人気のHuaweiシリーズ購入後のサポートに不安|保証期間・故障・修理は?

  • 23.11.06
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

日本でもお馴染みとなったHuawei。スマートフォンやタブレット、PCやWi-Fi機器など身近な所でもHuawei製品を見かける事も多いと思います。

しかし、購入後のサポート、保証期間や故障、修理の事について知らない部分も有り、不安を抱く事もあるかと思います。

今回はそんな疑問と不安についての回答となる内容をご紹介していきます。

メーカーとしての信頼と技術力

そもそもHuawei自体をよく知らなければ不安も解消されないでしょう。まずはHuaweiの起業とファーウェイ・ジャパンに至る道のりをご紹介します。

Huaweiは1987年に携帯電話のインフラ整備に必要な通信機器を開発するベンダーとして中国・深圳に設立されました。

その後Huaweiは世界有数のICTソリューション・プロバイダーとして名を上げ、現在ではSIMフリースマートフォンなど、端末を手がけるまでに急成長を遂げます。

同社は300近い通信事業者に製品・ソリューションを提供しており、世界トップ50の事業者のうち45社がHuaweiの製品・ソリューションを使用し、スマートフォンにおいては、出荷台数、シェアともに常に世界的に上位の常連企業となっています。

毎年、売上高の10%以上を継続して研究開発に投資するなど、先端技術開発への投資が旺盛な企業としても知られています。

2015年時点で、全従業員数の45%にあたる約79,000人の従業員がR&Dに従事しており、2015年のR&Dへの投資額は合計約1兆1,057億985万円にまで上昇しました。

これは、売上高全体の15.1%に相当し、あえて非上場を貫き、社員の結束も強く、現在では約170カ国に進出しており各国に研究所を設けています。

日本法人は、ファーウェイ・テクノロジーズ・ジャパン(Huawei Technologies Japan K.K.)という名称で2005年に設立。

東京都千代田区大手町に東京本部を置きます。通称は「ファーウェイ・ジャパン」と呼ばれています。日本研究所は横浜市に置き、技術者が在籍しています。

Wi-Fiルータなどの提供を主に大手携帯電話会社に対して行っていましたが、現在はグローバル市場での競争力と、日本市場での経験を強みに、優れたユーザー経験をもたらすスマートフォンやタブレット製品を幅広く展開しています。

また、日本経済団体連合会(経団連)にも加盟を果たしました。

日本国内での通信機器認証の際には、輸入元である当社名(華為技術日本)で申請され、このため本体銘板の製造元には「Huawei Technologies Co.Ltd」、輸入元として「華為技術日本株式会社」と表示されます。

また、日本だけでなく海外の通信企業に販売する計画もあるといいます。

Huaweiは自社製品に真っ直ぐ向き合う姿勢で研究開発費への投資も怠らない非常に信頼の置ける企業であると共に、日本法人の存在の安心感が大きい企業となっています。

Huaweiカスタマーサポートへの連絡


画像引用元:ファーウェイお客様サポート

Huaweiのカスタマーサポートを使用した時の感想として、以前利用した時に比べて遥かに便利になった。レスポンスも早くなっていた。という声が聞かれます。

現在では日本メーカーと同じくクオリティの高いサービスを期待して良いといえます。

故障等の場合で、ファーウェイのカスタマーサポートに問い合わせをする方法としては、電話、オンラインチャット、問い合わせフォーム、LINE、店舗(東京、大阪)の5種類の方法が取れますので、自身に都合の良い問い合わせ方法を選択可能です。

なお、注意点として上記サポートはHuaweiが直接販売している製品が対象となります。

ドコモやソフトバンク(ワイモバイル含む)、auといったキャリアから購入したスマホやタブレットのサポートは各キャリアが窓口となりますので注意が必要です。

ファーウェイ安心保証

画像引用元:ファーウェイ安心保証/ファーウェイ延長保証について | ファーウェイお客様サポート

ファーウェイ安心保証とは、製品保証期間(1年間)の終了後も一定期間、 自然故障、水濡れ、落下による故障(使用に支障をきたす場合)について交換修理が利用出来る有償サポートサービスとなります。

Huaweiのカスタマーサポート公式ホームページにも詳細が記され、簡単な概要として以下の項目があります。

  • 万一の故障時もお待たせしません。玄関先で本体を交換いたします。
  • 交換費用が無料。故障時の負担がありません。
  • 年に2回まで交換できます。保証額の減額もなし。交換したら保証終了ということもありません。


画像引用元:ファーウェイ安心保証/ファーウェイ延長保証について | ファーウェイお客様サポート

ファーウェイ延長保証とは


画像引用元:ファーウェイ安心保証/ファーウェイ延長保証について | ファーウェイお客様サポート

ファーウェイ延長保証は、製品保証期間(1年間)が終了してから更に1年間に発生した自然故障の際に交換修理を行う有償のサービスです。(落下や水濡れなどの自然故障以外の故障については、対象外となります。)

ファーウェイ安心保証・延長保証へ加入するには下記の2つの方法があります。

  • 製品購入と同時加入、または製品ご購入から1週間以内に加入する場合
  • 製品購入から10ヶ月以内に、製品の修理や点検とあわせて加入する場合

安心保証パックは以下より購入が可能です。

  • HUAWEI・カスタマーサービスセンター(銀座・梅田)
  • HUAWEI・アフターサービス商品販売
  • HUAWEI・コールセンター(年中無休)
  • HUAWEI・オンラインストア

また、安心保証・延長保証パックの種類・価格は下記の表の通りです。

モデル保証パック名称価格
HUAWEI Mate 20 Pro安心保証(2年)18,900円
安心保証(3年)31,200円
HUAWEI Mediapad M5 lite 安心保証(2年)7,900円
安心保証(3年)12,200円
HUAWEI nova3安心保証(2年)9,500円
HUAWEI P20安心保証(2年)8,500円
安心保証(3年)13,600円
HUAWEI P20 lite安心保証(2年)5,700円
安心保証(3年)8,800円
HUAWEI nova lite 2安心保証(2年)5,400円
安心保証(3年)8,200円
HUAWEI Mate 10 Pro安心保証(2年)10,100円
安心保証(3年)16,400円
HUAWEI Mate 10 lite安心保証(2年)6,500円
安心保証(3年)10,300円
HUAWEI P10/P10Plus延長保証(2年)6,900円
安心保証(2年)12,200円
HUAWEI P10lite延長保証(2年)4,700円
安心保証(2年)6,200円
HUAWEI nova延長保証(2年)5,300円
安心保証(2年)7,000円
HUAWEI Mate9延長保証(2年)6,200円
安心保証(2年)9,600円
HUAWEI P9延長保証(2年)6,200円
安心保証(2年)9,600円
HUAWEI P9 lite延長保証(2年)4,700円
安心保証(2年)5,980円

Huaweiの店頭修理


画像引用元:ファーウェイお客様サポート

Huaweiの店頭で修理を行っている「カスタマーサービスセンター」では、Huawei製品を直接持込をする事で修理サービスを受ける事が可能です。

【修理の申し込みから修理完了までの流れ】

  1. Huawei認定修理店へ修理品を持参する。
  2. 店舗スタッフに、その場で詳しく症状などを伝える。
  3. 概ね、修理開始から30分~1時間程度で修理完了。(修理の受付は閉店30分前迄です、あらかじめ時間に余裕を持っての来店をおすすめします。)

※なお、有償修理となる際には、修理金額の見積が提示され、金額に了承してからの修理着手となります。

東京と大阪の2か所にしかないとはいえ、対面で修理の相談をすることができる場所があるのは、Huaweのユーザーにとって心強い限りです。

また、その料金も細かく提示されるため、修理への不安をあまり感じることなく依頼することができるなど、そのサポート体制はとても手厚いものとなっています。

端末を郵送して対応してもらうことも出来ますが、少しでも早く直したいという場合には近くのHuaweiカスタマーサービスセンターに行くのがおすすめです。

HuaweiのスマホやPC・タブレットについても修理・サポート対応を行っているカスタマーセンターは現在のところ国内では東京と大阪の2箇所となります。

東京は有楽町駅から徒歩3分ほどのところにあり、平日の午後1時過ぎは比較的空いているのでおすすめです。

混雑している時間帯として、平日は夜、週末は午後が混雑している場合が多くその時間帯は避けるようにして来店の予定を組めば、時間の有効活用にもなります。

東京・大阪近郊にいる方で、直ぐに問題を解決したい時はカスタマーセンターを利用してみると良いでしょう。なお、有償修理対応の場合ですが、費用は現金だけでなくクレジットカードでも支払うことが可能です。

修理費用について

同社がファーウェイ安心保証の利用を進める理由として現在のスマートフォンの修理費用が高いという理由があります。

例としてバッテリー交換の場合バッテリーのみの交換と、バッテリー&フロントパネル(もしくはバックパネル)の交換があり修理価格も変わります。

バッテリーのみの交換で済む場合は、約7,000円前後となります。

バッテリー&フロントパネルの同時交換が必要なケースでは12,000円〜20,000円と高額となり、気軽にバッテリー交換をするには躊躇してしまう料金設定ではあります。

またHuawei公式ホームページでは修理キャンペーンなどを行っておりますので、修理を考えている方は一度チェックする事をおすすめします。

各キャンペーンはHuawe認定修理店のみでの受付となります。

修理対応店舗について


画像引用元:カスタマーサービスセンターについて | ファーウェイお客様サポート

認定修理店は下記の通りです。

【Huawe認定修理店】

  • 札幌4丁目プラザ店
  • 仙台フォーラス店
  • 渋谷モディ店
  • マルイシティ横浜店
  • 名古屋パルコ店
  • 広島パルコ店
  • 福岡パルコ店

※2018年6月時点で、全国7店展開中です。順次拡大を予定。

また修理受付先の実店舗としてスマホ修理工房があります。スマホ修理工房は、Huaweの認定修理店として即日修理を行うことでトラブルを解決するサポート店です。

Huaweiより部材供給を受けて即日修理をし、作業技術者もメーカーの技術指導を受けたスタッフが対応し、Huawei製品をお使いの方には、安心して利用出来る体制となっています。(キャリア製品を除いたSIMフリー製品は全て作業可能。)

また、画面破損などの分解を伴う修理は「渋谷店」のみでの対応となります。

下記の12機種は即日修理対象機種となり、下記以外の機種については宅配修理のみ受付をしています。

  • HUAWEI Mate 20 Pro
  • HUAWEI P9
  • HUAWEI Mate9
  • HUAWEI nova lite
  • HUAWEI P10 lite
  • honor9
  • HUAWEI Mate 10 Pro
  • HUAWEI Mate 10 lite
  • HUAWEI nova lite 2
  • HUAWEI P20
  • HUAWEI P20 lite
  • HUAWEI nova3

HuaweのLINEサポート

HuaweではLINEを利用したサポートも行っています。

今やLINEを利用したサポートは珍しいことではありませんが、ユーザーにとって手軽に気兼ねなく利用が出来るサービスとしてとてもありがたい対応となります。

LINEを使って、Huaweiのサポートセンターとやり取りするためには、まずファーウェイ・ジャパンを友達に追加する必要があります。

友達に追加するには、LINEアプリの友達追加からQRコードを読み込むか、検索して追加を行います。

友達に追加し、「LINEチャットサポート」のチャット開始をタップします。

すると、「問い合わせ開始」が自動で投稿され、Huaweiジャパンからは「2,000文字以内で送信をお願いします」と自動で返答が行われるので、困っている症状について出来るだけ詳細に説明文を送信します。

LINEチャットサポートの便利なところは、文章だけの説明だけでなく症状が分かる画像等も簡単に投稿できる点にあります。

サポート対応側からは、画像情報があることで迅速な判断も可能となります。

またカスタマーサポートを利用する上で重要なのがレスポンスの速さです。

レスポンスの速さだけで見た場合には電話が最良ですが、症状についての情報のやり取りなどは正確に伝わらない可能性が高くなります。

LINEチャットサポートのレスポンスですが、土日の混雑時の利用でも30分から40分ほどで返答が来るとの口コミがあるように、十分に早い対応だと評価出来ます。

「HiCare」アプリとは


画像引用元:HiCareアプリについて | ファーウェイお客様サポート

HiCareアプリは、Huawei携帯電話・タブレットをお使いの顧客をサポートする専用アプリです。

ほぼ全てのHuawei携帯電話やタブレットにプリインストールされているほか、最新バージョンをGoogle Playストアからダウンロードすることが可能です。

「HiCare」アプリでは以下のようなサポートを受けることができます。

  1. サービスセンター
    使用方法のご相談や、修理部品価格参照、修理のご依頼を受付するサービスセンターの検索が可能です。
  2. サービスポリシー
    修理規約、無料修理規定、製品保証期間などについて確認できます。
  3. フィードバック
    HiCareやHUAWEI製品について、意見や感想を送ることが出来ます。
  4. コールセンター
    使用方法や不具合の相談を受付けるコールセンターの電話番号が確認できます。
  5. フォーラム
    SNSやファーウェイWebサイトへのリンクの確認が可能。
  6. マニュアル(プリインストール版のみ)
    製品の取扱説明の閲覧ができます。
  7. OSバージョンアップ早期導入
    ソフトウェアアップデートは、製品リリース後、対象製品に対して順次適用されますが、HiCareを利用することで、早期導入が可能です。なお、製品によっては早期アップデートが利用できない場合もあります。

90日間 画面破損サポート(VIPサービス)について


画像引用元:90日間画面破損サポート(VIPサービス)について | ファーウェイお客様サポート

対象製品のご購入日から90日間以内に発生した画面破損は1回に限り、無償で修理を行ってもらえる他、登録手続きなども必要のないサービスとなります。

対象製品は下記の通りです。(2018年6月時点)

  • HUAWEI P20
  • HUAWEI Mate10 Pro
  • HUAWEI P10
  • HUAWEI P10 Plus
  • HUAWEI Mate9

※キャリアで販売されている製品は対象外となります。

90日間 画面破損サポートを受けるに当たって下記の点にも注意が必要です。

  1. 製品の購入日を証明できる購入店発行のレシートや納品書を用意。
    ※用意できない場合には、サポートを受けることはできません。
  2. ご購入日から90日以内に、Huaweiサポートセンター、またはHuaweiカスタマーサービスセンターに、修理を依頼する。

多彩で手厚いサポート・保証サービス

以上、Huaweiの購入後のサポートについてや保証期間、故障や修理についてご紹介してきました。

きめ細やかなサービスとフォローはおすすめできる高レベルの内容となっており、Huaweiのスマホなどを利用していて困った場合にも、LINEなどでも利用でき手軽でレスポンスも早く良質な対応である事が分かります。

Huaweiは購入後のサポートの面に重きを置くユーザーにも安心しておすすめの出来る通信会社であるといえます。

トップ画像引用元:Twitter


この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。