ソフトバンクの新トクするサポートは罠?メリット・デメリットを解説

ソフトバンクのスマホがお得に購入できる「新トクするサポート」ですが、一部では罠だと言われることがあります。サービス内容に複雑なところがあり、きちんと理解していないとたしかに騙されたと感じてしまうかもしれません。本記事では新トクするサポートが罠だと言われる理由を解説し、対応策について詳しく解説します!

  • 23.10.27
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  • ※本記事は23.10.27に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
ソフトバンクの新トクするサポートは罠?メリット・デメリットを解説

ソフトバンクの新トクするサポートは、端末をソフトバンクへ返却することで自己負担額が半額程度に抑えられるお得なサービスです。

そんなお得な新トクするサポートですが、一部では罠だと言われてしまっていることをご存知でしょうか。

本記事ではソフトバンクの新トクするサポートのメリット・デメリットを徹底解説。罠にかからないための使い方をご紹介します。

【2024年4月】ソフトバンクの機種変更キャンペーン23種類|端末・月額の割引まとめ
目次
※詳細はソフトバンクの公式サイトでご確認ください。

ソフトバンク 新トクするサポートの基本情報

ソフトバンクの新トクするサポートは罠?メリット・デメリットを解説
ソフトバンク 新トクするサポートの基本情報
新トクするサポート
割引額48回払いの内最大24回分の支払いが不要
=実質半額
利用条件①48回払いで対象機種を購入する
②特典利用を申し込み
③端末を返却する
注意点・48 回割賦で対象機種を購入し、25ヵ月目※以降に特典利用を申込み、翌月末まで
にソフトバンクで機種の回収・査定完了が必要。
・ウェアラブルデバイスは、購入時のバンドも回収・査定が必要です。
・査定条件を満たさない場合、回収に加えて22,000 円(不課税)の支払いが必要。
・お客さまが特典利用を申し込むタイミングによって、お支払い不要になる金額が変わります。
※回線契約がなくても、特典利用条件を満たせば特典利用可能です。
※お申し込み状況等によって、時期が前後にずれることがあります。
お客さまの特典受付開始日は、MySoftBank 等でご確認いただくことができます。

新トクするサポートは、最終的に購入した端末をソフトバンクに返却することで機種代金が半額程度に抑えられるサービスです。

最新のスマホは非常に高性能ですが、その分価格設定も高くなる傾向にあります。

ですが新トクするサポートを利用することで、48回の支払いのうち最大で24回分の支払いが不要になるので、うまく利用すれば大変お得です。

また新トクするサポートへの加入料金は一切発生しないので、まずは加入しておき、時期が来たら端末返却を検討するという使い方もできます。

「新トクするサポート」の条件

ソフトバンクの新トクするサポートを利用するためには、いくつかの条件があります。

新トクするサポートを利用するための主要条件
  • 旧端末をソフトバンクに返却後、査定が完了する
  • 端末料金の支払いに未納がない
  • 新機種購入時点で新トクするサポートを解約していない

まずは旧端末をソフトバンクに返却後、査定が完了している必要があります。

査定の結果追加料金の支払いが必要になったり、新トクするサポートが利用できない場合もあるので注意してください。

その他にも、端末料金を滞納せず支払っていること、新機種購入時点で新トクするサポートを解約していないことなども条件です。

ただし、旧「トクするサポート+」のソフトバンクにて対象の機種を購入する条件は撤廃されているので、使いやすくなったといえます。

1年で機種変更することも可能

新トクするサポートでは、機種を購入して1年経過した時点で端末を返却する「1年くりあげオプション」も用意しています。

1年くりあげオプションを利用すると、端末購入後13ヵ月以降であればいつでも端末を返却して割引が受けられます。

すぐに気になった機種に買い替えたい場合も前倒しで割引が受けられるのは大きな魅力です。

ただし、13~25ヵ月目に端末を返却しても免除されるのは25ヵ月目以降の支払金のみです。1年間は旧端末と新しい端末両方の代金を支払う必要があります。

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ソフトバンク 新トクするサポートは罠?

ソフトバンクの新トクするサポートは罠?メリット・デメリットを解説
ソフトバンク 新トクするサポートは罠?

結論から言うと、ソフトバンクの新トクするサポートは罠ではありません。

しかし、新トクするサポートについて十分理解していないと損することは確かにあります。これが「罠だ」と言われる要因になっているのでしょう。

新トクするサポートの罠にかからないために、それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。

旧機種をソフトバンクに返却する必要がある

大前提として、新トクするサポートの割引を受けるためには旧機種をソフトバンクに返却する必要があります。

もちろん、ソフトバンクに端末を返却せずそのまま使い続けることは可能ですが、その場合は割引を受けることができないので注意しましょう。

特典を申し込んだ月の翌月末までにソフトバンクへ機種を返却しなければならない

新トクするサポートでは端末の返却期限を設けています。

返却期限は特典を申し込んだ月の翌月まで。例えば3月に特典を申し込んだ場合、4月末までにソフトバンクに端末を届けなければなりません。

端末の返却期限を過ぎてしまうと、新トクするサポートの割引が受けられないので注意してください。

端末代金が半額になるのは25ヵ月目に端末を返却した場合のみ

新トクするサポートは、端末を返却した時期によって割引額が異なります。

25ヵ月目に端末を返却した場合は端末料金が半額になりますが、26ヵ月以降になると割引額が減少していきます。

例えばソフトバンクのiPhoneSE(第3世代)(64GB)の場合、25ヵ月目に返却した場合は36,720円の割引が受けられます。

しかし26ヵ月目以降に返却すると、割引額は1ヵ月ごとに1,530円減少します。

そのため、割引額を多くしたい場合はできる限り25ヵ月目に機種変更を行いましょう。

22,000円の追加料金が発生する場合がある

新トクするサポートを利用してソフトバンクへスマホを返却する際、場合によっては22,000円の支払いが別途発生することがあります。

追加料金が発生する具体的なケースは、以下の通りです。

回収後に22,000円の支払いを要求されるケース
  • 電源が入らない
  • 初期化がされていない
  • 端末の改造など、メーカー保証対象外の操作を行っている
  • ガラスが破損している、または端末にひび割れなどがある
  • 液晶画面に不具合があったり、タッチパネルが正常に動作しない
  • カメラやボタン部分に破損している個所などがある

上記のような症状がある場合は22,000円の支払いが必要になるので、注意してください。

ただし、あんしん保証パックサービスのいずれかに加入している場合は、追加支払い額が減額されます。

新トクするサポート/別途支払いが必要なケース(不課税)
査定基準を満たしていない22,000円
あんしん保証パック with AppleCare Services加入
※iPhone/iPad対象
【ガラス・筐体破損】
3,740円
【その他故障など】
12,980円
あんしん保証パック with AppleCare Services
※Apple Watch対象
【本体破損】
9,200円
【バンドのみ破損】
2,000円
・あんしん保証パックプラス
・あんしん保証パック
※Pixel/スマートフォンなど
5,000円
あんしん保証パックネクスト
※Pixel/スマートフォンなど
【修理割引特典利用が年2回未満】
0円
【修理割引特典利用が年2回】
22,000円(減額なし)

そのため確実に新トクするサポートを利用したい場合は、機種購入と併せて保証サービスへの加入がおすすめです。

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ソフトバンク 新トクするサポートのメリット

メリット
ソフトバンク 新トクするサポートのメリット

ソフトバンクの新トクするサポートのメリットをご紹介します。

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

端末の実質負担額が半額程度になる

新トクするサポート最大のメリットは、実質負担額が半額程度に抑えられる点です。

13〜25ヵ月目のタイミングでスマホをソフトバンクへ返却する必要がありますが、割引額を考えるととてもお得なサービスといえるでしょう。

最近のスマホは高価なものが多いので、ぜひ利用したいプログラムですね。

48回分割払いで月々の負担が少ない

新トクするサポート2つ目のメリットは、48回分割払いで月々の負担が少ないという点です。

例えば、iPhone14 Pro(256GB)は約20万円とかなり高額ですが、48回分割払いで購入すれば月々4,200円と負担を抑えて購入できます。

高価な機種も無理なく購入できるのは、新トクするサポートの大きなメリットといえるでしょう。

ソフトバンクの回線契約がなくても利用できる

新トクするサポートは、ソフトバンクの回線契約がなくても利用できるのも大きなメリットです。

例えば、ソフトバンクの新トクするサポートを利用して端末を購入し、安価なLINEMOやワイモバイルのプランを契約すれば、スマホ料金がさらに節約できます。

ソフトバンクで発売している端末には魅力的な機種が多いので、回線契約がなくても新トクするサポートを利用できるのは嬉しいですね。

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ソフトバンク 新トクするサポートのデメリット

デメリット
ソフトバンク 新トクするサポートのデメリット

端末料金が大幅に割引されるソフトバンクの新トクするサポートですが、もちろんデメリットも存在します。

機種の返却が必須

先ほども解説したように、新トクするサポートを利用するためには端末の返却が絶対条件です。

ソフトバンクで新しい端末を購入し、古い端末もまだ使えるためサブ機として手元に置いておきたい場合もあるかと思います。

その場合は当然旧機種の支払いも継続して行う必要があるので、その点は注意してください。

機種の返却タイミングを逃すとプログラム利用不可の可能性もある

新トクするサポートは、プログラム申し込み月の翌月までに端末の返却を行う必要があります。

また、申し込み月の翌月までに査定を完了させていることもプログラム利用の条件です。

返却+査定に最低でも1週間程度かかると想定し、余裕を持って申し込みましょう。

機種を返却せず中古品として売却したほうがお得になる場合も

新トクするサポートの利用時期や返却端末によっては、旧機種を中古品として売却したほうがお得になる場合もあります。

特にiPhoneシリーズは発売から時間が経過しても買取価格が高めに推移する傾向です。

少しでもお得に旧機種を売却したい場合、手間はかかりますが新トクするサポートを利用する前に中古での買取相場を調べておくといいでしょう。

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ソフトバンク 新トクするサポートについてよくある質問

よくある質問Q&A
ソフトバンク 新トクするサポートについてよくある質問

最後に、ソフトバンクの新トクするサポートについてよくある質問に回答していきます。

気になることがある方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

新トクするサポートの途中で解約するとどうなる?

新トクするサポートの途中でソフトバンクを解約した場合でも、新トクするサポート自体は解約されません

そのため、他社への乗り換えや解約をしても新トクするサポートはそのまま利用可能です。

ちなみに新トクするサポートそのものを解約することも可能ですが、その場合は特典が利用できなくなります。

新トクするサポートで機種を返却しないとどうなる?

新トクするサポートで機種を返却しない場合は、分割支払いをそのまま続けることになります。

分割支払いを続けていると、返却したときのお得度は下がってしまうため注意しましょう。

ワイモバイルに乗り換える場合、新トクするサポートはどうなる?

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えても新トクするサポートはそのまま継続されます。

乗り換え時に新トクするサポートの残価を全て支払わなくてはいけない、ということはないので安心して乗り換えましょう。

LINEMOで新トクするサポートを利用することはできる?

ソフトバンクの新トクするサポートは、ソフトバンクの回線契約がなくても利用できます

そのため、LINEMOを契約していてもソフトバンクの新トクするサポートを利用することは可能です。

ソフトバンクの新トクするサポートを利用して端末を購入し、LINEMOで通信料金をお得にしましょう。

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「新トクするサポート」のメリット・デメリットを理解してお得に利用しよう

ソフトバンクの新トクするサポートは罠?メリット・デメリットを解説
「新トクするサポート」のメリット・デメリットを理解してお得に利用しよう

ソフトバンクの新トクするサポートはいくつかの注意点はありますが、きちんと理解して利用すれば非常にお得なサービスです。

新トクするサポート
割引額48回払いの内最大24回分の支払いが不要
=実質半額
利用条件①48回払いで対象機種を購入する
②特典利用を申し込み
③端末を返却する
注意点・48 回割賦で対象機種を購入し、25ヵ月目※以降に特典利用を申込み、翌月末まで
にソフトバンクで機種の回収・査定完了が必要。
・ウェアラブルデバイスは、購入時のバンドも回収・査定が必要です。
・査定条件を満たさない場合、回収に加えて22,000 円(不課税)の支払いが必要。
・お客さまが特典利用を申し込むタイミングによって、お支払い不要になる金額が変わります。
※回線契約がなくても、特典利用条件を満たせば特典利用可能です。
※お申し込み状況等によって、時期が前後にずれることがあります。
お客さまの特典受付開始日は、MySoftBank 等でご確認いただくことができます。

メリットとデメリットをもう一度ふりかえります。

2023年はiPhoneシリーズやハイスペックAndroidの人気が高まっているため、月々の負担を下げられる新トクするサポートは利便性があります。

本記事で紹介したメリットとデメリットを理解して、新トクするサポートをお得に利用しましょう。

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この記事を書いた人
ryu
ガジェット好きのフリーライター。 ガジェットの中でも特にスマホが好きで、スマホのスペックや機能についての知識に自信あり。 「誰が見てもわかりやすい記事を書く」をモットーに、スマホや料金プランに関する情報を分かりやすくお届けしていきます。