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新しいWi-Fiと噂のソフトバンクエアーは、煩わしい設定や工事をすることなく利用できる点が魅力の自宅用Wi-Fiです。
そんなソフトバンクエアーを解約したいと考えた時はどのようなことに注意しておかなければならないのでしょうか。
ここではソフトバンクエアーの解約金や違約金、解約方法をご紹介すると共に、解約の際に注意しておくべき点も解説していきます。
ソフトバンクエアーを解約しようと考えている方、契約前に解約について知っておきたい方は是非参考にしてみて下さい。
画像引用元:【公式】SoftBank Air(ソフトバンクエアー)工事不要!おうちのWi-Fi | インターネット | ソフトバンク
ソフトバンクエアーの解約金・違約金
ソフトバンクエアーでは携帯キャリアと同じように2年縛り契約が基本となっています。
つまり、契約をしてから2年以内に解約してしまうと解約金・違約金が発生してしまう仕組みです。
解約金・違約金は『契約解除料』という名称で請求されます。
契約解除料は契約期間に関わらず一律9,500円(税抜)となっており、更新月以外に解約すると必ず支払わなければいけません。
解約金・違約金の類の中では平均的な金額ではありますが、急な出費の中では充分に高額です。
そのため、ソフトバンクエアーを解約する際は出来る限り契約解除料が掛からない月に解約した方が良いでしょう。
分割なら残債の清算が必要
ソフトバンクエアーのサービスを受けるために必要な端末である『Airターミナル』は、契約時に購入もしくはレンタルしなければいけません。
Airターミナルを分割で購入した場合は注意が必要で、支払いを終える前に解約をしてしまうと、残債を一括で支払わなければならなくなります。
端末価格は58,320円(税込)、分割で支払うと負担は1,620円/月なので、仮に1年で解約したとすると、解約時に38,880円(税込)の端末代金を支払わなければならないのです。
このように、解約する時期によってはかなり大きな出費となるため、分割でAirターミナルを購入した方が早期にソフトバンクエアーを解約するのはおすすめしません。
オプションの有無で解約金・違約金は変わる
「契約解除料に関しては知っていたけれど、オプションに関する解約金・違約金については知らなかった」という方は非常に多いです。
ただ、すべてのオプションに解約金・違約金が設定されているわけではありません。
オプションは解約金・違約金が設定されているのは「Yahoo!BB基本サービス」のみです。
Yahoo!BB基本サービスはソフトバンクエアーと同じく契約から2年以内に解約をしてしまうと解約金が発生します。
また、Yahoo!BB基本サービスにはスタンダードとプレミアムの2タイプがあり、それぞれ解約金・違約金が異なっているためその点も注意が必要です。
Yahoo!BB基本サービスの解約金・違約金はスタンダードで0円、プレミアムで3,000円(税抜)掛かります。
ただ、ソフトバンクは「解約金を同時に1万円以上請求しない」というシステムを採っており、ソフトバンクエアーと同時に解約した場合の解約金は1万円となります。
そのため、可能な限りYahoo!BB基本サービス単体での解約はやめておいた方が良いでしょう。
契約してすぐなら無料で解約できる
ソフトバンクエアーは8日間の無料で解約できる期間を設けており、期間内であれば契約解除料を支払うことなく解約をすることが可能です。
しかし、無料で解約するには条件があり、条件に合致しない場合は通常通り9,500円(税抜)の契約解除料が掛かってしまいます。
- 電波状況が不十分な場合
- 契約書面が交付されていない場合
- 十分な説明がなされていなかった場合
無料解約できる条件は上記の3つで、このうちいずれかに該当しない場合は原則契約解除料を支払わずに解約することは出来ません。
3つのうちキャンセル可能かどうか判断に悩むのは「電波状況が不十分な場合」についてでしょう。
電波状況が不十分な場合とは、
- ソフトバンクエアーのエリア内ではない
- エリア内の回線が混雑している
- 自宅ではソフトバンクエアーを利用出来ない
の3つのケースを指します。ソフトバンクエアーのエリア内でない場合、エリア内の回線が混雑している場合は、そもそもキャンセル以前に契約が行えません。
具体的には申し込み後、「サービスが提供出来るエリアではない」という旨のメールと共に契約が中止されます。
「自宅ではソフトバンクエアーを利用出来ない」に該当する場合は自分でソフトバンクに連絡をして、キャンセルしたい旨を説明しなければいけません。
ただ、利用出来るか否かの判断は難しく、キャンセルの申請をしても否認されてしまうことがあります。
否決されやすい例は「ゲームが快適に出来ない、高画質で動画が見られない」などで、快適性に関する問題を理由として申請を行うと否認されることが多いです。
「自宅ではソフトバンクエアーを利用出来ない」という理由でキャンセル申請をして認可されるのは、ブラウジングすら出来ないようなケースのみと考えておきましょう。
ソフトバンクエアーを解約するタイミング
24か月目で解約するのがベスト
ソフトバンクエアーを解約するのなら、24か月目で解約するのがベストです。それ以外の月では高額な契約解除料が発生してしまいます。
既に契約から24か月が経過しているのであれば、次の更新月である48か月目まで待つようにしましょう。
契約解除料は契約から8日間、24か月毎に訪れる更新月以外では必ず支払わなければならないものです。
もちろん、更新月が近いからといって契約解除料が安くなることは無く、23か月目、25か月目に解約しても契約解除料は全額支払うことになります。
これはYahoo!BB基本サービスの解約金・違約金に関しても同様です。
解約という何の利益も得られないことのために9.500円(税抜)もの契約解除料を請求されてしまっては損なので、解約するタイミングはしっかり見定めましょう。
分割だと最低4年は契約しなければならない
分割払いでAirターミナルを購入した際の月額料金は、Airターミナルをレンタルした際に比べると割安です。
そのため、少しでも毎月の負担を減らそうと分割払いでAirターミナルを購入した方は多いでしょう。
しかし、Airターミナルを分割で購入すると、料金が安い代わりに少なくとも4年は解約できないデメリットが生じます。
というのも、ソフトバンクエアーの更新月は契約から24か月目であるのに対し、Airターミナルの分割支払いをする期間は36か月間なのです。
ソフトバンクエアーの更新月に解約をしようとすると残債の清算、Airターミナルの支払いが終わってから解約をしようとすると契約解除料が掛かってしまいます。
一切支払いをすることなくソフトバンクエアーを解約できるのは48か月目となり、非常に長い間ソフトバンクエアーを使い続けなければいけません。
そのような事態を防ぐためにも、ソフトバンクエアーを契約する際はAirターミナルを購入するのではなく、少々月額料金が高くなってもレンタルした方が良いでしょう。
既に分割にてAirターミナルを購入してしまった方は少なくとも36か月、出来れば48か月目に解約することをおすすめします。
次のページでは、ソフトバンクエアーの解約方法をご紹介します。