iPhone iPhone XR 最新 iPhone予約
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9月21日に「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」2機種が発売を開始し、その価格の高さに多くのスマホユーザーが驚かされたことでしょう。

今回新たに登場した大型ディスプレイ搭載モデル「iPhone Xs Max(512GB)」ではSIMフリーモデルで164,800円(税抜)とAppleのPCをも超える価格となっています。

「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」と同じくフルディスプレイ仕様の「iPhone XR」ではSIMフリーモデルで64GB:84,800円(税抜)/128GB:90,800円(税抜)/256GBの101,800円(税抜)と新モデルの中では最も価格が抑えられています。

「iPhone XR」は10月19日16時01分より予約開始、10月26日販売開始が予定されています。

上位2機種より遅れた原因についての真偽は定かではありませんが、ディスプレイの開発の遅れ、ソフトウェアのトラブル、中には高額モデルの売れ行きを見極める為に遅らせたといった見方まで様々です。

「iPhone XR」の販売台数は「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」の合計販売台数に匹敵するのではと見られており、10月登場の新モデルを心待ちにしている購買希望者も少なくありません。相当の人気が予想されている「iPhone XR」について今回はご紹介していきます。

トップ画像引用元:iPhone XR – Apple(日本)

iPhone XSとiPhone XRの違い

画像引用元:iPhone – モデルを比較する – Apple(日本)

「iPhone X」からのマイナーチェンジとも評価される「iPhone Xs」ですが、中身は大きく変化しています。高性能を備え、高額モデルである「iPhone Xs」のスペックと、価格を抑えた「iPhone XR」のスペックを比較し、「iPhone XR」のコストパフォーマンスの良し悪しについても見ていきます。

モデルiPhone XsiPhone XR
カラーゴールド / スペースグレイ / シルバーPRODUCTレッド / イエロー / ホワイト / コーラル / ブラック / ブルー
容量64GB / 256GB / 512GB64GB / 128GB / 256GB
サイズ143.6 × 70.9 × 7.7mm150.9 × 75.7 × 8.3mm
重さ177g194g
ディスプレイサイズ5.8インチ6.1インチ
ディスプレイ性能Super Retina ディスプレイ
オールスクリーンOLED
HDRディスプレイ
True Toneディスプレイ
3D Touch
Liquid Retina HDディスプレイ
オールスクリーンLCD
True Toneディスプレイ
Haptic Touch
解像度2,436 × 1,125
458ppi
1,792 × 828
326ppi
防水・防塵IP68等級
最大水深2メートルで最大30分間
IP67等級
最大水深1メートルで最大30分間
CPUA12 Bionicチップ
カメラデュアル12MPカメラ
広角:F値1.8
望遠:F値2.4

2倍の光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム

進化したポートレートモード
5つのエフェクトを備えたポートレートライティング

デュアル光学式手ブレ補正
シングル12MPカメラ
F値1.8

最大5倍のデジタルズーム

進化したポートレートモード
3つのエフェクトを備えたポートレートライティング

光学式手ブレ補正
ビデオ4Kビデオ
(24fps、30fpsまたは60fps)

1080p HDビデオ
(30fpsまたは60fps)

720p HDビデオ
(30fps)

1080pスローモーション
(120fpsまたは240fps)

2倍の光学ズーム、最大6倍のデジタルズーム

連続オートフォーカスビデオ


4Kビデオ撮影中に8MPの静止画を撮影
4Kビデオ
(24fps、30fpsまたは60fps)

1080p HDビデオ
(30fpsまたは60fps)

720p HDビデオ
(30fps)

1080pスローモーション
(120fpsまたは240fps)

最大3倍のデジタルズーム

連続オートフォーカスビデオ

4Kビデオ撮影中に8MPの静止画を撮影
TrueDepthカメラ
(インカメラ)
7MPカメラ
F値2.2

進化したポートレートモード
5つのエフェクトを備えたポートレートライティング

スマートHDR写真

アニ文字とミー文字

1080p HDビデオ
(30fpsまたは60fps)
通信4×4 MIMOとLAA対応ギガビット級LTE

2×2 MIMO対応802.11ac Wi-Fi

Bluetooth 5.0

FeliCa対応
4G LTE-Advanced

2×2 MIMO対応802.11ac Wi-Fi

Bluetooth 5.0

FeliCa対応
オーディオステレオ再生
ビデオ再生対応フォーマット
HEVC、H.264、MPEG-4 Part 2、Motion JPEG

Dolby VisionとHDR10コンテンツに対応
バッテリー連続通話時間(ワイヤレス):最大20時間

インターネット利用:最大12時間

ビデオ再生(ワイヤレス):最大14時間

オーディオ再生(ワイヤレス):最大60時間

高速充電対応:30分で最大50%充電
連続通話時間(ワイヤレス):最大25時間

インターネット利用:最大15時間

ビデオ再生(ワイヤレス):最大16時間

オーディオ再生(ワイヤレス):最大65時間

高速充電対応:30分で最大50%充電
ワイヤレス充電対応
価格
(SIMフリーモデル)
64GB:112,800円(税抜)
256GB:129,800円(税抜)
512GB:152,800円(税抜
64GB:84,800円(税抜)
128GB:90,800円(税抜)
256GB:101,800円(税抜)

ディスプレイ性能

両モデルを見比べて見た場合、そのディスプレイサイズの違いにも注目です。

「iPhone X」の後継機である「iPhone Xs」は「iPhone X」と変わらず5.8インチですが、「iPhone 8」の後継機である「iPhone XR」はフルスクリーン仕様になったことも含め、「iPhone 8」の4.7インチから6.1インチへと大幅なサイズアップがなされています。

今回登場した「iPhone Xs Max」が6.5インチですので、ディスプレイサイズは「iPhone Xs」と「iPhone Xs Max」との中間に位置しています。

Androidでも6インチを超える大画面ディスプレイを搭載したモデルは珍しくなくなってきているため、6.5インチは大きすぎて扱いにくいが、大画面モデルが欲しいユーザーにとって注目すべきモデルといえます。

「iPhone Xs」はハイエンドモデルのスマホで主流になったきている有機ELディスプレイ(OLED)を採用し、高精細で省エネ性能に優れているのに対し、「iPhone XR」は液晶ディスプレイを採用しています。

「iPhone X」でも有機ELディスプレイが採用されていましたが、画面の視認性などに置いて画面が見づらいなどの障害もなくユーザーにとってそれほどの問題とはなりません。

最近では4K動画が普及し、映像表現の高画質化によりハイエンドモデルには「HDRディスプレイ」の搭載が求められています。

従来のディスプレイよりも映像の輝度幅(ダイナミックレンジ)を拡大して表現することが可能になり、暗部の黒つぶれや明部の白飛びを抑え、現実に近い自然な明るさを表現することが可能となっています。

今回発売される「iPhone XR」に搭載されているディスプレイは「HDRディスプレイ」ではありません。

また、「iPhone XR」のAppleで発表されている仕様に「3D touch」の表記がありませんでした。

「3D touch」は「iPhone 6s」で初めて搭載され、これまでの機種全てに搭載されてきた機能で、画面を指で押した時の圧力の大きさによりプレビュー画面やメニュー画面を表示させることを可能とした機能です。また、ショートカットのような役割も持っています。

「iPhone XR」では「3D touch」代わりに代替機能としてMac BookやTrack Padで採用されている「Haptic Touch」が搭載され、「3D touch」に慣れているユーザーも違和感なく操作できるよう配慮されています。

さらに「iPhone 8」から登場した「True Toneディスプレイ」が両モデルで採用され、状況に応じて最適な色合いでディスプレイ表示をしてくれます。

解像度に関しては、「iPhone Xs」に比べると若干見劣りする印象を受けます。画面サイズは「iPhone 8」の大画面モデルである「iPhone 8 Plus」が5.5インチに対し、「iPhone XR」では6.1インチとサイズアップされているのに注目です。

しかし解像度を比べて見ると「iPhone 8」の1,920×1,080と比べて、「iPhone XR」は1,792×828と廉価版端末特有の若干のスペックダウンがされているのが特徴となっています。

防水・防塵性能

iPhoneの防水・防塵機能は「iPhone 7」から搭載されるようになり、IP67等級(水深1メートルの水圧の中で30分間の防水性能)というレベルでしたが、「iPhone Xs」でIP68等級(水深2メートルの水圧で30分間の防水性能)へとスペックアップしました。

「iPhone XR」では従来のIP67等級を引き継ぐにとどまっています。

カメラ・ビデオ・インカメラ性能

「iPhone Xs」はデュアルカメラを搭載し、「iPhone XR」ではシングルカメラ搭載と差がありますが、その機能を比べると意外にもその差はかけ離れたものではなく若干の違いとなっています。

「iPhone Xs」では望遠と広角の2種類のレンズが搭載されているため、2倍の光学ズームが可能となっていて、最大10倍のデジタルズームを備えています。「iPhone XR」では5倍のデジタルズームのみですが、一般的な使用では十分な性能といえます。

シングルカメラでもポートレート撮影が可能で、背景をボカした写真を撮ることができます。今回登場した新モデル全てで撮影後に被写界深度を調整できますので、よりこだわった写真表現も可能となっています。

ポートレートライティングは3種類(自然光・スタジオ照明・輪郭強調照明)用意され「iPhone Xs」の5種類(自然光・スタジオ照明・輪郭強調照明・ステージ照明・ステージ照明(モノ))と比べると少なくなっています。

それでも、高精細でボケのある写真撮影が可能なカメラ性能とエフェクト機能により写真撮影も十分に楽しむ事が可能です。

ビデオ撮影の違いに関しても、ズーム性能で「iPhone XR」は一歩劣りますが、その他の4K撮影からスローモーションまでの撮影モードなどでは、差がないのも注目ポイントとなっています。

インカメラの性能は両モデル違いはありません。解像度からエフェクト機能まで「iPhone XR」は高額モデルの「iPhone Xs」・「iPhone Xs Max」と同スペックです。セルフィー(自撮り)ではiPhoneシリーズのフラッグシップモデルと同じ性能で楽しむことが可能となっています。

通信性能

Android端末では既にGalaxy S9/S9+で搭載されている「4×4 MIMO」が、今回初めてiPhone端末に搭載され、「iPhone X」で採用されていた「2×2 MIMO」からLTEアンテナが2本増えたことで理論値的に見て従来よりも2倍の通信速度が可能となっています。

大手キャリアで提供している高速通信サービスの恩恵を最大限に受けられる体制が整ったといえますが、「iPhone XR」では従来の「2×2 MIMO」が採用されています。

バッテリー性能

両モデルを比較した場合「iPhone XR」の方が「iPhone Xs」よりも長時間の使用に耐える事が可能です。

実際のバッテリー容量は「iPhone Xs」は2,658mAh、「iPhone XR」は2,942mAhとなっています。ちなみに「iPhone Xs Max」では3,174mAhとなり端末のディスプレイサイズに比例して容量も大きくなっています。

また、Android端末では既に4,000mAhを超えるバッテリーを搭載したスマホも出ていたりと、今後さらなるスペックアップが期待されているポイントでもあります。

今回比較対象とはしていませんが、「iPhone Xs Max」のバッテリー持続時間と比べた場合でも、「iPhone XR」の方がバッテリーの持続時間は長くなります。

これは「iPhone Xs Max」に搭載されている高解像度ディスプレイによりバッテリー消費が早いためと言えます。従って「iPhone XR」は今回の新モデルの中で最も長時間の使用が可能なiPhoneだといっても過言ではありません。

iPhone 5c以来の豊富なカラーバリエーション


画像引用元:iPhone XR – 仕様 – Apple(日本)

「iPhone XR」の性能以外で最も注目すべき点は豊富なカラーバリエーションとなっています。「iPhone 5c」が登場した際にもAppleは豊富なカラーバリエーションを用意し、ユーザーにカラーの選択、自分だけの色を選ぶ楽しさを提供しました。

その時のカラーバリエーションでも5色展開となっていましたが、今回はそれを上回る6色展開となり個性的なカラーの選択が可能となっています。

「iPhone 5c」のカラーはホワイト・ピンク・ブルー・イエロー・グリーンの5色で、色合いはポップで若い世代には特に受けが良いカラーバリエーションとなっていました。

今回の「iPhone XR」では選べる色が増えただけではなく、そのカラーバリエーションは前回と比べても上品に仕上げられています。

合わせてPRODUCTレッドが特別カラーとして今回も登場し、自分の為だけではない利他的なカラーの選択として一部のファンの指示を集める事は間違いありません。

対して「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」ではゴールドを含め3色展開で登場し、高級志向のユーザーにとって満足のいく外観デザインとなっています。

今回の「iPhone XR」では上品な仕上がりという事もあり、世代に限らず多くのiPhoneファンを惹きつけるデザインになっているといえます。

価格・スペック・デザイン共にバランスの取れたiPhone XR


画像引用元:iPhone XR – Apple(日本)

「iPhone Xs」に比べ20〜25%程価格が抑えられた「iPhone XR」ですが、性能を比べると価格程の開きがあるとは思えないくらいの機能を備えています。

Android端末と比べると、「iPhone XR」の価格帯ではデュアルカメラは必須とも言える機能ですが、シングルカメラでもボケのあるポートレート撮影を可能にし、撮影後にボケの調整まで出来るという点では、不足分を十分に補う仕様を備えているといえます。

「iPhone Xs」・「iPhone Xs Max」の買い控えが起きているほどの「iPhone XR」の人気の高さは、コストパフォーマンスの高いスペックの他にサイズ感、カラーバリエーションの豊富さも大きな要因といえます。

ゴールド以外は、待ち日数もそれほどではなかったという声の多かった上位機種ですが、前評判も良い「iPhone XR」では上位機種を超える購入待ちの混雑も予想されます。

購入希望の方は今から購入するストレージ容量と色を決めて、迫る10月19日の16時01分の予約開始に備えることをおすすめします。

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