ここでは2024年最新の楽天モバイルの契約者数とシェア率、現在までの推移をご紹介しています。
格安SIMとしてスタートした楽天モバイルは、2020年4月より第4のキャリアとしてMNOに本格参入しました。
シンプルで分かりやすいプランなどメリットも多く、着実に契約者やシェア率を伸ばしています。
これから楽天モバイルに乗り換える方は、ぜひ参考にしてみてください!
【2024年】楽天モバイルの契約者数
楽天モバイルの契約者数は600万回線を突破しています。
楽天モバイル株式会社(以下 「楽天モバイル」)は、2023年12月26日(火)に携帯キャリアサービスの契約数が600万回線を突破
- 2023年12月末:約600万契約
- 2022年9月末:約518万契約(MNO455万、MVNO63万)
- 2022年6月末:約546万契約(MNO477万、MVNO69万)
- 2022年3月末:約550万契約(MNO491万、MVNO77万)
料金プランの安さなどのメリットを重視して楽天モバイルのMNO(自社回線)へ移行した人も多いと考えられます。
通信料金が楽天ポイントで払える点も魅力のひとつです。
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【2022年】楽天モバイルの契約者数
楽天モバイル株式会社を傘下とする楽天グループは2022年11月11日に開催した決算説明会で、楽天モバイルの契約者数について言及しました。
2022年9月末時点での楽天モバイルの契約回線数は、MNO(自社回線)とMVNO(格安SIM)を合わせて約518万件となっています。
そのうちMNOの契約数は455万件となっており、2022年6月末の477万件から22万件減少しました。
これには楽天モバイルが2022年7月に行った0円プラン廃止が引き金になったと考えられます。
- 2022年9月末:約518万契約(MNO455万、MVNO63万)
- 2022年6月末:約546万契約(MNO477万、MVNO69万)
- 2022年3月末:約550万契約(MNO491万、MVNO77万)
なお、MVNO(格安SIM)の契約者数も減少していますが、こちらは2020年4月7日で新規受付を終了しているため単純比較ができません。
とはいえ、料金プランの安さを求める人や楽天経済圏のユーザーに人気です。
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楽天モバイル(MNO)のシェア率
続いては楽天モバイルの自社回線(MNO)のシェア率を確認してみましょう。2022年12月16日に、総務省は通信サービスのシェア率を公表しました。
これによると、2022年度9月末時点での移動系通信の契約数における楽天モバイルの事業者別シェアは2.2%となっています。
- 2022年9月末:2.2%
- 2022年6月末:2.3%
- 2022年3月末:2.4%
- 2021年12月末:2.2%
- 2021年9月末:2.1%
- 2021年3月末:1.5%
また、2022年度9月末時点でのドコモ・au(KDDI)・ソフトバンクのシェア率は、格安SIM(MVNO)の提供などに関わるものを除くと以下となります。
- ドコモ:36.3%(前期比-0.1%)
- au(KDDI):27.0%(前期比+0.2%)
- ソフトバンク:21.0%(前期比-0.2%)
大手3キャリアと比較すると依然として楽天モバイル(MNO)のシェア率は低く、さらに0円プラン廃止発表の影響もあってか前四半期よりも数字が落ち込んでいます。
この先楽天モバイルがシェア率を伸ばしていくには、プラチナバンドの獲得はもちろん、他社に負けない新たなメリットの提供など課題は多そうです。
楽天モバイル(MVNO)のシェア率
楽天モバイルの格安SIM(MVNO)は新規受付を終了していますが、2022年時点でまだサービスが継続されています。
2022年6月末までの楽天モバイル(MVNO)のシェア率は5.5%ありました。
しかし、2022年12月16日に総務省が発表した最新のシェア率では楽天モバイル(MVNO)の記載はありません。
- インターネットイニシアティブ:19.0%
- NTTレゾナント:10.1%
- オプテージ:9.1%
- 富士通:5.6%
- ビッグローブ:5.1%
ご覧の通り、楽天モバイルの格安SIM(MVNO)のシェア率は上位5位に入っていません。
楽天モバイルの格安SIM(MVNO)は年々減少傾向にあり、さらに新規受付も終了しているためこれは仕方ない結果とも言えます。
とはいえ、楽天モバイルには自社回線(MNO)のプランがありますので、そちらでのシェア率拡大に期待したいところです。
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楽天モバイルの今後のシェア率はどうなる?
楽天モバイルが2022年7月に行った0円プラン廃止の影響もあり、多くの楽天ユーザーが楽天モバイルから離れることとなりました。
しかし楽天モバイルが発表した決算資料によれば、足元の解約数は2022年6月末をピークに減少傾向にあるようです。
引き続き契約者数の減少の動向を注視していく必要はもちろんありますが、減少傾向は少しずつ収まっていくと予想されます。
また、楽天モバイルはユーザー獲得のため基地局を増やしたり、プラチナバンド獲得のために大きく動き出しています。
こういった理由から、楽天モバイルは今後緩やかにシェア率を伸ばしていくのではないでしょうか。
楽天モバイルの契約者数についてよくある質問
最後に楽天モバイルの契約者数とシェア率について、質問形式でまとめます。
楽天モバイルの契約者数は?
楽天モバイルのシェア率は?
楽天モバイルの今後の契約者数・シェア率は?
楽天モバイルは基地局の配備やプラチナバンド獲得へ向けて積極的に働きかけており、今後はまた少しずつ契約者数・シェア率を伸ばしていくでしょう。
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楽天モバイルの巻き返しに期待
格安SIMからスタートした楽天モバイルは、自社回線(MNO)をスタートさせて以降順調に契約数を増やしていました。
ですが、2022年7月の0円プラン廃止が引き金となり、2022年9月末時点での契約数は約518万と減少傾向にあります。
また、楽天モバイルは「繋がりにくい」の口コミが多く、ユーザーの新規獲得がしづらいのも懸念材料です。
これから楽天モバイルがシェア率を伸ばしていくには、基地局の早急な整備はもちろん、通信環境の安定も必須といえるでしょう。