Android 機種の評価・レビュー
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格安SIMで人気のOPPOから、満を持して最新フラッグシップモデル「OPPO Find X」が登場しました。「OPPO Find X」で目を引くのは、ユニークな「飛び出すカメラ」。これにより、インパクトのあるフルビューディスプレイを実現しています。

今回は、「OPPO Find X」の性能と価格・用途からレビューし、買うべきかどうかを徹底的に検討しています。

OPPO Find Xの性能・用途をレビュー

世界初のスライド式カメラは見掛け倒しではない


画像引用元:未来、はじまる。スマホは、真の全画面の時代へ。 – OPPO 日本

「OPPO Find X」でまず目を引くのが、世界初のスライド式ステルス 3Dカメラですが、これは決して見掛け倒しのギミックなどではありません。

最近のスマホは、画面占有率をどこまで広げられるかにしのぎを削っています。スマホのトップランナーである「iPhone X」では、従来は端末上部ベゼルに搭載されていたフロントカメラや各種センサーなどをノッチ(切り欠き)部に収めることで、大画面を実現しています。

ところがOPPOの「Find X」は奇想天外な方法で、フルビューディスプレイを実現しました。それが、フロントカメラを本体内部に格納してしまうという方法です。つまりスライド式ステルス 3Dカメラは、マニアックなギミック愛好者向けに奇をてらっただけものではなく、画面占有率を限りなく高めるためのアイデアなのです。

スライド式ステルス 3Dカメラは多機能


画像引用元:未来、はじまる。スマホは、真の全画面の時代へ。 – OPPO 日本

3D顔認識システムの精度は指紋認証の20倍

スライド式ステルス 3Dカメラは、端末上部に格納されているというルックス以外にも、革新的な技術がいくつも内蔵されています。フロントカメラ・リアデュアルカメラに加え、3D顔認識システムやその他の画期的なセンサーです。

iPhone Xに搭載されたTrueDepthカメラは、これまでのスマホに搭載されていたような顔認証システムとは別モノです。赤外線ドットを照射し、顔を立体的にスキャンするシステムですが、この3Dセンサーカメラを搭載した最初のAndroidが「OPPO Find X」です。

画面ロック解除においては、指紋認識よりも20倍も安全とされています。なお、物理的に動作するスライディング構造については落下防止システムが採用されており、30万回以上の耐久性試験をクリアしています。

OPPOの強み「自撮り」がさらに美しく


画像引用元:未来、はじまる。スマホは、真の全画面の時代へ。 – OPPO 日本

OPPOの「自撮り写真」はキレイに撮れることで従来から定評がありましたが、「A.I.インテリジェント3Dカメラ」を搭載した「OPPO Find X」では、さらなる高みへと進化しています。

顔全体はもちろんのこと鼻や目などのパーツまでをもA.I.で分析してリアルタイムに補正を行うことでビューティー効果を付与し、自分らしさを最大限に活かした美しいポートレートを作成できます。

さらに芸術的なライティングを実現する「3Dライティング技術」でこれまでにない素晴らしいポートレート写真を撮影できるのです。

メインカメラも「AIシチュエーション」で自動補正

「OPPO Find X」のメインカメラは、ともに1600万画素と2000万画素のデュアルカメラ構成となっています。さらに、光学式手ブレ補正はもちろんのこと、AIが撮影シーンに合わせて最適なカメラ設定を行ってくれるのです。

「AIシチュエーション」や「AIポートレート」のほか、RAWデータをベースにHDR(ハイダイナミックレンジ合成)処理を行う「RAW HDR」といった機能を搭載しているため、ハイコントラストな対象物を撮影しても白飛びや黒つぶれのない写真を撮ることができます

ノッチがなく限りなく狭いベゼルの大画面


画像引用元:未来、はじまる。スマホは、真の全画面の時代へ。 – OPPO 日本

スライド式ステルス 3Dカメラの搭載によりノッチがなくなった「OPPO Find X」のパノラマアークスクリーンでは、93.8%という驚異の画面占有率となりました。

遮るものがなくなった6.4型フルHD+(2340×1080)の有機ELパネルはこれまでのスマホとは一線を画しており、写真や動画の閲覧時だけでなく、webブラウジングやゲーム・アプリの使用時にも快適な視覚性を体感できるものです。

またディスプレイは側面に向かってカーブする3Dガラスを採用、これによりベゼル部が極力抑えられています。

限りなく美しいフォルムとカラー


画像引用元:未来、はじまる。スマホは、真の全画面の時代へ。 – OPPO 日本

ディスプレイだけでなく端末全体に曲線を多用したクレッセントアークデザインとの相乗効果により、「OPPO Find X」は限りなく美しくエレガントな外観となっています。また手に馴染みやすく、端末の重さや大きさを感じさせません。

カラーバリエーションは「ワインレッド」と「サイレントブルー」の2色で、3D多面カラープロセスという手法によりいずれも宝石のように美しく輝くグラデーションカラーを楽しめます

最上位CPUと8GBメモリがかつてない操作性を実現


画像引用元:未来、はじまる。スマホは、真の全画面の時代へ。 – OPPO 日本

「OPPO Find X」にはAndroidのCPUとして最上位モデルの「Qualcomm Snapdragon 845」と8 GBのメモリ(RAM)が搭載されています。これにより極めて高いパフォーマンスが発揮できるのです。

さらに、256 GBの大容量ストレージ(ROM)により、より効率的なデータ処理を実現。ゲーム加速モードも搭載しており、高速かつスムーズにプレイを楽しめます。

グラフィック(GPU)は「Adreno 630」となっているため動画やゲームの再生は大変なめらかで、高速な動きにもストレスや違和感は感じられません。

バッテリーやストレージ容量はどれくらい?

「OPPO Find X」のバッテリー容量は3730 mAh(1700mAh×2)で、OPPO独自の「Super VOOC フラッシュチャージ」に対応しているため、35分で充電完了することが可能です。2つのバッテリーを直列で接続することにより、電圧を分散して充電速度を向上させています。

なおこの超急速充電は、同梱のアダプターとケーブルを使用した時のみ可能です。処理速度や画像の画素数がアップすれば、それだけバッテリーの消費量も増えていきますが、35分の急速充電ができれば万全ですね。

OSはOPPO独自の「ColorOS 5.1」


画像引用元:未来、はじまる。スマホは、真の全画面の時代へ。 – OPPO 日本

「OPPO Find X」には、Android 8.1をベースとした独自OS「ColorOS 5.1」を搭載しています。操作からビジュアルまでを一新したUIデザインとA.I.により、洗練された画面と簡単な操作、スマートな機能が提供されているのです。

たとえばスワイプ操作でホーム画面に戻れる「スワイプアップジェスチャーナビゲーション」のほか、スワイプで現れるバーによりスクリーンショットの撮影や、メッセンジャーアプリの呼び出しができる「フルスクリーンマルチタスク」機能などが利用できます。

国内の回線にはフル対応

SIMフリーの海外スマホには、日本国内の回線に対応しきれていないものがあります。バンドが未対応だと電波の受信が悪くなるだけでなく、最悪の場合は電波が全く受信できないこともあるため注意が必要です。各キャリアの回線に対応しているバンドは以下のとおりです。

ドコモ系の格安SIM LTEバンド1,3,19 W-CDMAバンド1,6
au系の格安SIM LTEバンド1,18または26 au VoLTE
ソフトバンク系の格安SIM LTEバンド1,3,8 W-CDMAバンド1,8

冒頭で紹介しているスペック表からも分かるように、「OPPO Find X」ではドコモ回線・ワイモバイル回線・au回線/au VoLTEのいずれにも対応しているので、安心して購入できます。

「OPPO Find X」はDSDVにも対応

「OPPO Find X」はDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応が可能です。nano SIMカードを裏表に1枚ずつの合計2枚が格納できるSIMカードスロットを搭載し、通話・通信ともVoLTEに対応しています。

したがって2枚のSIMで同時に待ち受けできるだけでなく、 両方の回線において4Gデータ通信とVoLTEでの音声通話がサポートされるのです。なお、VoLTEはauとソフトバンクのみの対応となっているため、注意が必要です。

外部ストレージ・指紋認証・NFCには非対応

いうことなしのハイスペック端末である「OPPO Find X」ですが、残念ながら外部ストレージ・指紋認証・NFCには非対応となっています。

nano SIMカードを2枚格納できるスロットを搭載していますが、ここにmicroSDを挿すことはできません。とはいえ本体のストレージは256GBと充分にあり、クラウドサービスを併用すればまず問題はないでしょう。

ロック解除については指紋認証がなく顔認証のみでの対応となりますが、「OPPO Find X」のカメラは内蔵タイプなので一般のスマホに比べるとやや遅く感じられます。またNFCに非対応となっているため、おサイフケータイが利用できない点にもご注意ください。

OPPOの最新フラッグシップモデル「OPPO Find X」のスペック

「OPPO Find X」の主なスペックは以下になります。

ディスプレイ 6.4型有機EL(19.5:9)
画面解像度 1080×2340ドット
サイズ 74.2×156.7×9.6mm
重量 約186g
CPU Snapdragon 845
メモリー 8GB
ストレージ 256GB
外部ストレージ 非対応
OS Android 8.1(Color OS 5.1)
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13
/17/18/19/20/25/26/28/29/32/66
/34/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
DSDS ○(DSDV)
VoLTE
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:16メガ+20メガ
イン:25メガ
バッテリー容量 3400mAh
SIM nano SIM×2
USB端子 Type-C
カラーバリエーション ワインレッド、サイレントブルー

「OPPO Find X」の価格をレビュー

「OPPO Find X」の価格は約12万円

画像引用元:未来、はじまる。スマホは、真の全画面の時代へ。 – OPPO 日本

OPPOは中国のAndroidスマホです。かつて中国製のスマホは「中華スマホ」などと呼ばれ、できるだけ安くスマホを使いたいというユーザーが、SIMフリー用の端末として購入するケースが多くありました。

その後、iPhoneは高すぎて手が出ないというユーザーが、高性能化したAndroidを次善の策として購入する流れが続きましたが、最近では性能面・価格面ともにiPhone を意識した超ハイスペックな端末が発売されるようになっています。

OPPOのフラッグシップモデルに恥じない高性能を装備した「OPPO Find X」は、ネーミングからもiPhone Xへの対抗意識が伺えます。ここで「OPPO Find X」の税込み販売価格をみてみましょう。

一括価格 分割払合計
定価 120,830円
IIJmio 118,584円 118,713円
楽天モバイル 107,870円 107,870円
Amazon 119,730円
ビックカメラ 120,830円
ヨドバシカメラ 120,830円

「OPPO Find X」はiPhoneに迫る高価格

「iPhone X (256GB)」 のSIMフリー端末の価格は、140,184円となっており、それに比べると120,830円の「OPPO Find X」はややお手頃価格といえます。とはいえ「OPPO Find X」の価格がiPhoneに肉薄していることは否めません。

iPhoneの場合、三大キャリアのキャンペーンや下取りを利用することで実質価格を大幅に下げることができますが、「OPPO Find X」ではそこまでの値下げを期待することは難しいようです。

「OPPO Find X」を少しでも安く手に入れるには?

発売開始前後のキャンペーンを利用したかった

「OPPO Find X」は家電量販店やMVNOで入手できますが、現在のところ楽天モバイルが最安となっています。

ところが楽天モバイルとIIJmioでは「OPPO Find X」が発売された頃に、割引やギフトカードプレゼントなどの一大キャンペーンを展開していて、かなりお買い得価格になっていたのです。「今さら遅いよ…」と思わるかもしれませんが、今後新機種を購入される場合に備え覚えておいて損はありません。

「OPPO Find X」の値下がりを待つ

次々と新しい機種が発売されるスマホ市場においては、最新機種もあっという間に型落ちや流行遅れとなってしまいます。また、毎回画期的な新機能が搭載されるとも限らず、一部ファッション化している感もあるようです。

そこで、新発売のキャンペーンに乗り遅れた方はしばらく様子を見て、「OPPO Find X」が値下がりするのを待つことも一計です。現在のところ、新品未開封品でも新品とさほど変わらない価格で販売されていますが、もうしばらくすれば値下がりすることも期待できます。

格安SIMで人気のOPPOとは?

OPPOとはどんな会社?


画像引用元:未来、はじまる。スマホは、真の全画面の時代へ。 – OPPO 日本

OPPO(オッポ・欧珀)という社名を初めて聞くかたのために簡単に説明をしておきます。中国の広東省東莞市に設立された大手電子機器メーカーである歩歩高電子工業(BBK)の傘下にある会社です。BBK のAV部門を分社化して2003年に設立され、スマートフォン部門とAV部門(OPPO Digital)がありますが、世界的には「OPPO」はスマートフォン部門を指して用いられています。

OPPOは、2017年第3四半期のスマートフォン出荷台数においてアジア1位・世界4位と健闘しており、国際的なスマホ市場で高い評価を獲得しています。

OPPOは日本法人も設立している

OPPOは中国の会社ですが、日本にも正式参入しています。2013年には日本法人「OPPO Digital Japan」が設立され、OPPO Digital Japan代表取締役でありITコンサルタントとしても知られる河野謙三氏が就任しました。

海外スマホでは日本語に対応していなかったり、電波対応状況が悪かったりすることがよくありますが、OPPOは言語・電波とも問題なく対応しているので心配にはおよびません。

格安SIMで人気の「OPPO Find X」は買いか?

ここまで「OPPO Find X」について、性能と価格・用途からレビューしてきました。「OPPO Find X」が画期的な端末であることは間違いありませんが、外部ストレージ・指紋認証・NFCに非対応である点が気になります

これらの機能が「なくては困る」というユーザーは結構おられ、このような方々にとって「OPPO Find X」は買いではありません。また、いくら高性能でもAndroidにここまでのコストを掛けたくないという方にも、「OPPO Find X」はおすすめできません。

一方、新しいギミックが大好きというユーザーにとって、世界初の「スライド式ステルス 3Dカメラ」やノッチがなくなった「パノラマアークスクリーン」を搭載した「OPPO Find X」は、是が非でも手に入れたい端末でしょう。

つまり、「OPPO Find X」は買いかどうかについてただ一つの正解はなく、各人のスマホの使用状況や経済感覚、趣味嗜好によって正反対の答えとなるわけです。「OPPO Find X」の購入に際し、記事の内容がお役に立つことができれば幸いです。

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