iPhone SEの知られざる魅力。最高傑作と言われたコンパクトモデル

  • 21.01.17
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

iPhone SEとは、iPhoneシリーズの中でも価格が安いコンパクトサイズのモデルとして、iPhone 5sの後継機に中るものです。

その魅力は、シリーズの中でも最高傑作だという呼び声も高く、iPhoneユーザーの間でも隠れた名機として密かに人気を博しています。

ちなみに、SEとは(Special Edition)を指し、『特別版』という意味合いを持たせているのだそうです。

現在iPhoneは既に8の発売にまで到っており(2018年5月現在)、当然スペック上の機能性では最新のものには敵わないはずなのですが、一体ユーザーはSEのどこに魅力を感じているのでしょうか?

そこで今回は、『iPhone SE』その知られざる魅力と、現在の位置づけや最新作について迫っていきたいと思います。

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128GB25,920円20,736円
ソフトバンク32GB64,800円64,800円ソフトバンクオンラインショップ
128GB77,760円77,760円
au32GB10,800円10,800円auオンラインショップ
128GB22,560円22,560円
UQモバイル32GB44,172円44,172円UQ mobile
128GB--
BIGLOBE32GB40,800円40,800円BIGLOBEモバイル
128GB50,400円50,400円
ワイモバイル32GB32,400円32,400円Y!mobile
128GB57,564円57,564円
楽天モバイル32GB44,800円44,800円楽天モバイル
64GB46,800円46,800円
LINEモバイル32GB30,800円30,800円LINEモバイル
128GB40,800円40,800円

iPhone SEその人気の秘密とは?

スマホ業界に於いても不動の人気を博すiPhoneシリーズ。毎年のように新しいモデルをリリースし、気が付けば今では『iPhone8』。登場する度にその機能を向上させています。

そんな中にあって異色な形で存在感を放つiPhone SE。その人気の秘密は一体どこにあるというのでしょう

iPhone SEの特徴とは?

  • コンパクトサイズで片手で操作できる。(iPhone 5sと同サイズ)
  • 同サイズのiPhone 5sよりもバッテリー持ちがよい。
  • 価格が安い。
  • 4K動画が撮影出来る。
  • エッジに光沢加工がない。

iPhone SEの魅力、最高傑作と言われる所以

iPhone SEが最高傑作とは、発売当初のユーザーの評価に由来します。当時iPhoneは6sが発売されて間もないころで、SEの登場には世間的にはやや懐疑的な見方がありました。

当時スマホは、その端末自体のサイズが大きくなっていく傾向にあり、iPhone SEがiPhone 5sをデザインもサイズもそのまま採用するということで、『機能的には退化するのではないか?』『デザインを逆向させるなんて無意味』等の否定的な見方が殆どでした。

しかし、実際登場したものを見たユーザーからは賞賛の嵐。iPhone 5sのデザインを踏襲しつつスペックはiPhone 6sを維持し、コンパクトサイズのiPhone 5sを好んで使用していた人達からは特に評価が高かったようです。

【iPhone 5sを好んで使用していた人達】

現在に於いてもそうですが、携帯電話は今やコンテンツやゲーム、動画、電子書籍を視聴するためのものになりつつあり、携帯としての機能は大きく変化してきている中で、フィーチャーフォン(ガラケー)をはじめ、従来型の携帯で、機能性よりも使用感にこだわりを持つ人達はサイズに関しても、よりコンパクトなものを好む傾向にあります。

安価な価格設定の理由

iPhone SEの魅力の一つに、低価格であるという点が挙げられますが、この理由について考えられるのは、後に発売される6や7などは、新たなハードなどを採用して機能をどんどん向上させていくのに対して、このiPhone SEに関しては、サイズの縮小を主に考えられて制作されたことが考えられます。

iPhone 5sと同じサイズな上に、機能はiPhone 6sと同等であると考えれば、iPhone 5sのサイズを好む人には大きな需要を生み出します。そして、そこでさらに価格を抑えることで、その拡大を計ったのではないかと思われます。

現在では、その良心的な価格帯から、MVNO(格安sim)でも契約時に購入する端末として、各メーカーが取り上げ始めています。

MVNO(格安sim)の契約時に同時購入する端末としては、殆どが安価なandroid端末だったりするので、MVNO(格安sim)でiPhoneを使用したいと考える人にとっては、非常に好都合な機種端末と考えられているのではないでしょうか。

又、製造コストの面では、発展途上国でのiPhone需要が増えていることから、その途上国での市場を拡大して、さらに同国での生産も増やし、輸入にかかる関税を回避して製品の値下げに繋げるという方向性も打ち出しているようです。

【現在の価格】

iPhone SE 32GB 39,800円(税別) 128GB 50,800円(税別)

iPhone 8 64GB 78,800円(税別) 256GB 95,800円(税別)

(アップルストアオンラインショップより)

4K動画の撮影はかなり魅力

iPhone SEの動画は4K撮影が出来るようになっており、超高解像度の撮影が可能になっています。これは、iPhone 5sにはない機能です。

4Kでの撮影が出来れば、遠くの建物や、木々や芝生など、細かい部分までくっきりと撮影出来るようになり、さらに撮影後カメラアプリからすぐに再生して見ることが出来ます。

4K画質について敢えて言うならば、HDビデオの4倍の解像度ということが出来、HDビデオが1080ピクセルの画像を表示するのに対して、その4倍の4000ピクセル前後の緻密な画像が表示されるということになります。

解像度が高くなる分、使用データ容量のサイズも多少大きくなりますが、本格的なビデオ撮影が携帯で出来るということを考えると、非常に魅力的な機能かと思います。

エッジに光沢感が薄い

これは、歴代のiPhoneを選ぶ中で、唯一の弱点と言ってもよいかもしれません、その理由は光沢感が薄いことで『安っぽく見えてしまう』ということ。

ユーザーの中には、iPhoneに高級感を求めている方も多いことでしょう、iPhone SE以前のiPhoneはダイヤモンドカットされた、金属光沢がその部分を際立たせていたのに対して、iPhone SEでは光沢が出ない加工が採用されており、安っぽいイメージを抱く向きは否めません。(全然気にならない人は気にならないでしょうが・・・)

何故このうような構造にしたのか?という点で考えれば、これらの処置も一台あたりのコストに反映されていることから、iPhone SEの販売価格を抑えるため。とも考えられる部分はあるでしょう。

iPhone SEどんな人が持つべき?


ここでは、iPhone SEを購入する上で、その魅力を最大限に活かすために、どんな人が持つ事でそれを発揮することが出来るのか?『こんな人にオススメしたいiPhone SE』を検証してみました。

【そのコンパクトサイズが魅力的】

iPhone SEを一言で言い現すと、やはり多機能なのにコンパクトというのが、多くの人が抱くイメージなのではないでしょうか。手の平に馴染みやすいというのは、操作性に拘る人にとってはスマホ選ぶ第一条件になるかと思います。

特に、それまで使用していた機種が、従来の携帯サイズで使用感がとても気に入っていた方などは、その使用感プラスさらに、機能の充実性を考えるとつい手が出てしまうかもしれません。

『片手で使用できるサイズで充実した機能が欲しい』そういったニーズを満たす側面もiPhone SEにはあるかと思われます。

iPhoneなのに安い!

iPhoneと言えば、値段に妥協しない、ヘビーユーザーが多い事で有名なところがあります。さらに、アップル信者という言葉に代表されるような、パソコンから、タブレット、果ては腕時計に至るまで、何から何までアップル製品に拘るような人々もいます。

ただ、そこまででなくても・・・、安価で月々の支払いが少しでも抑えられればよいのだけれど、機種変更したらiPhoneを使用してみたい。

その点、iPhone SEは何度も言いますが機能的な実力は十分な上に、従来のiPhoneよりも安く手に入れることが出来ます。

『今までiPhoneを持ちたくてもちょっと手が届かなかった』そんな価格がネックになってiPhone購入をためらうことが、ことiPhone SEに関してはやや例外的になっていると言えます。

ガラケーを卒業したい

フィーチャーフォン(ガラケー)ユーザーがスマホに乗り換えるのは、小さくない覚悟が必要なところ、それは慣れないタッチパネルにせよ、便利なアプリのインストールにせよ、みんな使ってるLINEにせよ全てが初体験となるからだと思います。

失敗しないスマホの選び方は、特にスマホ完全初心者にとっては慎重にならざるを得ないところなのではないでしょうか。その点、サイズに魅力を感じる部分からの繰り返しになりますが、iPhone SEは機能的な実力は十分な上に、従来のiPhoneよりも安く手に入れることが出来ます。

そして何より、iPhone自体のユーザーは全世界に於いても非常に多いので、使用方法やあらゆるトラブルへの対処法など、調べればいくらでも入手することが出来ますし、修理サポートも充実しています。

『そろそろスマホに乗り換えたい・・・』そんな人に対しても優しい端末となり得るのではないでしょうか。

iPhone SEを手に入れるには?


iPhone SEが始めて人々の前に姿を現したのは、2016年3月に行われたアップルのスペシャルイベントの時でした。それから、程なくして発売が開始され、一部のユーザーからは高い支持を得ていたところ、今や2年程の月日を経た現在ではiPhone SEを手に入れたい場合、どのような方法が考えられるでしょうか?

発売当初はコンパクトサイズで最新機能のiPhoneという名を売りに登場したSEでしたが、今ではその立ち位置も変化し、docomoで言えば、端末購入サポート対象に挙げられたり、MVNOでも格安simと併用して販売されているものもあります。(数量は限定的なものが多いですが)

今ではその立場もキャンペーン対象に挙げられる形となっていますが、現在でも変わらず各キャリアでレギュラー商品として販売されています

携帯キャリア容量機種変更新規・MNPサイト
ドコモ32GB15,552円10,368円ドコモオンラインショップ
128GB25,920円20,736円
ソフトバンク32GB64,800円64,800円ソフトバンクオンラインショップ
128GB77,760円77,760円
au32GB10,800円10,800円auオンラインショップ
128GB22,560円22,560円
UQモバイル32GB44,172円44,172円UQ mobile
128GB--
BIGLOBE32GB40,800円40,800円BIGLOBEモバイル
128GB50,400円50,400円
ワイモバイル32GB32,400円32,400円Y!mobile
128GB57,564円57,564円
楽天モバイル32GB44,800円44,800円楽天モバイル
64GB46,800円46,800円
LINEモバイル32GB30,800円30,800円LINEモバイル
128GB40,800円40,800円

こんな人は持たない方がいい


そもそものiPhone SEに於いてのコンセプトは、もう何度も取り上げましたが、『多機能のコンパクトボディ』ということですが、iPhoneヘビーユーザー並びに、アップル信者のハートはつかめていないのではないかと思われます。

というのも、彼らがiPhoneに求めるのは、実験的であっても、最新の機能であったり、斬新なデザインであったり、ある種最新鋭のスマートフォンをアップルには求めている傾向にあります。

そのため、iPhone 6sの機能を踏襲しているとはいえ、スペックでは最新のものにやや劣るiPhone SEの存在は受け入れがたいものである可能性があるのも事実。

必要に応じて乗り換えたいユーザーには確かな需要がありますが、アップルファンにはインパクトが薄い可能性も否めないのではないでしょうか。

iPhone SEの使いやすさとメリット・デメリットについて詳しく紹介しています。iPhone SEは使いやすい?メリットとデメリットを徹底解説

iPhone SE最新作が間もなく


画像引用元:https://corriente.top/new-iphone-se-launch-soon/
iPhone SEの発売から2年の時を経て、後継機として『iPhone SE 2』なるiPhoneが発売の予定ということで、ここではそれについて出回っている情報をいくつかご紹介していこうと思います。

後継機には顔認証が搭載される可能性あり

現在最新作のiPhone Xではフルスクリーンデザインが採用され、ホームボタンがなくなったことから指紋認証がなくなりました。それに変わって搭載されたのが、高度な3Dの顔認証システムです。

今回登場するiPhone SE 2に関してもフルスクリーンが採用され、同じように顔認証システムが導入されるのではないかと言われています

ただ、この情報は錯綜しており、そもそもインドなどの発展途上国の市場を拡大させる廉価版としての意向を強めたと言われるiPhone SEに、コストがかかる3Dの顔認証システムを採用するだろうか?という、疑問を呈する声も多く出ています。

いずれにしても、個人情報やセキュリティに関しては、非常に拘りを持つApple社なのでその意向には要注目です。

便利なワイヤレス充電は採用される?

iPhone 7から始まったワイヤレス充電に関しては、最新作となるiPhone SE 2でも採用される可能性は高そうです。

これは、iPhone本体の背面パネルがガラス製となることが決定しているということから必然的に出た予測なのだそうで、iPhone X並びにiPhone 8/8 Plus同様の仕様になっているということで、どうやら信ぴょう性のある情報のようです。

現行iPhone SEが踏襲されるところは?

本当に何度も繰り返しますが、iPhone SEのコンセプトは『多機能でコンパクト』そんな、特徴がiPhone SE 2にはどのように受け継がれのでしょうか?

今わかっている情報では、iPhone SE 2では現行iPhone SEの重量とサイズが全く同じになるらしいということ。これは、iPhone SEを気に入って使い続けてきたユーザーにとって非常に嬉しい継承なのではないでしょうか?

おそらく、iPhone SEが出た当初に当時の最新作だったiPhone 6sのスペックを採用したように、iPhone SE 2も機能的にはiPhone Xあたりの機能性が盛り込まれるものと思われますが、一つ懸念されるのはその製造コスト。

先に挙げた、3Dの顔認証やワイヤレス充電など、現在の最新作にあたる、スペックを採用してしまえば、それだけ高機能な性能を保有することとなり、iPhone SEの発売でメリットとなっていた販売価格に大きく悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。

今回のiPhone SEは低価格が売りではなくなってしまうという恐れもあるということです。

iPhone SE 2の発売は7~9月頃?

毎年スペシャルイベントに乗せて発表されるAppleの新製品ですが、今回のiPhone SE 2に関しては、7~9月頃になるのではないかと予想されています

以前、iPhone SEの発表の時も、本流のiPhone 6の発表と同時であったこともあり、今回もiPhone Xの後継機との同時発表になるのではないかという見方が強まっています

Appleの新製品発表は一大イベントであり、特にApple信者の間では予想や憶測も含めた一つの楽しみでもあるところに、信ぴょう性の有無を別にして色んな情報が至るところから湧き上がり、盛り上がりを見せていきます。

今回のテーマでもあるiPhone SEに関しても、その発売に至る過程や実際に手に取って使用するところまで、一つのお祭り的盛り上がりもあり、そんな中で最終的にユーザーのニーズを満たすことが出来るのはAppleの大きな強みでもあるのではないかと思います。

コンパクトモデルを追求し、最高傑作とも評されたiPhone SE。次回、機種変を検討される際に選択肢の一つとして考えてみては如何でしょう。

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この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。