ソフトバンクで機種変更した際に、新しいスマホのデータ移行する方法を解説します。
機種変更した際、データ移行をしないと連絡帳や写真・アプリのデータまで失くなってしまうので困りますよね。
新しいスマホに買い換えるときはデータ移行を必ず行なっておきましょう。
そのためには、まず変更前のスマホでの「バックアップ」と新しいスマホへの「データ移行」の2つが必要です。
今回の記事では、ソフトバンクのスマホで「バックアップ」「データ移行」する手順を解説します。
iPhone、Androidそれぞれの機種ごとに詳しく解説するので参考にしてみてください。
【2024年4月】ソフトバンクの機種変更キャンペーン23種類|端末・月額の割引まとめソフトバンクで機種変更後のスマホにデータ移行する方法
機種変更時にスマホのデータ移行を行うには、主に以下の方法があります。
データ移行時の注意点については後述しますので、そちらにて確認してください。
記録メディアやクラウドにデータを移す方法もありますが、メーカーや機種によってやり方が違います。
今回の記事ではソフトバンクで提供されている「かんたんデータコピー」を使う方法を解説します。
かんたんデータコピーを使う
「かんたんデータコピー」は、ソフトバンクのデータ移行サービスでiPhone・Android両対応です。
専用アプリを両方のスマホにインストールし、Wi-Fi通信によってデータ移行を行います。
移行できるデータの種類としては主に下記のようなものが挙げられます。
- 電話帳
- 写真・動画
- 音楽
- メール
- カレンダー
- 発着信履歴
- SDカード
機種変更時にデータ移行が必要となるものに関しては、一通り揃っています。
「かんたんデータコピー」を使用する際は、「アプリが最新バージョンになっている」ことを確認してください。
また、スマホのOSや移行元・移行先のスマホ機種によっては移行できないデータもあるので中しましょう。
microSDカードを使う
Androidスマホの場合、インストールされてあるアプリを使うことでmicroSDカードにバックアップして新機種に移行できます。
SDカードにデータのバックアップを取り、新しい機種で読み込めばデータ移行が完了します。
移行できるデータは「かんたんデータコピー」とほぼ同じですが、OSや機種によっても違いがあります。
読み込みができないデータの種類や機種変更したスマホがSDカードに対応しているかにも注意が必要です。
公式で紹介されているやり方ではないため、こちらの方法ではある程度知識がないと難しく感じるかもしれません。
クラウドを使う
iColudやGoogleDriveといったクラウドサービスにデータをバックアップし、新しいスマホに読み込ませるというやり方です。
お使いのOSごとに対応しているクラウドを使ってみてください。
ただし、無料版ではクラウド内に保存できるデータ容量が少ない傾向にあります。
移行するデータ量が多いとクラウドだけでは収まりきらない可能性もあるので注意してください。
ソフトバンクでの機種変更前のバックアップ手順(iPhone&Android)
続いては、ソフトバンクでの機種変更前のバックアップ手順について解説します。
機種変更後にデータ移行を行うには、変更前のスマホのデータのバックアップを取る必要があります。
バックアップは機種変更時のみだけでなく、故障などのトラブルからもデータを守ることができます。
そのため、バックアップは小まめに行なっておくことをおすすめします。
では、iPhone・Androidそれぞれの機種でバックアップの方法を解説します。
iPhoneの場合
画像引用元:iPhone SE – Apple(日本)
iPhoneでは、「iCloudを使う」「iTunesを使う」という2通りの方法があります。
まずは、iCloudへのバックアップ方法を順を追って解説します。
スマホがWi-Fiと接続できているかを確認してください。
- iPhone内の「設定」アプリから「ユーザー名」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「iCloudバックアップ」をONにする
- 「今すぐバックアップを作成する」をタップする
Wi-Fi環境があれば、たったこれだけの操作でバックアップが完了します。
しかし、無料版のiCloudでは5GBまでしか容量がないので、データ量の多い方は注意が必要です。
写真や動画など容量の大きいデータがたくさんある人は有料プランを使うか別の方法を検討してください。
また、Wi-Fi経由でバックアップをするため時間がかかるというデメリットがあります。
iTunesと使ったやり方ではパソコンにスマホを接続した状態でバックアップを行うので時間がかかりません。
では、iTunesを使ったやり方を見てみましょう。
- パソコンで「iTunes」を起動する
- iTunesとiPhoneを接続する
- iTunes内で「今すぐバックアップ」をクリック
- バックアップ日時が表示されれば完了
以上のようになります。
バックアップできるデータ容量はパソコンの容量によって異なります。
パソコンのストレージに余裕がある状態でバックアップを行ってみてください。
Androidの場合
Android端末では、専用アプリの「あんしんバックアップ」を使います。
「あんしんバックアップ」は無料で使えます。
しかし、「Yahoo!かんたんバックアップ」はYahoo!プレミアムへの加入が必須なので有料です。
では、「あんしんバックアップ」の使い方から見ていきましょう。
バックアップしたデータはSDカードまたはクラウドサービスに保存が可能です。
今回はSDカードへのバックアップ方法を解説します。
操作を行う前にSDカードをスマホに挿入しておきましょう。
- 「あんしんバックアップ」アプリを起動する
- 「データの保存(バックアップ)」をタップ
- 保存先に「SDカード」を選択する
- 保存する項目を選択する
- 「実行」をタップすれば保存完了
Android端末であれば、microSDカードを使って簡単にバックアップができます。
SDカードなら新しい機種に差し込むだけで、データを移し替えることも可能です。
また、「あんしんバックアップ」アプリならクラウドへの保存も可能なので、お好きな方を使ってみてください。
ソフトバンクでの機種変更後のデータ移行の手順(iPhone&Android)
では、機種変更後のデータ移行についてiPhone・Androidごとに解説します。
データ移行をする際は「かんたんデータコピー」のバージョンが最新になっているかを確認してください。
iPhoneからiPhon(またはAndroid)
iPhoneでは「iOS 9.0以降」の機種で「かんたんデータコピー」が利用できます。
- コピー元・コピー先のiPhone(Android)でWi-FiをON、BluetoothをOFFにする
- コピー元・コピー先の両方で「かんたんデータコピーを起動し「はじめる」をタップする
- コピー元・コピー先の両方で規約に同意し「次へ」をタップする
- コピー元とコピー先を選択する
- コピー元は「今までの端末」→「次へ」、コピー先は「新しい端末」→「次へ」の順にタップする
- コピー元「カメラ起動」、コピー先「QR表示」をタップする
- コピー先の端末でQRコードを読み取り、表示されたQRコードをコピー元の端末で読み取る
- 端末の接続が完了したらコピー元で移行するデータにチェックを入れる
- コピー元で「本体データの選択完了」→「コピー開始」とタップ
- 「データのコピーが完了しました」と表示されたら完了
データ移行に時間がかかっている場合は、Wi-Fiの速度や移行するデータ量の問題が考えられます。
Wi-Fi環境を変えたり、データを整理したりして対応してください。
画像引用元:ソフトバンク
AndroidからAndroid(またはiPhone)
かんたんデータコピーは「Android4.4以上」に対応しています。
では、詳しい使い方について見ていきましょう。
- コピー元・コピー先のiPhone(Android)でWi-FiをON、BluetoothをOFFにする
- コピー元・コピー先の両方で「かんたんデータコピーを起動し「はじめる」をタップする
- コピー元・コピー先の両方で規約に同意し「次へ」をタップする
- コピー元とコピー先を選択する
- コピー元は「今までの端末」→「次へ」、コピー先は「新しい端末」→「次へ」の順にタップする
- コピー元「カメラ起動」、コピー先「QR表示」をタップする
- コピー先で表示されたQRコードをコピー元で読み取る
- 端末の接続完了したら、保存先とコピーするデータを選択する
- コピー元で「本体データの選択完了」→コピー開始をタップ
- 「データのコピーが完了しました」と表示されたら完了
Androidスマホの場合、データ移行自体には成功しても機種やメーカーによって、うまく表示されないケースがあります。
画像引用元:ソフトバンク
ソフトバンクスマホにデータ移行する際の注意点
データ移行をする際の注意点は下記の通りです。
- 移行元・移行先のスマホは充電をしておく
- 移行できないデータもある
- アプリデータの移行はそれぞれ異なる
- データ量が大きいと時間がかかる
データ移行中に充電が切れて失敗することもあるため、充電はできるだけ満タンにしておきましょう。
移行中に電源が落ちるとデータが消失する可能性もあります。
移行できないデータもある
データ移行には対応していない種類のデータがあります。
例えば、機種変更後のスマホでは仕様変更によって正しく表示されないといったケースが生じます。
その他にもデータが移行できていないこともあるので、データ移行終了後はちゃんとできてきるか確認しましょう。
アプリデータの移行はそれぞれ異なる
ゲームなどのアプリ内にあるアカウントやプレイデータの移行はアプリによって方法が異なります。
アプリごとに引き継ぎ方法を事前に確認しておきましょう。
アプリによってはOSが異なる場合、データ移行ができないことも多いです。
データ量が大きいと時間がかかる
写真や動画など容量の大きいデータ移行するのには時間がかかります。
また、移行先の容量不足で全てのデータが移行できないケースもあるでしょう。
そのため、データ移行をする際は、一度データの整理を行なっておいてください。
簡単にデータ移行を使って機種変更時にデータを失くさないようにしよう!
ソフトバンクでは「かんたんデータコピー」という専用アプリを使って、簡単にデータ移行ができます。
やり方を覚えてスムーズに作業をすれば、操作自体は数分で終わります。
データ移行にかかる時間も電話帳のみなどデータ量が小さければ1分以内に終わることもあるでしょう。
機種変更をする度にデータ移行はしなければならないので手順などをしっかり把握しておきてください。