スマートフォン用のアクセサリーと一口に言っても、カバーやストラップなど様々な種類があります。
現在ではより安価なサードパーティ製品も多く出回っており、特に人気の高い機種ほど様々なデザイン・用途のアクセサリーが製造される傾向にあるのです。
お使いのスマホを使いやすく出来るのはもちろん、着せ替え感覚でおしゃれを楽しめるのがアクセサリーの魅力です。
ここではスマホのアクセサリーの中でも需要が高いスマホリングについてご紹介しています。
機種 | Xperia 5 V | AQUOS sense8 | TORQUE G06 | Xiaomi 13T |
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本体 | ||||
価格 | 82,800円~ | 39,100円~ | 59,800円~ | 39,790円~ |
特徴 | 高性能チップ搭載 ハイエンドスマホ | コスパに優れた ミドルレンジスマホ | 小型&軽量な 高耐久スマホ | 高性能カメラ搭載 ハイエンドスマホ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
スマホリングってどんなもの?
バンカーリングやホールドリングとも呼ばれるスマホリングはその名の通り「スマートフォン用のリング型アクセサリー」の事です。
スマホリングには様々なデザインがありますが、共通しているのはすべて指を通すリングパーツが付いているという点でしょう。
スマホリングをスマートフォンの背面に貼りリングに指を通す事でスマートフォンを安定して操作する事が可能となります。
片手で手軽に操作できる事がスマホのメリットでしたが、近年のスマホは大画面化が進んでおりどうしても両手が必要な場面もあります。
しかし、スマホリングを使う事で大画面のスマホであっても安定して片手操作を行う事が出来るのです。
落下防止のアクセサリー
大画面のスマホを片手で操作できるのはもちろん、スマホリングを使う事で万が一の事故を防ぐ事にも繋がります。
近年のスマホはデザイン性も考慮されており背面にガラスパネルが使われている事も多いものです。
手触りこそ抜群のガラスパネルですが、樹脂やハイブリット系の素材と比べるとどうしてもグリップ力が劣ります。
いくら強度の高いガラスパネルであっても、高所から落とせば傷がついたりひび割れてしまう可能性は高いでしょう。
スマホリングは接着面に強力なテープが用いられているものが多く、指を通しておく事で予期しない落下を防止する事にも繋がります。
特に有名なのはアメリカに本社のある素材メーカー「3M」製のテープであり、商品名に使用を明記しているものも多く存在します。
また、簡易的なスマホスタンドや両手持ちのグリップとしても使えるため、動画視聴やゲームをよくする方にもおススメ出来ます。
- 片手での操作がしやすい
- 落下防止になる
- スタンドとしても使える
デザインが幅広くおしゃれ
画像引用元:ストラップリング(ブルー)DG-ST37BLの販売商品 |通販ならサンワダイレクト
製造を手掛けるサードパーティが増加した事もあり、現在のスマホリングはデザイン・カラーも豊富です。
最も良く見るのは接着面が四角・丸型のものですが、それ以外に猫の形や星形など可愛らしいデザインのスマホリングも販売されています。
また、直接スマホの背面に張り付けるのではなく、ストラップホルダーを利用した特殊なスマホリングも存在するのです。
基本的には背面に張り付ける使い方が採用されていますので、曲線デザインなどを用いた一部のスマホを除いてほとんどの機種で使えるでしょう。
価格も1,000円を超えるものから100円台まで幅広くなっているためお試しで購入出来るのも魅力的です。
スマホリングの使い方を知っておこう
スマホリングは指を通す事を前提としているため手の大きさなどによって貼り付ける位置が重要となります。
画面の保護フィルムのように張り直す事も出来ますが、吸着力が落ちてしまうためなるべく数回で位置を決めた方が良いでしょう。
ここでは、スマホリングの付け方や張り直しの方法などを確認しておきましょう。
基本は背面の中央
画像引用元:Amazon | KYOKA スマホ リング ホールドリング 薄型 スタンド機能 落下防止 車載ホルダー 360回転 iPhone/Android各種他対応 (ブラック) | 家電&カメラ オンライン通販
スマホリングには様々なデザインがありますが、基本的にはどれも背面の中央付近に貼り付けます。
リングは台座との結合部を中心として回転するようになっているため、利き手や通す指を選ばないのが魅力的。
ただし、一部のスマホリングは結合部が台座の隅にあるため貼り付ける位置を考慮する必要性があります。
こちらもリング部分は360度回転するようになっていますが完全にリングを立てられないものもあるため利き手を考慮して接着した方が良いでしょう。
通す指は個人の好みですが、中指or薬指をリングに通すのが一番操作しやすいのではないでしょうか。
張り直しが出来る
スマホリングの接着部分は、先にご紹介した3M製品など強力なテープが用いられている事が多くなっています。
しかし近年では接着部分に吸盤を用いたものやiRingの新製品のように台座と分離が出来るものも存在します。
ブランドによっては3Mテープを用いたものと比べて価格が上がりますが、付け直しや位置の調整が容易なので初めてスマホリングを使う方にもおススメです。
3Mテープを用いたものであっても、定規や下敷きなど薄く硬い素材を用いる事で比較的容易に付け直す事が出来ます。
スマホリングによっては張り直しが出来ないものもありますので、購入前に事前確認をしっかり行うようにしましょう。
スマホリングを使う際の注意点
手軽に導入出来るスマホリングですが、使用するにあたっていくつか注意しておくポイントがあります。
ここではスマホリングを使う際の注意点を確認しておきましょう。
貼り直しは気を付けよう
スマホリングは定規や下敷きなどを差し入れるようにしてゆっくりと外せば付け直す事も可能です。
しかし、落下防止が主な用途である以上その接着面は思っているよりも強力です。
特に3Mテープなど接着面が強力なタイプは無理に引きはがすと背面パネルが割れてしまう事もあり得ます。
リング部分を無理やり持って力づくで引きはがすようなやり方は絶対NGです。
また、ブランドにもよりますがスマホリングによっては直接スマホに貼らない・必ずカバーに着ける事を推奨しているものもあります。
手帳型ケースなど相性の悪い素材もありますので、現在使っているスマホのボディ素材・ケースの素材などを確認してから購入するようにしましょう。
スマホリングとケースの相性
ケース素材 | 接着(販売サイト参照) |
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ハードケース | ○ |
ソフトケース | × |
手帳型 | △ |
その他金属系 | ○(凹凸が無ければ可) |
FeliCaマークと被らせない
画像引用元:Xperia(エクスペリア) XZ3 ドコモ SO-01L | デザイン | ソニーモバイル公式サイト
iDや楽天Edyなどの非接触型の電子マネーを日常的に利用している方は多いのではないでしょうか。
これらの電子マネーはスマホ内に搭載されたFeliCaという機能を用いており、スマホをかざす事でデータのやり取りを行っています。
Androidスマホの場合基本的に背面にFeliCaのマークがありますがこの位置にスマホリングを張り付けると電子マネーが使えなくなる恐れがあります。
iPhoneの場合は背面上部に設置されていますが、どちらにしてもFeliCaに干渉しないよう位置を決める事が重要です。
ちなみに電子マネーにはPayPayのようなバーコード読み取り型もありますが、こちらの場合はスマホリングの位置などを考慮する必要はありません。
ワイヤレス充電が出来なくなる
画像引用元:Belkin Boost Up Special Edition Wireless Charging Pad – スペースグレイ – Apple(日本)
どのようなデザインであれ、スマホリングにはリング部分も含めた一定の厚みがあります。
スマホリングの材質は金属であり、装着する事で一定の厚みが生まれるためワイヤレス充電などが出来なくなる恐れがあります。
例えばiPhoneは2017年発売のiPhone 8を含めた3機種よりワイヤレス充電に対応しており、現行機種まですべてこの機能が利用出来ます。
Apple公式HPの「関連情報」を参照すると、やはり金属製のスマホリングを付けたままのワイヤレス充電は非推奨となっていました。
ただしカバーにスマホリングを付けているのであれば、充電の際だけカバーを外すというやり方で対応可能です。
また、iRingのような分離型のスマホリングはスライドするだけで外せるのでワイヤレス充電にも対応しています。
iPhoneをはじめ近年ワイヤレス充電に対応したハイエンドスマホは多いですから、利用している方は注意しておきましょう。
- スマホリングの貼り直しは気を付けよう
- FeliCaマークと被らせない
- ワイヤレス充電が出来なくなる
おすすめスマホリングをご紹介
ケースや保護フィルムは種類が豊富ですが、基本的に対応した機種のものを選べば問題ありません。
しかしスマホリングはデザイン・カラーが豊富にある上に、材質を除けばどのような端末でも使う事が出来ます。
このため、特に使った事がない方はどれを購入して良いか迷ってしまうのではないでしょうか。
最後に数あるスマホリングの中から特におススメの商品をご紹介しておきましょう。
iRing Link
画像引用元:スマホスタンド ワイヤレス充電対応 落下防止 iRing Link|PRODUCTS 製品紹介|スマホアクセサリー|
先ほども少し触れたiRingは、スマホリングのブランドとして高い知名度を誇ります。
洗練されたシンプルさが魅力のスマホリングですが、他にもストライプやチェックなど様々なデザインが販売されているため使う人を選びません。
2018年に登場した新型のiRing Linkは、リングの台座部分をスライドさせて取り外せるようになっているのが特徴です。
これにより、iPhone 8以降のiPhoneでも手軽にワイヤレス充電を行えるのが魅力的。
「i」の名称が付いているためiPhone専用のように思えますが、実際にはAndroidスマートフォンでも使用する事が出来ます。
シリコン・ソフトケースなど貼り付け出来ない素材もあるため、購入前に商品説明をしっかりチェックしておきましょう。
BUNKER RING
画像引用元:SERIES | BUNKER RING
スマホリングの別名ともされるバンカーリングは元は固有の商品名です。
BUNKER RINGはiRingと並び、知名度・人気ともに高いスマホリングの一つではないでしょうか。
台座のデザインはiRingと同じような四角形ですが、結合部はいくつかのパーツで組み合わされており安定性は抜群。
接着面を洗って半永久的に使えるため、貼り直しに不安のあるスマホリング初心者にもおススメ出来ます。
iRingと同じく価格は高めですが、正規品であれば製品保証が付いているのも見逃せないポイントです。
スマホリングを使ってみよう
スマホリングを使う事で、大画面のスマートフォンでも片手での操作性を向上する事が出来ます。
落下防止やスタンド機能など操作性以外のメリットも多いため、ケースや保護フィルムに次いで注目を集めるアクセサリーです。
これまでスマホリングを使った事がなかった方は、まず安価な商品で使用感を確かめてみてはいかがでしょうか。