Android Google Pixel 3 機種の評価・レビュー
読了時間:約 2

ここ最近、大手キャリアよりも低価格で利用出来る格安SIM会社のシェアは年々拡大しています。格安SIMのシェアが増えるにともなって、SIMロック解除しなくても使えるSIMフリースマホも注目を集めるようになって来ました。

今回ご紹介するGoogle Pixel 3も、そんなSIMフリースマホの1つです。ここでは、SIMフリーのGoogle Pixel 3が壊れた時の修理依頼方法や加入すべき保障をご紹介しています。

既に格安SIMを利用している方、そしてまだ大手キャリアを使っている方でも役立つ情報をご紹介していますので、この機会に今大注目のGoogle Pixel 3を是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

Google Pixel 3の概要


画像引用元:Google Pixel 3・Google Pixel 3 XL | 製品 | NTTドコモ
11月1日に国内で発売されたGoogle Pixel 3は、アメリカのGoogle社が手掛けるスマートフォンPixelシリーズの最新モデルです。Google Pixel 3は近年流行している有機ELディスプレイ+ノッチ型を採用しており、デザイン面では特筆すべき点はありません。

また、メモリは4GBでストレージは64GBと128GBの2種類、CPUはQualcomm snapdragon 845を搭載したハイエンドモデルとして位置づけられていますが、カメラはこのクラスとしては珍しいシングルタイプが採用されています。

しかし、Googleレンズを通して写した物の名前を即座に調べられたり、電話の着信時に相手の名前や要件をAIが対応してくれるなど、特にGoogleのサービスと相性が良い点は見逃せません。

また、防水・防塵機能やおサイフケータイであるFeliCaに対応するなど、日本市場に特化したスマホとなっているのも魅力的なポイントです。国内ではまだAppleのiPhoneが多くのシェアを獲得していますが、今後はGoogle Pixel 3をはじめとしたAndroid機の巻き返しとなるかもしれません。

SIMフリーの他ソフトバンクとドコモでも発売

今回の焦点となるSIMフリー版のGoogle Pixel 3は、国内ではGoogleストアから購入する事が出来ます。また、SIMフリー版以外ではソフトバンクとドコモが取り扱う事を発表しており、既に11月1日から一般発売されました。

SIMフリー版は家電量販店などでは取り扱われていない為、現状Googleストアが唯一の購入場所となるでしょう。

Google Pixel 3には画面サイズやバッテリー容量などに違いがあるGoogle Pixel 3 XLも用意されており、64GBと128GBのストレージ容量を含めると大きく4つの選択肢がある事になります。

カラーはGoogle Pixel 3 とGoogle Pixel 3 XL共通で、Clearly White・Just Black・Not Pinkの3種類となっています。しかし、ドコモではGoogle Pixel 3が64GBのみ、Google Pixel 3 XLは128GBのみの取り扱いとなっており選択肢が限定されています。

SIMフリー版とソフトバンク版ではすべての容量が取り扱われていますので、ドコモと比較して選択肢が広い事がメリットと言えるでしょう。

 Pixel 3Pixel 3 XL
ディスプレイ5.5型有機EL6.3型有機EL
解像度1,080×2,1601,440×2,960
サイズ68.2×145,6×7.9mm76.7×158×7.9mm
重量148g184g
CPUSnapdragon 845Snapdragon 845
メモリ4GB4GB
ストレージ64GB/128GB64GB/128GB
OSAndroid 9.0Android 9.0
カメラ画素数アウト1,220万画素
イン800万画素(デュアル)
アウト1,220万画素
イン800万画素(デュアル)
バッテリー2,915mAh3,430mAh

限定特典も要チェック

Google Pixel 3とGoogle Pixel 3 XLの専用特典として、「Google Play Pointsでのゴールドステータス獲得」が用意されています。

Google Play PointsはGoogle Playでの支払いやアプリのダウンロードで貯まる・使えるポイントシステムであり、100円の購入ごとに1ポイントが加算されていきます。

会員ステータスは5段階に設定されていますが、Google Pixel 3の特典として用意されているゴールドステータスでは100円につき1.5ポイント・映画レンタルに使える100円分のクレジット×2などがあります。

映画・書籍・アプリのクレジットだけで計算すると合計1,500円分となりますから、日頃からGoogle Playストアを利用している方にとっては嬉しい特典となるでしょう。

この他にも、SIMフリー版では「YouTube Music Premiumの6か月無料」ソフトバンク版では「Google One 100GB1年間無料」などの独自特典が用意されています。

Google Pixel 3の価格は高額ですから特典でキャリアを選ぶ方は少ないでしょうが、期間が限定されている可能性もあるため今の内に購入を検討するのが良いかもしれません。

Google Pixel 3
税込価格
ドコモ版ソフトバンク版SIMフリー版
64GB98,496円98,400円95,000円
128GB取り扱いなし108,960円107,000円
独自特典現状発表なし1年分のGoogle One利用権YouTube Music Premium 6か月無料
Google特典Google Play PointsのゴールドステータスGoogle Play PointsのゴールドステータスGoogle Play Pointsのゴールドステータス

Google Pixel 3が壊れた時の修理依頼方法

ここからは実際に、SIMフリーのGoogle Pixel 3が壊れた時の修理依頼方法を確認していきましょう。大手キャリアのAndroidスマートフォンであれば、キャリアショップや家電量販店などの購入場所に関わらず故障などのサポート対応はすべてキャリアが行っています。

これはソフトバンクとドコモから発売されているGoogle Pixel 3も同様です。また、iPhoneなどは購入場所やキャリア版・SIMフリー問わず、基本的にはAppleのサポートセンターと正規サービスプロバイダを利用する事になります。

では、SIMフリーのGoogle Pixel 3はどこがサポートを請け負っているのでしょうか。

まずはGoogleのサポートに連絡

1年以内の自然故障・ユーザーの使い方に原因のある故障を問わず、基本的にSIMフリースマホであるGoogle Pixel 3は購入元に問い合わせを行います。Google Pixel 3は現状Googleストアでのみ販売されていますから、問い合わせ先ももちろんGoogleストアという事になるでしょう。

ASUSやHuaweiなど、SIMフリーのスマートフォンは購入場所に関わらず修理や故障のサポートは直接製造元に連絡しなければならないのが特徴的です。

Google Pixel 3は購入した際の説明書にも記載されているかと思いますが、Pixel内のアプリ「ヒントとサポート」やGoogleストアトップ画面の右下に設置してあるヘルプより問い合わせを行う事が可能です。

その他、電話番号などは記載されていませんが、Googleストア内の「お問い合わせ」から電話またはチャットで連絡をする事も出来ます。

Google Pixel 3の主な問い合わせ方法

  • Google Pixel 3内にあるアプリ「ヒントとサポート」を利用
  • Googleストア内のヘルプより電話またはチャット

修理申込みした後の対応は?


画像引用元:渋谷店(東京都) | iPhone修理・故障ならiCracked

現在日本国内でGoogle Pixel 3の正規サービスプロバイダとなっているのは、スマートフォンの修理業者であるiCrackedのみです。このため、Google Pixel 3の修理依頼を申込むとiCrackedを利用しての修理方法を紹介されるでしょう。iCrackedは東北を除いた全国に現在26店舗あります。

Googleへの連絡後は直接持ち込んで修理依頼する事も可能ですが、店舗は都市部に集中していますので多くの方は郵送での修理依頼となるのではないでしょうか。

しかし、iCrackedのPixel修理はメーカーの1年保障が切れている場合や水没・落下などが中心となっており、製品側に問題のある自然故障などでは修理もしくは新品との交換になる可能性もあります。

修理の内容などはGoogle側が判断する事になりますが、仮にiCrackedを利用した場合の修理の流れは以下のようになっています。Google Pixel 3が故障したら、まずは上記でご紹介した方法で問い合わせを行ってみてはいかがでしょうか。

修理の流れ/iCracked店頭修理郵送修理
STEP.1受付お申込み
STEP.2修理前の動作確認郵送キットをお届け
STEP.3お見積り故障Pixelを郵送
STEP.4修理診断・お見積り
STEP.5修理後の動作確認修理
STEP.6お渡し・ご精算郵送・お支払
注意点修理部品に限りがあるため、予約必須土日祝の修理・発送作業は行わない

その他の場所では修理出来ない?


正規サービスプロバイダであるiCracked以外にも、スマートフォンの修理を請け負う業者は多く存在します。Google Pixel 3の修理に対応しているなら、iCracked以外の業者に依頼する事ももちろん可能でしょう。

修理料金は業者によってピンキリですから、場合によってはiCrackedに依頼するよりも安くなるかもしれません。

しかし、正規サービスプロバイダ以外に修理を依頼すると今後製品のサポートが無くなる恐れもありますし、iCrackedはGoogleと契約を結んでいるため実際の製品を仕様した修理のトレーニングなども受けています。

一度正規サービスプロバイダに修理依頼されたGoogle Pixel 3の保証期間は、購入時から数えて1年間のままです。修理を行っても自然故障が発生しないとは限りませんから、正規サービスプロバイダを利用した方が安くなる可能性もあるでしょう。

他の業者を利用する場合は、メーカー保証が適用されなくなるなど一定のリスクがある事を覚えておきましょう。

修理費用や加入すべき保障は?

ドコモやソフトバンクなど、大手キャリアで購入したAndroidスマートフォンには1年間のメーカー保証がついています。

1年以内であれば自然故障などの無償修理・交換を行ってくれますし、独自に実施している有償の保障制度を利用すれば落下や水没などでも低価格で修理を行ってくれるのが魅力的です。

また、AppleのiPhoneシリーズも1年間のメーカー保証はもちろん、有償での追加補償が提供されている事をご存じの方も多いはずです。これに対して、SIMフリースマートフォンは追加補償を行っているかどうかは企業によって違いがあるのが特徴的です。

Google Pixel 3で利用できる保障

日本版Googleストアのヘルプ内には保証に関する事項を記載した「保証センター」という項目がありますが、1年以内の自然故障以外については特段記載がありません。

GoogleストアではPixel/Pixel XL/Nexus 5X/Nexus 6P向けの追加補償である「端末保護プラン」が提供されていますが、これは端末が限られている上に現状アメリカとカナダで購入したデバイスのみが対象となっています。

つまり、国内版Google Pixel 3には追加補償が用意されておらず、現状1年間のメーカー保証のみしか利用できないのです。Google Pixel 3はまだ発売されたばかりですから、自然故障ならすべての方が無償での修理・交換を利用できます。

しかし、水没や落下などの場合はメーカー保証が適用されないため、必然的に高額な修理代金が発生します。ASUSやHuaweiなどのSIMフリースマートフォンメーカーが延長保証を用意している事を考えると、この点はGoogle Pixel 3最大のデメリットだと言えるでしょう。

ただし、まだ国内で発売されたばかりですから今後追加補償などを提供し始める事も十分考えられます。価格も高額とあって延長保証に関する要望も多いはずですから、Googleの今後の動向に注目したい所です。

メーカー保証期間外・落下や水没の修理料金

先ほどもご紹介した通り、メーカー保証期間外や落下や水没の際の修理は正規サービスプロバイダであるiCrackedが行っています。iCrackedでのGoogle Pixel 3修理料金は以下のようになっていますが、バッテリーやその他のパーツ交換でも10,000円越えと高額です。

また、点検の結果修理が出来ないと判断された場合は別途3,000円(税抜)も必要となります。Google Pixel 3自体が非常に高額ですが、水没や落下などで故障してしまった場合は更に多くの費用が必要となるのです。

基盤の交換やディスプレイ修理の場合はミドルクラスのスマートフォンが購入できるほどの料金ですから、状況によっては買い替えた方が安くなってしまうかもしれません。

Google Pixel 3はハイエンドモデルとして優れた性能を持っていますが、追加補償などのサポートが提供されるかどうかで今後の日本でのシェアが決まるかもしれません。

修理料金/iCrackedGoogle Pixel 3(税抜)
基盤交換(64GB)43,800円
基盤交換(128GB)46,800円
ディスプレイ修理31,800円
背面カバー修理13,800円
カメラ修理13,800円
バッテリー交換10,800円
その他パーツ交換10,800円

Google Pixel 3が壊れた時にまずやる事は?

Google Pixel 3の修理依頼をすると、自然故障の場合はGoogleの指定する修理業者・水没や落下などの場合はiCrackedに預ける事になるでしょう。

iCrackedの場合は店頭修理の場合初期化は必要ないとしていますが、念のためデータのバックアップを取る事が推奨されています。また、郵送での修理の際は初期化はもちろん、データのバックアップは必須となっているのです。

大手キャリアで預け入れる場合も同様ですが、基本的にスマホの修理依頼をすると個人情報保護の観点から保存されているデータはすべて消去されます。

基盤交換などの場合はそもそも端末の製造番号すら変わってしまいますから、修理依頼前にデータのバックアップや保存を行っておく事は重要なポイントとなるでしょう。

データのバックアップ・引き継ぎを行おう

まだ端末の操作が出来るなら、自身で行っておきたいバックアップ作業などは主に下記の5つとなります。写真や動画は「JSバックアップ」などのAndroid端末向けのメジャーなアプリのほか、手動で確認しながらSDカードに保存していく事も可能です。

必要であれば、メールや着信履歴などの保存もアプリを使って行いましょう。おサイフケータイの残高預入やアプリ内のデータ保存はアプリではなく、一つずつ個別に行わなければなりません。

SNSアプリとしてシェアの高いLINEは「アカウントを引き継ぐ」という機能を備えていますが、36時間限定のため郵送などで修理依頼をする際には適していない機能です。

メールアドレスや電話番号などの引継情報を登録した上、LINEカスタマーセンターの連絡先を事前に確認しておくのが良いでしょう。

修理に出す前の主要確認ポイント

  1. データのバックアップ
  2. おサイフケータイの残高預入
  3. LINEの引継情報登録
  4. アカウント/各種IDのメモ
  5. アプリ内のデータ保存

端末が動かない・操作できない場合

画面割れでタッチがきかない、または水没などでスマホの画面が点かないという場合のデータバックアップ方法はいくつか考えられるでしょう。PCと接続し、専用のソフトを使ってデータの吸いだしを行う事ももちろん可能です。

また、スマホ自体にマウスを取り付けて操作する事も出来ますので、画面が点く場合は試してみるのが良いでしょう。スマホの画面が点かない・PCと接続しても認識されないといった場合は自身でデータの吸いだしを行う事が困難ですので、最終的には業者に依頼する事になるのではないでしょうか。

しかし、業者への依頼は一定の費用が必要ですし、何より必ずデータのバックアップが出来るとは限らないものです。Google Pixel 3に限らず、スマートフォンのデータバックアップは定期的に行っておくのが良いのではないでしょうか。

端末が動かない・操作できない場合のデータバックアップ方法

  • PCと接続して専用のソフトを使う
  • スマホにマウスを接続して操作する
  • 専門のデータバックアップ業者に依頼する

Googleの今後の動向に注目


いかがだったでしょうか。今回はSIMフリーのGoogle Pixel 3が壊れた時の修理依頼方法や対処法などをご紹介させて頂きました。

本文中でも触れていますがSIMフリーのGoogle Pixel 3にはメーカー保証以外用意されていないため、現状水没や落下などで修理を依頼する際は高額な費用が必要となります。

しかし、ライバルでもあるAppleではきめ細やかなサポート体制が整えられていますし、他のSIMフリースマートフォンメーカーでも延長保証の提供は珍しくありません。これらを含めて考えると、今後はGoogleもスマートフォン向けに何らかの補償を用意する可能性があるでしょう。

何よりGoogle Pixel 3はまだ発売されたばかりですし、FeliCaの対応などで日本市場に特化したのは今回が初めてです。既にGoogle Pixel 3を購入した方、そしてこれから購入を検討している方もGoogleの今後の動向に注目しておきましょう。

Pocket