ドコモ初となる5G対応ノートパソコン「ThinkPad X1 Nano」が2021年10月6日より発売中です。
本記事では、ThinkPad X1 Nanoを様々な角度から評価レビューして詳しく紹介します。
ThinkPad X1 Nanoについて知りたい人や、購入を検討している人はぜひチェックしてください。
ThinkPad X1 Nanoの総合レビュー
ThinkPad X1 Nanoのレビュー | ||
---|---|---|
動きの快適さ | ★★★★☆ | 4.0 |
使いやすさ・操作性 | ★★★★☆ | 4.0 |
バッテリーのもち | ★★★★☆ | 4.0 |
オリジナル性能 | ★★★☆☆ | 3.0 |
価格 | ★★★★☆ | 4.0 |
総合評価 | 3.8 |
ThinkPad X1 Nanoの口コミ・評判
ドコモのThinkPad X1 Nanoは10月6日に既に発売されていますが、口コミ自体多くありませんでした。
その中から良い口コミと悪い口コミに分けてThinkPad X1 Nanoがどのような機種か見ていきましょう。
ThinkPad X1 Nanoの良い口コミ・評判
- とにかく軽い!
- SIMカード対応でルーターいらず
- いつでもカエドキプログラム対応
ThinkPad X1 Nanoの口コミを見ていると、とにかく軽いという声が多く見つかりました。
13インチのディスプレイを搭載しながら重さは1kg以下と持ち運びもしやすいのが特徴です。
さらにThinkPad X1 NanoはSIMカードに対応しており、SIMカードを差し込めばWi-Fiは必要ありません。
ドコモのスマホとセットで利用すれば月額1,100円で4Gも5Gも利用できるのがメリットだと言えます。
また、ドコモのいつでもカエドキプログラムにも対応しているので、月々の負担額を安くできるのも気になっている人が多いようです。
ThinkPad X1 nano
持ち運ぶのにあり!コンパクトかつ軽い
900グラムのThinkPadは本当に新鮮 pic.twitter.com/iM3voJymyu
— タケイマコト (@pcefancom) July 16, 2022
ThinkPad X1 Nanoの悪い口コミ・評判
- USB-Cポートが2つしかない
- 価格が高い
ThinkPad X1 Nanoの悪い口コミとして、USB type-Cのポートが2つしかついていないことを残念に思う声が多く見つかりました。
他の端子のものと接続したい場合や、ポート自体を増やしたい人は外付けのハブを用意する必要があることを確認しておきましょう。
また価格は239,976円とパソコンとしては一般的ですが、ドコモで購入するには高く感じている声も見つかりました。
ThinkPadにも1kg切りモデル出ないのかな~って思ってたけど今はX1 Nanoってのが出てるのね
いいなぁ、高いけど— 只者 (@tadamonohoshi) June 30, 2022
ThinkPad X1 Nanoの価格を評価レビュー
ThinkPad X1 Nanoの価格は以下の通りです。
ThinkPad X1 Nanoの価格 | ||
---|---|---|
ドコモ | 本体価格 | 239,976円 |
実質負担額 | 143,616円 (6,244円×23回) |
ThinkPad X1 Nanoの販売価格は239,976円となっています。
しかし、いつでもカエドキプログラムに対応しているため、プログラムを適用すると実質143,616円で購入が可能です。
いつでもカエドキプログラムは残価設定型24回払いで、24回目の支払いを高く設定することで月々の負担額を安くできます。
23か月目までに端末を返却すると24回目の支払いが不要になるため、お得にThinkPad X1 Nanoの購入が可能です。
また、23か月目以降もThinkPad X1 Nanoを利用し続けたい場合は、24回目の支払いを再度24回の分割払いにできます。
いつでもカエドキプログラムはお得?条件と注意点まとめThinkPad X1 Nanoのスペックを評価レビュー
ThinkPad X1 Nanoの主なスペックは以下の通りです。
ThinkPad X1 Nanoのスペック | |
---|---|
サイズ | 高さ 約207.7mm×幅 約292.8mm×厚さ 約13.87mm |
重さ | 約939g |
ディスプレイ | 13.0型(2160×1350) |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
CPU | インテル® CoreTM i5-1130G7 |
内蔵メモリ | RAM:16GB(LPDDR4X) ROM:SSD 512GB(PCIe NVMe) |
通信速度 | 5G:受信時最大3.3Gbps/送信時最大218Mbps 4G:受信時最大1.6Gbps/送信時最大75Mbps |
バッテリー容量 | 4170mAh |
使用時間 | 22.8時間 |
UIM | nanoUIM |
外部インターフェース | USB Type-C(2個) - USB 3.1 Gen2(Thunderbolt4) |
キーボード | 日本語配列 |
内蔵カメラ | 720p |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 |
それぞれのスペックについて詳しく紹介します。
ThinkPad X1 Nanoのサイズ
ThinkPad X1 Nanoのサイズは、高さ約207.7mm×幅約292.8mm×厚さ約13.87mmです。
かばんにも入れやすく持ち運びがしやすいサイズ感となっています。
ディスプレイサイズは13インチと十分な大きさですが、重さは約939gと軽くなっているのも特徴です。
さらに落下や温度変化を始めとする米軍調達規格に12項目をクリアしているので、安心して持ち運びができます。
ThinkPad X1 NanoのCPUとメモリ
ThinkPad X1 Nanoは第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載しています。
16GBのメインメモリと、ストレージには512GBのSSDを搭載しており、重たい作業でなければ十分快適な操作が可能です。
ThinkPad X1 Nanoは特にビジネスシーンで活躍できるパソコンと言えます。
ThinkPad X1 Nanoの通信
ThinkPad X1 NanoはnanoSIMに対応しており、4G通信と5G通信が可能なパソコンです。
- 5G:受信時最大3.3Gbps/送信時最大218Mbps
- 4G:受信時最大1.6Gbps/送信時最大75Mbps
出先でWi-Fi環境がないところでもSIMカードを使えば高速通信が行えます。
またWi-Fi6にも対応してるため、当然Wi-Fiを接続しても高速通信が可能です。
ドコモのスマホとセットで利用すれば月額1,100円でインターネット接続ができますが、回線契約なしで単体契約もできます。
ThinkPad X1 Nanoのバッテリー
ThinkPad X1 Nanoのバッテリー容量は4170mAhで、連続使用時間は22.8時間です。
長時間の利用が可能なので、外出先でもバッテリー残量を気にせずに利用できます。
これだけでのバッテリーを搭載しながら重さは1kg以下なので、出先で利用するためのパソコンがほしい人にもおすすめです。
ThinkPad X1 Nanoと他PCを比較
ThinkPad X1 Nanoと同じように5G対応のパソコン「LIFEBOOK WU2/F3」を比較してみました。
5G対応パソコンの比較 | ThinkPad X1 Nano | 富士通 LIFEBOOK WU2/F3 |
---|---|---|
本体サイズ | 高さ約207.7mm×幅約292.8mm×厚さ約13.87mm | 高さ197×幅307×厚さ15.5mm |
ディスプレイサイズ | 13インチ | 13.3インチ |
重量 | 約939g | 約898g |
CPU | CoreTM i5-1130G7 | Core i5-1135G7 |
メモリ | RAM:16GB ROM:SSD 512GB | RAM:16GB(4GB〜32GB) ROM:SSD 512GB(最大2TB) |
バッテリー使用時間 | 22.8時間 | 21.5時間 |
価格 | 239,976円 (実質負担額:143,616円) | 261,848円 |
富士通 LIFEBOOK WU2/F3はカスタマイズができますが、同等のスペックで比較をした表です。
重さに関してはLIFEBOOK WU2/F3の方が軽くなるものの、ThinkPad X1 Nanoの方がバッテリー駆動時間が長く、価格も安いのがわかります。
さらにThinkPad X1 Nanoならいつでもカエドキプログラムを利用すれば実質143,616円になりお得です。
ドコモオンラインと店舗のメリット・デメリット比較|価格に違いはある?ThinkPad X1 Nanoを評価|どんな人におすすめ?
ここまでThinkPad X1 Nanoを様々な角度から評価レビューしてきました。
最終的にThinkPad X1 Nanoがどんな人におすすめなのか紹介していきます。
ThinkPad X1 Nanoがおすすめの人
- 外出先でパソコンを利用したい人
- ドコモのスマホを利用している人
- リモートワーク期間中だけパソコンがほしい人
ThinkPad X1 Nanoは軽くて持ち運びのしやすいサイズ感のスマホなので、持ち運びにもぴったりのパソコンです。
SIMカードに対応しており、4G通信・5G通信が可能なため、Wi-Fi環境がない場所でも快適な通信ができます。
またドコモのスマホを利用している人は月額1,100円でインターネット通信が可能になるためさらにお得です。
リモートワークでパソコン環境を簡単に整えたい人も、パソコンを購入してドコモと契約をするだけで利用し始められるのも嬉しいポイントとなっています。
価格もいつでもカエドキプログラムを利用すれば実質約15万円で購入が可能です。
いつでもカエドキプログラムは2年後にパソコンを返却する必要がありますが、リモートワーク期間中だけ使いたい人にも向いているのではないでしょうか。
ThinkPad X1 Nanoがおすすめでない人
- 動画編集など重たい作業をしたい人
- LTE通信が不要な人
ThinkPad X1 Nanoはオンライン会議・ファイル送受信など特にビジネスシーンにおすすめのパソコンです。
5G通信やWi-Fi6対応で高速通信は可能ですが、動画編集など重たい作業をするためのハイスペックは搭載されていないため、注意が必要です。
またそもそもLTE通信が必要ない人はもっと軽いパソコンなど使い勝手にあったパソコンがあるためわざわざThinkPad X1 Nanoを購入する必要はありません。
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ThinkPad X1 Nanoは持ち運びにおすすめのビジネスパソコン
本記事ではドコモのThinkPad X1 Nanoについて様々な角度から評価レビューして紹介をしました。
本体が1kg以下と持ち運びがしやすいだけでなく、バッテリー容量も多く1日中外で使っても十分なスペックを搭載しています。
またSIMカードに対応しているため、Wi-Fi環境がない場所でも高速通信が可能です。
Wi-Fi環境がなくても使えるパソコンがほしい人や、ビジネスにぴったりのパソコンがほしい人はドコモのThinkPad X1 Nanoを購入してはいかがでしょうか。