格安SIM・格安スマホ 機種の評価・レビュー
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現在ガラケーを使っているユーザー中にはガラケーでも使用可能な格安SIMってあるのだろうかという、素朴な疑問を抱いている人も少なくないはずです。

維持費の安さでガラケーを選んでいるユーザーが多い中そんなユーザーに向けて、さらに利用料金を抑える為にガラケーで格安SIMを使うことができるのかどうかの答えを探ります。

また、可能な場合の音声SIMの料金プランと機種のおすすめなども紹介していきます。

トップ画像引用元:AQUOS ケータイ SH-02L | ケータイ | 製品 | NTTドコモ

格安SIMとは?

まずSIMカードというのは、携帯電話やスマホの電話番号・契約者情報などが記録されているICカードのことを指します。SIMカードを入れることで、携帯電話やスマホで音声通話・データ通信が可能となります。

ドコモ・ソフトバンク・auなどの大手キャリアがサービスを提供しているSIMカードと比較すると、楽天モバイルやLINEモバイル・DMMモバイル・UQモバイルなどのMVNOと呼ばれる通信業者がサービスを提供しているSIMカードは基本料金などが安くなっています。

利用料金が比較的安価な為、そこから格安SIMカードともいわれる様になりました。

格安SIMでガラケーは使えるのか?

現在ガラケーを使っているユーザーのその多くは、基本料金・通話料金を安くする為に利用しているユーザも少なくありません。

またユーザーによっては大手キャリアのスマホよりも通話料金が安いガラケーを2台目の通話用の携帯として利用しているユーザーも最近では見かけます。

ガラケーを使っているユーザーでも、もっと安くなるのなら格安SIMに変えたいと考えているユーザーもいるはずです。やはり、プラン・料金などを比較して、今よりも少しでも安い方に変更したいと思うのは当然の考え方だといえます。

格安SIMというと現在ではスマホのイメージの方が前に出てきていますが、その実はガラケーでも利用が可能となっています。

ガラケーにおける格安SIMのプランの選び方

ガラケーでも格安SIMが使えると分かったからには、次に気になるのはその料金です。大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを行った事により、その料金が高くなるのではまさに本末転倒となってしまいます。

ガラケーの場合でも、格安SIMのプランではスマホと同じプランから選びます。

また、格安SIMには音声通話対応のプラン・データ通信専用のプランが用意されていますが、ガラケーを通話メインで利用したいユーザーの場合には、音声通話に対応している格安SIMの事業者を選ぶことが重要となります。

ガラケーでは格安SIMを使ってのデータ通信が出来ない可能性も

選択するプランによっては高速データ通信の容量が3GBなどある程度含まれているプランも用意されていますが、ガラケー端末では格安SIMを使ったデータ通信ができない場合がある事にも注意が必要です。

簡単にいうとガラケー端末に格安SIMを入れた場合にはデータ通信が出来ず、ネットに接続できない場合があるのです。

ガラケーを使っているユーザーの場合、通話をメインに利用する事が多ですが、そういったユーザーにはデータ通信そのものの必要性が無いので問題はありません。

データ通信が出来ない多くの場合、3G回線専用のガラケーを使用している事が挙げられます。この場合にはインターネットにアクセスできませんので要注意です。また、LTE対応やVoLTE対応のガラケーではデータ通信ができる機種もあります。

特に、ガラケーだけを利用しているユーザーの場合には、普段のちょっとした調べ物などでインターネットを利用しているユーザーも少なくありません。格安SIMに変更する場合には、事前にチェックしておく事をおすすめします。

ガラケーでデータ通信ができない理由

ガラケーのまま格安SIMに変更した場合には、音声通話・SMS(ショートメッセージサービス)は問題なく利用が可能ですが、機種によってはインターネット・Eメールを使うことができない機種も存在します。

格安SIMを使ったガラケーでデータ通信ができない理由として、APN設定の問題が挙げられます。APN設定は、携帯・スマホからデータ通信をするときのネットワーク設定を指します。

大手キャリアのガラケーの場合には、購入時に既に設定されているのですが、格安SIMのネットワークに接続するためには、設定をやり直す必要が出てきます。そのままでは使用不可能という事です。

機種によってはガラケーでAPNの設定自体ができませんので、データ通信も利用することができないという自体に陥ってしまいます。

ガラケーにぴったりの格安SIM事業者3選

ガラケーでは通話メインで利用していて、データ通信を使用しないのであれば、高速データ通信の容量が付いていないプランや容量が少ないプランの格安SIMでも問題はありません。

データ通信分は少なく、その代わり安く利用可能なプランに絞った厳選したプランを紹介していきます。

楽天モバイル

画像引用元:楽天モバイル:安心・お得な格安スマホ(スマートフォン)/格安SIM

対応プラン月額通話料金
ベーシックプラン(通話SIM)1,350円 21.6円/30秒 

トップバッターは、楽天モバイルのベーシックプランとなります。

高速データ通信容量がないプランとなっていて、通信速度は200Kbpsに制限されるプランです。

通話料金は21.6円/30秒となっていますが、専用アプリである「楽天でんわ」を利用すると10.8円/30秒と安くなり、頻繁に電話をかける人にもおすすめのプランです。

また、楽天モバイルでは5分以内の国内通話であれば、かけ放題になるといったオプションも別途月額918円で利用可能となっています。

オプション月額基本料+
オプション合計
楽天でんわ5分かけ放題by楽天モバイル918円 2,268円

楽天でんわ5分かけ放題のオプションは、1回あたりの電話をかける時間が短い人向けのオプションとなります。5分を超えた部分はアプリの「楽天でんわ」の通話料である10.8円/30秒の通話料がかかります。

DMM mobile

画像引用元:DMMモバイル – DMM.com

対応プラン月額通話料金
ライト(通話対応SIMプラン)1,231円 21.6円/30秒

DMM mobileの通話対応SIMのライトプラン、こちらは業界でも最安値水準の月額1,231円となり大変お得に利用が可能です。

何はともあれ、とりあえず安く格安SIMでガラケーを使いたいユーザーにおすすめです。

通話料金は21.6円/30秒となり、さらにDMMが提供している「DMMトーク」利用で通話料を半額に抑えられます。維持費をとにかく安くしたいといったユーザーにおすすめの格安SIM事業者となっています。

オプション月額基本料+
オプション合計 
10分かけ放題 918円 2,149円

また、DMM mobileでは、「DMMトーク」での通話10分かけ放題になるオプションを月額918円で提供しています。

オプションに加入すれば10分以内であれば国内通話全てがかけ放題となります。10分を超えた部分については「DMMトーク」の通話料10.8円/30秒の通話料が別途請求されます。

OCN モバイル ONE

画像引用元:Twitter

対応プラン月額通話料金
110MB/日コース(音声対応SIM) 1,728円21.6円/30秒 

OCN モバイル ONEで最も安いプランを選択した場合には、月額1,728円となります。これまで紹介した格安SIMとは違い、1日の高速データ通信容量が決められたプランとなっています。

通話料金も他の格安SIMと同様で21.6円/30秒かかり、「OCNでんわ」のサービスを利用することで10.8円/30秒と半額になります。また、OCN モバイル ONEでは独特な独自のかけ放題オプションが用意されています。

オプション月額基本料+
オプション合計 
トップ3かけ放題 918円 2,646円
かけ放題ダブル1,404円3,132円

月額918円で10分以内の国内通話がかけ放題になるというのは、他と同様のオプション内容となっていますが、独特なのは頻繁に電話をする3箇所との通話のみ時間無制限でかけ放題となる「トップ3かけ放題」があります。

月額918円のオプション料金で、その月に長く電話をしたトップ3との全ての通話料金が無料となります。決まった相手と頻繁に通話をするユーザーにぴったりのおすすめのオプションです。

さらに、「10分かけ放題」と「トップ3かけ放題」の2つのオプションをあわせた月額1,404円の「かけ放題ダブル」も用意されています。オプション対象外の通話料金は「OCNでんわ」の通話料10.8円/30秒となります。

他社のガラケープランと比較【ドコモ】

画像引用元:Twitter

ここでは、比較の為ドコモのガラケー向けの料金プランを紹介しておきます。

現在、大手キャリアでガラケーを使っているユーザーは、格安SIMの音声通話プランとの違いなどに注意して、格安SIMの料金がどのくらい安いのか一つの比較対象として下さい。

対応プラン月額通話料金
シンプルプラン1,058円
(2年契約なし:2,678円)
21.6円/30秒
カケホーダイライトプラン1,296円
(2年契約なし:2,916円)
5分以内かけ放題・5分超過で21.6円/30秒
カケホーダイプラン2,376円
(2年契約なし:3,996円)
無制限のかけ放題

音声通話のみをガラケーの利用目的としているユーザーの場合には、ガラケーを格安SIMにするより、大手キャリアなどの携帯を利用した場合の方が安くなるケースもあります。

しかし、デメリットとして2年間の定期契約を結ばない場合、基本料金が高くなってしまう事が挙げられます。

格安SIMの場合でも6カ月〜1年程度の最低利用期間が設定されている場合が多いのですが、大手キャリアでの2年契約は自動で更新となるものがほとんどです。

つまり通信業者間を変えるなど、移動の難しい契約となっているのが最大のデメリットとなります。

料金面で見た場合、大手キャリアのガラケー向けのプランでは5分以内のかけ放題・無制限のかけ放題プランなど格安SIMとほとんど変わらない料金で用意もされています。

ガラケーを利用する事を前提とした格安SIMへの乗り換えの場合には、ケースによっては受けられるメリットが必ずしも大きいとはいえないということも覚悟が必要です。

おすすめのガラケー2選

ここでは現在購入が可能なガラケーの中から、おすすめする機種のレビューや詳細を紹介していきます。

ガラケーを新しく機種変更を考えているユーザーにも必見の内容です。

AQUOSケータイ2

画像引用元:主な特長|AQUOS ケータイ2|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ

最初にご紹介する機種は、SHARPから発売されているガラケーで、普段使いに必要な機能を網羅した使い勝手の良い機種となっています。もちろん流行りのLINE・地図アプリも使用可能です。

カラーホワイト・ピンク・ブラック
サイズ約51×113×16.7mm(折りたたみ時)
重量約132g
電池容量1,800mAh
CPUクアッドコア
メモリ1GB
ストレージ8GB
ディスプレイ約3.4インチフルワイドQHD液晶
カメラ有効画素数800万画素CMOSカメラ
Wi-Fi
テザリング
ワンセグ

安心感が満載

良くありがちなうっかり落としてしまった時にも安心な、キャップレス防水・防塵・耐衝撃性の機能を備えているのが特徴です。また、折り畳み設計となっていますので、液晶画面が割れるなどのリスクも軽減されています。

さらに、ガラケーとしては大きなバッテリーを搭載している事で長時間の使用にも対応可能で、しかも長エネモードの採用によって待ち受け状態で1週間以上も電池が持つのも強みです。

なお長エネモードの利用時は、画面の明るさ・バックライトの点灯時間・自動同期各種機能が制限される設計となっています。

高次元の使いやすさ

通話の際には音圧が従来機種の1.5倍ほどとなっていて、通話の際には相手の声が聞き取りやすいといった親切設計も特徴的です。

しかもワンプッシュで携帯電話を開く事ができる設計になっていて、着信時には本体を開く事で、自動的に通話状態になります。本体を開くアクションでマナーモードが起動するように設定することも可能です。

また、ワンプッシュで発信できる短縮ボタンが3つ用意されており、全てのボタンは押し間違えのない大きめのボタン設計となっています。その他、ワンタッチボタンには頻繁に利用する機能を割り当てることができるようになっていて、使いやすさの追求もされている機種です。

便利な機能も多数搭載

テレビが視聴可能なワンセグ機能を搭載しているだけでなく、wifiやテザリングといった機能も利用可能です。

電子決済のおサイフ機能は搭載していませんが、連絡手段の要ともなるLINEが利用できるなど、現代に馴染むように進化を遂げたガラケーの代表機種です。

「簡単ケータイ」とは銘打ってはいませんが、シニア層のユーザーが使用する際にもその使いやすさは安心感を与えてくれます。

DINGOケータイ2

画像引用元:DIGNO® ケータイ2 | 製品情報 | スマートフォン・携帯電話 | 京セラ

DIGNOケータイ2は強度の強いガラケーや、簡単ケータイを世に生み出してきた京セラが設計した機種となります。

すっきりしたシャープなデザインで防水・防塵・耐衝撃性を併せ持つ機種です。

カラーブルー・ホワイト・ピンク
サイズ約51×113×17.1mm(折りたたみ時)
重量約137g
電池容量1,700mAh
CPUクアッドコア
メモリ1GB
ストレージ8GB
ディスプレイ約3.4インチフルワイドVGA液晶
カメラ有効画素数800万画素CMOSカメラ
Wi-Fi
テザリング
ワンセグ

タフな設計

基本的な性能としてはAQUOS2と非常によく似ている部分もあります。高い防水性能に加え、防塵・耐衝撃性を備え、1週間以上の電池の持ちを実現したバッテリーが採用されています。

また、バッテリーの寿命を長く保つバッテリーケアモードという機能が搭載され、ワザとフル充電せずに充電を最大85%で止める事により、電池への負担を軽減し劣化を防ぐことも可能となっています。

唯一の注意点は、バッテリーケアモードを設定している場合にはバッテリーの延命が可能な代わりに、常時フル充電できないために1回の充電での使用時間が短くなってしまうことにあります。

高い音質と選択可能な通話音質

DINGOケータイ2では通話の際、相手の声を聞き取りやすくする3つの機能が搭載されています。

【高音質】
VoLTEの4Gの電波を使用して、高品質でクリアな音声で通話が可能となっています。

【でか受話音】
従来の携帯電話と比較した場合に、30%程度の音圧レベルをアップし、相手の声をクリアに聞く事が可能です。

【聞こえ調整】
通話の際の相手の音声を「おだやか」・「くっきり」から選ぶことが可能です。「おだやか」は高音の声域を軽減し、「くっきり」は高音域を強調し、小さくこもったような声でもハッキリと聞き取る事が可能です。

押しやすいボタン設計

DINGOケータイ2にはAQUOSケータイ2にも搭載されていた、カスタマイズキー機能に加え、独立キーというボタンが採用されています。

ボタンが他のボタンと離れ独立していて、また適度な高さがあることにより押し間違いの防止に役立っています。

格安SIMでもガラケーは使えるけれど

利用料金を抑えるためにガラケーを使い続けるのも一つの選択肢とはなりますが、快適で便利に格安SIMを使うのなら、ガラケーで格安SIMを利用するよりも、乗り換える際にスマホに変更することも合わせてご提案します。

ガラケーのままでは格安SIMでデータ通信ができない場合が多いのですが、そのデータ通信の安さこそが実は格安SIMの一番のメリットともいえます。

せっかくデータ通信が安く使える格安SIMに変えるのであれば、ガラケーからスマホに変更することでこれまでとは比べ物にならないくらい便利に利用する事も可能となります。

データ通信は全くしなくても問題はないというユーザーでない限り、ガラケーからスマホに乗り換えて、これまでよりさらに一歩進んだスマホライフをスタートする事を提案すると共に、おすすめします。

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