ドコモ ドコモ MNP ドコモ 手続き
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家族向けの割引サービスやシェアパックなど、携帯キャリア大手のドコモは魅力的なサービス・サポートで高いシェアを誇ります。しかし、格安SIMの料金プランや他社キャリアのキャンペーンを目当てに、ドコモの解約を検討しているという方もいらっしゃるはずです。

ここではドコモで親回線を解約・MNPする際の注意点、子回線を親回線にするための手順などを幅広くご紹介しています。ドコモのシェアパックや各割引サービスの関係は複雑ですので、解約・MNP前に確認してみてはいかがでしょうか。

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まずはドコモの契約形態を知っておこう


一般的に「ドコモの親回線・子回線」と聞くと、ほとんどの方がシェアパックの事を思い浮かべるのではないでしょうか。

ドコモのシェアパックは親回線がパケットパックを契約してしまえば、子回線は1回線につき月額500円(税抜)のシェアオプションを適用する事でデータが分けあえるようになっています。

ドコモの1人向け従量制プランは~1Gまででも月額2,900円(割引適用無し)のベーシックパックが最安ですから、月額6,500円で5Gのベーシックシェアパックを利用する事で利用料金を下げられる可能性もあるでしょう。

シェアパックの利用はファミリー割引が必須


画像引用元:ファミリー割引 | 料金・割引 | NTTドコモ

ドコモのシェアパックは家族向けの契約プランで、一般的に親回線・子回線の関係で知られています。しかし、このシェアパックを利用するためのシェアグループは同一ファミリー割引グループ内の回線で設定可能であり、ファミリー割引への加入も必須となっています。

ファミリー割引はドコモの家族向け割引サービスであり、FOMAの基本使用料割引や家族内の国内通話無料など加入するメリットは大きいものです。対象も代表者から三親等以内で20回線までですので、複数の家族・世帯で申請できるのも特徴的です。

更にファミ割MAX50など組み合わせる事が出来る割引サービスも多いですから、ドコモで家族契約を行っているならほとんどの方が既に利用しているのではないでしょうか。

ファミリー割引の主な特徴

  • 三親等以内、20回線まで加入可能
  • 特定のプランと組み合わせる事で家族内の通話が無料
  • FOMAの基本使用料が25%割引
  • グループ内のiモードメール無料、指定した一般電話への通話割引

シェアパック・ファミリー割引・一括請求サービスの親回線は違う


画像引用元:ファミリー割引 | 料金・割引 | NTTドコモ

上記のように複数の家族・世帯で加入する事が出来るファミリー割引は、シェアパックを利用するための必須事項です。しかし、ファミリー割引の中心回線は「代表回線契約者」と呼ばれ、シェアパックの「親回線」とは区別されます。

実際にファミリー割引を申し込む際の「代表回線契約者」は1回線のみですが、複数の家族・世帯が加入する場合は「支払は別々にしたい」という方もいらっしゃるはずです。

このため、1つのファミリー割引の中に複数のシェアパックの「親回線」があるという事も珍しくありません。

更に複数回線の請求を1つにまとめる「一括請求サービス(グループ)」の場合は「一括請求代表回線契約者」というものがありますし、こちらは子回線に設定する事も可能です。

少々複雑ですが、簡単にまとめると「ファミリー割引>シェアパック&一括請求サービス」という事になります。あくまでファミリー割引が大前提であり、その下にシェアパックや一括請求サービスを設定すると理解しておくと良いかもしれません。

その他ポイント共有グループを含む内容・用語などは下記の表を参考にして下さい。

ドコモの家族向けサービスの内容・用語など

サービス名内容回線などの用語
シェアグループパケットを共有(シェア)するグループ。同一ファミリー割引グループで設定可能。親回線(代表回線)と子回線
ファミリ―割引三親等以内で入れるグループ。家族内通話が無料になるサービス。代表回線契約者と他回線(子回線)
一括請求グループ(サービス)請求を一つにまとめるサービス。同一名義・三親等以内が対象のためファミリー割引と併用されやすい。一括請求サービス契約者(親回線である必要無し)
ポイント共有グループdポイントを共有するサービス。ポイントを管理する方=代表会員

自分の回線の確認方法は?

ドコモのファミリー割引・一括請求サービス(グループ)・シェアパックはそれぞれ代表回線・親回線を別々に設定する事が出来ます。人によっては「今現在使っている回線が代表回線・親回線・子回線なのかまったく分からない」という方もいらっしゃるはずです。

ここでは親回線を解約・MNPする事前準備として、自身の回線の確認方法を知っておきましょう。

ファミリー割引の代表回線


画像引用元:ファミリー割引 | 料金・割引 | NTTドコモ

ファミリー割引には複数の家族・世帯が加入出来るため「誰とファミリー割引を結んでいるか」という点はもちろん、「そもそも代表回線は誰なのか」という事も分からなくなってしまう可能性があるでしょう。

ファミリー割引の代表回線は下記のような手順で確認する事が出来ます。「個別にご請求のファミリー割引グループ電話番号。」という項目を見つけるだけですので、比較的簡単に代表回線を確認する事が出来るでしょう。

しかし、これは代表回線が分かっている場合の確認手段であって、誰が代表回線なのか分からない場合は子回線も含めてファミリー割引に加入しているすべての契約者が個別に確認する必要性があります。

ドコモショップやドコモインフォメーションセンターのファミリー割引情報開示は代表回線者本人・または代表回線者の同意が必要であるため、子回線では問い合わせで探すのは難しいでしょう。

代表回線者の目星がある程度ついているならドコモインフォメーションセンターで同意を得た事と個人情報を伝える事で開示される可能性もありますが、まずはファミリー割引加入者同士の連絡を取り合う事が必要ではないでしょうか。

ファミリー割引の代表回線確認方法(My docomo)

  1. 「料金」から「ご利用料金の確認」へ進む
  2. 「利用内訳」を選択
  3. その月に獲得したdポイントやステージが表示される
  4. 「個別にご請求のファミリー割引グループ電話番号。」という項目が表示される

一括請求サービス(グループ)の代表回線

一括請求サービス(グループ)の代表回線確認方法は、ファミリー割引と比較すると簡単です。代表回線・子回線問わずMy docomoの「料金」から「ご利用料金」まで進んでいき、子回線の電話番号を表示できるなら「代表回線」という事になります。

一括請求の代表番号でなければ子回線の番号は表示されないようになっているため、代表回線・子回線ともに確認は容易ではないでしょうか。

一括請求サービスはファミリー割引内に複数設定されている可能性がありますので、こちらも他の家族・世帯と事前に連絡を取り合っておく必要性があるでしょう。

一括請求サービス(グループ)の代表回線確認方法(My docomo)

  1. 「料金」から「一括請求合計」へ進む
  2. 「ご利用料金の確認」を選択
  3. 「表示内容の変更」をチェック
  4. 子回線の電話番号が選択出来れば代表回線

シェアパックの親回線と子回線

一括請求サービス(グループ)と同じく、シェアパックも親回線であれば子回線の利用状況を個別に確認する事が出来ます。下記の手順でMy docomoにログインすればすぐに親回線を確認する事が可能でしょう。

ファミリー割引や一括請求サービスとは違いこちらは父親や母親が親回線となっている事が多いでしょうから、改めて確認するまでもないかもしれません。

自身の利用者情報や契約者情報を伝えれば、シェアパックの契約内容などはドコモショップやドコモインフォメーションセンターでも教えてもらう事が可能です。

シェアパックの親回線と子回線の確認方法(My docomo)

  • 「My docomo」にログイン
  • 「ご利用データ量確認」を選択
  • 確認したい月を選択

親回線を解約・MNP│子回線を親回線にする手順と料金

ここからは実際にドコモの親回線を解約・MNPし、子回線を親回線にする手順や料金を確認していきましょう。

何度も触れている通り、ドコモのファミリー割引代表回線・一括請求サービス(グループ)・シェアパックの代表回線や親回線はそれぞれ個別に設定する事が可能です。

しかし、加入している人数が少ない場合などは代表回線・親回線を1人が兼任している事もあり得るでしょう。ここではそれぞれの代表回線・親回線別に、解約・MNP・子回線を親回線にする手順と料金をご紹介したいと思います。

ファミリー割引代表回線の場合

ファミリー割引代表回線が親回線を解約・MNPする場合、どちらにしてもまずは子回線を親回線にする必要性があります。代表回線者を変更せずにドコモを解約・MNPを行った場合、ファミリー割引自体が自動的に解約されてしまいます。

ファミリー割引に複数の割引を組み合わせているという場合も多いでしょうから、自動的に解約された後残った回線に高額な利用料金の請求が発生する事もあり得るのです。

また、ファミリー割引を3回線以上で契約している場合ドコモではネットからのMNP予約番号発行が行えないため、このような事態を避けるためにもまずは子回線を親回線にする必要性があります。

手続きはドコモショップまたはドコモインフォメーションセンターで行いますが、代表回線者変更にともなう料金は無料となっています。

主要確認ポイント

  • まずは代表回線を変更
  • 3回線以上の場合はMNP不可

一括請求サービス(グループ)代表回線の場合

一括請求サービス代表回線の場合も、基本的な手順や注意点はファミリー割引代表回線と同じです。一括請求サービス代表回線も代表回線が解約した場合自動的に廃止となるため、手続きを行わなかった場合は翌月の請求分から個別請求に変更されます。

しかし先に一括請求サービスを解体→新たに一括請求グループを作成という手順でも特に問題はありませんので、ファミリー割引とは違い比較的柔軟に変更手続きが行えるでしょう。

こちらもドコモショップまたはドコモインフォメーションセンターにて無料で手続きが行えますが、新たに代表回線になる方のクレジットカードやキャッシュカードなど支払いを行えるものなどが必要となります。

また、新旧の契約者名義が異なる場合はドコモショップでの変更手続きしか受け付けていないため気を付けておきましょう。

一括請求サービスの支払い確認が取れなかった場合は請求書通知の上回線の利用停止などが行われますので、変更後の支払いがスムーズに行えるよう準備しておきましょう。

主要確認ポイント

  • 新規代表回線者の支払い方法を登録
  • 支払いが確認出来ない場合利用停止もあり得る

シェアパック親回線の場合

ファミリー割引や一括請求サービスと同じく、シェアパックも親回線(代表回線)が解約やMNPなどを行うと自動的に解体されます。

シェアパック子回線のシェアオプション(月額500円)はあくまで親回線がデータパックを契約している事が前提となっていますから、親回線がうかつに解約・MNPを行うと倍以上の料金プランに変更される事になってしまいます。

これはシェアグループが廃止されると高額請求抑止のために自動的にベーシックパック(~1G/月額2,900円)が適用されるためですが、従量制のプランである事から月1G以上使っている方であれば高額な請求になってしまう可能性があります。

こちらも先にシェアパックを解体→新たに親回線(代表回線)を設定という流れでも可能ですが、ドコモのパケットパック変更は翌月からの適用となりますので先にシェアパックの親回線(代表回線)を変更するのが良いでしょう。

主要確認ポイント

  • 先に一括請求グループの解体を行う事も可能
  • 出来るだけ代表回線変更は先が良い

各変更手続きに必要なもの

各親回線・代表回線の変更手続きはドコモショップまたはドコモインフォメーションセンターで行う事が出来ます。ドコモでは郵送やネットでのプラン変更・申込みなども承っていますが、親回線・代表回線の変更手続きの場合はこれらの方法を選ぶ事は出来ません。

また、親回線・代表回線の変更にともなって必要となるものはドコモショップとドコモインフォメーションセンターで異なります。

ドコモを解約する方と新たに親回線・代表回線になる方が揃っているのがベストですが、状況によってはなかなか都合が合わせられないという事もあり得るでしょう。

委任状などに不備があると二度手間となってしまいますので、現在の親回線・代表回線契約者との連絡も含めて事前に確認しておく事が重要となります。

変更手続きドコモショップ
ドコモインフォメーションセンター
ファミリー割引子回線の本人確認書類
主回線の委任状など
主回線者のみ対応可能
一括請求サービス親・子回線のネットワーク暗証番号や電話番号
新主回線の支払いに必要なものなど
新旧の契約者名義が同じ場合対応可能
シェアパック親・子回線の本人確認書類
新主回線の支払いに必要なものなど
新旧の契約者名義が同じ場合対応可能

解約とMNPの違いとは?

既にドコモの解約を検討している方ならご存知かもしれませんが、解約とMNPは「現在使っている電話番号を引き継げるか」という点で大きな違いがあります。

解約は基本的にお近くのドコモショップにて行う事になりますが、手続き自体は現在お使いのスマートフォンや本人確認書類を持って行くだけで簡単です。

しかしMNPを利用する場合は電話またはWebからMNP予約番号を発行しなくてはならず、先に解約を行ってしまったらそもそも電話番号の引継自体行われません。

格安SIMなどの場合は乗り換え先のSIMカードが届いてからようやく開通手続きを行えますので、解約のタイミングなども含めて事前確認を行っておきましょう。

ドコモでMNPを行う際の必要手数料

  • MNP転出手数料/2,000円(税抜)
  • 他社との契約事務手数料/3,000円(税抜)
  • ※他社との契約事務手数料はキャンペーンなどによって変動

親回線解約前の注意点や確認ポイント


親・代表回線の確認、そして事前準備さえ整えておけば子回線を新たな親回線にするための手順はそれほど難しくありません。

子回線の切り替えを先に行い、親回線の解約・MNPという流れさえ覚えておけば基本的に親・代表回線の切り替えなどはスムーズに行えるでしょう。例え親回線・代表回線を複数兼任していても、解約・MNP前の切り替えですから数日の余裕があれば問題ありません。

しかし、ドコモで親回線を解約・MNPする際は切り替えを先に行う事以外にもいくつか注意しておきたいポイントがあります。

ポイント共有グループも確認が必要


画像引用元:ポイント共有グループ | サービス・機能 | NTTドコモ
ポイント共有グループは一括請求グループ内で組む事が出来るのはもちろん、「dカード/dアカウント/ドコモ光」のいずれかを持っていればドコモの携帯電話を契約していなくても利用出来るサービスです。

dアカウントのみの場合を除きポイント共有グループの代表会員には誰でもなる事が出来ますが、これは当然一括請求グループやファミリー割引の代表回線者である必要性はありません。

しかしポイント共有グループの代表会員が一括請求グループの代表回線契約者を兼ねている場合、共有しているdポイントが失効してしまう可能性もあるのです。

基本的には一括請求グループ変更の際に店員がポイントの失効について説明してくれますが、万が一を考えて代表会員を事前に確認しておくのが良いでしょう。

2018年5月1日以前に一括請求グループを利用していた場合は自動的にポイント共有グループが適用されている可能性がありますので、こちらも合わせて確認が必要です。

解約・MNPタイミングにも気を配ろう


画像引用元:ファミ割MAX50 | 料金・割引 | NTTドコモ

ファミリー割引にはファミ割MAX50(新)など独自の割引サービスが用意されています。特にファミ割MAX50は代表回線契約者を変更した際に「承継」という形で引き継がれますが、契約変更や名義変更の場合契約解除料は発生しません。

しかし、ファミ割MAX50は1回線ごとの申込みが必要となっており、代表回線が割引サービスを適用していた場合注意が必要です。また、定額データプラン向けの割引サービスや個別プランの契約期間などにも気を配る必要性があるでしょう。

代表回線契約者を子回線に移したとしても割引サービスの適用自体は残っていますので、結果的に解約・MNPの際に解約金が発生する事になります。

各割引サービスの解約金と契約期間は一部下記にまとめてありますが、余計な出費を増やさないためにも解約・MNPのタイミングにも気を付けたいものです。

割引サービス契約期間1回線ごとの申込み解約金
ファミ割MAX502年間必要9,500円
(新)いちねん割引1年単位不要3,000円
いちねん割引1年単位不要0円~4,600円(継続利用期間で変動)

ドコモで親回線を解約・MNPする際は事前確認を入念に


今回はドコモで親回線を解約・MNPする際の注意点、子回線を親回線にするための手順などを幅広くご紹介させて頂きました。ドコモの家族向け割引サービスの構造は複雑ですが、大前提にファミリー割引がある事さえ理解しておけばとりあえず問題ないと言えるでしょう。

親回線・代表回線を特定したら、後は変更手続きを行って解約・MNPを行うだけです。契約満了月内で解約・MNPを行えるように、早い段階から確認作業や準備を行っておく事をおススメ致します。

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