2021年9月24日に発売された新型iPhone「iPhone13 mini」を徹底的に評価レビューしていきます。

iPhone 13シリーズは4モデル展開となっており、その中でもiPhone13 miniは最もコンパクトなモデルとなっています。

スペック・機能をまとめつつ、買う理由・買わない理由などもご紹介していますので是非最後までチェックしてください。

機種	iPhone15	iPhone15 Plus	iPhone15 Pro	iPhone15 Pro Max
本体
価格	70,392円～	78,384円～	89,880円～	112,392円～
特徴	iPhone15シリーズを コスパで選ぶならこれ	低価格で大画面の iPhoneならこれ	ハイスペックかつ コンパクトならこれ	大画面でサクサク 使いたいならこれ
購入	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

iPhone13 miniの口コミ・評判

前モデルのiPhone 12 miniは、iPhone 12シリーズの中で最も小型・軽量であり高性能かつ価格が安い点などが評価されていました。

iPhone13 miniは前モデルの良い点を継承しつつ、スペック・バッテリーなどを強化した点が注目されています。

iPhone13 miniの良い口コミ・評判

iPhone13 miniの良い口コミ・評判として目立ったのは上記3つの点です。

iPhone13 miniはシリーズで最も小型・軽量となっており、小さめのサイズを望んでいるユーザーには非常に人気です。

本体が小さいとはいえ、ディスプレイのサイズは動画や写真を見るのに十分な大きさがある点が好評なようです。

またスペックはiPhone13と同様でカメラ性能も同様なので、カメラを楽しみたい方からも良い口コミが多くありました。

カメラはデュアルレンズながら、「センサーシフト光学式手ぶれ補正」の搭載や上位モデルと同じ「シネマティックモード」が使える点が評価されています。

iPhone13 miniの悪い口コミ・評判

iPhone13 miniの発表直後の反応をTwitterなどのSNSでチェックした結果、上記4点が悪い口コミ・評判として多く挙げられていました。

iPhone13 miniには指紋認証(Touch ID)が搭載されなかった点で、購入を諦めたという口コミも多かったです。

同様に、充電ケーブルなどで利用する端子がUBS Type-Cになることを望んでいた方も、使いづらいと評価しているようです。

その他は全体的に、カメラが大きくなったことで見た目が悪くなったことや、机に置いたときのガタツキが悪い評判として多くありました。

またiPhone12 miniと比較した際に、そこまで大きなバージョンアップが期待できないという点も購入を悩むポイントのようです。

iPhone13 miniの実機レビュー

iPhone13 miniの実機を使ってみて、メリットとデメリットをまとめていきます。

実際に利用している実機写真などもあるので、ぜひ参考にしてみてくださ。

iPhone13 miniを利用して感じたメリット

iPhone13 miniを実際に利用してみた一番の感想は、「小さくて使いやすい！」という点です。

大きいスマホを普段から使っていることもあり、実際miniのサイズ感でも十分だなと改めて感じてしまうような使いやすいです。

また、動画の再生やカメラの撮影をして半日過ごしても20％程度しかバッテリーが減っていなかったのは衝撃でした。

本体のカラーで新色のピンクが非常に口コミや評判がいいのですが、ミッドナイトも今までにない少し紺色に近い黒が非常にカッコいいです。

カメラ性能は、新たに加わったシネマティックモードでの撮影は、簡単かつムードのある動画が簡単に撮影できワクワクできます。

素人でも面白い動画が撮影出来たりするので、今までにない体験をしてみたいという方には非常におすすめです。

iPhone13 miniで撮影した写真

iPhone13 miniを利用して感じたデメリット

iPhone13 miniを実際に利用してみて感じたデメリットは、カメラレンズが大きくあまり可愛くない点でした。

本体サイズが小さい分、余計にカメラの存在感が強く感じてしまいスタイリッシュなiPhoneシリーズとしては魅力が少し落ちるように感じました。

カラーがミッドナイトやブルーなら少しマシですが、ピンクなどは気になる方も多いのではないでしょうか。

カメラの進化で、写真・動画ともに非常に満足感はありましたが、Proシリーズに追加されたマクロ撮影が無い点は少し残念です。

また使いやすさは一流だと感じた反面、動画などの視聴はやはりディスプレイの大きいスマホと比べて迫力にかける印象です。

iPhone13 miniの価格を評価レビュー

• 128GB：86,800円
• 256GB：98,800円
• 512GB：122,800円

iPhone 12 miniとはストレージのラインナップが異なりますが、全体的に少し値上がりしています。

全キャリアとも予約開始までには価格を公表するので要チェックです。

iPhone13 miniのスペックを評価レビュー

iPhone13 miniの主なスペックは以下の通りです。

メモリ・ストレージ

iPhone13 miniのメモリは4GB、ストレージは128GB/256GB/512GBとなっています。

前モデルiPhone 12 miniが64GB/128GB/256GBだった事を考えると、これは大きな変更点だと言えます。

AppleにはクラウドサービスiCloudがあるとは言え、多くのアプリを利用する方はもちろん写真・動画などでも意外とストレージは圧迫されるものです。

iPhone13 miniの大容量化は、特に写真・動画撮影機能が強化されている点を踏まえてのものではないでしょうか。

カラー

iPhone13 miniならびに、スタンダードモデルiPhone 13の共通カラーは以下の5色です。

• ピンク
• ブルー
• ミッドナイト
• スターライト
• （PRODUCT）RED

優しい印象を受ける新色のピンクは年代を問わず特に注目されています。

また、これまでのブラック・ホワイトは「ミッドナイト」「スターライト」として名称が変更されました。

ラインナップは大きく変わったとは言えませんが、ピンクが加わった事によりポップな印象を受けます。

ディスプレイ・サイズ

iPhone13 miniは前モデルと同じく5.4インチのディスプレイを採用しています。

しかし有機ELディスプレイの最大輝度は前モデルより向上しており、高い視認性を実現しました。

また、画面上部のノッチ(カメラ部)がiPhone 12 miniより約20%縮小されているのも特徴です。

• 高さ：131.5
• 幅：64.2
• 厚さ：7.65mm

iPhone13 miniの厚さは、iPhone12 miniと比べて0.25mmほど増えていますが、そこまで気にならない程度でとどまっています。

バッテリー

Apple公式サイトに記載されているiPhone13 miniのバッテリー目安は以下の通りです。

• ビデオ再生：最大17時間
• ビデオ再生(ストリーミング)：最大13時間
• オーディオ再生：最大55時間

iPhone 12 miniと比較すると、2時間～5時間と全体的にバッテリー持続時間がアップしています。

バッテリー容量は公開されていませんが、iPhone 12 miniより長時間利用できる仕様となっているのは間違いないでしょう。

iPhone13 miniの機能を評価レビュー

iPhone13 miniの主な機能は以下の通りです。

カメラ

iPhone13 miniは前モデルと同じくデュアル12MPカメラシステムですが、カメラ配置は対角に変更され性能も大幅に強化されています。

標準の広角カメラはセンサーシフト光学式手ぶれ補正を搭載し、写真撮影時のブレを極限まで抑えられます。

また、取り込める光量が47%増加した事で写真・動画をより鮮明に写す事が可能となりました。

「ナイトモード」や「ポートレートモード」などを実際に使えば、iPhone 12 miniよりさらに機能が強化されている事が分かるはずです。

さらに新機能「シネマティックモード」では被写体を切り替えるフォーカス送りやボケ効果の調整など本格的なカメラさながらの機能が使えます。

レンズの数や機能では上位モデルに劣りますが、iPhone13 miniでも作品作りを十分楽しむ事ができるでしょう。

手ぶれ補正が凄いですね、ジンバル持って撮ってるみたいです。#iPhone13 #iPhone13mini pic.twitter.com/gdPaQVbtcO

— Michiru (@sustain310) September 25, 2021

生体認証

iPhone13 miniの生体認証は顔認証(Face ID)のみとなります。

指紋認証(Touch ID)搭載を望む声も多かったのですが、残念ながら今回も見送られています。

充電機能

iPhone13 miniはワイヤレス充電・高速充電に対応します。

ワイヤレス充電はQiのほかマグネットを用いるMagSafeにも対応しており、気軽に充電する事が可能です。

高速充電は別売りの20W以上のアダプタを使用する事で30分で50%充電する事ができます。

耐久性・防水性能

iPhone13 miniは前モデルのデザインを踏襲しており、側面はフラットエッジの金属・背面がガラスという構成です。

角ばったデザインは普段の使いやすさだけでなく落下時などの耐久性にも貢献しています。

また、全面ディスプレイにはガラスではなく「Ceramic Shield」を搭載する事で耐久性を高めています。

耐水性能は最大水深6メートルで最大30分間相当となるIP68等級です。

iPhone13 miniを評価｜買うべき？

最後にiPhone13 miniを買うべきなのか、買わないべきなのかをまとめて評価していきます。

iPhone13 miniの購入を迷っている人はぜひ参考にしてください。

iPhone13 miniを買う理由

iPhone13 miniは下位モデル(スタンダードモデル)という位置づけながら、上位モデルと同じ最新チップを搭載しています。

A15 Bionicは他社スマートフォンより最大50%速いスピードを実現しており、カメラやバッテリーなどの性能強化にも関わっています。

iPhone13 miniが前モデルよりさらに高いカメラ機能・バッテリー容量を実現しているのも最新チップによるところが大きいでしょう。

カメラは撮影機能が強化されているのはもちろん、上位モデルと同じ「シネマティックモード」が使えるのも見逃せません。

また、iPhone 13シリーズ中最軽量&最安となっている点も魅力的です。

iPhone13 miniを買わない理由

iPhone13 miniを含め、iPhone 13シリーズ発表直後には指紋認証・USB Type-Cケーブルには対応しない点が気になるという意見が多くありました。

iPhone 12 mini、ひいてはiPhone 12シリーズとの大きな違いとなるポイントだっただけにこの点は非常に残念です。

また、日本国内のモデルはより高速な5G通信を可能とするミリ波も非対応である事が発表されています。

基本性能やカメラ機能、バッテリーなどは強化されていますが、iPhone 12 miniから大きく変更された点は無かったと言えるでしょう。

iPhone 12 miniを既に所持している場合は、買い替えても大きな違いは感じにくいかもしれません。

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iPhone13 miniの評価レビューまとめ

最新チップを搭載したiPhone13 miniは、基本的な処理性能が前モデルよりさらに進化しています。

特にカメラ機能に関しては、下位モデルiPhone13 miniであってももはや「電話機」とは呼べないレベルで強化されていると言えるでしょう。

また、iPhone13 miniは128GBで86,800円(税込)からとシリーズの中で最も安い価格となっているのも見逃せません。

ドコモ・au・ソフトバンクのキャリア版の価格も発表されていますので、購入予定の方は公式サイトをチェックしておきましょう。