ここでは中国メーカーXiaomiのRedmi 9Tの評価レビュー|買う理由・買わない理由をご紹介しています。
Xiaomiは特にコストパフォーマンスを重視したスマホを多く手掛けており、日本でも数年で大幅なシェア拡大を果たしています。
特に2021年2月5日から発売となったRedmi 9Tは1万円台という価格設定ながら、思わず手に取りたくなるスペック・機能が魅力です。
安いスマホをお探しの方、サブスマホをお探しの方はぜひチェックしてください。
Redmi 9Tのレビュー | ||
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動きの快適さ | ★★★☆☆ | 3.3 |
使いやすさ・操作性 | ★★★☆☆ | 3.5 |
カメラ | ★★★☆☆ | 3.8 |
バッテリーのもち | ★★★★☆ | 4.2 |
オリジナル性能 | ★★★☆☆ | 3.3 |
価格 | ★★★★★ | 5.0 |
総合評価 | 3.7 |
Redmi 9Tの口コミ・評判
XiaomiのRedmi 9Tは2021年2月5日から発売となったスタンダードモデルとなります。
Xiaomiのスマホとしてはもとより、他のスタンダードスマホを凌駕する圧倒的コストパフォーマンスが魅力です。
Redmi 9Tの良い口コミ・評判
- 1万円台で購入できるコスパモンスター
- ミドルクラスのCPUで大容量バッテリーが嬉しい
- カメラは値段のわりに画質が良く、日常使いで満足
Redmi 9Tは1万円台という価格以上のスペック・機能を備えたスマホです。
ブラウジングや動画視聴を中心とする日常使いなら十分な性能が確保されており、カメラやディスプレイなども価格以上です。
安い端末=低スペックというイメージを覆すほどのスペックや機能が、良い口コミとして反映されているようでした。
Xiaomi redmi 9Tマジでバッテリーの持ちいいわ pic.twitter.com/qQaCpUhVVC
— いどみん (@idonomizu) October 24, 2022
iPhoneの新しい奴がでたけどライトニング端子らしい
ここ数年ずっと画面のきれいさ(色の安定感)とカメラの画質(とAWBの優秀さ)でiPhone一択で使ってきたけど、安さで選んだredmi9tが画面もカメラもほぼ不満ないしandroidが使い勝手良くて悩ましくなってる(自分の要求が下がったのもあると思うが)w— よつぎよん (@yotsugiyon) September 8, 2022
Redmi 9Tの悪い口コミ・評判
- 本体が重い、防水・防塵がない
- いわゆる「ハズレ端末」を引く可能性が高い
- サポート体制が整っていない
意外にもRedmi 9Tはスペック・機能に関する悪い口コミは少なめです。
格安スマホということも起因しているのでしょうが、せいぜい本体が重い、防水・防塵がないという耐久性に関する問題が多めという程度でした。
一方、気になる点としてはいわゆる「ハズレ端末」を引く可能性が高く、サポートに難があるという口コミが目立ちます。
例えば本体が起動しない・バッテリーの減りが早いといった問題があり、Xiaomiのサポートも繋がりにくいといった具合です。
格安SIMなどでは初期不良の場合はメーカーに直接連絡するよう促していることもあるため、場合によっては交換に時間がかかる可能性もあるでしょう。
Redmi 9T、A54 5G、共に重いな、、
— 鴨 (@sgmka) October 24, 2022
REDMI 9T、文鎮化しやすいとは聞いていたがまさかこれだけで文鎮化は笑うしかない。どうやら、ハンダ付けでダメな箇所があるようで、その部分での当たりハズレの落差が大きいようだ。
— yzx@ガルおじ (@y9271) October 19, 2022
Redmi 9Tの価格を評価レビュー
Redmi 9Tの価格(64GB/税込) ※取り扱い格安SIM一部 |
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公式サイト | 14,990円 |
ワイモバイル | 21,960円(MNPで一括1円) |
mineo | 16,368円 |
BIGLOBEモバイル | 17,424円(MNPで実質0円) |
IIJmio | 15,180円(端末のみ購入で3,000円割引) |
Xiaomi公式オンラインショップでのRedmi 9Tの価格は、2021年11月時点でセールが適用され14,990円(税込)です。
もともとXiaomiは低価格スマホを主力商品としていることで知られていますが、その中でもRedmi 9Tの価格設定は特に低く設定されています。
Redmi 9TはSIMフリー端末ということで、ECショップや格安SIMでも取り扱われています。
ポイントの還元狙いでECショップを利用するのも良いでしょうし、キャンペーンで端末価格をほぼ無料にするのも良いでしょう。
他のスマホにはない圧倒的コストパフォーマンスは、Redmi 9T最大の魅力となっています。
Redmi 9Tのスペックを評価レビュー
一般的なスマホより安すぎるとも言えるRedmi 9Tなので、スペックが心配という方も多いはずです。
続いてはRedmi 9Tの気になるスペックを見ていきましょう。
Redmi 9Tのスペック | |
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ストレージ | RAM 4GB/ROM 64GB |
CPU | Snapdragon 662 |
カラー | オーシャングリーン カーボングレー |
ディスプレイ | 6.53 FHD+ ドット・ドロップ・ディスプレイ |
サイズ | 162.3(H)×77.3(W)×9.6(D)mm |
重量 | 約198g |
バッテリー | 6000mAh(内蔵電池) |
メモリ・ストレージ
Redmi 9Tはメモリ(RAM)は4GBです。また、ストレージ(ROM)は64GBモデルと128GBの2種類が存在します。
メモリ・ストレージともに2020年以降の一般的なミドルスペックスマホというところでしょうか。
最大512GBのmicro SDカードにも対応しているので、ヘビーな使い方でなければストレージ容量が不足することはないはずです。
ちなみに、64GBモデルはXiaomi公式サイトや格安SIMでも購入できますが、128GBモデルはAmazonなどのECショップや家電量販店で販売されるなど購入できる場所が限られます。
CPUは2020年1月に発表されたSnapdragon 662を採用。5Gには対応していませんが、ブラウジング・動画視聴などの日常使いでは十分な実力を発揮します。
カラー
Redmi 9Tのカラーは以下2色です。
- オーシャングリーン
- カーボングレー
バリエーションは少ないですが、ポップなオーシャングリーン・シックなカーボングレーと好みに合わせて迷わず選べるでしょう。
ストレージ容量でカラーが異なるということもなく、64GB・128GBともに共通です。
樹脂製のボディが採用されていますが、ウェーブ上のパターン「指紋付着防止テクスチャー」があしらわれており安っぽさを感じさせません。
ディスプレイ・サイズ
Redmi 9Tのディスプレイは液晶6.53インチです。
大画面なのはもちろん、解像度もFHD+(2340×1080)と十分なスペックとなっています。
ブラウジングなどを快適に行えるのはもちろん、動画視聴も思う存分楽しむことができるでしょう。
バッテリー
Redmi 9Tのバッテリー容量は、一般的なスマートフォンを上回る6,000mAhです。
メールや電話、ブラウジングが中心の方はもちろん、動画視聴を行う方でも数日利用できるのではないでしょうか。
Xiaomi公式サイトではRedmi 9Tのバッテリー性能を以下のように説明しています。
- 待受時間:28日
- 通話時間:56時間
- 音楽再生:195時間
- 動画再生:17時間
画面の明るさ・使い方によっては公式サイトの紹介のようにはいかないかもしれませんが、バッテリー容量が多いというのはRedmi 9T購入の決め手になりえるでしょう。
Redmi 9Tの機能を評価レビュー
Redmi 9Tの機能 | |
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アウトカメラ | 超広角:800万画素 標準:約4800万画素 深度センサー:約200万画素 マクロ:約200万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
動画撮影 | 【アウトカメラ】 1080p: 1920x1080 (30fps時) 720p: 1280x720 (30fps時) タイムラプス動画 |
【インカメラ】 1080p: 1920x1080 (30fps時) 720p: 1280x720 (30fps時) |
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生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
防水・防塵 | 非対応(防滴はあり) |
おサイフケータイ | 非対応 |
ラジオ | 非対応 |
その他便利機能 | ・デュアルスピーカー ・デュアルSIM ・3.5mm イヤフォンジャック ・赤外線ブラスター |
カメラ
Redmi 9Tは超広角・標準・深度センサー・マクロの4眼カメラを備えています。
標準(メインカメラ)は4,800万画素で、シーンを判断するAIが搭載されているため簡単にキレイな写真を撮ることが可能です。
さすがにハイスペックモデルには劣りますが、ポートレートモードや夜景撮影にも対応しているため日常で写真撮影を存分に楽しむことができるでしょう。
また、動画撮影ではタイムラプスや万華鏡などフィルターも使って遊ぶこともできます。
インカメラの画質は低く設定されていますが、ちょっとした自撮りやWebカメラとして利用するなら十分でしょう。
生体認証・防水/防塵
Redmi 9Tは指紋認証・顔認証どちらにも対応しています。
指紋認証はサイドの電源ボタンと一体型となっているため、片手で操作する場合は大画面ということもあり若干難しいかもしれません。
しかし指紋認証に対応している点は、マスクを着けたままにすることが多いコロナ禍において大きなメリットです。
防水/防塵機能は残念ながら非対応ですが、防滴には対応しているためちょっとした水滴で濡れてしまっても問題なく使用できます。
その他便利機能
Redmi 9Tは低価格モデルながら、Hi-Res Audio認証のデュアルスピーカーを搭載しています。
イヤフォンを用いなくても動画視聴などで迫力ある音声を楽しむことが可能です。
また、3.5mmイヤフォンジャックやデュアルSIMなどユーザーによっては必要不可欠となる機能も搭載されています。
少し面白い点としては、エアコンなどの一部の家電製品をリモコンとして操作する赤外線ブラスター機能も搭載されています。
一方、Redmi 9T唯一とも言える弱点はおサイフケータイ(NFC含む)に対応していない点です。
ただし、近年主流となりつつあるQRコード決済はおサイフケータイ非対応スマホでも使えますので、問題ないという方も多いのではないでしょうか。
Redmi 9Tを評価|買うべき?
最後に、Redmi 9Tを買うべきか、買わないべきかについて評価していきます。
買う理由・買わない理由をそれぞれ見ていきましょう。
Redmi 9Tを買う理由
Redmi 9Tを買う理由は以下の3点です。
- とにかく端末価格が安く、日常使いには十分なスペック
- カメラ・バッテリー・ディスプレイは価格以上
- 家で使う専用、またはサブスマホとしてなら最高
Redmi 9Tの最大のメリットは1万円台半ばという圧倒的な価格の低さにあります。
安い価格設定でありながら日常使いには十分なスペックですし、YouTubeなどでの動画視聴やカメラ撮影にも使えます。
耐久性が少し不安ですが、家専用またはサブスマホとして使うならこれ以上のスマホはないでしょう。
Redmi 9Tを買わない理由
Redmi 9Tを買わない理由は以下の3点です。
- 防水・防塵がなく重いため外で使うのは心配
- 重大な初期不良・不具合の報告が多め(執筆者調べで2~3割)
- Xiaomiのサポート体制が弱い
Redmi 9Tは防水・防塵に対応しておらず、バッテリー容量が多いためか約198gと重量があります。
このため、外で使うと故障や破損の可能性が高くなると言えます。
また、SNSや口コミサイトでの執筆者調べで2~3割ほど、重大な初期不良・不具合の報告が多めなのが気になりました。
購入先がどこであれ、国内向けのスマホは初期不良が認められれば1年以内であれば無償で端末の交換を行ってもらえます。
しかし、Xiaomiのサポート体制が弱いこともあって交換までに時間がかかる可能性は高いと言えます。
安いスマホ1台で運用したいという理由でもなければ、メインスマホとしてRedmi 9T 1台だけというのはおすすめできません。
コスパに優れたRedmi 9Tはサブスマホとして使うなら最高
Redmi 9Tについて評価・レビューをしてきました。
Redmi 9Tは、スタンダードスマホとして十分すぎるスペック・機能を備えつつ1万円台という手に取りやすい価格が魅力です。
耐久性やサポート体制が気になりますが、家専用・サブスマホとして使うなら最高の1台だと言えます。
格安SIMなどではMNP利用で1円・無料といった投げ売り価格となっていることもあるので、購入先として検討してみると良いでしょう。