ここではワイモバイル初の5GスマホとなるLibero 5Gを評価し、買う理由・買わない理由をご紹介しています。
ワイモバイルと言えばソフトバンクのサブブランドとして知られており、お得なプランで人気を博しています。
取り扱うスマホは低価格帯が中心ですが、その中でもLibero 5Gは高コスパの5G対応スマホとして人気です。
ワイモバイルを契約している方はもちろん、お得な端末・プランをお探しの方もぜひ確認してください。
Libero 5Gのレビュー | ||
---|---|---|
動きの快適さ | ★★★★☆ | 3.8 |
使いやすさ・操作性 | ★★★☆☆ | 3.5 |
カメラ | ★★★☆☆ | 3.2 |
バッテリーのもち | ★★★★☆ | 4.0 |
オリジナル性能 | ★★★☆☆ | 3.1 |
価格 | ★★★★★ | 5.0 |
総合評価 | 3.8 |
Libero 5Gの口コミ・評判
ワイモバイルのLibero 5Gは2021年4月から発売となった5G対応スマホです。
製造は中国メーカーZTEが手掛けていますが、ミッドレンジモデルとして必要十分なスペック・機能が詰め込まれています。
Libero 5Gの良い口コミ・評判
- 一括2万円台半ば、割引適用で2万円以下
- ミッドレンジCPU搭載、価格以上の性能
- 防水/防塵・おサイフケータイ対応
Libero 5Gは一括2万円台半ば、割引適用で2万円以下と低価格スマホとして販売されています。
しかし、搭載されているCPUの性能、メモリ・ストレージは他社では3万円~4万円程度となるミッドレンジモデルと同等です。
また、低価格スマホでありながら防水/防塵・おサイフケータイ対応といったユーザーが求める機能も十分。
あまり知名度が高くないわりにはコスパが良いため、「隠れた名機」として良い評価・口コミが多くなっています。
Libero 5GのSDM690 5Gは、ウ○娘だと、SDM835より少し上辺りかな。SDM845だと少し下くらいな感じ。どちらかというとCPU主流なところで基本動作については、それなり。良いミドルローってところですか?
— Narufumi (@Shinga051) September 3, 2022
Libero 5Gの悪い口コミ・評判
- 本体が重い
- カメラはそこそこ
- 他社では電波が掴みにくい
Libero 5Gに関する悪い口コミ・評判としては、本体の重量やカメラ性能に関するものがありました。
軽量化のコストを抑えるためか本体重量は200gを超えていますし、トリプルカメラ搭載ですが夜景や望遠など、きれいに撮影しきれないシチュエーションも存在します。
ただし、もともとが低価格のスマホということもあり、Libero 5Gの本体に関する悪い口コミ・評判は意外に少なめでした。
一方、比較的多かった悪い口コミ・評判は通信に関するものであり、特に他社回線で使うと電波の掴みが弱くなるというものです。
のりかえ(MNP)が主流となってきているだけに、SIMロック解除しても他社で使いにくいというのが悪い口コミ・評判として多いようでした。
libero5Gで適当に写真撮ってみたけど昼間ならまぁまぁいけるな pic.twitter.com/izmDBYdeXj
— よーいち (@Blitz990920) October 19, 2022
Libero 5Gの価格を評価レビュー
販売キャリアと価格
キャリア | 販売価格 | 新規・MNP | 機種変更 |
---|---|---|---|
ワイモバイル | 25,920円 | 18,000円割引 | 7,200円割引 |
低価格端末の取り扱いが中心であるワイモバイルの中では平均的ですが、5G対応スマホとして考えると手頃な価格設定です。
さらに他社からのりかえ(MNP)または、新規契約で18,000円割引、機種変更でも7,200円の割引が適用されます。
基本的には割引適用で2万円以下にできるため、コストパフォーマンスは高いと言えます。
ただし、ソフトバンク、LINEMOから番号移行の場合は割引対象外となっているため注意しましょう。
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Libero 5Gのスペックを評価レビュー
価格と並び、スペックもスマホを選ぶ際に重要となるポイントです。
続いてはLibero 5Gのスペックを詳しく確認してみましょう。
Libero 5Gのスペック | |
---|---|
ストレージ | RAM 4GB/ROM 64GB |
CPU | Snapdragon 690 5G |
カラー | ブルー レッド ホワイト |
ディスプレイ | 約6.5インチ TFT/2,340×1,080(フルHD+) |
サイズ | 166(H)×77(W)×9.2(D)mm |
重量 | 約201.7g |
バッテリー | 3,900mAh |
メモリ・ストレージ
Libero 5Gのメモリ(RAM)は4GB、ストレージ(ROM)は64GBとなっています。
5G対応スマホはどちらかと言えばハイスペックモデルが多いため、Libero 5Gのメモリ・ストレージは少なく感じてしまうかもしれません。
しかし、最大512GBのmicroSDXCにも対応しているので、ストレージの容量が圧迫される心配も少ないはずです。
さらに、CPUには3万円以上の5G対応ミッドレンジスマホに使われることが多いSnapdragon 690 5Gを採用。
メモリ・ストレージ・CPUの構成だけなら他社人気機種の「AQUOS sense5G」や「AQUOS sense6(6GBモデルもあり)」と同等となっています。
ブラウジングや動画視聴は元より、ちょっとしたゲームなど日常使いで十分満足できる基本スペックです。
カラー
Libero 5Gのカラーは以下3色です。
- ブルー
- レッド
- ホワイト
どのカラーも強めの光沢仕上げで、背面の指紋認証からサイドのボタンまで同一色です。
よく言えばシンプル、悪く言えば面白味のないデザインとなっています。
色だけがどうしても気に入らないという場合は、好みのケースを使うのもおすすめです。
ディスプレイ・サイズ
Libero 5Gは約6.5インチの大画面液晶ディスプレイを搭載しています。
5Gスマホで主流となる有機ELではありませんが、解像度は2,340×1,080(フルHD+)で小さな文字も明るくハッキリ表示されます。
ブラウジングなどはもちろん、長時間の動画視聴でも問題なく楽しめるのが魅力です。
バッテリー
Libero 5Gのバッテリー容量は3,900mAhです。
急速充電にも対応しており、残量なしの状態から102分で満充電にすることができます。
また、以下のような省電力モードを搭載していることで電池もちがアップしています。
- アプリや端末本体の消費電力をチェックし、最適化
- 利用状況に応じてバックグラウンドアプリを一部無効化
- 節電のための5Gから4Gへの自動切り替え
バッテリー容量約4,000mAh、省電力モード搭載で多少ハードに使っても1日余裕で使うことができます。
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Libero 5Gの機能を評価レビュー
Libero 5Gの機能 | |
---|---|
アウトカメラ | 約1,600万画素(メイン) 約800万画素(広角) 約200万画素(被写界深度) |
インカメラ | 約800万画素 |
動画撮影 | 3,840×2,160ドット(4K) フォトライト オートフォーカス 手ブレ補正 |
生体認証 | 顔認証 |
防水・防塵 | 対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
イヤホンジャック | 非対応 |
Libero 5Gは低価格スマホでありながら、スマホユーザーが求める機能をしっかり詰め込んでいます。
カメラ
Libero 5Gはメイン・広角・被写界深度のトリプルカメラを搭載しています。
メインカメラは約1,600万画素で、スーパーナイト撮影・スローモーションにできるモーションカメラなど多彩な撮影が可能。
約800万画素の広角カメラは視野の広い風景などの撮影に、被写界深度カメラは背景ぼかしに効果を発揮します。
また、ペット・花・料理・文字などAIが自動でシーンを識別するため手軽にきれいな撮影をすることが可能です。
画質・機能などでは、さすがにハイスペックにかないませんが、日々の記録など日常使いでは十分満足できるカメラとなっています。
生体認証・防水/防塵
Libero 5Gの生体認証は指紋認証のみで、顔認証には対応していません。
とはいえ、背面パネル中央に指紋認証を搭載したことで、片手でも指を添えるだけで簡単にロックが解除できます。
Libero 5Gは約201.7gと比較的重量がありますので、スマホを握り込んだままロック解除できるのは利便性が高いと言えます。
防水はIPX7、防塵はIP5Xに対応しており濡れた手で使っても問題なく動作します。
ハイスペック機種で一般的な防水/防塵「IPX8、IP6X」と比べるとワンランク落ちますが、丸ごと水没するなどの事態でなければまず安心です。
おサイフケータイ
Libero 5Gはおサイフケータイ(FeliCa)機能を搭載しています。
おサイフケータイに対応している点は、Libero 5G最大のセールスポイントと言っても良いでしょう。
先ほどご紹介した防水/防塵に加え、おサイフケータイに対応している点は2万円半ばの低価格スマホとして考えると驚きです。
Libero 5Gを評価|買うべき?
最後に、Libero 5Gを買うべきか、買わないべきかについて評価していきます。
買う理由・買わない理由をそれぞれ見ていきましょう。
Libero 5Gを買う理由
Libero 5Gを買う理由は以下の3点です。
- ワイモバイルの5G対応端末では2021年現時点で最安
- 基本性能はもちろん、カメラ・ディスプレイなども価格以上
- 防水/防塵・おサイフケータイ対応で日常使いに便利
Libero 5Gは価格以上のスペック・機能をもつコストパフォーマンス特化スマホと言えます。
5G対応ミッドレンジ相当のCPU・メモリ・ストレージを備えつつ、価格はワイモバイルの5G対応端末の中でも最安。
カメラは撮影の幅が広がるトリプル構成ですし、ディスプレイも約6.5インチでブラウジングや動画視聴も快適。
さらに防水/防塵・おサイフケータイ対応で日常使いの利便性も高いです。
ワイモバイルでコスパの良い端末を探しているなら、購入して間違いないおすすめの1台です。
Libero 5Gを買わない理由
Libero 5Gを買わない理由は以下の3点です。
- 本体が重い
- スピーカー性能は微妙、イヤホンジャックがない
- 他社で使う場合は注意が必要
Libero 5Gは約6.5インチの大画面で、厚みも9.2mmあるため約201.7gと重量があります。
Libero 5Gの価格を考えると仕方ないとも言えますが、他のミッドレンジでも大画面+軽量化のスマホが多いため薄いスマホに慣れた方は違和感があるかもしれません。
Libero 5Gのスピーカーは底面にしか配置されておらず、イヤホンなしでは物足りなく感じる音質となっています。
低価格のスマホとしては珍しくイヤホンジャックも搭載されていないため、変換ケーブルを使うかワイヤレスイヤホン利用が必須となるでしょう。
ただ、USB Type-C 3.5mm変換ケーブルは同梱されているので、イヤホンさえ持っていれば特に問題はありません。
また、Libero 5Gはワイモバイルのキャリアモデルとなっているため、他社で利用する目的ならSIMロック解除とともに対応バンドに注意しなくてはなりません。
ソフトバンクは特に問題ないようですが、それ以外のキャリアで使う予定の方は電波が弱くなる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
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Libero 5Gはワイモバイルの最安5Gスマホ
2021年11月時点で、ワイモバイルの5G対応スマホとしては最安の一括25,920円となっているLibero 5G。
他社からののりかえ(MNP)または、新規契約なら18,000円割引、機種変更でも7,200円の割引とさらに低価格になるのも見逃せません。
スペック・機能も価格以上ですので、ワイモバイルでお得なスマホを探している方は購入候補に加えて間違いはないでしょう。
ちなみに、2021年12月上旬以降には後継モデルとなる「Libero 5G II」も登場予定です。
ワイモバイルの案内ではLibero 5G 同様価格を抑えた機種となるようなので、気になる方はチェックしてみましょう。