新たに登場したAppleのiPhone12シリーズは全4モデル。すべて5G対応で、最新チップ搭載の魅力的な機種となっています。
ここではiPhone12/mini/Pro/Pro Max4モデルのメリット・デメリットをまとめてご紹介しています。
購入するモデルに悩んでいる方は是非チェックしておきましょう。
機種 | iPhone15 | iPhone15 Plus | iPhone15 Pro | iPhone15 Pro Max |
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本体 | ||||
価格 | 70,392円~ | 78,384円~ | 89,880円~ | 112,392円~ |
特徴 | iPhone15シリーズを コスパで選ぶならこれ | 低価格で大画面の iPhoneならこれ | ハイスペックかつ コンパクトならこれ | 大画面でサクサク 使いたいならこれ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
iPhone12のメリット・デメリット
iPhone12の特に重要となるメリット・デメリットはそれぞれ3つずつあります。
iPhone12シリーズの中ではスペック・機能ともに低いモデルとなりますが、スマホ全体では超ハイスペックとなっています。
iPhone12の評価レビューと価格・スペッ・機能まとめはこちらからチェックできます。
それではメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
iPhone12のメリット3つ
まず、iPhone12のメリットは主にこちらになります。
5Gで高速通信可能+最新チップ搭載
新たに登場したiPhone12シリーズ4モデルはすべて高速通信規格5Gに対応しています。
また、同じく全モデルで最新チップA14 Bionicを搭載しているのもポイントです。
大手キャリアの発表によれば5Gは4Gのおよそ20倍の通信速度を実現するとしています。
5G+最新のチップを搭載した事により、動画視聴やゲーム・アプリなどがこれまで以上に快適になっています。
6.1インチのスタンダードモデル
iPhone 12 | iPhone 11 | |
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ディスプレイ | 6.1インチ/有機EL 2,532 x 1,170 | 6.1インチ/液晶 1,792 x 828 |
高さ | 146.7mm | 150.9mm |
幅 | 71.5mm | 75.7mm |
厚さ | 7.4mm | 8.3mm |
重量 | 162g | 194g |
iPhone12はシリーズ4モデルの中でスタンダードモデルに位置付けられます。
ディスプレイサイズこそ2019年に登場したiPhone 11と同じですが、サイズ・重量はよりコンパクトになりました。
また、解像度の高いOELD(有機EL)ディスプレイを搭載しており視認性も抜群です。
iPhone 11を上回る各種機能
- 広角・超広角でナイトモード対応
- Dolby Vision対応HDRビデオ撮影
iPhone 12は基本性能はもちろん、特に撮影機能も強化されたモデルです。
カメラ構成や画素数こそiPhone 11と変わりませんが、iPhone 12は広角・超広角でナイトモードに対応するなど細かな性能アップが見られます。
日常使いでは違いが分かりにくいかもしれませんが、iPhone 11と比較して確実な進化を遂げていると言えます。
iPhone12のデメリット3つ
続いて、iPhone12のデメリットは主にこちらになります。
5Gのエリアは限定的
iPhone12シリーズは全モデルで5Gに対応していますが、大手キャリアの5Gサービスはまだ限定的です。
大手キャリアの5Gエリアは、キャリアショップなどの施設を中心として順次拡大中となっています。
基本的には首都圏が中心ですので、地方にお住まいの方などは5Gの通信サービスをうまく活用できない可能性があるでしょう。
撮影機能はProモデルの方が上
iPhone12の上位モデルとなるiPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxは望遠を含めたトリプルレンズ構成です。
これだけだと違いが分かりにくいかもしれませんが、上位モデルは正確な深度測定が行えるLiDERスキャナも搭載しています。
これにより「ナイトモードポートレート」など独自の機能があるのも特徴的。
スペック上の比較としてですが、撮影機能はProモデルの方が上だと考えられます。
そこまで目新しい機能が無い
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
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ドコモ (通常価格) | 67,584円 (101,376円) | 72,864円 (109,296円) | 82,368円 (123,552円) |
au (通常価格) | 55,430円 (103,430円) | 57,500円 (108,260円) | 65,435円 (122,435円) |
ソフトバンク (通常価格) | 55,440円 (110,880円) | 58,320円 (116,640円) | 65,520円 (131,040円) |
楽天モバイル (通常価格) | 39,888円 (79,800円) | 42,384円 (84,800円) | 47,400円 (94,800円) |
ワイモバイル | 95,040円 | 100,080円 | 112,320円 |
IIJmio | 84,800円 | 92,000円 | - |
OCN モバイル ONE | 96,717円 | 83,800円 | 97,200円 |
Apple | 94,380円 | 99,880円 | 111,980円 |
iPhone 11からさらなる進化を遂げたiPhone 12ですが、機能面で大幅な変更点はありません。
期待されていたTouch ID(指紋認証)の復活もありませんでしたし、iPhone 11を使っている方などは買い替えは慎重に検討するべきではないでしょうか。
iPhoneのおすすめ人気ランキングもあるので、是非こちらも参考にしてください。
iPhone12 miniのメリット・デメリット
iPhone12 miniの特に重要となるメリット・デメリットはそれぞれ3つずつあります。
iPhone12シリーズの中ではスペック・機能ともに高いモデルとなりますが、iPhone12とはどれくらい違うのか比較してみてください。
iPhone12 miniの評価レビューと価格・スペッ・機能まとめはこちらからチェックできます。
それではメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
iPhone12 miniのメリット3つ
まず、iPhone12 miniのメリットは主にこちらになります。
続いてはiPhone12 miniのメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
5Gで高速通信可能+最新チップ搭載
iPhone12 miniも5G対応、なおかつ最新チップA14 bionicを搭載しています。
発表時点では5.4インチで5G対応スマホとしては世界最小となっています。
コンパクトで片手操作◎
iPhone 12 mini | iPhone SE(第2世代) | |
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ディスプレイ | 5.4インチ/有機EL 2,340 x 1,080 | 4.7インチ/液晶 1,334 x 750 |
高さ | 131.5mm | 138.4mm |
幅 | 64.2mm | 67.3mm |
厚さ | 7.4mm | 7.3mm |
重量 | 133g | 148g |
iPhone 12 miniは5.4インチOELDディスプレイを搭載しています。
5.4インチと聞くと「それほどminiではない」と思うかもしれませんが、本体サイズ自体はコンパクトさをウリとしていたiPhone SE2をほぼ下回ります。
コンパクトでありながら大画面、それでいてディスプレイ視認性がさらに上がっているのが魅力です。
iPhone12と同性能+低価格
iPhone 12 miniはスタンダードモデルであるiPhone 12とスペック上同性能となっています。
それでいてApple発表時の価格もiPhone 12より1万円ほど安い価格になっているのも見逃せません。
コンパクトかつ高性能なiPhoneが欲しい方にとっては魅力的なモデルとなるでしょう。
iPhone12 miniのデメリット3つ
まず、iPhone12 miniのデメリットは主にこちらになります。
5Gのエリアは限定的
iPhone 12のメリット・デメリットでも紹介しましたが、エリアによっては5Gをうまく活用できない可能性があります。
撮影機能はProモデルの方が上
こちらもiPhone 12と同じデメリットです。
iPhone 12と同じカメラ性能を持っているという点は評価できますが、それでもやはりProモデルの方が撮影機能は高くなっています。
そこまで目新しい機能が無い
- 64GB:82,280円(税込)
- 128GB:87,780円(税込)
- 256GB:99,880円(税込)
iPhone 12 miniのデメリットはほぼiPhone 12と同じです。一番安いとはいえiPhone SE2よりも価格は高額です。
5Gエリアにお住まいで、ゲーム・動画視聴が多い方ならiPhone 12 miniのメリットを最大限活かす事ができるでしょう。
iPhone12 Proのメリット・デメリット
iPhone12 Proの特に重要となるメリット・デメリットはそれぞれ3つずつあります。
iPhone12シリーズの中ではスペック・機能ともに高いモデルとなりますが、iPhone12とはどれくらい違うのか比較してみてください。
iPhone12 Proの評価レビューと価格・スペッ・機能まとめはこちらからチェックできます。
それではメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
iPhone12 Proのメリット3つ
まず、iPhone12 Proのメリットは主にこちらになります。
本体素材はステンレスで高級感がある
- ゴールド
- シルバー
- グラファイト
- パシフィックブルー
Proモデルは本体素材をステンレスとしており、高級感があるのも魅力的。
本体カラーもゴールド・シルバーを中心とした4色ラインナップとなっています。
メモリ容量はスタンダードモデルより多い
Apple系情報サイトの発表によると、iPhone12 Proに搭載されているメモリは6GB。
下位モデルiPhone12やiPhone12 miniが4GBとの事ですから、処理能力はiPhone12 Proの方が高いと言えます。
LiDARスキャナ搭載・撮影機能◎
iPhone12 Proのカメラ機能 | |
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カメラ | 12MP:超広角、広角、望遠 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 広角:ƒ/1.6絞り値 望遠:ƒ/2.0絞り値 |
主な機能 | 2倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト 4倍の光学ズームレンジ 最大10倍のデジタルズーム ナイトモード(超広角、広角) Deep Fusion(超広角、広角、望遠) |
iPhone12 Proには下位モデルには無いLiDARスキャナが搭載されています。
LiDARスキャナが搭載されている事で正確な深度情報を測定でき、ARやポートレートモードなど撮影機能全体がレベルアップしています。
iPhone12 Proを使えばシチュエーションを選ばないプロクオリティの撮影を楽しむ事ができます。
iPhone12 Proのデメリット3つ
続いて、iPhone12 Proのデメリットは主にこちらになります。
5Gのエリアは限定的
基本スペック・撮影機能などが高く設定されているiPhone12 Proを最大限活用するためには5G通信が必須ではないでしょうか。
チップはスタンダードモデルと同じ
iPhone12 Proはメモリ容量が増え、撮影機能も下位モデルより高いものとなっています。
しかし搭載されているチップは全モデル共通のA14 bionicですし、基本的な能力に大きな違いはありません。
デザインや仕上がり面で差別化が図られていますので、機能なども含めて購入を検討しましょう。
機能に比例して価格が高額
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
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ドコモ (通常価格) | 86,064円 (129,096円) | 95,040円 (142,560円) | 112,992円 (169,488円) |
au (通常価格) | 67,735円 (127,495円) | 74,750円 (140,750円) | 89,930円 (168,170円) |
ソフトバンク (通常価格) | 59,040円 (118,080円) | 64,800円 (129,600円) | 77,040円 (154,080円) |
Apple | 117,480円 | 129,580円 | 153,780円 |
iPhone12 Proは機能に比例して価格も高くなっています。
キャリア版であれば端末サポートを利用して実質価格を下げれますが、その点は下位モデルも同じです。
撮影機能などにこだわりが無ければ、iPhone12やiPhone12 miniでも十分満足できるのではないでしょうか。
iPhone12 Pro Maxのメリット・デメリット
最後にiPhone12 Pro Maxのメリット・デメリットをチェックしましょう。
iPhone12 Pro Maxの評価レビューと価格・スペッ・機能まとめはこちらからチェックできます。
iPhone12 Pro Maxのメリット3つ
iPhone12 Pro Maxのメリットは主にこちらになります。
iPhone12シリーズ最大のディスプレイ
iPhone12 Pro Maxは全モデル中最大の6.7インチディスプレイを搭載しています。
視認性も高くゲームや動画視聴をストレス無く楽しむ事ができるでしょう。
Proより長いバッテリー持続時間
iPhone12シリーズのバッテリー | |
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iPhone12 | ビデオ再生:最大17時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大11時間 オーディオ再生:最大65時間 |
iPhone12 mini | ビデオ再生:最大15時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大10時間 オーディオ再生:最大650時間 |
iPhone12 Pro | ビデオ再生:最大17時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大11時間 オーディオ再生:最大65時間 |
iPhone12 Pro Max | ビデオ再生:最大20時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大12時間 オーディオ再生:最大80時間 |
iPhone12 Pro Maxは4モデルの中で一番長いバッテリー持続時間となっています。
iPhone12 Proと比較してそれほど大きな差はありませんが、比較のポイントとしてチェックしておきましょう。
カメラ性能はiPhone12 Proより高い
iPhone12 Pro Maxのカメラ機能 | |
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カメラ | 12MP:超広角、広角、望遠 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 広角:ƒ/1.6絞り値 望遠:ƒ/2.2絞り値 |
主な機能 | 2.5倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト 5倍の光学ズームレンジ 最大12倍のデジタルズーム ナイトモード(超広角、広角) Deep Fusion(超広角、広角、望遠) センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
iPhone12 Pro MaxはiPhone12 Proと同じく望遠レンズを加えたトリプルレンズ構成です。
ただし光学・デジタルズームや手ぶれ補正など一部の機能はiPhone12 Pro Maxの方が若干高くなっています。
iPhone12 Pro Maxのデメリット3つ
iPhone12 Pro Maxのデメリットは主にこちらになります。
5Gのエリアは限定的
iPhone12 Pro Maxの機能を最大限発揮するためには5G通信が不可欠だと言えます。
4Gではだめだと言うわけではありませんが、最新ゲームなどをプレイするならやはり5Gと合わせてこそ真価が発揮されるはずです。
片手操作は難しい
iPhone12 Pro Maxは6.7インチディスプレイを搭載しており、本体素材もステンレスです。
このため本体重量は226gとかなり重めになっています。
片手での操作が多い方は187gのiPhone12 Proを選んでも良いかもしれません。
価格は4モデル中一番高い
- 128GB:129,580円(税込)
- 256GB:141,680円(税込)
- 512GB:165,880円(税込)
5Gのエリア、基本的なチップ構成などiPhone12 Pro MaxのデメリットはiPhone12 Proでご紹介した内容と似ています。
特に気になるのは機能に比例して価格が一番高いという事です。
撮影や編集系のアプリを積極的に利用しないなら、iPhone12 Pro Maxの機能を最大限発揮する事は難しいかもしれません。
iPhone12シリーズでおすすめは?
- 高速通信規格5G対応(ミリ波は非対応)
- 全モデル最新チップA14 Bionic搭載
- ナイトモードなどの撮影機能向上
- 全モデル有機EL(解像度は若干異なる)
- Face ID(顔認証)搭載
iPhone12シリーズは4モデルとも最新チップを搭載しており、スペック上大きな違いはありません。
ただし上位モデルの方が撮影機能は充実しており、その分価格も高くなります。
基本的には価格で選ぶならiPhone12 miniかiPhone12、撮影機能なら上位モデルというように選ぶと良いでしょう。
iPhone12とiPhone12 Proの違いを比較している記事もあるので、こちらも是非チェックしてみてください。
iPhone12はコスパと機能で選ぶ
- 価格で選ぶなら5.4インチのiPhone12 mini
- ディスプレイが気になるなら6.1インチのiPhone12
- 撮影機能を重視するならiPhone12 Pro/Pro Max
iPhone12シリーズは史上初の4モデル展開となりましたので、どれを購入するか悩んでいる方も多いはずです。
機能面はもちろん本体素材の違いもありますが見た目では大きな違いが分かりにくいかもしれません。
どうしても悩んでしまうようなら、コスパと機能で選ぶのもおすすめの方法かと思われます。