iPhoneでGmailやYahoo!メールを使う設定方法

  • 21.01.17
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
iPhoneを操作する

iPhoneを買ったはいいけれど、メールをどこで設定すればいいのかわからない。説明書もないし、お店に訊きに行くのも手間だし……。

このようなお悩みを持っている方は多いかもしれません。

今回は、GmailやYahoo!メールといったWebメールをiPhoneで受信、送信できるようにしたいと思います。

設定したいWebメールごとに順を追って紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

メール設定でつまずくIMAPやPOPについても解説しています。

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メールは2種類ある

まずメールの種類についてご説明しましょう。メールには大きく分けて2つの種類があります。

ひとつは各携帯電話会社が提供しているキャリアメールです。

メールアドレスに「@docomo.ne.jp」や「@ezweb.ne.jp」、「@softbank.ne.jp」などと入っているものがキャリアメールになります。

もうひとつはGmailやYahoo!メールなどのWebメールです。

キャリアメールとWebメールでは、設定の仕方が異なり、今回紹介するのはWebメールの設定方法になります。

Webメールの設定準備

まず、どのWebメールを設定するにも、メールアドレスとパスワードが必要です。新しく取得するか、取得済みのものは確認しておきましょう。

確認出来たら、iPhoneの「設定」を開き、「メール」→「アカウント」→「アカウントを追加」と進んでください。

iOSのバージョンによって多少表記は異なりますので注意してください。ここから先は、設定したいサービスごとに説明します。

サービス別Webメール設定

Webメールは数多く存在しますが、iPhoneはほとんどのWebメールを設定することができます。

iPhoneが選択肢として用意しているのは、iCloud、Exchange、Gmail、Yahoo!メール、AOL、Outlookですが、これら以外でも手動で設定することが可能です。

サービス別に設定方法を見ていきましょう。

1. iCloud

iCloudは「@icloud.com」のドメインを持つメールアドレスです。apple IDを持っている方は誰でも利用できます。

1-1. 「iCloud」を選択


「iCloud」を選択しましょう。

1-2. メールアドレスとパスワードを入力


iCloudのメールアドレスとパスワードを入力し、右上の「次へ」を押してください。

1-3. 利用したい項目をオンにする


認証されると、利用したい項目の確認が出ます。

利用したいものはスライダーでオンにしましょう。緑になっていればOKです。

「保存」を押して、「メール」の「アカウント」一覧に表示されれば設定完了です。

2. Exchange

ExchangeはMicrosoftが提供するメールサービスで、会社などで使用されています。

Office365のメールアドレスもこちらで設定できます。

契約書や会社が提供している設定などが必要になるので、手元に用意してください。

2-1. 「Exchange」を選択


「Exchange」を選びます。

2-2. メールアドレスとパスワードを入力


Exchangeを使用しているメールのアドレスとパスワードを入力しましょう。

最後の「説明」に入力したものは「メール」に表示されます。任意ですので設定しなくても大丈夫です。

「次へ」をタップしてください。

2-3. 「サーバ」「ドメイン」「ユーザー名」を入力


ここで契約書などを使います。

「サーバ」は、Exchangeのサーバアドレスを入力します。

「ドメイン」には、Exchangeのドメイン名を、「ユーザー名」には、Exchangeのユーザー名を入力します。

これらはすべて契約書等に記載されています。会社で使用していて、もしわからない場合は会社の専門部署などに尋ねましょう。

2-4. 利用したい項目をオンにする

認証されると利用したい項目の確認が出ます。

利用したいものはスライダーでオンにしましょう。緑になっていればOKです。

「保存」を押して、「メール」の「アカウント」一覧に表示されれば設定完了です。

3. Gmail

GmailはGoogleの提供するポピュラーなフリーメールです。

ドメインは「@gmail.com」で、Googleアカウントを取得すれば誰でもすぐに使用できます。

3-1. 「Google」を選択


「Google」を選びましょう。

3-2. メールアドレスまたは電話番号を入力


Gmailアドレスか、Googleアカウントに登録してある電話番号のどちらかを入力します。

電話番号を登録していない場合はメールアドレスでのみログインできます。

「次へ」を押しましょう。

3-3.パスワードを入力


先ほど入力したメールアドレスか電話番号に対応するパスワードを入力します。

再び「次へ」を押します。

3-4. 利用したい項目をオンにする


認証されると、利用したい項目の確認が出ます。

利用したいものはスライダーでオンにしましょう。緑になっていればOKです。

「保存」を押して、「メール」の「アカウント」一覧に表示されれば設定完了です。

4. Yahoo!メール

Yahoo!メールはYahoo!が提供するフリーメールです。

Yahoo!アカウントに紐づいています。

4-1.「Yahoo!」を選択


「Yahoo!」を選択しましょう。

4-2. 「名前」「メール」「パスワード」を入力


「名前」はメールを送信した時、相手に表示される自分の名前です。

「メール」にはYahoo!メールのメールアドレスを、「パスワード」にはYahoo!メールのパスワードを入力します。

最後にある「説明」とは、「メール」に表示する項目名になります。任意ですので入力しなくてもOKです。

4-3. 利用したい項目をオンにする


認証されると、利用したい項目の確認が出ます。

利用したいものはスライダーでオンにしましょう。緑になっていればOKです。

「保存」を押して、「メール」の「アカウント」一覧に表示されれば設定完了です。

5. AOL

AOLはアメリカのWebメールサービスです。

しかし日本版を使っている人が多いでしょう。アメリカ版を使っているなら、「AOL」から設定できますが、日本版は「その他」から設定します。

ここでは「その他」からの設定方法を紹介します。

5-1. 「その他」を選択


一番下の「その他」をタップしてください。

5-2. 「メールアカウントを追加」を選択


「メールアカウントを追加」を選んで進みます。

5-3. 「名前」「メールアドレス」「パスワード」を入力


「名前」には、メールを送った時、相手に表示される自分の名前を入力します。

「メールアドレス」はAOLのメールアドレス、「パスワード」にはAOLのパスワードを入力してください。

「説明」は入力しなくても大丈夫です。「メール」での表示名になります。

5-4. プロトコル選択とメールサーバの設定


まず「IMAP」か「POP」かを選ぶところがありますが、こちらについての解説は「4.IMAPとPOPとは」で行っています。わからない場合は参考にしてください。

次に「受信メールサーバ」と「送信メールサーバ」の設定ですが、どちらの「ユーザ名」「パスワード」も、同じものを入力します。

「ユーザ名」にはAOLのメールアドレス、「パスワード」にはAOLのパスワードを入力してください。

そして「ホスト名」ですが、「受信メールサーバ」の方はIMAPとPOP、どちらを選んだかによって入力内容が変わってきます。

IMAPの場合は「imap.aol.com」、POPの場合は「pop.aol.com」です。

「送信メールサーバ」はどちらを選んだ場合でも、「smtp.aol.com」です。

6. Outlook

OutlookはMicrosoftが提供するWebメールサービスです。

同じMicrosoft提供のExchangeが有料なのに対し、Outlookは無料でも使えるので、個人で使用している方は多いでしょう。

Microsoftアカウントでログインできます。

6-1. 「Outlook」を選択


「Outlook」を選びます。

6-2. メールアドレスとパスワードを入力


Outlookで使っているメールアドレスとパスワードを入力します。

「説明」は「メール」での表示名になるので、わかりやすいものを入力します。入力しなくても設定は完了することができます。

6-3. 利用したい項目をオンにする


認証されると、利用したい項目の確認が出ます。

利用したいものはスライダーでオンにしましょう。緑になっていればOKです。

「保存」を押して、「メール」の「アカウント」一覧に表示されれば設定完了です。

7. その他のWebメール

以上に紹介した6つのWebメールサービス以外にも、Webメールは存在します。

これらを使用している方は、「その他」から設定することが可能です。

ただしすべて自分で設定しなくてはならないので、設定項目について記載されている書類が必要です。

契約書や、使用しているWebメールのホームページなどから確認できます。準備ができたら設定に進みましょう。

7-1. 「その他」を選択


どんなWebメールでも、「その他」を選択します。

7-2. プロトコルの選択とメールサーバの設定


「IMAP」と「POP」の違いについては、「4.IMAPとPOPとは」で解説しています。わからない場合はこちらを参照してください。

「受信メールサーバ」と「送信メールサーバ」は、使用したいWebメールによって入力内容が変わってきますが、「ユーザ名」にはメールアドレス、「パスワード」にはパスワードが入ることが多いようです。

「ホスト名」はWebメールによってまちまちです。また「受信メールサーバ」の「ホスト名」は、IMAPとPOPのどちらを選んだかによっても変わることがあります。注意しましょう。

7-3. 確認する


「完了」を押した後、「アカウント」に設定したメールアドレスが表示されます。ここをタップすると設定を確認することができるので見てみましょう。

「送信メールサーバ」の「SMTP」をタップし、「プライマリサーバ」の項目を選びます。

ここに表示された内容が、契約会社の指示通りになっているかどうか確認してください。変更すべき項目があれば変更しましょう。

IMAPとPOPとは

さて、Webメールの設定方法を見てきましたが、「IMAP」「POP」という設定項目が出てきたものもあります。ここでは、IMAPとPOPについて解説したいと思います。

IMAPとPOPの違い

IMAPとPOPは、どちらもメールの受信方法のことを指します。

IMAPは、サーバーに届いたメールをスマートフォンやパソコンなどの端末に保存しません。閲覧しているメールはサーバーに保管されていて、削除やフォルダの移動などの動作はすべてサーバーで行います。

一方のPOPは、サーバーに届いたメールはすべて端末の方へ移動し、保存されます。IMAPとPOPの違いを単純に言えば、メールがどこで保管されているか、ということになります。

IMAPとPOPの特徴

IMAPは端末に保存せず、サーバーで保管するため、複数の端末からアクセスが可能です。

POPは一度ダウンロードしてしまうと、他の端末から閲覧することができません。

その代わり、一旦ダウンロードさえしてしまえば、ネットにつながっていないところでもメールを読むことが可能になります。

またPOPは端末にメールをダウンロードするので、保存できるメールの数は端末のデータ容量に依存します。

一方IMAPは、各Webメールサービスの提供者が定めた量しか保存ができず、古いものから削除されたり、新しいメールを受信できなくなる可能性があります。

こうした特徴を踏まえて、IMAPにするか、POPにするか、決めてみてください。サービスによっては、どちらか一方しか選択できないこともありますので、確認してください。

iPhoneでもWebメールを

これでiPhoneでもいつものWebメールを送受信することが可能になりました。やっぱりiPhoneはいつも持ち歩くものですから、より便利に使いたいですよね。

複数のWebメールを設定可能ですから、利用しているWebメールはぜひ設定してみてください。


この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。