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今まで大手キャリアを利用し続けてきて毎月6,000円から8,000円程支払い続けているスマホユーザーにとって、その半分から3分の1程度の料金で毎月利用できる格安スマホは非常に魅力的といえます。

相談できる店舗が少ない、通信速度が遅くなる、自分でスマホの設定をしなければならないなど、まだまだ格安スマホへの乗り換えに不安を感じているユーザーは少なくありません。

また、何十社とある格安スマホ(MVNO)からどれを選んだら良いか迷うところです。今回は料金プラン、通信速度、魅力的なキャンペーンについて数社を選んで比較をしています。

失敗しないスマホの選び方|3大キャリア+格安スマホはどこがいいか?

通信速度トップクラスの格安スマホ4社

大手キャリアから乗り換えてまず実感するのが通信速度の違いでしょう。高速通信を可能にしている格安スマホでは、利用者の少ない時間帯で大手キャリア並の速度が出ることもありますが、利用者の多い時間帯では大手キャリアに比べ通信速度は遅くなります。

格安スマホは大手キャリアの回線をレンタルしているため、通信帯域が少なく利用者で混雑しやすい通信環境にあります。

例えるなら大手キャリアは片側5車線もある広い道路を利用者が通行できるのに対し、格安スマホは片側2車線しかない道路を多くの利用者で通行するイメージです。平日の昼頃、夕方6時頃に通信利用者が増えるため、格安スマホでは通信速度が遅くなる傾向にあります。

4G回線で頻繁に動画の視聴をしたり大容量データ通信が必要なヘビーユーザーにとっては格安スマホでは荷が重いのが現実です。

しかし、Webサイトの閲覧やSNSの利用など一般的な用途では格安スマホでも1Mbps以上の通信速度が出る格安スマホを選べば通信速度の遅さにストレスを感じることはありません。

公式サイトで発表している通信速度はあくまでも理論値で実際に使用した際の速度とは差異があるのにも注意が必要です。格安スマホの中でも通信速度の優秀な通信会社を紹介していきます。

UQモバイル(au回線)

画像引用元:料金・サービス|【公式】UQ mobile|UQコミュニケーションズ

UQモバイルの通信速度は格安スマホの中でもトップクラスで、さらに混雑する通信時間帯の影響を受けにくく大変優秀です。

UQモバイルはau回線を利用していますが、au回線は「au VoLTE」に対応した端末しか利用できないため、そもそも回線を利用している格安スマホが少なく、さらに「WiMAX2+」という自社回線を持っているため他社に比べ安定した通信速度の維持が可能となっています。

格安スマホでは昼頃の利用者の多い時間帯では通信速度が1Mbpsを切ることもありますが、UQモバイルは15Mbpsから20Mbpsと大手キャリア並の高速通信を可能としています。

Y!mobile ワイモバイル(ソフトバンク回線)

画像引用元:Twitter

UQモバイルに匹敵する高速通信を提供しているのがワイモバイルです。

他の格安スマホと大きく異なる点は、ワイモバイルは大手キャリアのソフトバンクが運営している通信会社で、自社回線も持っているため、ソフトバンク回線と自社回線の同時利用により高速で安定した通信環境を可能にしています。

さらに、ワイモバイルはソフトバンクの技術である「5G技術 Massive MIMO(マッシブマイモ)」を導入し、1局あたりの基地局の大容量化を実現することで安定した通信環境を提供しています。

「Massive MIMO」とは最大128本のアンテナを駆使してひとりひとりに専用の電波を割り当てることを可能にしています。そのため通信利用者が集中する駅や繁華街などでも速度が遅くなりにくく、安定した通信が期待できます。

先述した様に通信環境を道路の道幅に例えると、「Massive MIMO」の通信環境は1人につき1車線が用意されているようなイメージで考えると分かりやすく、他の一般的な格安スマホでは比較にならない様な独自の通信サービスを提供しています。

「Massive MIMO」によりUQモバイルと肩を並べる15Mbpsから20Mbps程の通信速度を実現し、格安スマホの中ではトップクラスの通信速度となっています。

LINEモバイル(ドコモ回線、ソフトバンク回線)

画像引用元:LINEモバイル | スマホ代 月300円キャンペーン実施中!

UQモバイル、ワイモバイルと自社回線を持つ通信会社を紹介してきましたが、自社回線を持たずに高速通信を実現しているのがLINEモバイルです。

ドコモ回線とソフトバンク回線と2社の回線から選べますが、特にソフトバンク回線の通信速度が早いと評判なのが特徴的な通信会社です。

LINEモバイルはSNSで有名なLINEとソフトバンクの合弁会社です。通信回線はドコモとソフトバンクからレンタルしていますが、豊富な資金力により、他の格安スマホよりも大容量の通信量を確保しているため、利用者の多い時間帯でも速い通信速度の維持が可能となっています。

LINEモバイル自体は自社回線は持っていないものの、ソフトバンク回線で10Mbpsから15Mbps程の速い通信速度を実現しているのが特徴です。

LinksMate(ドコモ回線)

画像引用元:LinksMateの特徴 | リンクスメイト -LinksMate-

2017年7月にサービスを開始し、まだあまり知られていない通信会社であるLinksMateですが、知名度の低さのため利用者が少ないせいか現在のところ通信速度が格安通信会社の中でもトップクラスとなっています。

国内で最も通信エリアの広いドコモ回線を利用している格安通信会社の中でも通信速度が早いというのはそれだけで強みとなります。平日の昼頃は利用者が多く、どの格安通信会社でも通信速度が遅くなってしまいがちですが、LinksMate利用者はストレスなく通信が可能です。

LinksMateでは日中、10Mbpsから15Mbpsの速い通信速度を維持しています。

通信速度で見るおすすめの格安スマホ

格安スマホ4社を見てきましたが、高速通信を実現している格安通信会社の中でもおすすめのはUQモバイルとワイモバイルの2社です。

自社回線を持っている点は大きく、他の格安通信会社に比べ安定した通信環境を利用者に提供している点でおすすめできる格安通信会社となっています。

格安SIMの通信速度は時間帯によって遅いときがある?理由と対処法

お得なプランに特化した格安スマホ

大手キャリアから格安スマホへの乗り換えを検討している方にとっては通信速度よりも料金プランにメリットを期待しているユーザーも少なくありません。

複雑で理解するのが難しい、強制的に加入させられるオプションがわずらわしいなど、不満の声も多く聞かれる大手キャリアの料金プランに比べ、格安通信会社のプランは非常にシンプルで、自分に合ったプランを見つけるのもそう難しくはありません。

お得な料金プランを提供している格安スマホを紹介していきます。

LINEモバイル(SNSに特化)

画像引用元:料金プラン|スマートフォン・料金|LINEモバイル

最近では電話機能を利用せずに友人などと通話する場合にはLINEアプリが多く使われていますが、LINEモバイルを利用すればLINEアプリによる通話などの通信量が完全使い放題となります。

もちろんトークもし放題、写真や動画も送り放題となりますので、コミュニケーションにおいては最強の格安通信会社といっても過言ではありません。特徴的なのはプランによって人気のSNS、「Twitter・Facebook・インスタグラム」なども通信量無制限の使い放題で利用が可能です。

LINEモバイルの料金プランは下記の表の通りとなります。

【LINEモバイルの料金プラン】

プランデータ量データ通信SIMプラン音声通話SIMプランサービス内容
LINEフリー1GB500円1,200円・LINE使い放題
コミュニケーションフリー3GB1,110円1,690円・LINE使い放題
・Twitter、Facebook、インスタグラム使い放題
5GB1,640円2,220円
7GB2,300円2,880円
10GB2,640円3,220円
MUSIC+3GB1,810円2,390円・LINE使い放題
・Twitter、Facebook、インスタグラム使い放題
・LINE MUSIC使い放題
5GB2,140円2,720円
7GB2,700円3,280円
10GB2,940円3,520円

毎月のデータ容量が1GBで十分なユーザーは音声通話無しで500円(税別)で利用が可能です。LINEアプリが使い放題のため、通話・トークが使い放題の1GBは他社のデータ通信量1GBとは大きく異なり、高いコスパを実現しています。

SNSアプリを頻繁に利用するユーザーはコミュニケーションフリーのプランがありますが、LINE MUSICも使い放題のMUSIC+プランも特徴的なサービスとなっています。

DMMモバイル(月額料金の安さに特化)

画像引用元:Twitter

どの格安通信会社を利用するにしても1ヶ月間にデータ通信をどれだけ利用するかで月額料金は変わってきます。

多くの格安通信会社では最も安いプランのデータ通信量を1GBで設定していますが、1GBも利用しないというユーザーも少なくありません。1GBのデータ通信量で最安の料金プランを求めるユーザーにおすすめなのはDMMモバイルです。

1GBを超えるデータ通信量を必要とするユーザーにとっても、DMMモバイルではデータ通信量を細かく段階分けしていますので、毎月の通信量が一定のユーザーにとっては無駄を少なく抑えることも可能です。

さらに毎月250円のオプションでSNS系アプリが使い放題になるのも特徴となっています。

【DMMモバイルの料金プラン(シングルコース)】

データ量データ通信SIMプラン通話対応SIMプラン
200kbpsの通信速度で使い放題
(ライト)
440円1,140円
1GB480円1,260円
2GB770円1,380円
3GB850円1,500円
5GB
1,210円1,910円
7GB1,860円2,560円
8GB1,980円2,680円
10GB2,190円2,890円
15GB3,280円3,980円
20GB3,980円4,680円

通信速度は遅くても良いというユーザーには「ライト」プランがあります。200kbpsとは他のプランで、月のデータ使用量を超えてしまい通信制限された際の通信速度と同等の通信速度です。

動画を見るには遅すぎてストレスを感じる通信速度ではありますが、それでもライトで良ければ音声通話無しデータ通信使い放題で毎月440円からスマホが利用できるという驚きの安さを実現しています。

エキサイトモバイル(従量制の料金プラン・シェアに特化)

画像引用元:エキサイトモバイル | 自分にも家族にもぴったりの格安SIM・格安スマホ

大手キャリア3社全てで採用している料金プランに従量制の料金プランがあります。

その月に利用したデータ通信量に応じて料金が段階的に変わるプランで、データ通信の少なかった月は使った分の請求で済み、大幅に通信量が増えても通信制限がかからず使い続けられるメリットがあります。

格安通信会社で従量制の料金プランを採用している会社は現在まだ少ないですが、エキサイトモバイルは従量制と定額制から料金プランを選べ、さらに複数の回線契約をした場合の割安感も特徴的です。

従量制で設定されている容量も1GBごとに区切られているため、無駄になるデータ量が少なくユーザーにとっては良心的といえます。音声通話機能はオプションで月額700円(税別)となり、無料通話分はありません。

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