UQモバイルに続くauの新ブランドとして、povoがリリースされます。
au回線の品質を持ちつつMVNO並みの安さで話題となるpovoは、どのタイミングで機種変更すべきなのでしょうか。
本記事では各キャリアからpovoに乗り換えるベストタイミングと、違約金について解説します。
また新料金プランpovoの評判・口コミやメリット・デメリットも併せてご覧ください。

機種 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|
本体 | iPhone14 Pro![]() | iPhone14![]() | Xperia 5 IV![]() | Google Pixel 7![]() |
価格 | 89,700円~ | 71,760円~ | 74,060円~ | 45,310円~ |
特徴 | A16 Bionicチップ搭載 Apple最新スマホ | iPhone14シリーズを コスパで選ぶならこれ | Androidの最新 ハイエンドモデル | Google Pixel初! 顔認証搭載の機種 |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
まずは今の契約を確認!
povoに乗り換えるのは難しくありませんが、前提として現在の契約状況を確認しておきましょう。
特に現在au以外と契約している場合は、契約状況によって違約金の金額が大きく異なります。
または違約金が発生しなくても、お得な割引サービスに加入しているかもしれません。
せっかく加入しているなら、余すことなく活用したいですよね。現在の契約状況を確認するためには、下記の3つの方法があります。
- サポートセンターに電話する
- WEBやアプリで確認する
- 各キャリアのショップで確認する
3つの中でも特にWEBやアプリからの確認がおすすめです。スマホを利用すれば24時間いつでも確認できます。
ただしWEBやアプリに抵抗がある場合は、電話やショップで確認しても問題ありません。
契約状況を確認しておくことがもっとも重要なので、やりやすい方法で確認しておきましょう。
auからpovoに機種変更するタイミング

auからpovoに乗り換えるタイミングについて見ていきましょう。乗り換えにおいて重要な要素は、下記の3つです。
- 違約金
- 締め日
- 割引サービス
これらをクリアしていると、乗り換えのベストタイミングと言えるでしょう。
違約金と締め日
auで違約金が発生する場合は、「2年契約」あるいは「2年契約N」を利用している場合です。
本来であれば、更新月以外で乗り換えると違約金が発生します。
しかしauからpovoに乗り換えるときは、違約金や手数料は一切かかりません。
auユーザーにとっては嬉しい配慮で、どのタイミングで乗り換えても大丈夫。ただ締め日の観点から見ると、できるだけ月末がいいでしょう。
auの締め日は月末で、月半ばで乗り換えても日割り計算はされず、その月の分をまるまる支払う必要があります。
1日に乗り換えても31日に乗り換えても料金が同じなら、できるだけ月末に乗り換えたほうがお得です。
割引サービス

auの割引サービスはいくつかありますが、すべてを気にする必要はありません。
月額料金から割引される下記のサービスを適用している場合は、タイミングを気にしたほうがいいでしょう。
- スマートスピーカーおトク割
- UQモバイル→au番号移行プログラム
- auでんきスタート割
- ワイド学割
- ケータイ→auスマホスタート割(スマホスタートプラン)
これらの割引サービスは、ほとんどが一定期間に一定額を割引するサービスです。
例えば、12ヶ月間、月額料金から1000円が割引されるなどが見られます。
中にはワイド学割のように期間が長いものもありますが、基本的にサービス適用中は乗り換えないほうがお得に感じるでしょう。
また、機種変更において必須とも言える「かえトクプログラム」も忘れてはいけません。
24回払いで端末を購入し、23回払った時点で端末をauに返却すると残債の支払いが不要になります。
返却と同時に乗り換えるともっともお得ですが、乗り換え後も同じ機種を使いたい場合などはそのまま使い続けても問題ありません。
ただしその場合は端末の料金を完済する必要があるので、覚えておきましょう。

ドコモからpovoに機種変更するタイミング

ドコモからpovoに乗り換えるタイミングは、いつがベストなのでしょうか。重要なポイントは下記の通りです。
- 違約金
- 締め日
- 割引サービス
すべてのポイントを押さえて、お得に乗り換えしましょう。
違約金と締め日
ドコモでは定期契約の有無と、契約日によって違約金が発生します。
月数 | 2019年10月1日以前 | 2019年10月1日以降 |
---|---|---|
1〜23ヶ月目 | 10,450円(税込) | 1,100円(税込) |
24〜26ヶ月目 | 0円 | 0円 |
27ヶ月目〜 | 10,450円(税込) | 1,100円(税込) |
どちらの場合でも更新月の乗り換えだと、違約金は発生しません。もっともおすすめなタイミングです。
ただ、中には「1,100円(税込)程度なら払ってもいい」という人もいるかもしれません。
始めから新定期契約をしている場合は問題ありませんが、旧定期契約から新定期契約に契約変更している場合は注意が必要です。
現在の契約が新定期契約でも、更新月を迎えていない場合は旧定期契約の10,450円(税込)が適用されます。
したがってpovoへ乗り換えるために契約を変更して、1,100円(税込)で済ませることはできません。
また、ドコモの締め日は月末です。いつ乗り換えてもペナルティはありません。
しかし日割り計算はされないので、できるだけ月末に乗り換えるのがおすすめです。
割引サービス

ドコモにはたくさんの割引サービスがありますが、機種代金から値引きされるサービスは気にしなくても大丈夫です。
一方で月額料金から割引されるサービスは、適用が満了するまで待ったほうがいいかもしれません。代表的なサービスは下記の通りです。
- 月々サポート
- 子育てサポート割引
- 5Gギガホ割
- ギガホ割
- ロング学割
- はじめてスマホ割(ギガホ・ギガライト)
- ずっとはじめてスマホ
期間はさまざまですが、割引額はほとんどが1,100円(税込)です。しかし月々サポートは契約によって変わり、2,000円ほどの割引が受けられます。
さらにロング学割は22歳まで期間があり、最初の6ヶ月は約3,000円も割引されます。
安易にpovoに乗り換えるのではなく、現在の契約状況と月額料金の比較が重要です。
また、「スマホおかえしプログラム」を適用している場合は、24回支払い時点で乗り換えるほうがいいでしょう。
返却すれば残債の支払いが不要ですし、そのまま使う場合は再分割も可能です。使いたい機種によって、どちらにするか決めるのがおすすめです。

ソフトバンクからpovoに機種変更するタイミング

ソフトバンクからpovoへ乗り換えるために重要なポイントは、下記の通りです。
- 違約金
- 締め日
- 割引サービス
違約金については3大キャリアの中でも、もっともユーザーフレンドリーなシステムとなっています。それでは順番に解説しますね。
違約金と締め日
ソフトバンクの違約金はプランによって詳細に分けられています。
基本プランの違約金 | |
---|---|
2年契約なし | 不要 |
2019年9月13日(金)から受付している新しい基本プランでは、違約金は発生しません。更新月を気にしなくていい点は大きなメリットです。
2019年9月13日(金)以前の契約については、下記の通りに違約金が定められています。
通話基本プラン・スマ放題/スマ放題ライトの違約金(税込) | |
---|---|
2年契約 | 1ヶ月目〜23ヶ月目:10,450円 24ヶ月目〜26ヶ月目:不要 27ヶ月目以降:10,450円 |
2年契約(フリープラン) | 1ヶ月目〜23ヶ月目:10,450円 24ヶ月目以降:不要 |
2年契約なし | 1ヶ月目:10,450円 2ヶ月目:7,975円 3ヶ月目:5,500円 4ヶ月目以降:不要 |
ホワイトプラン/標準プランの違約金 | |
---|---|
ホワイトプラン(2年契約あり) | 1ヵ月目 ~ 23ヵ月目:10,450円 24ヵ月目 ~ 26ヵ月目:不要 27ヵ月目以降:10,450円 |
準プラン(2年契約なし) | 1ヵ月目:10,450円 2ヵ月目:7,975円 3ヵ月目:5,500円 4ヵ月目以降:不要 |
データバリューパック | |
---|---|
データバリューパック用2年割引 | 1ヵ月目 ~ 24ヵ月目:11,000円 25ヵ月目 ~ 26ヵ月目:不要 27ヵ月目以降:11,000円 |
データバリューパック用年間割引 | 1ヵ月目 ~ 12ヵ月目:4,400円 13ヵ月目:不要 14ヵ月目以降:4,400円 |
フォトビジョン | |
---|---|
フォトビジョンバリュープラン | 1ヵ月目 ~ 23ヵ月目:10,267円 24ヵ月目以降:不要 |
スマート一括 | |
---|---|
2年契約 | 1ヵ月目 ~ 3ヵ月目に解約:26,950円 4ヵ月目 ~ 23ヵ月目に解約:10,450円 25ヵ月目 ~ 26ヵ月目に解約:不要 27ヵ月目以降に解約:10,450円 |
旧プランを契約している人は更新月に乗り換えると、違約金が発生しません。乗り換える前に必ず確認しておきましょう。
またソフトバンクの締め日は契約によって、下記の3つに決まります。
- 10日
- 20日
- 月末
乗り換えるときは、できるだけ締め日に近いほうが無駄なくお得に利用できます。
自身の締め日がわからないときはMy SoftBankやLINEで確認できるので、覚えておきましょう。
割引サービス

ソフトバンクの割引サービスは大きく分けて、機種代金から割引されるものと月額料金から割引されるものの2種類があります。
乗り換えにおいて気をつけたいのは、月額料金から割引されるサービスです。ソフトバンクでは下記のような割引サービスを展開しています。
- スマホデビュープラン
- 月月割
- 1年おトク割+
- 半年おトク割
- ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典
1年や半年の間割引されるので、適用している人も多いと思います。
適用している人は、できるだけ満了するまで乗り換えは控えたほうがお得かもしれません。
もちろん金額によってはpovoに乗り換えたほうがお得になる場合もあるので、自身の契約状況と相談するのがおすすめです。
また「トクするサポート+」は48回払いで機種を購入し、25ヶ月目に買い換えと返却をすると残債の支払いが不要になります。
買い換えと返却をしたほうがお得ですが、乗り換え後も同じ機種を使い続けたい場合は支払い続けてもいいかもしれません。

楽天モバイルからpovoに機種変更するタイミング

楽天モバイルからpovoに乗り換える場合について解説します。MNO事業を展開し始めた楽天モバイルは、3大キャリアと違う点が見られました。
もともとMVNOだったためと考えられます。
- 違約金
- 締め日
- 割引サービス
上記の3点について、順番に見ていきましょう。
違約金と締め日
現在、楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅴ」しかありません。ワンプランでの運用なので、povoに近いと言えるでしょう。
「Rakuten UN-LIMIT Ⅴ」は違約金がかからないので、いつ乗り換えても大丈夫です。
ただし過去に展開していた下記のプランは、違約金が発生する場合もあるので注意しましょう。
- スーパーホーダイ
- 組み合わせプラン
- コミコミプラン
最低利用期間内に乗り換えると違約金が発生し、最大で29,800円と高額な場合もあります。
多くの人は問題ないと思いますが、念のため確認しておきましょう。
また楽天モバイルの締め日は月末で、月の途中で乗り換えても日割り計算されます。
注意したい点は、MVNO時代の締め日と混同されがちな点です。
MVNO時代は15日締めで、日割り計算はされませんでした。現在は日割り計算されるため、いつ乗り換えても問題ありません。
割引サービス

楽天モバイルの割引サービスの多くは、楽天ポイントを付与するものです。
しかし目玉とも言えるサービスはポイントではなく、プラン料金が1年間無料になるサービスです。
楽天モバイルと新規契約するだけで適用されるので、誰でも恩恵が受けられます。
当然povoよりも安いので、1年間無料キャンペーンが適用されている間は乗り換えないほうがいいでしょう。
契約状況を確認して無駄なくpovoに乗り換えよう
auとソフトバンク、楽天モバイルは違約金が発生しないので、いつ乗り換えても問題ありません。
一方でドコモは更新月以外で乗り換えると、違約金が発生してしまいます。
割引サービスは楽天モバイルを除く3キャリアが似ているので、現在の月額料金と比較するのがおすすめです。
povoに乗り換えるベストタイミングは人によって違います。自分のベストタイミングを見極めて、お得に乗り換えしましょう。