YouTubeはもはや言わずとしれた大人気動画サイトですね。
趣味や暇つぶしに見ている方はもちろん、今では動画を投稿した経験のある方も珍しくなくなっています。
そんなYouTubeですが、家のインターネットではなくスマホ回線で見るとなると、通信量や速度が気になるのではないでしょうか。
YouTubeは大量の通信を行いますから、プランによってはすぐに容量を超えてしまいます。
このページでは、YouTubeを不自由なく楽しむという観点から、おすすめのスマホや携帯電話会社のプランについて紹介していきます。
機種 | Xperia 5 V | AQUOS sense8 | TORQUE G06 | Xiaomi 13T |
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本体 | ||||
価格 | 82,800円~ | 39,100円~ | 59,800円~ | 39,790円~ |
特徴 | 高性能チップ搭載 ハイエンドスマホ | コスパに優れた ミドルレンジスマホ | 小型&軽量な 高耐久スマホ | 高性能カメラ搭載 ハイエンドスマホ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
YouTubeを見るスマホは高スペックなほどいい!
はじめに、YouTubeを見るために理想的なスマホについて考えます。YouTubeはそんな複雑なサイトやアプリではないので、大体どのスマホでも動作しますが、やはりスペックが高いほど早く快適に視聴できます。
スペックが低いスマホですと、最初の読み込みに時間がかかるのはもちろん、「10秒早送り/巻き戻し」を行う度に動画が止まってしまい、地味にストレスが蓄積されてしまいます。
あくまでも理想としては、現在出ている中で最高級のスペックを積んだスマホがいいでしょう。
iPhoneなら「iPhone 7」以降はすべて快適!
画像引用元:iPhone 7とiPhone 7 Plusを購入する – Apple(日本)
iPhoneであれば、現在Apple StoreのラインナップにあるiPhone 7以降の機種なら、どれでも快適にYouTubeを視聴することができます。
iPhone 7であればApple Storeで税別50,800円から購入することができ、価格としてはそこまで高いわけではありません。
また、現在ラインナップから消滅しているiPhone 6sやiPhone SEでも基本的には一切問題ないでしょう。
ただし、iPhone 7より前に販売されたiPhoneは、モノラルスピーカーとなっています。
イヤホンを付けずに視聴する場面が多い方は、ステレオスピーカーになったiPhone 7以降の機種がやはりオススメです。
また、スピーカーは新機種ほど音質がいい傾向があります。
例えばiPhone 7のスピーカーはステレオとはいえ左右で音量が結構違うのですが、iPhone XやXSであれば左右の差がだいぶ改善されています。
ちなみにもっともスピーカーの評価が高いのはiPhone XS MAXで、XSと比べてもすぐわかるくらい音質がいいです。
iPhone XS MAXならば自慢の6.5インチディスプレイと合わせて、YouTube視聴に最適ですね。
次点で評価が高いのはiPhone XRのスピーカーです。
Androidならば5万円前後なら文句なく快適!
画像引用元:HUAWEI P20 Pro スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI Japan
Androidは機種が多いため、ひとつひとつ評価することは難しいのですが、目安としては5万円程度のものであれば何の不満もなくYouTubeを視聴できるでしょう。
ちょうどiPhone 7くらいのお値段です。
5万円前後というのは、いわゆる「ミドルレンジ」と呼ばれるラインですね。
これが2~3万円程度のものになりますと、少し心許ない気がします。最初はよくても、使っているうちに遅くなることがありますので。
理想を追求するのであれば、10万円に迫るようなハイエンド機がオススメです。
Xperia XZ3、Galaxy S9/S9+、Galaxy Note 、AQUOS zero、Pixel 3/3 XLなどです。
これらは有機ELとステレオスピーカーを搭載したスマホで、YouTube視聴に最適です。
特にXperia XZ3とPixel 3/3 XLはフロントステレオスピーカーを採用しており、2つのスピーカーが共に前を向いているのが特徴です。
他のスマホ(iPhone含む)のステレオスピーカーは「受話口+側面下部」という組み合わせになっており、音の聞こえ方はどうしても左右で異なります。
それがフロントステレオであれば、よりしっかりした臨場感を味わえます。
基本的には考えすぎなくていい!
画像引用元:AQUOS sense2 スペシャルサイト|スマートフォンAQUOS:シャープ
iPhoneにせよAndroidにせよ、YouTube視聴の快適さは結局値段と比例して上がっていきます。
「安いけどハイエンド機並に快適」なんて都合のよいものは残念ながらありません。ただ、YouTubeは決して重たいサイトやアプリではありません。
基本的にはどんなスマホでも再生できますし、現状に不満がないのならば無理にスマホを買い換えることもないでしょう。
特に、このところ各携帯電話会社は、通信料金と機種代金の混合を是正するために「分離制」の採用に積極的です。
これにより通信料金の値下げが実施される一方で、「月月割」、「月々サポート」、「毎月割」といった機種ごとに設定されていた通信料の値引きがなくなります。
つまり「実質負担額」という複雑だった料金表示ではなく、10万円のスマホであればちゃんと10万円と表示されるようになります。
ユーザーによっては、スマホが高くなったと感じるかもしれません(本当は機種代金に変化はないのですが)。
そのため、できたら今持っているスマホを長く使いたいと考えるユーザーが増えてくるでしょう。ご安心ください。無理に替える必要はありません。
3年くらい前のスマホでも多くのユーザーが気にせずYouTubeを楽しんでいます。
ドコモ2018年冬春モデル|AQUOS sense2のスペック・評価|docomo with
各携帯電話会社のオススメプラン!
画像引用元:ウルトラギガモンスター+(プラス) | モバイル | ソフトバンク
YouTubeを楽しむには、使うスマホよりも携帯電話会社のプラン選びのほうがうんと重要です。
すぐに通信制限がかかっていますようなプランでは、どんなに良いスマホを使っていても遅くなってしまいますからね。
そこで、ここではドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアのうち、それぞれでもっともYouTube視聴にオススメのプランについて紹介したいと思います。
大容量であればあるほどいい!
画像引用元:ウルトラギガモンスター+(プラス) | モバイル | ソフトバンク
基本的な考え方として、使えるデータ量は多ければ多いほどYouTube視聴に向いたプランと言えます。
それだけ多くの動画を高速かつ高画質で見られるということになりますので。
その分、料金も比例して上がってしまうのですが、こればかりは仕方のないことです。たくさんのデータ量を買うわけですからね。
安いプランだとすぐに通信制限がかかってしまいますから、YouTube視聴には向きません。通信料は趣味・娯楽費だと考えて、ある程度は割り切る他ありません。
ドコモならウルトラデータLLパックが一番!
画像引用元:ベーシックパック・ウルトラデータパック | 料金・割引 | NTTドコモ
ドコモでYouTubeをたっぷり楽しむのであれば、一番向いているのは「ウルトラデータLLパック」です。
これは月額8,000円で30GBのデータを使えるというプランです。
30GBというのは相当心強い数字です。家では家のインターネット回線を使う方であれば、使い切る心配はほとんどないでしょう。
しかも使い切らなかった分は翌月に繰り越せるため無駄になりません。
30GBも不要という方には、「ウルトラデータLパック」がオススメです。これは月額6,000円で20GB使えるプランで、繰り越しもできます。
ドコモではこの「ウルトラデータLLパック」か「ウルトラデータLパック」の2択に現時点ではなります。
また、家族でわけあって使いたい場合は、「ウルトラシェアパック30/50/100」も選択肢に入ります。
例えばウルトラシェアパック50であれば、50GBを家族で共有する形となります。こちらも繰り越しできます。
使えるデータ量に比例して価格が上がるので、自分がどれだけ月に使うのかは各自が見極めておくことが重要です。
- ウルトラデータLLパック……月額8,000円で30GB
- ウルトラデータLパック……月額6,000円で20GB
- ウルトラシェアパック30……月額13,500円で30GB
- ウルトラシェアパック50……月額16,000円で50GB
- ウルトラシェアパック100……月額25,000円で100GB
ドコモの新料金プラン|ベーシックパックとベーシックシェアパックを徹底解説
auならフラットプラン30が一番!
画像引用元:auフラットプラン | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
auでYouTubeをたっぷり楽しむのであれば、「auフラットプラン30」が一番向いています。これは月額8,000円で30GB使えるというプランです。
ドコモのウルトラデータLLパックと料金、データ量共に同じですね。繰り越しできる点も同様です。
30GBは不要という方は、「auフラットプラン20」を選びましょう。これは月額6,000円で20GB使えるというプランです。同じく繰り越しできます。
動画配信サービス「Netflix」の代金と合わせた「auフラットプラン25 Netflixパック」も選択肢に入ります。これは月額7,000円で25GB使え、Netflixのベーシックプランとビデオパスの見放題プランもセットになるプランです。
- auフラットプラン30……月額8,000円で30GB
- auフラットプラン25 Netflixパック……月額7,000円で25GB
- auフラットプラン20……月額6,000円で20GB
ソフトバンクならウルトラギガモンスタープラスが一番!
画像引用元:ウルトラギガモンスター+(プラス) | モバイル | ソフトバンク
ソフトバンクでYouTubeをたっぷり楽しむのであれば、「ウルトラギガモンスタープラス」が一番向いています。
このプランは、ドコモやauとも一線を画した、超大容量プランとなっています。
ウルトラギガモンスタープラスは、月額5,980円で50GB使えるプランです。
これに加えて、YouTubeのような一部動画サイトや一部SNSではデータ量が消費されません。
つまり、YouTubeであればデータ量を気にせず見放題ということになります。これほどYouTube視聴に向いたプランはありません。
そうでなくても50GBというのは驚きのデータ量です。家でもずっとソフトバンク回線で通信していたとしても、中々使い切ることはないでしょう。
そのため、家に固定回線のない場合でも、ウルトラギガモンスタープラスでのデータ通信だけで問題なく生活できる可能性があります。ただし、繰り越しはできません。
ドコモとauは似たようなプランでしたが、現状ではソフトバンクだけ特別に目立っていますね。これを目当てに乗り換える方も出てきそうです。
ただでさえ50GBという大容量で、しかもYouTubeは無制限で見放題。文句なしに一番YouTube視聴に向いているプランです。
データ消費なしの対象となっているサービスは以下となります。
- YouTube
- abemaTV
- TVer
- GYAO!
- Hulu
- LINE
YouTube含む一部動画サービスと、主要SNSがデータ消費なしで使い放題となっているわけですね。ただし、対象サービス内の一部機能についてはデータ通信量を消費します。
例えば、YouTubeに流れている広告をクリックしてそのサイトに飛んだ場合、サイト閲覧に消費されたデータはカウントされるというわけです。
とはいえ元が50GBですから心配することはないでしょう。ソフトバンクユーザーなら迷わず選びたいプランとなっています。
- ウルトラギガモンスタープラス……月額5,980円で50GB+対象サービスは無制限
ソフトバンクのウルトラギガモンスター+プラスでiPhone機種変更がさらにお得
大容量プランで快適なYouTubeライフを!
画像引用元:ウルトラギガモンスター+(プラス) | モバイル | ソフトバンク
いかがでしたでしょうか。
YouTubeは大量のデータ通信を行うため、それを見越してより多くのデータを使うことのできるプランを選ぶのがオススメです。
各携帯電話会社に、そのためのプランが用意されていますから、不自由なくYouTubeを楽しみたい方は、使えるデータ量の多いプランに切り替えましょう。
その分通信料が上がってしまうのは仕方のないことです。
また、現状ではソフトバンクのウルトラギガモンスタープラスがずば抜けています。
YouTubeではデータを消費しないプランなので、本当の意味でYouTube見放題になります。
ドコモ、auのユーザーは、ウルトラギガモンスタープラス目当てにソフトバンクに乗り換えしてもいいのではないかと感じるほどにオススメのプランですね。
家に固定回線のない方でも、それひとつでインターネット環境に困らなくなるかもしれません。
ただ、実際にYouTubeでどれだけのデータを必要とするのかはユーザーごとに異なります。
30GBで足りない方もいれば、20GBで余る方もいます。
自分がどれだけ月にデータを使うのかに応じてプランを選択すれば、余計なお金を払わずに済むので、チェックしておくことをオススメします。
そして足りなかったり、逆に余ったりしてしまうようなら、臨機応変にプランを変更しましょう。
使用するスマホに関しては、機種代金が高ければ高いほど、YouTubeも快適に見られるスマホとなります。ただ、スマホにはそれほどこだわらなくても大丈夫です。
YouTubeは基本どんなスマホでも再生できますし、いいスマホを買っても通信制限がかかったら遅くなってしまいます。使うスマホよりも、まずはプランを重要視しましょう。