MNP引き止めポイントをご存知でしょうか。
ソフトバンクから他のキャリアへのりかえ(MNP)を検討して最終的にソフトバンクにとどまって機種変更すると、多くの場合20,000ポイント程度がもらえるというものです。
ここからは、普通に機種変更してしまうともらえないMNP引き止めポイントを、しっかりゲットする方法を解説しましょう。
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機種 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
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価格 | 87,840円~ | 70,200円~ | 73,800円~ | 44,280円~ |
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ソフトバンクでMNP引き止めポイントをもらえる理由
もらえるとすごくお得に機種変更できるMNP引き止めポイントですが、ソフトバンクからMNPで他キャリアにのりかえることを止めて機種変更するだけで、20,000ポイント前後もの大量ポイントがもらえてしまうのはどのような理由からなのでしょうか。
ソフトバンクはMNPされたくない
スマホやケータイのユーザーのなかには、2年毎にキャリアを乗り換えているという方が主体となっています。
キャリアの乗り換えはソフトバンクで「のりかえ」、一般的にはMNP(携帯電話番号ポータビリティ・Mobile Number Portability)といわれているもので、本来は単に電話番号を変えずに携帯電話会社を変更できるサービスのことです。
このMNPを利用すれば気軽にキャリアを変更できるのですが、キャリアとしてはMNPされると既存の顧客を失ううえライバル会社に引き抜かれてしまうというダブルパンチのダメージとなるため、なんとか阻止したいというところなのです。
そこで各キャリアでは、MNPで新しく顧客になるユーザーに対してお得なキャンペーンを多数展開して、なんとか自社にMNPで流入してもらおうと企業努力を重ねてきました。
一方MNP引き止めポイントは、自社から他社へ顧客が流出することを防ぐための戦略です。MNPを検討している自社のユーザーに対して「MNPするよりこのまま自社にとどまって機種変更したほうがお得ですよ」と、ポイントを大量に付与してくれるのがMNP引き止めポイントなのです。
MNP引き止めポイントでソフトバンクからMNPに対抗
ソフトバンクでは「のりかえ」と呼んでいるMNPですが、利用するためには手数料が必要となります。手数料は転出するキャリアと転入するキャリアの両方で発生し、ソフトバンクからMNPを利用して転出するときにかかるMNP転出手数料は3,000円、MNPを利用して転入するキャリアでかかる契約事務手数料はソフトバンクでは3,000円となっているのです。
しかし、各キャリアでは乗り換えキャンペーンとして解約金や手数料のキャッシュバックや端末代金の大幅な割り引きなどを行っているため、MNPはとてもお得で魅力的に見えてしまいます。
例えばソフトバンクなら他社からソフトバンクへMNP(のりかえ)するユーザーには最大25ヵ月間基本料が無料となるキャンペーンや、これまで使用していた機種の下取りで割引を受けられたりするキャンペーンを展開しています。
しかし、他のキャリアでも同様のキャンペーンで対抗しているので、ソフトバンクにとどまって機種変更してもらえるように、MNP引き止めポイントの大量ポイントが提案されるわけなのです。
MNP引き止めポインはだれでもいつでももらえるの?
お得に機種変更できるMNP引き止めポインは、もらわないと損です。ところでよくあるお得なキャンペーンのように、MNP引き止めポインももらえる対象者や期間は限定されているのでしょうか。
普通に機種変更するとMNP引き止めポイントはもらえない
MNP引き止めポイントは、ソフトバンクから他社へMNPしようとしているユーザーを引き止めるための特典です。これを知らずに普通に機種変更してしまうユーザーに対しては、ソフトバンクとしては引き止めを行う必要がありません。
つまり普通に機種変更した場合では、MNP引き止めポイントをもらえずに終わってしまいます。
MNP引き止めポイントをもらうためには一定の手順を踏んだ手続き、つまり「MNPするフリをすること」が必要なのです。
MNP引き止めポイントは非公式の個別対応
MNP引き止めポイントをもらうには、ソフトバンクにMNPによる転出意思を示さなければなりません。そのためには、MNPの手続きをある程度の段階まで行う必要があるのです。
MNPを行うための最初の手順としては、まずMNP予約番号を取得しますが、この手続はネット上では行えず、電話かショップの窓口での対応のみとなっています。
ここからはオペレーターやスタッフが個別に手続きを進めてくれますが、この途中でMNP(のりかえ)を阻止するために用意されたマニュアルがあるようなのです。
MNP引き止めが提案されるまでの流れ
MNP予約番号を取得する際に、オペレーターやスタッフからいろいろと質問や確認をされます。
たとえば、これまで貯めたポイントが無効になってしまうことや、自宅のインターネット回線でソフトバンク光を利用している場合には、ネットとスマホを併用することで受けられていた割り引きがなくなってしまうことなど、暗に「のりかえると損しますよ」と控えめな引き止めが始まります。
その他、乗り換え先のキャリアや購入予定の機種、乗り換えの時期などについても質問されることがよくあります。そうこうしているうちに「お客様はキャンペーン対象になっております」などと、おもむろにMNP引き止めポイントが提示されるという流れで、なんとかMNPを引き止めようとしてくるのです。
MNP引き止めポイントはいくらもらえるの?
ソフトバンクのwebサイトを探してみても、MNP引き止めポイントについての記載はありません。MNP引き止めポイントは公式に行われているものではなく、ネットでよく見かける体験談にあるように、実際にMNPをしようとしているユーザーに対して個別に提案されるものだからです。
付与されるポイント数も、ソフトバンクの利用歴や機種変更で選択する端末機種などによって違いがありますが、最大で30,000ポイントがもらえます。
しかし先ほども説明したとおり、普通に機種変更する場合だとMNP引き止めポイントは1ポイントももらえません。
MNP引き止めポイントは1回しかもらえない?
ソフトバンクでMNP引き止めポイントを1回もらってしまうと、その後はもうもらえなくなるということはないようです。
MNP引き止めポイントは非公式のサービスなので、ソフトバンクの公式webサイトで確認することはできませんが、ネットでの口コミや体験談を調べて見る限り、複数回MNP引き止めポイントをもらってお得に機種変更を続けているという方がおられるようです。MNP引き止めポイントをもらうためにはなんらのコストも発生しないため、気軽にチャレンジしてみられるとよいでしょう。
ソフトバンクの機種変更がお得になるキャンペーンも高額割引があるので、必ず確認をしておきましょう。
ソフトバンクのMNP引き止めポイントゲットの手順
ここまででMNP引き止めポイントがどのようなものかが分かりました。ここからは、実際にソフトバンクのMNP引き止めポイントをもらうための手順についてみてゆきましょう。
MNP引き止めポイントをもらうための根回し
ソフトバンクのMNP引き止めポイントをもらうには、まずMNP予約番号取得の手続きを行うことから始めます。この手続の途中でMNP引き止めポイントの提案がされるはずですが、MNP引き止めポイントは必ずもらえるというものではありません。
もしソフトバンクからMNP引き止めポイントの提案がなければ「もう少し考えてみます」などと言っておいて、手続きをせずにすませましょう。そして後日再チャレンジすれば問題はないのです。
MNP引き止めポイントは対応するオペレーターやスタッフによって対応が異なるため、一度だめでも次回はOKということはよくあることなのです。
なお、MNP予約番号を発行してしまうとポイントが消滅してしまいます。
MNP引き止めポイントをもらえることになった場合には、MNP予約番号の発行手続きを中断することをお忘れなきようお願いします。
MNP予約番号の取得手続きをしよう
手続きの方法は電話によるものと店頭で行うものとの2つありますので、それぞれについて解説しましょう。
電話での手続き方法
ソフトバンク携帯電話からなら「*5533」(通話料無料)、一般電話からの場合には「0800-100-5533」(通話料無料)にダイヤルするとお問い合わせ窓口につながります。
その後流れるガイダンスにしたがっていけばオペレーターにつながるのですが、手続きできるのは契約者本人のみとなっているのでご注意ください。受付時間はAM 9:00~PM 8:00で年中無休となっています。
ソフトバンクショップでの手続方法
ソフトバンクのショップに赴いて手続きをしますが、本人確認書類を忘れないように持っていきましょう。
本人確認書類として有効なものは、運転免許証・パスポート・マイナンバーカードです。マイナンバーカードは通知カードではなく個人番号カードが必要なのでお間違えなく。健康保険証の場合には、住民票などの補助書類が必要で、保険証発行元の市区町村と申込住所の市区町村が同一でなければなりません。
受付は、ショップの営業時間内となっています。なお、ショップでの手続きを代理人が行うには委任状が必要です。
MNP引き止めポイントゲット使用上の注意
ここまでで無事ソフトバンクのMNP引き止めポイントをもらえたら、首尾は上々といえます。念の為、My Softbankでポイントが付与されているかどうかを確認しておきましょう。ここからは、MNP引き止めポイントを使っての機種変更での注意点についてみてゆきたいと思います。
MNP引き止めポイントが使えない機種がある
MNP引き止めポイントは、ソフトバンクの指定機種への機種変更に対して利用できるものです。つまり機種変更する端末によっては、せっかくゲットしたMNP引き止めポイントが使えないということもありえます。端末を選ぶときには、対象機種であるかどうかをしっかりと確認したいものです。
MNP引き止めポイントはオンラインショップでも利用できます。オンラインショップだと自宅で気軽に機種変更できますが、対象機種などに不安がある場合には、店頭で現物の端末を見ながら機種変更する方がより安心でしょう。
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MNP引き止めポイントは一括でも分割でも使えるけど…
MNP引き止めポイントでの端末購入の際には、一括でも分割でも利用できます。分割の場合には、毎月の支払いにMNP引き止めポイントがなくなるまで分割で充てられていくのですが、使用できるポイントには上限があるのです。
分割で使用できるポイント数は、端末の代金から月月割を引いた「実質価格」が上限となるため、引き止めポイントを無駄に余らせてしまうこともありえます。
しかし一括で利用する場合なら、MNP引き止めポイントその場で端末代金にすべて充当されるのです。MNP引き止めポイントはアクセサリーなどの購入や基本料金などに使うことができないため、MNP引き止めポイントを無駄なく使い切るためには、一括での利用がおすすめでしょう。
MNP引き止めポイントの有効期限にご注意を
MNP引き止めポイントの有効期限は、発行から4週間までとなっています。有効期限を過ぎるとMNP引き止めポイントは無効となって流れてしまうため、機種変更の手続きは早めにすませたいものですね。
けれども機種変更の対象端末が品薄などの理由で、有効期限に間に合わない場合もあります。このようなときには、オペレーターによる受付時間内(AM9:00~PM 8:008時)にソフトバンク携帯電話からなら「157」、一般の電話からなら「0800-919-0157」(どちらも通話料無料)まで電話してみましょう。
オペレーターにつながったら、端末が入手できないためポイントの有効期限内に機種変更ができない状態であることを説明すれば、有効期限の延長に応じてもらえるようです。しかし、このような延長措置はソフトバンク側の責任による特例と考えるべきでしょう。
有効期限の延長に応じてもらえず、MNP引き止めポイントを流してしまうようなことは避けたいものです。機種変更の手続きはお早めにされることを、強くおすすめします。
MNP引き止めポイントは重複してもらえる?
MNP引き止めポイントを交渉する場面は電話と店頭の2ヶ所があります。たとえば電話での交渉で20,000ポイントもらえた場合、店頭に赴いて10,000ポイントもらえるというような提案がされた場合、両者を合算すれば30,000ポイントが貰えそうに思えますが、重複での利用はできないそうです。
ただし、家族でソフトバンクを利用しているケースでは、それぞれの回線で同時にMNP引き止めポイントがもらえた場合、重複して割り引きを受けることはできます。
MNP引き止めポイントをもらうコツとは
非公式のサービスであるため詳細は謎のままとなっているMNP引き止めポイントですが、少しずつソフトバンクの意図や方針が見えてきたように思えます。ここでは、MNP引き止めポイントをもらうコツについて探ってみましょう。
MNP引き止めポイント30,000ポイントがもらえそうな方とは
MNP引き止めポイントを、現在満額といわれている30,000ポイントまでもらえる可能性が高いのは、長期間にわたってソフトバンクを利用しているユーザーです。
「そういえば長らくソフトバンクを利用しているなぁ」という方は、一度MNP予約番号の取得手続きを試みて、どのくらいのMNP引き止めポイントが提案されるかを確認されてみてはいかがでしょうか。
MNP引き止めポイントをもらいやすい方とは
MNP引き止めポイントは、転出してしまいそうな方を引き止めるために提案されるものです。つまり、ちょうど契約更新月にあたっていて違約金なしに転出できる方や端末の分割残債がない方、月月割が終わった方などが対象となるということは充分に考えられます。
MNP引き止めポイントが広く知られるようになってトライする方が増えているため、ふりではなくリアルにMNPしそうな方に優先してMNP引き止めポイントが付与されるようです。
MNP引き止めポイントでお得に機種変更
MNP引き止めポイントは、個別対応で付与されることもあるという非公式のサービスです。いつでもだれでも等しく受けられるものではなく、今後も存続されるかどうかの保証もありませんが、使える間は無駄なく有効に使いましょう。
現状では通常の機種変更よりMNPの方が1万円程度お得となっています。また格安SIMの登場で、キャリア自体から離れていくユーザーが大幅に増えている昨今です。そのなかでソフトバンクから離れずに機種変更を検討しているユーザーは、ソフトバンク自体にメリットや魅力を感じているからに他なりません。
MNP(のりかえ)や格安SIMへの乗り換えだと、ソフトバンクのキャリアメールアドレスが使えなくなります。さらに、自宅でのソフトバンク光との併用によるおうち割光セットや、家族割なども利用できなってしまうことも考え合わせると、キャリアの変更は正直いって面倒だし避けたいことなのでしょう。
このようにソフトバンクをこれからも使い続けたいとお考えの方にこそ、この機会にぜひMNP引き止めポイントを利用して、お得に機種変更されることを検討して頂ければと思います。
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MNP引き止めポイントはソフトバンク以外のキャリアでも貰える
MNP引き止めポイントは、ドコモやauでも同様のポイントを発行しています。ソフトバンクと同じで必ず貰えるわけではありませんが、過去に最大3万円分のポイント発行があったことも確認できています。機種変更する前に一度問い合わせしてみるのがお得への一歩ですね。