ドコモ ドコモの料金プラン
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ドコモでは、契約期間中の解約や定期契約のない料金プランへの変更時などに、解約料金・違約金が発生する場合があります。場合があるというと、一部の特殊ケースのようにも聞こえるかもしれませんが、実際は大半のユーザーが発生する契約を結んでいます。

解約料金・違約金は、知らなかった、では済まされない問題です。このページでは、ドコモの契約期間中の解約料金・違約金について解説し、ドコモでiPhone Xを購入している場合を想定して試算を行います。

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ドコモからauに乗り換えるために確認するべき手順と準備

現在のドコモの基本プラン


はじめに、現在のドコモの基本プランを見てみましょう。金額は特別な表記がない限りすべて税抜とします。

スマートフォン向け 月々の料金(税抜)
カケホーダイプラン(2年定期契約あり) 2,700円
カケホーダイプラン(2年定期契約なし) 4,200円
カケホーダイプラン(2年定期契約あり) 1,700円
カケホーダイライトプラン(2年定期契約なし) 3,200円
シンプルプラン(2年定期契約あり) 980円
カケホーダイライトプラン(2年定期契約なし) 2,480円
データプラン(2年定期契約あり) 1,700円
データプラン(2年定期契約なし) 3,200円
タブレット向け 月々の料金(税抜)
データプラン(2年定期契約あり) 1,700円
データプラン(2年定期契約なし) 3,200円
ケータイ向け 月々の料金(税抜)
カケホーダイプラン(2年定期契約あり) 2,200円
カケホーダイプラン(2年定期契約なし) 3,700円
カケホーダイプラン(2年定期契約あり) 1,200円
カケホーダイライトプラン(2年定期契約なし) 2,700円
シンプルプラン(2年定期契約あり) 980円
シンプルプラン(2年定期契約なし) 2,480円
らくらくホン向け 月々の料金(税抜)
カケホーダイプラン(2年定期契約あり) 2,700円
カケホーダイプラン(2年定期契約なし) 4,200円
カケホーダイプラン(2年定期契約あり) 1,700円
カケホーダイライトプラン(2年定期契約なし) 3,200円
キッズ向け 月々の料金(税抜)
キッズケータイプラン(2年定期契約あり) 500円
キッズケータイプラン(2年定期契約なし) 1,000円

この他、「データ通信製品向け」と「デジタルフォトフレーム製品」というカテゴリーもあるのですが、それはスマホ・ケータイという枠組みから外れるためここでは割愛します。

さて、基本プランのうち、赤字にしたプランがあります。赤字になっているプランは、解約金が発生するプランです。

整理すると、すべてのプランの「2年定期契約あり」で解約金が発生します。そして、大半のユーザーが「2年定期契約あり」の契約を結んでいるのが実情です。

「2年定期契約あり」とは

「2年定期契約あり」とは、開始から2年間は継続するという契約であることを示しています。これがよく言われる「2年縛り」の正体です。

この縛り中に解約するときに、解約金が発生します。

解約料金・違約金は9,500円(税抜)

それでは気になる解約金の額ですが、これは一律で9,500円となっています。契約から1ヶ月目で解約しても、1年11ヶ月目で解約しても変わりません。

一度「2年定期契約あり」で契約を結んでしまった以上は、きっちり2年間は継続しないと9,500円という余計な負担がかかってしまうのです。

「2年定期契約なし」で契約すればいい?

「2年定期契約あり」での途中解約は、9,500円の解約金が発生してしまいます。それでは、「2年定期契約なし」ならどうなのでしょうか。

「2年定期契約なし」であれば、2年待たずに解約しても 解約金は発生しません。例え1ヶ月目に解約したとしても同様です。それならば、「2年定期契約なし」で契約したほうがお得な気がしますね。

ところが、実際はそうでもありません。「2年定期契約なし」では、「2年定期契約あり」と比べて、すべてのプランで月々の料金が1,500円も高くなってしまいます。月々1,500円というと馬鹿になりません。

仮に、「2年定期契約なし」で2年間使った場合、「2年定期契約あり」と比べてトータルで36,000円も高くついてしまいます。それどころか、1年間でも18,000円も高いわけですから、これなら解約金9,500円を払ったほうが安いです。

「2年定期契約なし」が得するラインは6ヶ月目までに解約する場合

「2年定期契約なし」が得するには、「2年定期契約あり」より月々1,500円多く払っている分が、9,500円を上回る前に解約するしかありません。つまり以下のようになります。

  • 1ヶ月目で解約する場合 9,500円-1,500円=8,000円の得
  • 2ヶ月目で解約する場合 9,500円-3,000円=6,500円の得
  • 3ヶ月目で解約する場合 9,500円-4,500円=5,000円の得
  • 4ヶ月目で解約する場合 9,500円-6,000円=3,500円の得
  • 5ヶ月目で解約する場合 9,500円-7,500円=2,000円の得
  • 6ヶ月目で解約する場合 9,500円-9,000円=500円の得
  • 7ヶ月目で解約する場合 9,500-10,500円=1,000円の損

以降、1,500円ずつ損が拡大していきます。

つまり、短期で解約する場合でなければ「2年定期契約なし」にメリットはありません。そして、短期で解約することを前提にわざわざ契約するユーザーは現実的にはほとんどいないでしょう。

これについてドコモショップにも尋ねてみましたが、「2年定期契約なし」で契約するユーザーは少数とのことでした。

2年定期契約の落とし穴


ここまで、基本プランと解約金について見てきました。まとめると、「2年定期契約あり」で契約したのに2年を待たずして解約する場合、9,500円の解約金が発生するということです。

となると、多くの方はこう考えるのではないでしょうか。2年以上継続した後はいつ解約してもいいのだと。

実際にそう考えていたドコモユーザーは少なくありませんでした。しかし2年定期契約には落とし穴があります。そして、その落とし穴は多くの消費者トラブルを引き起こし、ついには総務省を動かすほどになりました。

2年縛りは2年後も続く!?

2年定期契約が満了すると、契約はどうなると思いますでしょうか。普通は満了をもって解消されます。更新するにしても条件を見直すにしても、契約者間で再度契約を締結し直すのが一般的です。

ところがドコモはそうではありません。ユーザーが何も手続きしなければ、勝手に自動更新されるのです。つまり、2年定期契約が満了したら、自動でまた2年定期契約が結ばれるのです。

この自動更新が消費者トラブルの引き金となりました。2年以上ドコモを使っていたユーザーでも解約時には解約金が発生すると言われ、困惑と怒りを覚えたユーザーが少なくなかったのです。

「2年縛りはもう終わっているだろう?」「解約金はもうかからないと思っていたのに、どうしてだ?」――その答えはすべて、知らぬ間に新たに2年定期契約が結ばれていて、その契約途中での解約になるからでした。

ちなみにこの問題はドコモに限った話ではなく、au、ソフトバンクでも同様でした。

解約金がかからないのは2年に一度の更新月のみ

それでは解約金をかけずに解約するには、どうすればよいのでしょうか。それは、2年定期契約の更新月に解約することです。

契約更新月は、契約満了月の翌月と翌々月の2ヶ月間です。例えば2018年1月に契約した場合、更新月は2020年2月~3月となります。この間の解約のみ、解約金を発生させずに行うことができます。

更新月は2016年までは契約満了月の翌月のみでした。しかし自動更新にまつわる消費者トラブルが頻発していたために、総務省が動いて2ヶ月間に延長させたのです。

ドコモの解約でベストタイミングとは?月末か月初か日割りか?

契約更新月に「フリーコース」に乗り換えることも可能

2年定期契約の契約満了月を迎え、新たにまた2年定期契約を結ぶのは勘弁したい、しかし今すぐドコモと解約したいわけでもないという方もいると思います。そういう方のために、契約更新月に「フリーコース」というコースに乗り換えることもできます。

フリーコースに乗り換えると、それ以降は解約金がかかりません。その代わり「ずっとドコモ割」が適用されなくなるのと、「更新ありがとうポイント」がもらえなくなるというデメリットがあります。

月々サポートというもうひとつの縛り


画像引用元:https://www.mydocomo.com/onlineshop/products/iphone/X_64GB.html?icid=OLS_PRO_iPhone_X_64GB_from_OLS_PRO_iPhoneTOP&_=1530771916226

基本プランに関する解約金の説明については以上で終わりです。次は、実質的にはもうひとつの縛りとも言える月々サポートについて説明します。

月々サポートとは、ドコモを使っている特典として、機種代金から毎月いくらか割引して、スマホの実質負担額が減額されていくというものです。ここではiPhone X(64GB)をドコモで購入した場合を例に見ていきます。

以下、金額は、特別な表記がない限りすべて税込です。

月々サポートによる「実質負担額」に注意


画像引用元:https://www.nttdocomo.co.jp/charge/simulation/device/
iPhone X(64GB)のドコモでの機種代金は125,064円です。これに月々サポートが適用され、毎月最大2,367円の割引が受けられます。

月々サポートは最大24回適用されるので、2,367円×24=56,808円まで割引されます。その場合、元の機種代金の125,064円-56,808円=68,276円が「実質負担額」となります。

iPhone X(64GB) 機種代金 毎月の最大割引 実質負担金
125,064円

-2,367円×24回

68,040円

さて、この月々サポートが全24回というのですでにピンときている方もいると思います。月々サポートによる割引を満額受けるには、24ヶ月、つまり2年間使わなければならないのです。

ドコモなら安く買えることを期待して契約した方にとっては、解約金とは別のもうひとつの縛りとなります。例えば12ヶ月間でドコモを解約することになった場合、月々サポートでの割引は最大でも28,404円にしかなりません。

となると、実質負担は125,064円-28,404円=96,660円となります。実質負担額は68,040円と聞いたから契約したのに……と落胆しかねませんね。

ドコモの月々サポートと端末購入サポートの違いは何?|機種変更とMNP別

分割払いの残高はそのまま分割払いでOK

月々サポートはドコモを解約した時点で打ち切られます。では、機種代金を分割払いで支払っていた場合、解約後の残高についてはどうなるのでしょうか。

払わなくてはいけないのは当然ですが、解約後も分割払いのままで大丈夫なのか、それとも一括で払わなくてはいけないのか気になります。これについてドコモショップに尋ねたところ、解約後も分割払いのままでOKとのことでした。

ドコモを解約するときの流れ


それではドコモを解約する際の流れについても確認したいと思います。まずは単純に解約する場合から説明します。

解約手続きはドコモショップにて行うことができます。以下の持ち物を持ってドコモショップに向かいましょう。

  • ドコモUIMカード
  • SIMカードのことです。使っていたスマホから抜き出してください。スマホに挿入した状態で持っていっても大丈夫です。店員が抜き出してくれます。

  • 身分証明書
  • 運転免許証やパスポートなど一般的なもので大丈夫です。

  • ネットワーク暗証番号
  • 契約時に決めている4桁の暗証番号のことです。忘れないようにしておきましょう。

手続き自体は無料です。解約金がない更新月に行うのがもちろんベストです。

MNPで他所の携帯電話会社に乗り換える場合

続いて、MNPを利用して他所の携帯電話会社に乗り換える場合を見てみましょう。解約手続きとはまた全然違うので注意してください。

ドコモから「MNP予約番号」を取得する

まずはドコモから「MNP予約番号」を取得する必要があります。その方法は3つあります。

  • ドコモショップに行って取得したい旨を伝える
  • ドコモのインフォメーションセンターに電話して取得したい旨を伝える
  • ドコモの携帯電話からは「151」
    その他の電話からは「0120-800-000」

  • My docomoから取得する
  • 「住所や契約内容の変更手続きがしたい」→「ドコモオンライン手続き」の中の「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」に進み手順に従う

ドコモからMNP予約番号の取得するには?手数料や期限を確認

MNP予約番号を取得後、他社に乗り換え(MNP)を申し込む

ドコモでMNP予約番号を取得した後は、ドコモで解約手続きをするのではなく、ドコモと契約している状態で乗り換え先の携帯電話会社に申し込んでください。後は、携帯電話会社の指示に従っていけば完了します。

MNPでかかる費用

MNPによる乗り換えでは、以下の費用がかかります。

  • MNP転出手数料
  • ドコモから乗り換える場合、手数料として税抜2,000円かかります。

  • 契約事務手数料
  • 乗り換え先の携帯電話会社と契約するための手数料として税抜3,000円かかります。これはMNPでなくてもかかるものです。

MNP転出手数料も契約事務手数料も、解約金とはまったく別のものなので混同しないよう注意してください。

ドコモからMNP|解約にかかる費用と違約金を抑える方法

ユーザーが支払う解約金は9,500円(税抜)のみ

乗り換えはタイミングが大事
ここまでの内容をおさらいしますと、2年定期契約を結んだ場合、更新月以外で解約すると解約金9,500円(税抜)がかかってしまいます。また、月々サポートが打ち切られることで、機種の実質負担額の値段が上がってしまいます。

ただ、それ以上のペナルティはありません。機種によって解約金が変わるということもありません。あくまで月々サポートによる割引が打ち切られるだけです。

解約後も機種代金の残高を分割で支払い続けてよいというのは意外に良心的だと感じました。もちろん一括で支払ってしまいたい方はそれも大丈夫です。

ちなみに自分の契約満了月はドコモへの電話での問い合わせや、My docomoからも確認できます。契約更新月は契約満了月の翌月と翌々月ですので、その間に解約すれば解約金はかかりません。

  • 電話による確認方法
  • ドコモの携帯電話から「151」に問い合わせ
    その他の電話から「0120-800-000」に問い合わせ

  • My docomoによる確認方法
  • 1 My docomoにアクセス
    2 「お客様サポート」に進む
    3 「契約内容確認などオンライン手続き」に進む
    4 「ドコモオンライン手続き」からログインする
    5 「ご契約内容確認・変更」を見る

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