失敗しないスマホの選び方|買い替える時期と機種変更・MNPの違い

  • 2020年6月12日

スマホを初めて購入する方、以前購入したけど失敗したという方…そんな方々に教えたい「失敗しないスマホ選び方」。今回は3シリーズにわたって紹介している「失敗しないスマホの選び方」の2本目になります。

前作の「3大キャリアか?格安スマホか?」の記事もぜひご覧ください。

今回はスマホを購入する時期・買い方について紹介していきたいと思います!

スマホの買い方パターン

まずはスマホの購入方法について、4パターンを紹介していきたいと思います。
スマートフォンを利用する際にはキャリアで発売されているスマートフォン端末とSIMを購入する形になりますが、必ずしも同じキャリアで購入する必要がある、というわけではありません。

  1. 新規契約
  2. 機種変更
  3. MNP
  4. SIMフリー

の4点が最近のスマホ購入パターンのメインとなります。それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

新規契約

新規契約とは回線契約を新たに結ぶことでスマホを購入することを指します。新規契約でスマホを購入した場合、それまでの携帯電話番号は使えなくなり新しい電話番号を利用する必要があります。

契約の際には「新規事務手数料」が費用として必要になります。キャリアにより異なりますが、基本は3,000円となっております。

機種変更

機種変更とは現在利用している回線をそのまま引き継いで端末のみを他のものに替えることを指します。機種変更でスマホを購入した場合、携帯電話番号はそのまま以前使っていたものを使うことができます。

機種変更の際は「新規事務手数料」は必要なく、ほかに必要な費用もありません。また、それまで使用していた携帯電話・スマホは店舗にて下取り等で回収してもらうか、もしくは持ち帰って保管しておくかどちらかを選ぶことができます。

しかし回線の使えなくなってしまった携帯電話・スマホは保管していても利用する時はないので特に用途がないというのであれば下取りなどに出してしまうことをオススメします。下取りについては後ほど詳しく説明します。

MNP

MNPとはMobile Number Portability(携帯電話番号ポータビリティ」の略称で、キャリアを変更して端末を替えることを指します。MNPの最大の魅力はキャリアを変更しても携帯電話番号はそのまま以前使っていたものを使うことができるという点です。「のりかえ」と呼ぶ場合もあります。

MNPの際にかかる手数料はこちらのようになっております。
MNP転出手数料 3,000
新規事務手数料  3,000
(契約解約違約料 9,500円)
(機種代金残り分 分割または一括)

()内の手数料は条件によれば払わなくても良い場合があります。契約解約違約料に関しては後ほど説明させていただきます。

機種代金残り分は「割賊残金」とも呼ばれ、現在使用している端末を分割で支払っている場合の残りの金額のことを指します。一括または分割で既に支払いが完了している場合は払わなくても大丈夫です。

各キャリアにとってはMNPとは自社のユーザーが一人減り、他社のユーザーが一人増えるというもの。一人でもユーザーを減らしたくないためにMNPのみこのような手数料がかかってしまうのです。

しかしMNPでスマホを購入することにもいいことはあるのです。メリット・デメリットについて後で後ほど説明させていただきます。

SIMフリー

SIMフリーとはスマホにかけられているSIMロックを解除することで、特定のキャリアに限らずいろんな携帯電話会社のSIMカードを自由に選べるSIMフリー端末のことを指します。これは主に格安スマホ界でよく使われるシステムです。

SIMとは携帯電話会社の回線を通してスマホに通信を送るカードのことを指します。つまりソフトバンク・ドコモ・auでスマホを購入した場合は当たり前ですがそれぞれの会社のSIMカードしか挿せないようにロックがされているのです。

格安スマホ界ではこれらの大手キャリアの通信回線をレンタルすることでより安い格安SIMカードをユーザーに提供しているということになります。

ちなみにこちらのSIMフリー端末には限りがあります。SIMロックを解除することで大手キャリアの携帯電話でもSIMフリーにすることは機種によっては可能になります。

SIMロックを解除できる端末(SIMフリー端末)だと海外旅行や出張の際にSIMカードをレンタルして差し込むだけでいつもどおり使用できるなどの利点があります。

初めての格安スマホ「SIMフリー」と「SIMロック解除」の違いは?

機種変更よりMNPがおトク?


先程紹介した「機種変更」と「MNP」、どちらで買い替えた方がおトクになるのでしょうか?今回はそちらに注目していきたいと思います。実はMNPだと多額のキャッシュバックを貰うことができる、ということはほとんどの人がもうご存知ではないでしょうか?

しかしMNPにはデメリットももちろん存在します。また、機種変更もオススメできるという点もあります。そのため今回は機種変更・MNPそれぞれのメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。

機種変更のメリット・デメリット

メリット①手続きが手軽に済む
MNPと違い解約・新規契約の手続きをする必要がないので希望の機種を決めプランを決めればすぐに利用することができます。電話番号やメールアドレスもそのまま利用可能なので、登録サイトの変更などもする必要がありません。事前にバックアップを取っておけば以前使用していたデータもそのまま引き継ぐことができます。

メリット②無駄な出費がない
解約にかかる手数料などが必要ないので無駄な出費を省くことができます。料金プランも事前に調べておけば自分にとって最安値のものを選ぶことができます。

メリット③長期契約特典を貰うことができる
キャリアを変えずに機種変更をするので、キャリアとの契約は長期なものとなります。ほとんどの大手キャリアでは長期契約ユーザーにポイント進呈や毎月の月額料金の割引などを行っています。ドコモでは、プランによっては長く使っている人ほど割引が高いものもあります。

携帯の長期利用者優遇度合い|継続で一番得なのはどのキャリア?

デメリット①おトクに替えられない
機種変更だけではMNPのような多額な現金を受け取ることができたり割引が多いということはありません。そのためMNPよりおトクに替えることは実質難しい問題となります。しかしキャリアによってはイベント・公式オンラインショップなどで機種変更の方にも割引キャンペーンを実施している場合もあるので替えてみる前に是非調べておいてください。

MNPのメリット・デメリット

メリット①本体価格割引が機種変更より安い
MNPで端末を購入する場合はほとんどのキャリアが機種変更よりも割引額を高く設定してくれています。そのため毎月の実質負担額が機種変更よりも安くなるのです。

メリット②キャッシュバックを受け取ることができる
MNPユーザーを獲得するために一時期店舗での激しいキャッシュバック戦争がありました。最近では総務省の通達により高額のキャッシュバックはみられなくなりましたが、キャンペーンという形やポイント進呈という形でのキャッシュバックやオンライン販売店での多額のキャッシュバックは今も残っています。

メリット③MNP限定キャンペーンが多い
MNPユーザーにとっておいしいキャンペーンをキャリア側は多数用意しています。特典内容は円相当のポイント進呈や毎月の通信料金からの割引が多いです。

デメリット①メールアドレスを引き継げない
以前使用していたメールアドレスは使えなくなります。そのため様々なサイトのアカウント登録に必要なメールアドレスなどはMNPの契約後自分で変更しなければいけません。この手間がとても面倒ですが、アカウント登録などの際はパソコンメール(@gmailなど)を設定しておけばこの問題はあまり心配ありません。

デメリット②手数料がかかってしまう
先程MNPの説明の際に紹介した手数料がかかってしまいます。あまりMNPをしたことがない人は一歩間違えるだけで多額の手数料がかかってしまうので十分気をつけてください。後ほど説明します。

デメリット③不要なオプションの加入が必要
キャッシュバックを受け取る際やおトクなキャンペーンの条件として自分にとって不要な月額オプションに強制加入させられる場合があります。これは後で自分が解約をすれば今後の月額を支払う必要もなくなりますが、これを忘れて契約したままずっと支払い続ける人もいるので注意しておいてください。

買い替える時期は?


MNPの際にかかる手数料として、契約解約違約料が発生すると説明しましたね。これは9,500円かかるためMNPをするだけで支払うのには高額になります。これを支払わなくてすみたいときに重要なポイントが、「買い替える時期」になります。

契約更新月が重要

皆さんは「契約更新月」を確認したことがあるでしょうか?実は、この契約更新月に乗り換えるだけで契約解約違約料は払わなくてすむのです。では契約更新月とはなんでしょうか?

契約更新月とは一定の契約期間が定められた料金プランや割引サービスの解約ができる期間のことを指します。一定の契約期間は大手キャリアだとほとんどの方が2年契約となります。

更新月は2ヶ月が基本となっているのでこの2ヶ月間に解約をしてしまえば、解約違約料は必要ありません。しかしほとんどの人がこの契約更新月を気づかぬ間にスルーしてしまいます。その場合は自動契約更新となりまた2年の契約期間を待たなければいけません。

また、更新月以外に機種変更をしたことがある人は2年の契約更新と2年の分割払いにズレが生じる可能性もあります。分割払いが完了した日が契約更新月とは限らないので十分に注意しておいてください。

更新月の確認方法

なかなか気づきにくい契約更新月の確認方法を、確認しておきましょう。各キャリアの確認方法は以下のようになります。

・ソフトバンク
My Softbankへログイン→「基本料」または「料金プラン」の下にある「更新期間」をチェック

LINE公式アカウントのトーク画面を開く→My Softbankと連携→「しつもん」から「契約内容」を選択→「更新期間」をチェック

・ドコモ
My docomoへログイン→「ドコモオンライン手続き」から「ご契約内容確認・変更」→「料金プラン」の「契約満了月」をチェック(更新期間は満了月の翌月・翌々月)

ドコモからMNP|最高に得する乗り換え方法とタイミング

・au
ご契約情報(My au)へログイン→「料金/割引サービス」の下にある「次回更新年月」をチェック

My au TOP(WEB)へアクセス→「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容・手続き」から「ご契約情報」へ→「料金割引サービス」の下にある「次回更新年月」をチェック

機種変更なら半額で買い替え可能?


MNPのほうがおトクに乗り換えられるメリットがたくさんありましたね。実は機種変更であれば、本体代金の半額ですぐに新しい機種に変更できるというプログラムがあります。3キャリアごとにプログラムの内容を確認してみましょう。

ソフトバンク「半額サポート for iPhone/Android」


プログラム料:無料

内容:48回の分割払いで対象機種を購入時に契約すると、24ヶ月対象機種を利用後25ヶ月目以降に対象機種へ機種変更をすれば26回目以降の分割支払い金をソフトバンクが負担

条件:48回払い(新スーパーボーナス)で購入、申込み
   25ヶ月目以降に対象機種へ機種変更する
   機種変更後の機種も「半額サポートfor iPhone/Android」もしくは「機  
  種変更先取りプログラム」のいずれかに加入
   機種変更の翌月末までに旧機種を回収・査定完了させる

備考:対象機種を12ヶ月利用後、13ヶ月目以降24ヶ月までに指定機種に変更することができる「1年買い替えオプション」もあります。(24回分の分割支払い金を支払う必要があります)

公式リンク:半額サポート for iPhone

au「アップグレートプログラム」


プログラム料:300円/月

内容:24回の分割払いで対象機種を購入時に契約すると、12ヶ月対象機種を利用後13ヶ月目以降に対象機種へ機種変更をすれば分割支払金残額の一部(最大7ヶ月分)を無料とする

条件:24回払いで購入、申込み
   指定のプランに加入
   13ヶ月目以降に対象機種へ機種変更する
   機種変更後の機種も「アップグレートプログラム/(a)」「アップグレー
トプログラムEX/(a)」のいずれかに加入
   機種変更の際に旧機種を回収

備考:本プログラムに加入し13ヶ月目以降に特典を利用せずに機種変更した場合はプログラム料(最大48ヶ月分)相当分をau WALLETプリペイドカードにチャージすることができます。

公式リンク:アップグレートプログラム

ドコモ「機種変更応援プログラム」


プログラム料:300円/月

内容:24回の分割払いで対象端末を購入時に契約すると、18ヶ月対象機種を利用後19ヶ月目以降に対象機種へ機種変更をすれば機種変更をした月・機種に応じて金額相当分のポイント還元

条件:24回払いで購入、申込み
   iPhoneは13ヶ月目以降(18ヶ月目までは機種変更時に2,000円必要)、  
  Androidは19ヶ月目以降に機種変更する
   機種変更時に旧機種を回収
   機種変更時に携帯電話代金の未払いがないこと

備考:特典を利用せずに機種変更した場合はプログラム料相当分をポイントと  
して返金。iPhone8以降の機種は「機種変更応援プログラムプラス(月額無料」を利用可能。次の機種変更時は該当プログラムへの加入は任意。

公式リンク: 
機種変更応援プログラム

思わぬ落とし穴に注意

このプログラムは対象機種を一定期間使用後に機種変更をすればそれ以降の旧機種の分割支払金残額分を負担・無料・還元という形にしてくれていますが、それぞれの特典利用条件に気をつけなければ旧機種と新機種の機種代金を2台分支払わなければいけなくなります。

一番気をつけておきたいのは旧機種の回収時に行われる査定に通るかどうか。下取りに出すわけではなくキャリアへ機種を“返還する”というイメージで毎日利用していれば、雑な扱いをすることもなく下手な故障などは起きないでしょう。

機種変更・MNPの下取り比較


MNPも機種変更もおトクなプログラムやキャンペーンが用意されていますね。では続いてそれぞれのキャリアで比較した機種変更・MNPの下取り比較を見ていきましょう。格安スマホについては下取りキャンペーンを実施している「ワイモバイル」の下取り価格を参考にさせていただきます。

また、比較する下取り機種を「ケータイ」「iPhone6/6s」「各Android」に絞らせていただきます。

ソフトバンク

ソフトバンク 下取りプログラム

 機種変更:特典A(割引)特典B(ウォレットカードチャージ)MNP:特典A(割引)
iPhone66,600円(275円×24回)4,800円分11,400円(475円×24回)
Android™搭載スマホ(Aグループ)4,800円(200円×24回)4,800円分21,600円(900円×24回)
ケータイ500円分4,800円(200円×24回)

ドコモ

ドコモ 下取りプログラム

 機種変更 良品画面割れ品MNP 良品画面割れ品
iPhone67,000円2,100円7,000円2,100円
Android™搭載スマホ(Aグループ)平均 7,000円平均 2,100円平均 7,000円平均 2,100円
ケータイ平均 1,000円平均 300円平均 1,000円平均 300円

au

au 下取りプログラム

 機種変更 通常品(ポイント)画面割れ品(ポイント)MNP 通常品(割引)画面割れ品(割引)
iPhone611,340円分3,240円分11,340円(一括または473円×24回)3,240円
Android™搭載スマホ(Aグループ)10,000円分10,800円(一括または450円×24回)
ケータイ3,000円分1,080円分5,400円(一括または225円×24回)1,620円

auでは機種変更・MNPによって還元方法が異なります。機種変更はau WALLETポイントへのチャージという形で、MNPは本体機種代金から割引という形で還元されます。

格安スマホ

ワイモバイル 下取りプログラム

 機種変更MNP
iPhone6s7,776円(324円×24回)
Android™搭載スマホ3,240円平均4,000円

ワイモバイルではiPhone6sが機種変更・MNPともに同じ金額でした。機種によって差が大きいので平均という形にしましたが、そんなに古くない機種であれば機種変更の金額よりも大きい金額を受け取れることができます。

MNPの引き止めポイントで機種変更


最後にもう一つ機種変更がおトクになる方法を紹介しておきましょう。
MNPの方が安いからMNPでスマホを買い替えようと思った方は、MNPの手続きの準備をするために各キャリアで「予約番号」を発行することになります。

「予約番号」とはMNPで現キャリアを転出して電話番号をそのままに他キャリアへ移る際に必要な番号で、現キャリアの窓口に問い合わせをして発行して貰う必要があります。

この「予約番号」を発行してもらうために電話で問い合わせた際、現キャリアから「お引き止めポイント」を貰える可能性がかなり高いです。キャリアからすればMNPでユーザーが減ってしまうのは防ぎたいところ。なので、長期契約等を理由にどれだけのポイントがあるか、貰えるかという話をしてきます。

ここで断ってしまうとそのポイントは二度と利用ができません。なので、MNPと機種変更でポイントを利用した機種変更のほうがおトクな場合はそちらを利用してみてもいいかもしれません。

MNP引き止めポイントについての記事
ドコモで機種変更するならコレ!MNP引き止めポイントをもらってお得にする方法
ソフトバンクからMNP引き止めポイントをもらってお得に機種変更をする方法
auからMNP引き止めポイントをもらってお得に機種変更をする方法

おトクな時期・価格をチョイスしよう

いかがでしたか?以上で機種変更、MNPそれぞれのおトクな買い替え方と買い替え時期について説明しました。特に忘れないでほしいのは「契約更新月」です!

もしも買い替えたい場合は契約更新月を確認し、それまでに機種を決めておきキャリアを決めるといった準備をしておくとかなりスムーズに買い替えることができます!

キャリアを乗り換える人はまずこちらの記事を読んでください!いま利用しているキャリア別に乗り換えしたいキャリアごとに情報を詳しく紹介しています。
携帯乗り換えガイド|大手3社と格安SIM別で得するMNP方法を伝授


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oohhalun
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現役大学生・春からは社会人1年生。在学中は3大キャリアで携帯販売イベントスタッフのアルバイトを経験。 趣味はスポーツ観戦や映画鑑賞、配信サービスのおかげで充実した毎日を送っています。