iPhone スマホの使い方
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iPhoneXRの発売に伴って、iOS12がリリースされました。最新機種を使用している人だけでなく、旧機種でもアップデートをすることによってiOS12を使用することができます。SiriはiPhoneやiPadといった、iOSを使っている人なら一度は使ったことがあるアシスタント機能です。

ただ、Siriでどんなことができるのかといったことを完全に把握しているという人は少ないのではないでしょうか。「iOS12にアップデートしたけれど、Siriはどう進化したの?」という疑問に、本記事ではわかりやすくお答えします。

さらに他のアシスタント機能との比較も行いますので、これからどのアシスタント機能を使おうか迷っているそんなあなたにもオススメの記事です。

1.意外と知らない!?今までのSiriで出来ること

iOS5からiPhoneなどに搭載されたSiriは、音声アシスタント機能として広く知られるものの一つです。Siriがやってくれることを一言でいうと「音声で伝えたことになにかしらの形で反応をしてくれること」と言えるでしょう。

ただ、何かしらの反応という表現ではあまりにざっくりしすぎていますので、今までのSiriで出来ることの主なものを以下に示します。

  • 電話をかける
  • アプリを起動する
  • カレンダーに予定を追加する
  • 写真を探す
  • 曲を流す
  • 天気予報を伝える
  • アラームをセットする
  • 端末の設定を変更する
  • 質問に答える

以下、それぞれを簡単に説明します。

電話をかける

Siriでは、連絡先に登録してある指定した相手に電話をかけることができます。Siriに「〇〇さんに電話して」と伝えれば、OKです。〇〇さん宛に自動的に発信してくれます。

カレンダーに予定を追加する


Siriを使えばカレンダーに予定を追加するのも楽々できます。例えば「スケジュールに明日の10時から12時を会議に設定して」と伝えれば、スケジュールに会議を設定することができるのです。入力等をすることなくスケジュールが簡単に設定できます。

写真を探す

写真を探すのもSiriでできます。「2018年4月に撮った写真を見せて」と言えば、自動的に写真を検索して表示をしてくれるのです。「あの時撮った写真」も簡単に見つけられます。

曲を流す

聞きたい曲をいちいち探すことなく、Siriに指示をすればミュージックに登録されている好きな曲が聞けます。「〇〇(アーティスト名)聞かせて」とSiriに言えばOKです。自動的に音楽が流れだします。

天気予報を伝える

天気もSiriに聞けば素早くこたえてくれます。「明日の横浜市の天気を教えて」と聞けば、すぐに答えてくれるのです。各地の天気を教えてくれるので、旅行前に聞けるととても便利。「明日は運動会だから、天気が気になるなあ」という時にもSiriに聞いてみましょう。

アラームをセットする


アラームセットするならSiriがとっても簡単です。「明日6時にアラームセットして」これでセットできます。「明日早起きしなくちゃ」そんな時はアラームをSiriにお願いすればOKです。

端末の設定を変更する

端末の設定の変更って、設定画面開いて変更したい項目探して…と結構面倒だったりしますよね。端末の変更もSiriを使えば、一瞬です。「機内モードにして」と言えば、すぐに機内モードに変更できます。ちょっぴり面倒な端末の設定変更もSiriでできちゃうんです。

質問に答える


Siriはこちらの質問に様々な形で答えてくれます。例えば、「2015年のJリーグの優勝チームはどこ?」と聞けば、「2015年にはサンフレッチェ広島が13勝3敗1分を記録してJリーグで優勝しました」と、順位表の表示と共に答えてくれるのです。

ちょっとユーモアのあるところだと、「あなたの名前は何ですか?」と聞くと「私の名前はSiriです。もうご存知かと思っていました」というような返しをしてくれます。

このようにSiriには様々な機能が搭載されていますが、iOS12になってさらにパワーアップします。
次の項目で詳しくお伝えしましょう。

2.こんなことまで!iOS12になって新たにSiriに追加された機能


iOS12になって新たに追加されたSiriの機能としては、以下のものがあります。

  • 翻訳
  • 写真とメモリーの検索
  • パスワード検索
  • iPhoneを探す
  • フラッシュライトON・OFF
  • Siriショートカット

iOSを使用している人たちの多くが触れることになるiOS12で追加されたSiriの機能を以下で詳しくお伝えします。

翻訳


今まで実装されていなかった日本語が翻訳に対応しました。例えば、Siriに「割り勘にしようって英語でなんて言うの」と話しかけると、「Let’s split the bill」と英語の発音と共に表示されます。英語の発音もきれいに発音されるので、

  • 海外旅行先
  • 外国人に道を聞かれたとき
  • 宿題をしているとき

といったとき、大活躍します。具体的な例を挙げながら、以下で解説します。

海外旅行先でのSiri翻訳

慣れない海外旅行先だと、「これ英語でなんて言うんだろう?」って言うことが起こりがちです。実際筆者が初めて海外旅行に行ったときに、ホテルで洗濯をお願いしたい時がありました。

洗濯を頼みたいのにどうしても「wash」や「Laundry」といった単語が出て来ず、「なんだっけ、ああ」と悶えながら頑張って伝えようとしましたが、結局「すみませんお客様、何をおっしゃりたいのか分かりません」と言われる始末でした。

そんなような時でも、Siri翻訳があれば、「この服を洗濯してください」と話せば、「Please wash these clothes」とすぐに出てきます。Siri翻訳は海外旅行先では大変便利な機能です。

外国人に道を聞かれたとき

京都といった観光地や、東京を歩いていると外国人から道を聞かれることが度々あります。
「清水寺ね、行き方はわかるんだけど、何て言ったらいいのかわからない」というようなときもSiri翻訳があれば安心。Siriを活用してスマートに道案内をしましょう。

宿題をしているとき

学生の方に大変オススメなSiri翻訳を使うタイミングとして、宿題をしているときが挙げられます。「この文章を英語にするにはどうすればいいだろう」というようなときに、翻訳結果を参考にすることができます。

そしてよりオススメな点としては、聴こえてくる声が人工音とはいえ、ネイティブの発音で聞くことができるという点です。自分の発音がネイティブと比べてどうかという比較をすることができますし、耳を英語に慣れさせるという点でもオススメです。英語学習のおともにSiri翻訳。

写真とメモリーの検索


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Siriを使って、自分の見たい写真を詳しい条件を付けて検索できるようになりました。例えばSiriに「今年の6月に撮った食べ物の写真を見せて」と話しかけると、6月に撮った食べ物の写真が一覧で表示されます。

「あの時にとったあの写真」というようなあいまいな記憶でもSiriに頼めばスピーディに見つけ出してくれるでしょう。Siriを使えば、より具体的に見たい写真を見たいときに呼び出せます。

パスワード検索

iOS12でのSiriでは登録してあるパスワードを呼び出すことができます。「久しぶりにTwitterにログインしたいけど、パスワード何だったっけ?」というようなことがありますよね。

パスワードを呼び出すときはSiriに「Twitterのパスワードを教えて」と話しかければ、端末に登録されているパスワードを呼び出すことができ、大変便利です。Siriは「あれ何だったっけ?」により応えてくれるようになっています。

iPhoneを探す

iOS12ではSiriでiPhoneを探すことができるようになっています。「iPadが見当たらない。どこにあるんだろう」という時に「iPhoneを探す」というアプリは大変便利です。iOS12なら探すのも「iPadどこ?」と一声かければOK。自動的にアプリが起動し、iPhoneを探すのもより手軽になっています。

フラッシュライトON・OFF

iOS12ではSiriでフラッシュライトをつけたり消したりできます。Siriに「フラッシュライト付けて」と話せばOK。暗がりで物を探したり、「ちょっと明かり欲しいな」そんな時は、Siriで明かりをつけましょう。SiriでのフラッシュライトのON・OFFは、いざという時に意外と重宝する機能です。

Siriショートカット

iOS12で追加されたSiriショートカットは、Siriで指示したことを実行してくれる機能です。前述したフラッシュライトのON・OFFもSiriショートカットの機能の一つとなります。

SiriショートカットはiOS12の目玉機能と言えるのですが、「ショートカット」というアプリケーションを併用するとSiriショートカットの神髄が姿を現すのです。Siriショートカットで何が出来るのか。次の項目で詳しく説明します。

3.iOS12から実装されたSiriの目玉機能、Siriショートカット


Siriショートカットは便利な機能ですが、「ショートカット」というアプリと併用すると、出来ることが無限に広がります。「ショートカット」は、簡単に言うとiPhoneなどの端末の操作を自動で行ってくれるアプリで、設定した動作をワンタッチで行ってくれます。

ショートカットで出来ることの例としては、「指定した時間に時計のアラームを設定する」などです。端末の操作を自動で行ってくれる「ショートカット」はSiriと紐づけすることができるため、「設定した言葉をSiriに話すとショートカットが起動」ということができます。

例えば、「早起きしたい」とSiriに話すと、朝6時にアラームセットし、「ゆっくり寝たい」とSiriに話すと、朝10時にアラームがセットされる。というように。事前の設定は必要ですが、Siriで一言伝えるだけで、様々な操作をひとりでに行なってくるのです。

「設定とか難しそうだけど、ショートカットを使ってみたい!」そんなあなた。ご安心ください。「ショートカット」には最初からいくつもの機能が登録されています。以下が機能の一例です。

  • 自宅までの所要時間
  • 体重を記録
  • ミュージックタイマー

以下、詳しく説明します。

自宅までの所要時間


自宅までの所要時間は文字通り、自宅までの所要時間を表示するショートカットです。自分の住所を登録して、移動手段を設定すれば「何時何分に家に着く」という情報が表示されます。

さらにこのショートカットは、あらかじめ設定しておいた連絡先に「何時何分に家に着く」とメッセージを送ることができるのです。

つまり、Siriでこのショートカットを起動すれば、これから家に帰るお父さんが、何時ぐらいに家に着くか把握した上に、その時間を奥さんに対してワンタッチで連絡できます。Siriショートカットを活用して、いつも習慣的にしている連絡などを一気に簡素化しましょう。

体重を記録

体重を記録は、体調管理などで日々体重を記録する人に便利なショートカットです。このショートカットを使えば、いちいちヘルスケアのアプリを起動することなく体重を記録することができます。

ショートカットを起動すると、「体重はどのくらいでしたか?」と表示され、入力した数字がヘルスケアのアプリ上に記録することができるのです。習慣的に体重を測っている方にはオススメのショートカットと言えます。

ミュージックタイマー


ミュージックタイマーは、指定した時間音楽を再生して時間が来たら一時停止させるショートカットです。寝るときなどにオススメのショートカットで、眠りに入るのに適したヒーリングの曲などを流して、時間がたったら止めるということができます。

寝るときに音楽をかけて寝たいという方向けのショートカットです。

いくつかの便利なショートカットを紹介してきましたが、既存からあるショートカットはアレンジすることもできますし、1からオリジナルのショートカットをつくることもできます。例えば筆者はピザが好きなので、オリジナルのピザ注文用のショートカットを作っています。

Siriに「ピザ」というと、「ドミノ・ピザーラ・ピザハット」の選択肢が表示され、いずれかの選択肢を選ぶとそのまま対応したピザ屋に電話がかかるというショートカットです。とりあえずピザが食べたくなったら呼び出して、その時に食べたいビザ屋のピザを注文するときに使っています。

ショートカットがなければ、登録してあるピザ屋の電話番号を検索して発信する作業が必要ですが、Siriショートカットを使えば、Siriに「ピザ」と言って選択肢を選ぶだけ。日常の中で習慣的に行っていることはSiriショートカットを使えば、飛躍的に操作性が向上します。

4.Siriとどう違う?Siriと他のアシスタント機能との比較


Siriの新しい機能についてお伝えしてきましたが、他のアシスタント機能とはどう違うのかということも気になるところ。今回はスマートフォンに実装されている音声アシスタント機能として、GoogleAssistantと比較していきます。

GoogleAssistant

音声アシスタント機能と言えば、Siriのほかにぱっと浮かぶものとしてGoogleAsisstantを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。「OK,Google」という合言葉で起動する音声アシスタント機能です。検索機能に強みを持ち、世界一の検索エンジンを持つGoogleならではと言えます。

それでは、以下の2点を紹介していきましょう。

・GoogleAssistantがSiriより優れている点
・GoogleAssistantがSiriより劣る点

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GoogleAssistantがSiriより優れている点

GoogleAssistantがSiriより優れているところは、「情報を集めてくるのがうまい」という点です。検索エンジンGoogleと連携して情報を集めてくるので、情報収集能力はGoogleAssistantに軍配が上がります。

検索能力を最重要視したいというのであれば、GoogleAssistantはオススメの音声アシスタント機能です。

GoogleAssistantがSiriより劣る点

GoogleAssistantがSiriより劣る点としては、以下の2点があげられます。

・ショートカット機能のカスタマイズ性
・会話のパターン

それでは以下、詳しい解説です。

ショートカット機能のカスタマイズ性

Google Assistantには先述したSiriショートカットと同じような機能は存在します。しかし、カスタマイズ性ではSiriに軍配が上がります。例えば、GoogleAssistantに「稲葉さん」と伝えたら「Google play music でB’zのウルトラソウルを流す」というようなことは可能です。

しかしSiriショートカットでできる、「稲葉さん」と伝えたら「画面上にウルトラソウル・愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない・いつかのメリークリスマスが表示されて選んだものを再生する」ということはGoogleAssistantでは難しくなってしまいます。

設定はその都度必要ですが、ショートカット機能のカスタマイズ性はSiriの方が優れていると言えるでしょう。

会話のパターンの数

会話のパターンの数はSiriの方が多く、人間味が強いと言えます。Siriの方が、砕けた会話表現でも理解をしてくれやすく、出来ないことをお願いした場合でもユーモアを交えた回答をしてくれる場合が多いです。

例えば、GoogleAssistantに「踊って」と伝えた場合、「踊って」という言葉を単語検索するのに対して、Siriに「踊って」と伝えた場合、「私の心はいつでも踊っています」や、「踊って差し上げたいのですが、衣装がありません」というようにユーモアがあふれ、返しのパターンも多いと言えます。

音声アシスタントと会話や掛け合いを楽しみたいのであれば、Siriの方が優れている音声アシスタント機能です。


とまあ、いろいろと比較してきましたがSiri・GoogleAssistantはどちらも優秀で甲乙つけがたい音声アシスタントです。GoogleAssistantの方が検索能力では優れていると言えますが、検索するワードによってはSiriの方があなたの求める結果が導き出されるかもしれません。

一方、会話のパターンでは、Siriの方が多いですが、投げかける言葉次第ではGoogleAssistantの方があなたの心を動かす返しをしてくれる可能性だってあるのです。検索ならGoogleAssistant。タスク処理ならSiri。という程度の認識で、後は好みで選んでみるのがいいかもしれません。

結局iOS12のSiriってどうなの?まとめて解説


結論から言うと、SiriはiOS12にヴァージョンアップしたことによって、様々な機能が追加され、より便利な音声アシスタント機能となりました。中でも、Siriショートカットは今まで行っていた作業を一気に簡素化する可能性を秘めた機能と言えるでしょう。

Siriショートカットは、ユーザーのアイデア次第で出来ることが無限に広がるツールと言え、まさに「あなただけのあなたのためのiPhone」が実現できる機能です。カスタマイズ次第でSiriに「いつもの」と伝えれば、思い通りの動作をSiriが一瞬でしてくれる。

まさに近未来を実現する機能と言えるのではないでしょうか。また、Siriは返答面においても、GoogleAssistantと並んで大変優秀な音声アシスタント機能です。

調べようと思ったこと、知りたいと思ったことなどあらゆることが、Siriに聞くだけで答えを返してくれると言っても過言ではありません。本記事を参考にして、あなただけのSiriを使いこなしましょう。

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