合、サイト閲覧に消費されたデータはカウントされるというわけです。とはいえ元が50GBですから心配することはないでしょう。

ウルトラギガモンスター+(プラス)の利用料金は月額5,980円(税込)となっています。これに通話プランが加わります。

ウルトラギガモンスター+(プラス)で料金シミュレーション


画像引用元:ウルトラギガモンスター+(プラス) | モバイル | ソフトバンク

ソフトバンクのウルトラギガモンスター+(プラス)を選んだ場合、実際にユーザーは月々いくら払うことになるのでしょうか。具体的にシミュレーションしてみます。

ソフトバンクでは「基本プラン(通話)」+「データプラン」が月々の利用料金となり、機種代金はこれとは別になっています。政府が強く推し進めている「分離プラン」です。

基本プラン(通話)は以下から選ぶことになります。

  1. 国内通話20円/30秒の「通話プラン」:月1,200円(税別)
  2. 1回5分以内の国内通話し放題の「通話プラン(準定額)」:月1,700円(税別)
  3. 24時間すべての国内通話し放題の「通話プラン(定額)」:月2,700円(税別)

今回はもっとも安い「通話プラン」でシミュレーションします。近年はLINEなどを使って連絡を取る方が増えていますので、それで十分というユーザーを想定してのことです。

これに「ウェブ使用料」の月300円も加わるので、実際には月1,500円(税別)かかることになります。

そしてデータプランのウルトラギガモンスター+(プラス)は月5,980円(税別)ですから、月々の料金は合計で7,480円(税別)ということになります。

50GBという大容量と、一部動画サービス・SNS使い放題ということを考えたら、ドコモ・auより割安だと言えるでしょう。

割引やキャンペーンの適用も想定した場合


画像引用元:ウルトラギガモンスター+(プラス) | モバイル | ソフトバンク

基本料金の7,490円から、割引やキャンペーンも適当することも想定してみましょう。適用できる割引・キャンペーンは以下となっています。

  1. 1年おトク割:月々1,000円割引
  2. 毎月1,000円×12ヶ月間の割引。

  3. ギガ使い放題キャンペーン+:月々1,000円割引
  4. ウルトラギガモンスター+(プラス)への加入者を対象に2019年4月まで割引適用。

  5. おうち割 光セット:月々1,000円割引
  6. 別途固定通信サービス料が発生する。Yahoo!BBバリュープラン、ホワイトBBの場合は2年間のみの割引適用。

  7. みんな家族割+:家族内のソフトバンクユーザー数に応じて割引
  8. 1人  → 割引なし
    2人  → 500円割引
    3人  → 1,500円割引
    4人以上→ 2,000円割引

このうち、誰もが確実に受けられるのは「1年おトク割」と「ギガ使い放題キャンペーン+」ですね。今回はこれらのみ適用されるとして、合計金額に税金(8%)を加えます。

その結果、月々5,918円(税込)からが実際に請求される金額となります。もし「おうち割 光セット」や「みんな家族割+」も満額適用される方なら、2,678円(税込)からとなります。

ご家族の更新月も調べて、順にソフトバンクに乗り換えていくのもよさそうですね。

更新月をチェックしてソフトバンクに乗り換えよう


画像引用元:ウルトラギガモンスター+(プラス) | モバイル | ソフトバンク

いかがでしたでしょうか。ドコモ・auからソフトバンクに乗り換えようにも、「2年契約」という縛りと「契約解除料」という壁が存在します。

更新月以外に解約すると契約解除料9,500円(税別)がかかってしまうので、これはできる限り避けましょう。更新月は2年契約から25ヶ月目~26ヶ月目の2ヶ月間です。

更新月については今後、2ヶ月間から3ヶ月間に延長されるようですが、いつから延長が適用されるのか、すでに2年契約を結んでいるユーザーも対象内になるのかについては今後の動向を見る必要があります。

乗り換えの際には契約解除料とは別に、「MNP転出料」と「MNP新規契約手数料」もかかってきます。ドコモから乗り換える場合は合計5,000円(税別)、auから乗り換える場合は合計6,000円(税別)です。

MNP転出料とMNP新規契約手数料については回避する方法はありません。だからこそ契約解除料だけは絶対に避けたいものですね。

ソフトバンクの注目プランは「ウルトラギガモンスター+(プラス)」です。50GBという大容量に加えて、一部動画サービスとSNS使い放題など、インターネットを存分に楽しめるプランとなっています。

「おうち割 光セット」や「みんな家族割+」のような特殊な割引を適用しなくても月々5,918円(税込)から使え、ドコモ・auと比べて決して高くありません。

50GBもいらない方には、データを使った分だけ支払う「データ定額ミニモンスター」もあります。これだと、「1年おトク割」の適用だけでも月々3,218円(税別)からの利用となります。

いずれにせよ、契約解除料にだけは気をつけて、無駄な出費なくソフトバンクに乗り換えしましょう。

Pocket