iPhoneと同時買いしたいワイヤレス充電器の選び方|おすすめ5選

  • 21.01.17
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

androidスマホではちらほら見かけていたスマホのワイヤレス充電器ですが、iPhoneでも昨年発売されたシリーズから対応となりました。ワイヤレス充電器とひとえに言えど種類も豊富に発売されています。

ここでは、iPhoneと同時買いにおすすめしたいワイヤレス充電器を5つ厳選しご紹介します。また、どんな点が便利なのかデメリットはないのか。iPhoneの中でも対応機種はどれになるのか詳しく紹介します。ぜひ購入時の参考にしてください。

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ワイヤレス充電に対応しているiPhone

2018年10月現在ワイヤレス充電に対応しているiPhoneの種類は、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxのみです。簡単に見分ける方法としては、ワイヤレス充電に対応している機種はどれもiPhoneの背面がガラス素材でできています。

上記のiPhoneよりも前に発売されたものは基本的にワイヤレス充電は利用できません。

ワイヤレス充電器の特徴

ワイヤレス充電器の最も大きな特徴はiPhoneに直接充電器を挿す必要がない点です。これまでのiPhoneはLightningケーブルなど有線ケーブルを抜き挿しする必要があり、挿し方、抜き方によっては充電器の挿込口を傷つけたり、接触が悪くなったりと故障の原因となることもありました。

しかしワイヤレス充電器に対応したことで、iPhone本体を置くだけで充電が可能になりました。そもそも、iPhone7以降のモデルは専用の有線イヤホンンジャックがなくなり、変換アダプタを使って充電器挿込口から有線イヤホンを繋ぐ仕様になっています。

そのため、Lightningケーブルを挿しながら有線イヤホンで音楽を聴くことはできません。しかしワイヤレス充電器があれば有線イヤホンを利用し音楽を聴きながら充電することが可能です。より便利にiPhoneを利用するならば、ワイヤレス充電器は必須のアイテムとなるでしょう。

下記項目ではワイヤレス充電器の特徴、特性をまとめました。

iPhoneが対応しているワイヤレス規格”Qi(チー)”

iPhoneがワイヤレス充電器に対応したと言えど、全てのワイヤレス充電器に対応したわけではありません。対応しているのは”Qi(チー)”という規格のワイヤレス充電器です。

Qi(チー)とは、「Wireless Power Consortium(ワイヤレスパワーコンソーシアム)」が策定した国際標準のワイヤレス給電に関する規格です。

現在は15W以下のスマホや携帯電話など低電力向けの規格のみ策定されています。パッケージからQi(チー)規格に対応しているかどうか読み取れなくても、iPhone対応と書かれているものであれば購入して問題ありません。

逆を言えばQi(チー)規格対応と書かれていればiPhoneでも利用できるワイヤレス充電器ということです。

基本的な使い方

いくらワイヤレス充電器とは言っても、全てにおいてワイヤレス化しているわけではありません。充電器本体は必ず電源に繋ぐ必要があります。ワイヤレス充電器本体は電源と接続し、あとはワイヤレス充電器本体にiPhoneを置くだけです。

しかしどこにでもどんな角度でも置けば充電できるわけではありません。充電する際はiPhoneの背面をワイヤレス充電器側に接触するように置きましょう。ディスプレイ側を伏せるように置いても充電されません。あくまでも背面側を下に向けてください。

うまく接触しているか、ちゃんと充電できているか不安な方はご安心ください。ほとんどのワイヤレス充電器は、充電中はランプが点灯する仕様になっています。置いた時に充電中のランプが点灯していれば問題ありません。

もし点灯していなければ置いた位置が悪い可能性がありますので確認しましょう。

置くだけで充電できるのはなぜ

ワイヤレス充電器でiPhoneを置くだけで充電できるワケは、”電池誘導”という電力伝送方式にあります。

受電側のiPhone、給電側のワイヤレス充電器それぞれ2つのコイル(針金の電線をグルグルと円形にらせん状に巻いた構造の部品)を近づけ、給電側のコイルに交流電流を流すことで、直接交流電流を流していない受電側のiPhoneにも電流が流れる仕組みになっています。

ワイヤレス充電器のメリット・デメリット

なんとなくワイヤレス充電器があった方が便利なのではと思いつつも、実際メリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。いくつか代表的なものをまとめて紹介します。

どんな点が便利なのか

置くだけなので充電が楽

いちいちLightningケーブルなどの有線ケーブルを挿す必要がなく、ポンっと置くだけなのでとても楽です。一定の位置にワイヤレス充電器を置いておけば、何か片手間に作業しながらでも置くだけなので、両手を使ってケーブルの接触部分を気にしながら挿す煩わしさがありません。

イヤホンを挿した状態で充電可能

ワイヤレス充電器の特徴でも触れましたが、iPhone 7(残念ながらiPhone 7、iPhone 7 plus自体はワイヤレス充電に対応していません)以降イヤホンジャックが廃止され有線イヤホンを利用する場合は、変換アダプタを使って充電挿込口にイヤホンを接続するかたちになりました。

充電をしながらイヤホンで音楽を聴こうとすれば、ワイヤレスイヤホンを使う方法がありますがそれもまた別途イヤホンの充電も必要になってきます。有線イヤホンよりなくし易いこともあり、未だ有線イヤホンを使いたい方は多いと言われています。

しかしワイヤレス充電器を使えば、充電挿込口は空いている状態なので有線イヤホンを接続することができます。

ワイヤレス充電器のここが不便

充電時間が有線より遅い

充電を急ぐようでしたら有線ケーブルでの方が充電効率が良く一番時間が早いです。日中に少しでも多く短時間で充電したい時はやはり有線ケーブルでの充電をおすすめします。

もちろんワイヤレス充電器でも急速充電タイプが出ていますので、ワイヤレス充電器で少しでも充電時間を早めたい方は急速充電タイプを購入しましょう。しかしそれでもワット数によっては、僅差ではありますが有線ケーブルでの充電が早いのも事実です。

自宅ではワイヤレス充電器、会社などでちょっとした充電は有線ケーブルでと使い分けてもいいかもしれません。

充電中の操作が不便

充電中にワイヤレス充電器からiPhoneを離すと、当たり前ではありますが充電がその場で中断されます。充電中に電話がかかってきたり、寝転がって操作したい時など、ワイヤレス充電器にiPhoneを置いたままでは非常に使いづらく不便です。

頻繁に電話がかかってきてその度に充電を中断していてはなかなか充電も満タンになりません。充電中の操作に関しては有線ケーブルの方が使い易いと言えます。

ワイヤレス充電器を選ぶポイント

メリット・デメリットでどの程度自分の使い方にあっているか見えてくる方もいるのではないでしょうか。ここでは実際にワイヤレス充電器を選ぶうえでのポイントを紹介します。

ワイヤレス充電器も今ではたくさんの製品が出ていますので、ポイントをしっかり押さえてより一層ご自分の使い方に合うものを見つけましょう。

ワイヤレス充電器の種類と形状

スタンド型:iPhoneを立て置きが可能

スタンド型はその名の通り立て置きが可能です。スマホスタンドのような形状に充電機能が付いているとイメージして頂ければ間違いありません。このタイプであればスタンドとして使えるので、充電しながら動画を見たり電子書籍を読んだりと画面が見やすくなるのが利点です。

ただし、背が低いコンパクトな形状のものを選んでしまうと、iPhoneの大きさとバランスが取れず不安定になってしまう可能性があります。少し背面が長いタイプのものを選ぶと良いでしょう。

また、中には角度調整ができるものもありますが、今のところ角度調整ができないタイプが多いので購入時注意が必要です。しかしもともとの角度でも見やすい製品が多いので、あまり気にしなくても良いかもしれません。

テーブル型(パッド型):ポンと平面に置くだけ楽なタイプ

形状としては最も多いタイプのワイヤレス充電器です。ポンっと置くだけで充電できる気楽さは一番ではないでしょうか。また、滑り止めがついているものも多く、多少充電器本体が何かの衝撃で動いてしまってもiPhoneが大幅にズレることはありません。

また大きさや機能によっては複数台置くことができるタイプも出ています。2台持ちされてる方などはぜひ検討されてはいかがでしょうか。

ハイブリッド型:立て置きも平置きどちらも可能

ハイブリッド型は立て置きにもテーブル型のように平置きにもできる両用タイプです。スタンド型もテーブル型もどちらも使いたい方にはおすすめです。用途によって使い分けられるのは非常に便利です。

コイル数の違い

ワイヤレス充電器にはコイルが組み込まれていて、コイルによって電力伝送を行っています。そのコイルの数が多ければ受電側のiPhoneのコイルに給電側のワイヤレス充電器のコイルが反応しやすくなり、より安定した充電を行えます。

少なくとも2個以上のコイルが搭載されたものがおすすめです。とは言え今ではコイルが一つだけのタイプは少なくなってきていますのであまり手に取ることはないかもしれません。しかし念のため製品をコイルの搭載数がいくつなのか確認して購入しましょう。

出力ワット数と急速充電の有無

ワイヤレス充電器で急速充電機能を求める方はいくつかの条件があります。iPhoneで急速充電を行う場合、ワット数は7.5W充電に対応しているワイヤレス充電器が必要です。ワイヤレス充電器が7.5Wに対応していてもACアダプタが非対応だと使えませんのでしっかり確認しましょう。

また、充電器だけではなくiPhoneのOSがiOS11.2以上にアップデートされている必要があります。急速充電タイプを購入する際にパッケージにワット数が記載されています。ワット数ごとの対応内容の違いを下記表にまとめました。

ワット数対応内容
5W・iPhoneの急速充電に非対応のワイヤレス充電器
・iPhoneのOSがiOS11.2以上にアップデートされていない場合
7.5W・iPhoneのOSがiOS11.2以上にアップデート済であり急速充電に対応しているワイヤレス充電器
10W・急速充電に対応しているandroidスマホ

iPhoneでは10Wの急速充電には対応していませんが、androidスマホとiPhoneの兼用のワイヤレス充電器の場合パッケージに10Wと記載されています。しかし10W記載があるからと言ってiPhoneの7.5Wの急速充電に対応しているとは限りません。

必ずiPhoneの急速充電にも対応しているか確認してから購入しましょう。

機能と価格のバランス

いろいろとワイヤレス充電器の選ぶポイントを押さたうえでどこまで自分に機能として必要なのか考えましょう。例えば急速充電など必要なく、充電さえできればということであれば価格は押さえられます。

高いものだと8,000円以上するものもありますので、自分に必要な機能と価格のバランスを見て選びましょう。充電器などの関連商品に良くあることなのですが、メーカーによっては中身は全く同じ製品でパッケージだけ一新することがあります。

パッケージが古いタイプのものでも中身はパッケージが一新された現行のものと一緒な場合がありますので、店頭で購入する時は製品内容を比較して内容が変わらなければ店員さんに確認してみてください。安く購入できる可能性があります。

おすすめのワイヤレス充電器5選

ここではおすすめのワイヤレス充電器を厳選し5つ紹介します。タイプ別にそれぞれピックアップしていますのでぜひ参考にしてみてください。

Anker/Anker PowerPort Wireless 5 Stand


画像引用元:Amazon

スタンド型のワイヤレス充電器です。立て置きだけではなく、本体を横向きにして置くこともでき動画視聴などしやすい状態で充電ができます。また、急速充電にも対応しており、従来の製品よりもさらに30分ほど時間でフル充電が可能になりました。

ワイヤレス充電器から発生する放熱などのリスクを最大限抑える温度管理技術も搭載され、効率の良い充電が可能です。また、5mm以下の厚さのカバーであれば装着したまま充電ができます。価格帯は2,000円台とリーズナブルです。

Seneo/3つのコイル ワイヤレス充電器 SWC2


画像引用元:Amazon

こちらもスタンド型のワイヤレス充電器です。特徴的なのはコイルを3つ搭載していることで受電範囲が広く反応が早いのでしっかり安定した充電が行える点です。温度調節や充電保護機能も搭載しているので過充電によるiPhoneのバッテリーの劣化を防ぎます。

サイズも大きいので最新のiPhoneでも少し頭が出るくらいです。しっかり支えてくれます。充電中のランプ点灯表示や、カバーを付けたままでの充電ももちろん可能です。価格帯も2,000円ほどと安く気軽に購入できます。

VAPE STEEZ/置くだけ充電 Qi Wireless Charger 5in1-charger


画像引用元:Amazon

テーブル型ワイヤレス充電器です。長さが27.5㎝もあるので最大で3台平置が可能です。また本体サイドにUSB2.0ポートが2つあるので有線接続になりますがケーブルを接続してさらに2台同時に充電が可能です。

見た目もシンプルかつおしゃれでインテリアに馴染みやすいデザインです。家族で、タブレットなど複数台お持ちの方におすすめです。価格帯は3,000円台です。高機能とまでは行きませんが複数台充電ができることを考えるとお値打ちです。

VANMASS/ワイヤレス充電器 Qi 急速充電 超薄型


画像引用元:Amazon

テーブル型ワイヤレスイヤホンです。未来的なスタイリッシュなデザインが特徴的です。軽量で非常に薄いボディなので持ち運びにも便利で旅行などに持って行っても負担になりません。

しかし特徴的なのは見た目だけではありません。遺物検出や過充電保護の機能も搭載されています。さらに急速充電対応で10Wと7.5W、5Wの3つの充電モードに対応できます。(ACアダプタが付属しておらず別売りなのでご注意ください。)

価格帯は2,000円台と低価格なのもうれしいポイントです。

NANAMI/Qi 急速ワイヤレス充電器 持ち運び 2in1 折り畳み式 3コイル G600


画像引用元:Amazon

立て置きも平置きもできるハイブリッド型です。3つのコイル搭載で、充電面積も広くiPhoneの向きも気にすることなく置けます。しっかり安定感があるのに折りたたんでコンパクトにできるので持ち歩きやすさも抜群です。

急速充電はandroidスマホのみの対応ですが、価格帯も2,000円台とお値打ちです。またコイル2つ搭載版もありそちらだと1,000円台なのでよりお安く購入できます。ハイブリッド型で使い勝手も良いのでおすすめです。

iPhone購入時はぜひワイヤレス充電器も

今まさにiPhoneを含めスマホ関連の製品はワイヤレス化がどんどん進んでいます。ワイヤレス充電器にデメリットを感じる部分もまだ少なくはないですが、発売されたばかりの頃に比べ価格も安く使い勝手も良くなってきています。

今後もiPhoneの新しいシリーズはワイヤレス充電対応が定番となってくるでしょう。この機会にぜひワイヤレス充電器を購入してみてはいかがでしょうか。

iPhone XSやXRでもサポートされるQi規格のおすすめワイヤレス充電器とコイル数


この記事を書いた人
masyumaron
2匹の猫と暮らす、元・ドコモショップ店員。ソフトバンクもauも販売スタッフ経験あり。スマホ2台持ち10年目。現在もたまに家電量販店で各キャリアのキャンペーンスタッフのバイト中。SHARPとGalaxyシリーズが好き。