2021年3月23日からauの新料金プラン「povo」の提供が始まりました。
新料金プラン発表時には提供予定となっていたeSIMも提供開始日から対応しており、povoでeSIM契約を検討している人も多いのではないでしょうか。
本記事では、povoでeSIMを使う場合、利用できる端末や準備、注意点などをまとめて紹介します。
また新料金プランpovoの評判・口コミやメリット・デメリットも併せてご覧ください。
またauで購入したスマホであっても、一部機能に対応していない機種もあるため注意しましょう!
機種 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|
本体 | iPhone SE3![]() | AQUOS wish![]() | arrows We![]() | AQUOS sense6![]() |
価格 | 34,615円~ | 22,001円~ | 21,068円~ | 32,430円~ |
特徴 | コスパの良さが魅力 Apple最新スマホ | 飽きずに長く使える カジュアルスマホ | 初心者でも使いやすい シンプルなスマホ | 初心者でも使いやすい バランススマホ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
povoはeSIMにも対応!

povoは2021年3月23日から受付が始まったauの新料金プランです。
- 月額2,728円
- 月間データ量:20GB
- 2021年3月23日より受付中
通常の物理SIMカードはもちろん、eSIMにも対応しています。

そもそもeSIMとは?

そもそもeSIMとは、スマホ本体に内蔵された一体型のSIMカードのことを言います。
通常SIMカードといえば物理的なICチップのようなものですが、eSIMは端末内にある部品です。
プロファイルと呼ばれるデータをダウンロードして利用するため、オンラインのみで簡単な手続きが行えます。
eSIMを選ぶメリット
eSIMの最大のメリットは、わざわざSIMカードを差し替えなくても簡単に携帯会社や電話番号を切り替えられる点です。
オンラインで手続きを行うと、SIMカードが手元に届くまで待つ必要や、小さいSIMカードを抜き差しする手間がありましたが、eSIMではそれがありません。
また、1つの携帯会社だけでなく複数の携帯会社の同時利用も可能で、必要に応じて回線を切り替えての利用も可能です。
eSIMを選ぶデメリットはある?
通常の物理SIMカードであれば、端末を変えるときにSIMカードを差し替えれば利用できました。
しかし、eSIMの場合は、端末を変えるときにプロファイルのダウンロードが必要となるため簡単に端末を変えられません。
また手続きはオンラインで行うこととなるため、インターネット環境が整っている必要がある点や、ある程度の知識が必要になる点がデメリットです。
povoのeSIM対応機種

現在povoでは端末の販売を行っていないため、対応端末の中から自分で端末を用意する必要があります。
2021年4月現在で、povoのeSIMに対応している機種は以下の通りです。
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- Google Pixel 5(au販売モデル)
povoのeSIMに対応しているiPhoneはiPhone XS以降の機種が対象となっています。
Android端末は少なく、auから発売されていたGoogle Pixel 5のみが対象です。
povoでeSIMを利用したい場合は、上記のいずれかの機種を用意するようにしましょう。

povoをeSIMで利用する事前準備

povoをeSIMで利用するために、事前に以下の準備を行いましょう。
- povoのeSIM対応端末を用意する
- 利用する端末のSIMロック解除をする
- 申し込みをする以外の端末を用意する
それぞれについて詳しく紹介していきます。
povoのeSIM対応端末を用意する
povoでは現在端末の販売は行っておらず、自分で利用する端末を用意する必要があります。
さらに、eSIMに対応している端末は限られているため、必ずpovoで動作確認がとれているeSIM対応端末を用意してください。
現時点で対応している端末はiPhoneであればiPhone XS以降、Androidであれば、auから発売されたGoogle Pixel 5のみです。
利用する端末のSIMロック解除をする
SIMフリースマホ以外の端末はSIMロック解除の手続きが必要です。
キャリア | オンライン | 電話 | 店舗 |
---|---|---|---|
ドコモ | 「ドコモオンライン手続き」→「その他」→「SIMロック解除手続き」→製造番号の入力→「SIMロック解除を申し込む」にチェックを入れて申し込み | 151 | ドコモショップ |
au | My au→「契約内容手続き」→「SIMロック解除のお手続きはこちら」 | - | auショップ |
ソフトバンク | My SoftBank→「契約・オプション管理」→「SIMロック解除手続き」→製造番号の入力→「解除手続きをする」 | - | ソフトバンクショップ |
UQモバイル | my UQ mobile→「契約確認・変更」→「詳細を確認・変更する」→「SIMロック解除」 | 0120-929-818 | - |
ワイモバイル | My Y!mobile→「契約の確認・変更」→「SIMロック解除手続き」→製造番号の入力→「解除手続きする」 | - | ワイモバイルショップ |
SIMロック解除は、各社のマイページもしくはショップや電話で手続きが行えます。
ショップで手続きをする場合は手数料3,300円がかかるので、可能な人は無料で手続きができるマイページからの手続きがおすすめです。
購入した時期や端末、契約状況によってSIMロックできるかどうかの条件もあるため、詳しくは各公式サイトを確認してください。
申し込みをする以外の端末を用意する
povoでは申込後のeSIM開通手続き時に、利用する端末以外のパソコンやスマホが必要です。
パソコンなどで利用に必要なプロファイルをインストールするためのQRコードを表示させて、利用する端末で読み込む必要があります。
インターネットに接続できればどんな機種でも問題ありませんが、スムーズに乗り換えをするために準備をしておくと安心です。
また、povoを利用する端末も、インターネットに接続する必要があるため、インターネット環境がない人は整えておきましょう。

povoをeSIMで利用する注意点
povoでeSIMを利用する際には以下の点に注意してください。
- auを利用している人はeSIMは使えない
- eSIM対応端末が限られている
それぞれの注意点について詳しく紹介していきます。
auを利用している人はeSIMは使えない
povoではサービス開始当初からeSIMの提供を始めていますが、現在auを使っている人は申し込みができません。
auからpovoへ変える場合は、夏以降の対応となっているため、現状では物理SIMカードでの申し込みのみ受付中です。
au以外のキャリアを使っている人や、UQモバイルなどの格安SIMからの乗り換えでは問題なく利用できます。
現在auを契約中の人で、povoでeSIMにしたい人は提供開始を待ってから手続きを行いましょう。
また、一度物理SIMカードを選んだ後に、eSIMに変更する場合も同様に夏以降でなければ手続きができないため注意してください。
eSIM対応端末が限られている
povoのeSIMに対応している端末は、2021年4月現在で以下の12機種のみです。
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- Google Pixel 5(au販売モデル)
上記以外の機種は、eSIM対応機種であっても動作確認がされていないので注意してください。
また、povoでは現在端末の同時購入はできないため、自分で端末を用意する必要があります。
用意する端末はSIMロック解除も必要なので、忘れずに手続きをしてからpovoへ申し込みましょう。

povoのeSIMに関してよくある質問
最後にpovoのeSIMに関してよくある質問に回答します。
気になる項目がある方は、ぜひチェックしてみてください!
povoはeSIMに対応してる?
ただし、auから変更する場合は現時点ではeSIMに対応しておらず、夏以降の対応予定です。
eSIMにするメリットは?
- 1つの端末で複数の回線を切り替えて使える
- オンラインのみで簡単に手続きできる
povoのeSIMに対応している端末は?
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- Google Pixel 5(au販売モデル)
なお、端末は自分で用意する必要があり、SIMロック解除の手続きが必要です。
- povoはeSIMにも対応
- 対応端末はiPhone XS以降のiPhoneとGoogle Pixel 5
- eSIMを利用する事前準備は3ステップ