読了時間:約 2

気になる端末が見つかり機種変更したいと思ったときに立ちはだかるのが、キャリアの二年縛り。高額な違約金の発生や端末代金の残高にもかかわる重大次項です。この記事では、auの機種変更でベストタイミングはいつなのかを、イマイチよく分からない2年縛りと解約月の解説とともに紹介していますので、参考にしてください。

携帯機種変更のベストタイミング|2年縛りの解約月・更新月を解説

auの携帯機種変更でベストタイミングはいつ?

ほとんどのユーザーは2年契約に縛られている

機種変更のタイミングが制限される2年縛り

auをはじめとするほとんどのキャリアユーザーは、2年契約プランに加入しているのが現実でしょう。2年契約なら、通信基本料金が大幅に安くなるからです。そのかわり、2年毎の解約月(更新月)以外の時期に解約すると10,260円の違約金を支払わなければならなくなってしまいます

これがいわゆる「2年縛り」で、2年縛りがあるため気に入った端末を見つけたのにすぐに機種変更できなくて、悔しい思いをしている方が大勢おられるのです。

いつ機種変更しても違約金が発生しないケースも

ところがこの2年縛りを勘違い、あるいは拡大解釈してしまっている方もおられます。違約金が発生する機種変更は、

  1. 更新月以外の時期の機種変更
  2. 他社へMNPしての機種変更

のふたつがそろったときだけになるのです。つまり、他社へMNPせずにauのなかで機種変更する場合には、更新月にかかわらずいつでも違約金なしでOKなのです。2年縛りで違約金が発生することに気を取られてしまいがちですが、auのなかでの機種変更に対してまで慎重になる必要はありません。

機種変更で気をつけたい違約金以外の落とし穴

機種変更で毎月割が消滅するかも

auのなかでなら、いつ機種変更しても違約金は発生しません。けれども機種変更で気をつけなければならないのは違約金だけではないのです。auの場合、契約プランを無視して機種変更を行うとタイミングによっては毎月割がなくなってしまうことがあります

auの毎月割は、新規契約・機種変更・端末増設で対象機種を購入する際に、同時に指定のデータ (パケット) 定額サービスか料金プランに加入することで、2年契約の場合なら利用料金から最大24ヶ月間にわたり購入の翌月から割引を受けられるサービスです。

毎月割がなくなるとこんなに損

毎月割でいくら割り引かれていたかを、他社から乗りかえ(MNP)でiPhone 7<32GB>を契約したケースでみてみましょう。毎月支払っているau利用料金は、基本使用料+通話料・通信料+iPhone購入代金の分割支払金の合計金額です。

画像引用元:毎月割 | 料金・割引 | iPhone | au

iPhone 7<32GB>の場合、購入日の翌月から24ヶ月目まで毎月2,250円が割引かれ、24ヶ月の割引合計金額は54,000円にもなります。割引額は端末などによって異なり、割引対象合計額が割引額を下回る場合は、割引対象合計額を上限として割引かれます。

ところが、2年以内に解約した場合、端末代金の残額については毎月割を受けられなくなってしまうのです。このときに残額を一括請求されることはないのでご安心を。また条件を満たしていれば、新たに契約した端末代金の支払いに毎月割が適用されます。

けれども、以降の月額利用料金には旧端末の割引なしとなった代金が上乗せされるため、毎月の負担が大きくなってしまうのです。機種変更のタイミングを誤ると違約金が発生することはよく知られてきましたが、分割で支払っている端末代金の残金については見落としがちなので、どうぞご注意ください。

auで端末の分割支払残額を確認するには

auのままで機種変更するケースで端末の分割支払が終わっていれば、違約金や毎月割のことを気にする必要はありません。今すぐ機種変更しても大丈夫です。そこで、ご自身の端末代金の残高を調べる方法を解説しましょう。

<パソコン・スマートフォンからの確認方法>

  1. 「au契約情報照会 ご利用機種情報(My au)」へアクセス
  2. au IDとパスワードでログイン
  3. 「分割支払残額合計」の割賦契約内容を確認

このとき「分割支払残額合計」が表示されない場合は、分割支払残額はありません。また、最終請求月を確認したい場合は、「詳細(分割契約の確認および一括清算)」を選択してください。なお、自分でau IDを登録・設定していない場合、初期値は利用中のau携帯電話番号となります。

<auケータイ からの確認方法>

  1. 携帯電話本体のEZボタン→「①」
  2. (トップメニューまたはauポータルトップ等)→「My au」を選択
  3. 「確認する」→「契約情報照会」→暗証番号を入力し「送信」
  4. 「端末契約情報」→「分割支払残額合計」の「詳細」→「個別信用購入あっせん契約」画面で確認

「分割支払残額合計」が表示されない場合は、分割支払残額はありません。

<電話で問い合わせる方法>

以下の番号から無料で問い合わせが可能です。電話口で尋ねられるため、手元に電話番号と契約時に登録した4桁の暗証番号を用意してから電話してください。

  • auの携帯電話から:157
  • その他の電話から:0077-7-111
  • 上記番号が利用できない場合:0120-977-033

auの機種変更は「2年縛り」+「解約月」が決め手

auの機種変更で、違約金の支払いや端末代金の割引消滅などの不利益を被らないためには、機種変更のタイミングを慎重に測る必要があります。そして、そのためのポイントは「2年縛り」と「解約月」にあるため、それぞれについて詳しくみていきたいと思います。

auの「2年縛り」について詳しくおさらい

違約金はいわば契約違反のペナルティ

auをはじめとする大手キャリアの契約では、多くの場合で2年間契約を維持することを条件に利用料金の割引を行うというスタイルが基本となっていて、一般的に「2年縛り」といわれているものです。

auの場合、割引額は以下のようになっており「誰でも割」でおなじみのものでした。現在は「2年契約」という名称になっています。

auピタットプラン 基本使用料1500円割引
auフラットプラン
​スーパーカケホ
カケホ
スーパーカケホ(a)
スーパーカケホ(ケータイ)
カケホ(ケータイ)
カケホ(3Gケータイ)
カケホ(3Gケータイ・データ付)
ジュニアスマートフォンプラン 基本使用料1000円割引
ジュニアケータイプラン
シニアプラン(2018年1月31日受付終了)
LTEプラン 基本使用料50%割引
VKプランS
VKプランM
VKプラン
LTEプランS
プランZシンプル
プランSSシンプル
プランEシンプル
プランSシンプル
mamorino Watchプラン

2年以内に解約すると発生する違約金は、ユーザー側の契約違反に対するペナルティにあたるもので、「2年続けてくれるなら安くするからね」という約束を反故にしたのだから、仕方がないものでしょう。

違約金は税込みで一律10,260円

「2年続けてくれるなら安くするからね」という約束どおり、auは毎月の基本使用料からかなりの額を割引してくれていました。

ところがユーザーに約束を反故にされてしまったら、これまで割引した金額から少しでも取り戻したいと思うのは自然なことです。そこでユーザーに違約金を請求することになるのですが、この金額は三大キャリアのいずれも税込み10,260円となっています。

なお、契約や加入期間によっては違約金が少なくてすむ場合もあります。たとえば、「誰でも割」と「家族割」の両方に加入していて、かつ10年以上利用歴のあるユーザーの場合は3,240円です。その他、 auの「1年契約年割 」や「スマイルハート割引」に加入している場合も、違約金は3,240円となります。

「2年縛り」でありがちな勘違いとは?

契約違反のペナルティとして違約金が請求されることについてはしかたないものがありますが、ユーザーとしては納得いかない点がいくつかあります。いずれもユーザーの勘違いによるものなのですが、「2年縛り」のルールが分かりづらいということが原因となっているのです。

「2年縛り」の終了時期が分かりづらい

「2年縛り」の終了時期を、端末の分割支払が終了したときだと勘違いしているユーザーは結構おられます。ユーザーとしては、「端末代金の24回払いが終了したから、MNPで機種変更しよう」と解約を申し出るのですが、ここで違約金が必要なことを知って愕然となるのです。

「2年縛り」のスタートは、「誰でも割」に加入した月であり、現在使用中の端末代金の分割支払が開始された月ではありません。したがって、「2年縛り」と「端末代金の分割払い」の終了時期は、必ずしも一致するものではないのです。

「2年縛り」は2年で終わらない

「2年縛り」を、最初の2年だけのものだと勘違いしているユーザーもおられますが、「2年縛り」は2年ごとに縛りが更新されるものです。つまり最初の「2年縛り」が終了したらそれで縛りから開放されるのではなく、すぐに新たな「2年縛り」が開始されてしまうのです。

1 2