電話帳、写真・動画、アプリのデータなど、あらゆる情報が保存されているスマートフォンですが、機種変更の際はできるだけ確実にデータ移行したいですよね。
そこで本記事では、Androidスマホの機種変更を対象に、データ移行・バックアップ方法を完全サポートします。
Androidのデータ移行前に必ず確認したいこともあわせてご紹介しましょう。
画像引用元:AQUOS R5G SH-51A | スマートフォン(5G) | 製品 | NTTドコモ
機種 | Xperia 5 V | AQUOS sense8 | TORQUE G06 | Xiaomi 13T |
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本体 | ||||
価格 | 82,800円~ | 39,100円~ | 59,800円~ | 39,790円~ |
特徴 | 高性能チップ搭載 ハイエンドスマホ | コスパに優れた ミドルレンジスマホ | 小型&軽量な 高耐久スマホ | 高性能カメラ搭載 ハイエンドスマホ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
Androidデータ移行前に必ず確認すること
画像引用元:ドコモクラウド | サービス・機能 | NTTドコモ
AndroidはもともとGoogleアカウントでログインしてスマホを利用しているため、基本のデータ移行自体はそんなに難しいものではありません。
ただし、最近はアプリがたくさん利用されているため、それぞれのアプリデータの引継ぎ作業が必要になってきました。
また、データ移行方法ごとに引き継げるデータ内容が違うため、データ移行させるべきデータ内容のこともしっかりと確認しておきましょう。
万が一のために、引継ぎ前にデータをバックアップしておくことも忘れずに行うことも大切です。
データ移行やバックアップは大量のデータ通信を行うため、選択するデータ移行方法によってはスマホの通信回線のみでは難しい場合も出てきます。
できるだけWi-Fiなどのインターネット接続環境が整った場所で行いましょう。
- おサイフケータイやポイントサービスのアプリの引継ぎ手続きをしておく
- 移行させたいデータを把握して、どのデータ移行方法を選ぶか決めよう
- データ移行作業前にバックアップをとっておこう
- データ移行はインターネット接続環境の整った場所で行おう
必要なアプリの確認と引継ぎ作業
画像引用元:LINEあんぜん引き継ぎガイド|LINE
Androidデータ移行を行う前に、個別にデータの引継ぎ作業が必要なアプリがないかを確認しておきましょう。
もし引継ぎ作業を行わずにデータ移行をしてしまうと、アプリによっては引き継ぐことができなくなります。
また、おサイフケータイやポイントサービスを利用している場合は、残金や残っているポイントが消滅するので注意しましょう。
機種変更後では対処できない場合が多いので、必ずデータ移行を始める前にそれぞれの引継ぎ手続きをしておくことが大切です。
- LINEなどのメッセージアプリ
- おサイフケータイ
- ポイントサービスアプリ
- ゲームアプリ
- キーボードアプリ
アプリには、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのように新しい機種でログインできればそのまま利用できるアプリもあります。
その場合は引継ぎ作業は必要ありませんが、ログインするために登録時に利用したメールアドレスやパスワードが必要になります。
もし登録時にキャリア独自のメールアドレスを利用している場合は、乗り換えで利用できなくなるので気を付けましょう。
パスワードを忘れて再設定したい場合などはメールアドレスが利用できないと再設定することができず困ることになります。
データ移行する前に、メールアドレスとパスワードを確認して、いつでもログインできるようにしておきましょう。
LINEの移行できるデータとできないデータのまとめはこちら。
Androidでデータ移行させるデータの種類は3種類
画像引用元:dフォト | サービス・機能 | NTTドコモ
Androidで移行させるデータの種類は大きくわけて3種類です。
電話帳やメールなどのスマホの基本データ、写真や動画などのメディアデータ、アプリを利用する場合のアプリデータです。
Androidで移行させるデータは3種類 | |
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基本的なデータ | ・メール ・Gmail ・カレンダー ・キャリアの電話帳 ・Googleアカウントの電話帳 ・通話履歴 ・お気に入り ・SMSテキストメッセージ ・Wi-Fiネットワークとパスワード |
メディアデータ | ・画像 ・動画 ・音楽 |
アプリデータ | ・LINEデータ ・おサイフケータイ ・個別に引継ぎが必要なアプリ |
基本的には電話帳やメールなどのデータが移行できれば利用に支障はありません。
しかし、これまで撮った写真や動画・ダウンロードした音楽やアプリを利用する際のデータも、大切なデータなのでしっかり移行したいですよね。
以前ならそこまでスマホの容量が大きくなかったので写真や動画を移行させることは少なかったのですが、現在は容量の大きいスマホが主流となっています。
大切な思い出をそのまま新しい端末でも楽しむためには、メディアデータも移行できる方法を選択することが必要です。
次はAndroidのデータ移行方法の選び方をチェックしてみましょう。
Androidのデータ移行方法の選び方
データ移行用のアプリやサービスは移行できるデータ内容が違うため、どのデータ移行方法を選べばいいか悩みますよね。
基本的なデータのみ移行できればいい場合と、全てのデータを完全に移行させたい場合とでは選ぶ移行方法も異なってくるでしょう。
移行させたいデータ内容によっては、複数の移行方法を組み合わせて利用することも検討してみましょう。
Androidで考えられるデータ移行方法 | |
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・メール ・Gmail ・カレンダー ・キャリアの電話帳 ・Googleアカウントの電話帳 ・通話履歴 ・Chromeのお気に入り ・SMSテキストメッセージ ・Wi-Fiネットワークとパスワード | Googleアカウント、 キャリアアプリ、 データ移行アプリを利用する |
・画像 ・動画 ・音楽 | SDカードやクラウド、 キャリアアプリ、 データ移行アプリを利用する |
・LINEデータ ・おサイフケータイ ・個別に引継ぎが必要なアプリ | それぞれのアプリで 引継ぎ作業を行う |
- 移行させたいデータの範囲(基本データのみか?全てのデータか?など)によって選ぼう
- それぞれのデータ移行方法で移行できるデータ内容をしっかりチェックしよう
- 内容によっては複数の方法を組み合わせてデータ移行を行おう
例えば、AndroidではGoogleアカウントを利用したデータ移行で基本データは簡単に移行できます。
しかし、Googleアカウントを利用してデータ移行した場合は、画像・動画・音楽や、LINE、おサイフケータイなどのデータなどは移行できません。
画像や動画もデータ移行したいなら、他の方法も併用しながらデータ移行させる必要があるのです。
しっかりと移行方法ごとに移行できるデータ内容をチェックして、自分に合った移行方法を選択しましょう。
ここからはそれぞれのデータ移行方法ごとの特徴や移行できるデータ内容と、データ移行方法を詳しくご紹介します。
「Googleアカウント」を利用してデータ移行する
画像引用元:Google
このデータ移行方法の対象端末:Android→Android、Android→iPhone
Androidの機種変更で一番簡単にデータ移行できるのは、Googleアカウントを利用する方法です。
AndroidならGoogleアカウントにログインした状態になっていますし、標準搭載なのでアプリのダウンロードも不要で手軽にデータ移行を進められます。
Googleアカウントでバックアップが取れるデータは以下の通りです。
Googleアカウントでデータ移行できるもの・できないもの | |
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移行できるデータ | ・連絡先(Gmailに登録してある連絡先) ・Google カレンダーの予定と設定 ・SMS テキスト メッセージ(MMS は除く) ・Wi-Fi ネットワークとパスワード ・壁紙 ・Gmail の設定 ・アプリ ・ディスプレイ設定(明るさ、スリープ) ・言語と入力の設定 ・日付と時刻 ・Google 以外のアプリの設定とデータ(アプリによって異なります) |
移行できないデータ | ・キャリアの電話帳 ・写真 ・動画 ・音楽 ・LINEなどの個別で引継ぎが必要なアプリ ※写真や動画は「Googleフォト」、音楽やその他のデータは「Googleドライブ」で移行可能 ※キャリアの電話帳は各キャリアアプリで移行可能 |
Googleアカウントでデータを移行できるのは、電話帳やカレンダーなどGoogleと紐づいているデータのみとなっています。
それ以外のデータも移したい場合は別の方法を用意する必要があるので注意しましょう。
もしGoogleのサービスで移行したい場合は、写真や動画は「Googleフォト」、その他の設定やデータは「Googleドライブ」で移行可能です。
また、注意したいのはGoogleアカウントで移行できる「連絡先」についてです。
Googleアカウントで移行できる「連絡先」は、Gmailに登録してある連絡先となっていて、各キャリアの電話帳ではありません。
普段キャリアの電話帳を利用している方は、利用しているキャリアが無料提供しているキャリアアプリやその他の方法でデータ移行を行う必要があるので注意しましょう。
アプリについても同期可能なものは自動でダウンロードされますが、中のデータについては個別に設定が必要な場合もあります。
アプリごとに事前に確認しておくようにしましょう。
多少面倒な部分もありますが、Androidを利用しているならGoogleアカウントは一番おすすめのデータ移行方法と言えます。
機種変更時のデータ移行だけでなく日常的なデータのバックアップもできるので、定期的に利用していきましょう。
「Googleアカウント」を使ってデータ移行する手順
- 旧端末で「設定」>「アカウント」をタップ
- アカウント一覧から目的のアカウントをタップ
- 「アカウントの同期」をタップ
- 項目ごとに同期のオンオフを設定する
- メニューから「今すぐ同期」をタップ
- 新端末から同じGoogleアカウントでサインインすると同期される
※表示されるサービスは、Androidのバージョンによって異なります。
「JSバックアップ」を利用してデータ移行する
画像引用元:JSバックアップ オフィシャルサイト
このデータ移行方法の対象端末:Android→Android、Android→iPhone
データ移行が簡単に行える定番のバックアップ・データ移行アプリなら「JSバックアップ」がおすすめです。
ただし、データ移行では旧端末・新端末それぞれにJSバックアップをダウンロードする必要があり、Google PlayまたはApp Storeから行えます。
JSバックアップ | |
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移行できるデータ (Android) | ・標準アプリデータ (電話帳、カレンダ、ブックマーク...Etc) ・写真 ・音楽 ・動画 ・文書 ・ジョルテアプリデータ |
クラウド連携 | ・SDカード ・Dropbox ・Google Drive ・Sugarsync |
主な機能 | ・かんたんデータ移行 ・JSバックアップPC版 ・クラウドストレージ対応 ・ジョルテ連携 |
有料版 | アプリ内課金あり ¥240~¥960 |
JSバックアップは基本無料で利用できますが、 かんたんデータ移行でメディアデータ(画像や動画など)を移行する機能は有料となっています。
写真・動画などを含めてより多くのデータを移行したい方は有料版を利用するのが良いでしょう。
また、JSバックアップでは有料機能でLINEのトーク履歴を新端末に移行することも可能です。
ただし、この機能はLINEで予めトーク履歴をバックアップしておく必要があるので気を付けましょう。
「JSバックアップ」を利用してデータ移行する手順
- アプリをインストールする
- 旧端末でアプリを起動し、「バックアップ&復元」をタップする
- 「バックアップする」をタップ
- バックアップ先を選択してバックアップスタート
- 新端末にもアプリをダウンロードし「復元する」をタップ
- 復元したいデータを選んで復元する
「Move to iOS」を利用してデータ移行する
画像引用元:Android から iPhone 、iPad 、iPod touch に移行する – Apple サポート
このデータ移行方法の対象端末:Android→iPhone
AndroidからiPhoneの機種変更には、Appleが公式に提供している「Move to iOS」というアプリがおすすめです。
「Move to iOS」は無料で利用でき、OSを跨ぐ機種変更でも多くのデータを移行できるのでAndroidからiPhoneへの機種変更でも利用可能です。
ただし、完全にデータ移行用のアプリですので、GoogleアカウントやJSバックアップのように普段のバックアップに利用することはできないので注意しましょう。
Move to iOS | |
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移行できるデータ (Android) | ・連絡先 ・メッセージの履歴 ・写真 ・動画 ・ブックマーク ・メールアカウント ・カレンダー ・無料アプリケーション |
転送方法 | プライベートWi-Fiネットワークを作成 |
アプリのリストについては、Google PlayとApp Storeで共通している無料アプリが自動でインストールされます。
共通する有料アプリについては、App Storeのウィッシュリストに表示されます。
ただし、ブックマークやメールアカウントを上手く移行できないケースがあるので、その場合は手動で同期・アカウントを追加する必要があります。
また、既にiPhoneの初期設定を終えている場合は、「設定」アプリから一度初期化してから利用しましょう。
「Move to iOS」を利用してデータ移行する手順
- 新端末を設定する際に「Appとデータ」の画面で「Androidからデータ移行」をタップする
- 旧端末に「Move to iOS」をダウンロードする
- アプリを開いて「続ける」をタップ
- 利用規約に同意して「コードを検索」>画面の右上隅の「次へ」をタップ
- 新端末の「Android から移行」という画面で「続ける」をタップ
- 10 桁または 6 桁のコードが表示されるまで待つ
- 旧端末にコードを入力する
- コンテンツを選択して「次へ」をタップ
- 転送が完了したら、設定をして完了
画像引用元:Android から iPhone 、iPad 、iPod touch に移行する – Apple サポート
画像引用元:「iOSに移行」アプリケーションでのiPhoneへの乗り換え – Apple(日本)
各キャリアの「キャリアアプリ」を利用してデータ移行する
ドコモ・au・ソフトバンクの各キャリアでは、機種変更時のデータ移行やバックアップに対応できるアプリを提供しています。
ドコモは「ドコモデータコピー」、auは「auバックアップアプリ」、ソフトバンクは「あんしんバックアップ」が利用できます。
キャリア別 データ移行アプリ | ||
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ドコモ | ドコモデータコピー | 連絡先・画像・動画・音楽・スケジュール・+メッセージのデータを移行可能。 (Androidの場合) |
au | auバックアップアプリ | アドレス帳、着発信履歴、メール、写真、動画、音楽、カレンダーなどを移行可能。 (iPhone/iPad用のデータお預かりアプリと連携できる) |
ソフトバンク | あんしんバックアップ | 電話帳、S!メール (MMS)、カレンダー、ブックマーク、発着信履歴、写真、音楽、動画などを移行可能。 (利用機種やOSによってご利用いただける機能が異なる) |
それぞれ無料なので、キャリア内の機種変更であればそちらを利用するのも良いでしょう。
Googleアカウントに紐づけされていないキャリアの電話帳などもキャリアアプリを利用してデータ移行すれば取りこぼしがなく安心です。
各アプリでバックアップ・データ移行できるデータや手順が異なりますので、詳細は各公式サイトで確認しましょう。
キャリアのデータ移行アプリは写真や動画、音楽などは移行できない場合も多いですが、SDカードなども併用すればうまく移行することができます。
また、SDカードを持っていないという場合には、各キャリアごとにクラウドサービスも展開していますので合わせてご紹介しましょう。
ドコモデータコピー
画像引用元:ご利用方法(データ移行) | お客様サポート | NTTドコモ
ドコモの「ドコモデータコピー」なら、1対1のダイレクト接続なので大容量のデータでも通信量を気にせずに移行させることができます。
また、データ移行で移動できないデータもmicroSDへバックアップできるので安心です。
ドコモスマートフォン・タブレット(AndroidTM 4.4以上)およびiPhone・iPad(iOS 10.0以上)で利用可能なので、iPhoneへの機種変更でも利用できます。
項目 | データ移行 | SDカードへバックアップ・復元 |
---|---|---|
電話帳 | 〇 | 〇 |
+メッセージ | 〇※1 | 〇※1 |
スケジュール/メモ | 〇 | 〇 |
画像/動画 | 〇 | 〇 |
音楽 | 〇※1 | 〇 |
メール | 〇 | |
トルカ | 〇 | |
ブックマーク | 〇※2※3 | |
通話履歴 | 〇 | |
ユーザー辞書 | 〇※3 | |
※1 バックアップ・復元、音楽・+メッセージのデータ移行はAndroidTMのみ。 ※2 標準ブラウザのブックマークのみが対象 ※3 AndroidTM OS 6.0以上の機種は非対応 |
また、ドコモでは最近はドコモのサーバーでデータを管理する「ドコモクラウド」もよく利用されています。
画像引用元:ドコモクラウド | サービス・機能 | NTTドコモ
こちらはdアカウントを利用してデータをクラウドに保管するサービスで、5GBまでなら無料で利用できます。
クラウドサービスを利用すればSDカードが無くても写真や動画などのデータも保存しておくことが可能です。
容量は有料で追加することが可能で、プラス10GBは100円/月、プラス25GBは250円/月、プラス50GBは400円/月となっています。
ドコモの場合は、auやソフトバンクのクラウドサービスに比べて容量が少なく、たくさん保存したい場合は有料となるのがネックです。
基本的にはバックアップ用のサービスですが、バックアップしたデータを新端末へ戻すことでデータ移行することができます。
auバックアップアプリ
画像引用元:auバックアップアプリ | サービス・機能 | au
auの「auバックアップアプリ」は、スマートフォンに保存してある様々なデータをSDカードにバックアップ・復元できるアプリです。
LTE対応のAndroid™ 搭載スマートフォンであれば、旧端末でバックアップしたデータをそのまま移行することも可能です。
iPhone/iPadとのデータ移行には「データお預かりアプリ」(月額利用料:無料 お申し込み:不要)と連携することができ、OS間でデータ移行もできるので安心です。
ただし、移行できるデータは限られているので注意しましょう。
項目 | auバックアップアプリ (Android™) | データお預かりアプリ (iPhone/iPad) |
---|---|---|
アドレス帳 | 〇※1 | 〇 |
発着信履歴 | 〇 | × |
メール | 〇※2※3 | × |
写真 | 〇 | 〇 |
動画 | 〇※4 | 〇※6 |
音楽 | 〇※4 | × |
カレンダー | 〇※1※3 | 〇 |
ブックマーク | 〇※3 | × |
ユーザー辞書 | 〇※3 | × |
設定 | 〇※3※5 | × |
auベーシック ホーム設定 | 〇※3 | × |
※1 本体アカウントに紐づいているデータのみ対象。 ※2 auメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)、SMS、+メッセージのみ対象。 ※3 一部非対応の機種あり。 ※4 動画や音楽などのメディアデータは著作権フリーのみ対象。 ※5 壁紙、着信音、通知音のバックアップが可能。 ※6 動画のお預かりは300MB以下のファイルに限る。 |
画像引用元:データお預かり | サービス・機能 | au
auの場合も、auのサーバーにデータを預けることができる「データお預かり」というサービスが無料で利用できるアプリがあります。
こちらはauスマートパスまたはauスマートパスプレミアム会員なら50GBまで無料で利用でき、auスマートパス非会員でも1GBまで利用可能です。
写真や動画などがたくさんある場合は、アプリをダウンロードして利用するといいでしょう。
あんしんバックアップ
ソフトバンクの「あんしんバックアップ」は、機種内にある電話帳やS!メールなどのデータのバックアップをかんたんに行えるサービスです。
データをかんたんにソフトバンクが管理する安全なサーバ(クラウド)に保存することができ、保存データを戻すことでデータ移行が可能です。
ただし、利用している機種またはOSによって保存/読み込みできるデータが異なるので注意しましょう。
あんしんバックアップで保存できるデータ | ||||
---|---|---|---|---|
データの種類 | 4G ケータイ、 AQUOS ケータイ | Android™ 2.3から Android™ 5.1まで | Android™ 6.0以上 | iPhone |
電話帳 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
S!メール(MMS)/SMS | 〇 | 〇 | 〇 | × |
カレンダー | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ブックマーク | 〇 | 〇 | × | × |
発着信履歴 ※7 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
写真ファイル ※7 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
音楽ファイル ※7 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
動画ファイル ※7 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
※7 SDカードまたは本体への保存/読み込みとなります。サーバーへの保存/読み込みはできません。 |
画像引用元:あなたのスマホをバックアップ。Yahoo!かんたんバックアップ (無料)
ソフトバンクの場合は、「Yahoo!かんたんバックアップ」をクラウドサービスとして利用できます。
アプリを利用すれば誰でも5GBまで利用できますが、ソフトバンクのスマートフォン利用でスマートログインを設定すればYahoo!プレミアム会員特典が無料です。
Yahoo!プレミアム会員ならバックアップ容量は無制限となるのでかなり便利でお得です。
- データ移行の前に、個別引継ぎ作業が必要なアプリを引き継ごう
- 移行させたいデータ内容によって利用方法を選ぼう
- Android標準搭載で簡単だが移行できるデータが限られる「Googleアカウント」はバックアップにも使える
- 定番のデータ移行アプリ「JSバックアップ」(有料版あり)もバックアップに使える
- iPhoneへの機種変更ならApple純正の「Move to iOS」が安心だが、データ移行専用
- 「キャリアアプリ」も併用しよう
Androidのデータ移行とバックアップを行って大切なデータを引き継ごう
Androidの機種変更や乗り換え時に利用できるデータ移行方法は意外とたくさん用意されています。
Androidを長期で利用している方なら、ドコモショップなどでGoogleアカウントを利用したデータ移行を行ったことがある方も多いでしょう。
今回ご紹介したJSバックアップなどのデータ移行専用アプリを利用すれば、写真や動画、音楽などもまるごとデータ移行できるのでとても便利です。
AndroidからiPhoneへ機種変更する場合には、Appleが公式に提供している「Move to iOS」を利用するのが簡単で安心でしょう。
最近では各キャリアのアプリも使い勝手が良いですし、アプリでデータ移行できない写真や動画などに関しても、それぞれクラウドサービスを展開して対応しています。
取り扱えるデータと手順をチェックして、自分が移行したいデータに合った最適な移行方法や組み合わせを選びましょう。
更に、データ移行前の準備をしっかり行い、個別で引継ぎが必要なLINEやおサイフケータイなどのアプリは忘れずに手続きを行っておくことも重要です。
Androidのデータをしっかりバックアップ・データ移行して、大切なデータをそのまま保存しながら新しい端末での生活を楽しみましょう。